【ようこそ実力至上主義の教室へ】南雲雅の人物像を考察！堀北兄との対決の行方は？

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する南雲雅は、生徒会長である堀北兄にちょっかいを出すなど傲慢さが目立つキャラクターでした。そして南雲が登場したことで物語が大きく動き出しそうな展開となりました。そこでここからは南雲雅の人物像を考察しながら具体的にしていきましょう。それではまず『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の作品情報からご覧ください。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』は、全国屈指の名門校・高度育成高等学校に通う生徒達の策謀が展開される学園サスペンス作品です。小説や漫画、アニメと刊行されており、小説が既刊17巻、漫画が既刊10巻、アニメが全12話で放送されています。MF文庫J(KADOKAWA)により2015年から刊行されており、2020年10月時点でシリーズ累計発行部数が430万部を突破するなど人気作品となっています。

ここでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』のあらすじを簡単に紹介していきます。主人公は全国屈指の名門校・高度育成高等学校に入学した綾小路清隆です。通っている高校は希望する就職や進学先には100％応えるということで有名で、そこでは毎月1ポイント1円相当の電子マネーが10万円分支給されるという「Sシステム」を採用しています。

そのポイントは生徒同士の知略を争う学園抗争を目的に採用されていました。清隆は平凡な学園生活を望んでいたのですが、そのシステム制度により否応無く策着と陰謀が渦巻く生活に巻き込まれていきます。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の南雲雅は小説第5巻で登場していました。清隆たちが他のクラスの偵察に赴いた際に、次期生徒会長候補の副会長・南雲雅と出くわすことになっています。外見は金髪で、口調は軽い印象を受けます。ただ、生徒会長である堀北学に対しても挑発的な発言を取るなど自信家な発言が多く見られました。その自信の裏付けとなっているのが高い実力です。

実力が高いゆえに、自分に刃向かうほどの気骨を見せる人物に対しては面白いと評価する所があります。そして特に評価しているのが、プライドを捨ててでも周囲の人間を踏み台にし成り上がろうとする人物です。このことから南雲はかなり挑戦的な性格をしているのが分かります。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』では、林間学校での特別試験が実施されていました。そこで南雲は堀北兄にちょっかいを出しており、それが恒例行事となっているようです。そして南雲は意外にも、綾小路のことを様子見している段階であることが林間学校最後の夜で放ったセリフから分かります。

上記のセリフを見ると、このように清隆の話題を持ち出していました。そしてこのセリフから分かるのは、南雲よりも堀北兄の実力が勝っているということ。なぜなら、堀北兄は清隆と初めて会ったときから彼の実力を高く評価していたからです。一方で、南雲は未だに清隆の実力を見抜くことができていません。洞察力と観察力が実力に直結していると考えられるため、このような結論に至りました。

南雲雅は堀北兄に上記のセリフを言いました。生徒会長である堀北兄にこのような挑発的なセリフを述べていることから、かなりの自信家であることが分かりますが、実際に個人間で争えば南雲が負けてしまうのではないでしょうか？ただ、確かに南雲は集団戦を得意としているようなので、戦略においては南雲が勝つ可能性も十分に考えられるでしょう。

南雲雅はセリフでも見られたように、堀北兄に対して挑戦的な態度を取っていました。では、南雲と堀北兄との対決の行方を『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』のあらすじから追っていきましょう。作中では3月24日に3年生の卒業式がおこなわれていたのですが、その時に堀北兄が答辞を述べています。

堀北兄は最後の特別試験で南雲の妨害を受けていました。しかし、結果的に南雲の妨害に屈することなく、3年間で1度もAクラスの座を降りることなく卒業しています。南雲雅と堀北学の本格的な対決はありませんでしたが、それでも学の学力の方が勝っていると言えるでしょう。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』では、3年生の卒業式が終わった後に体育館の外で卒業生と在校生の最後の交流がおこなわれていました。南雲は生徒会副会長として生徒会長である堀北兄に挨拶しています。その時は挑発的なセリフを述べることなく、素直にAクラスでの卒業を称賛していました。ちなみに、この時は清隆も体育館の外に来ており、堀北兄が在校生との交流を終えた後に少し会話しています。

『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する桐山生叶(きりやま いくと)は、Bクラスに所属する生徒です。堀北兄が卒業したことでそのまま生徒会長として昇格した南雲雅ですが、そのサポートするのが副会長である桐山生叶でした。

主人公・綾小路清隆の能力について懐疑的であるため、自分から積極的に接触する様子がありませんでしたが、清隆から一ノ瀬を救う計画を聞かされたことで半ば強制的に協力者へと仕立て上げられています。

本来、生徒会長をサポートするのが副会長の務めですが、桐山の場合は生徒会長である南雲雅の失脚を狙っているようです。実は、桐山は元々Aクラスに属していたのですが、南雲が率いていたクラスに敗れたことが原因でBクラスに転落していたのです。さらに、南雲との価値観も失脚を狙う理由となっています。

桐山は堀北兄と同じように学校の伝統を守ることを信条としているのですが、南雲はその伝統を覆そうと企んでいました。そこで桐山は表面上は南雲の意見に従いながらも、堀北兄と結託して南雲の失脚を狙っています。

こちらでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の南雲雅と堀北学との対決に関する感想があがっています。対決を見て南雲雅が厄介な存在であることを認識したことで、これから清隆とどのような戦いを見せてくれるのか期待しているのが分かります。

こちらでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』で登場した南雲雅が恐ろしいとの印象を抱いたようです。同時に清隆の登場も期待されているので、これから起きるであろう南雲と清隆の対決に期待しているのが分かります。

こちらでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』の南雲雅が清隆の手によってあっさりと負けてしまう予感がすると言われています。高い実力を持っている南雲ですが、やはりあっさりと負けてしまいそうな予感がするのは彼の傲慢さが理由となっているのでしょうか？今後、清隆と南雲の対決では、清隆がどのような活躍を見せてくれるのかに期待しておきましょう。

こちらでは『ようこそ実力至上主義の教室へ(よう実)』に登場する南雲雅の人物像を考察してきましたがいかがでしたか？南雲雅の人物像は堀北兄に言った挑発的なセリフや戦いの行方などから、かなり挑戦的で自信家、さらにが傲慢な性格であることが分かりました。

生徒会長になった暁には究極の実力主義の学校にしていくという信条を掲げているため、今後の物語は大きな展開を見せていくと考えられます。今後も南雲雅の動向に注目しておきましょう。