2020年12月24日公開
2020年12月24日更新
【鬼滅の刃】胡蝶カナエは元花柱!花の呼吸の技や胡蝶しのぶとの関係は?
鬼滅の刃の元花柱である胡蝶カナエについて、死亡した理由やしのぶやカナヲとの関係性などを紹介します。鬼滅の刃の中ではあまり出番は多くありませんが、元花柱として使っていたであろう技についてや、かわいい魅力などもまとめています。さらに、アニメで声を担当している声優についてや、彼女に対するネット上の感想や評価についても紹介しています。彼女やその周囲の人物について知りたい人は必見です。
目次
鬼滅の刃の胡蝶カナエは元花柱
鬼滅の刃に登場するキャラクターの中には、すでに死亡してしまっている人物が回想などで登場することもあります。今回は、そんな鬼滅の刃の中から、元花柱である胡蝶カナエというキャラクターについてを紹介します。ネタバレを含む内容なので、ご注意ください。
鬼滅の刃の作品情報
鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画で、吾峠呼世晴先生が描くダーク・ファンタジー作品です。2020年12月に最終巻が発売され、一部の書店には長蛇の列ができるほどの人気ぶりを見せました。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は、2016年11号から2020年24号まで連載され、全205話で完結となりました。アニメの放送終了までの期間にも、原作コミック派1200万部を突破する人気となりました。アニメで放送されたのは、原作7巻までの内容です。
鬼滅の刃のあらすじ
主人公の竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、死亡してしまった父親に代わって家族を養って暮らしていました。しかし、ある日家を留守にしている最中に、鬼によって家族を惨殺されてしまいます。唯一生き残っていた妹の禰豆子(ねずこ)も鬼となっており、彼女を人間に戻すための方法を見つけようとします。
胡蝶カナエのプロフィール
胡蝶カナエは、花の呼吸を使用する隊士で、花柱を務めていました。穏やかで優しい性格をした女性で、鬼殺隊の中では異端ともいえる「鬼と仲良くする」という理想を持った人物でした。しかし、17歳という若さで死亡してしまいます。長い黒髪に、蝶の髪飾りを左右につけた姿が特徴的な人物です。華奢な女性ではあるものの上背があり、優れた剣士として活躍することができたとされています。
胡蝶カナエとしのぶは悲鳴嶼行冥に助けられた?
カナエとしのぶは、胡蝶という苗字でわかるように姉妹です。二人はかつては家族で幸せに暮らしていましたが、鬼の手によって両親を殺されてしまいます。そんな二人を救ってくれたのが、現岩柱の悲鳴嶼行冥(ひめじま ぎょうめい)でした。自分たち姉妹のような思いをさせる人を増やさないためにも、姉妹は鬼狩りとしての道を歩む決意をしたのです。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエの花の呼吸の技一覧
すでに死亡してしまった元花柱の胡蝶カナエですが、彼女の使っていた技はどのようなものがあったのかも、気になるのではないでしょうか?続いては、カナエが使用していた花の呼吸の技についても一覧にして紹介します。非常に多才な技が見られる鬼滅の刃ですが、作中ではすでにカナエは死亡してしまっているので、戦闘シーンを見ることはできません。正確には、同じく花の呼吸を使うカナヲが使えている技を紹介します。
技一覧①弐ノ型 御影梅
弐ノ型の御影梅(みかげうめ)は、自身の周囲に無数の斬撃を繰り出す技です。梅の花言葉といえば、「高潔」や「忠実」といったものが挙げられます。
技一覧②肆ノ型 紅花衣
肆ノ型の紅花衣(べにはなごろも)は、衣を纏っているかのように大きく円を描き、敵を斬り付ける技です。紅花の花言葉といえば、「化粧」や「包容力」といったものが挙げられます。
技一覧③伍ノ型 徒の芍薬
伍ノ型の徒の芍薬(あだのしゃくやく)は、最大9回もの斬撃を繰り出すことができる技です。芍薬の花言葉といえば、「恥じらい」や「慎ましさ」といったものが挙げられます。
技一覧④陸ノ型 渦桃
陸ノ型の渦桃(うずもも)は、身体を空中で回転させながら放つ斬撃です。桃の花言葉は「天下無敵」や「気立ての良さ」といったものが挙げられます。いずれの技の花言葉も、穏やかで心優しいカナエにぴったりのものといえるはずです。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエの最後やしのぶとの関係
鬼滅の刃ではすでに死亡してしまった元花柱の胡蝶カナエですが、なぜ死亡してしまったのかも気になるのではないでしょうか?続いては、カナエの最後についてや、姉妹であるしのぶとの関係についての考察などを順番に紹介します。鬼滅の刃の先の展開に関するネタバレが多分に含まれる内容なので、アニメしか視聴していないという人などは、閲覧にはくれぐれもご注意ください。
胡蝶カナエは童磨に襲われて死亡
カナエが死亡した原因は、童磨(どうま)という鬼との戦闘でした。童磨は、鬼の始祖である鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)が選別した精鋭「十二鬼月」の上弦の弐という強さを持つ鬼です。カナエは鬼の弱点でもある、日の出近くまで童磨と戦えるだけの実力を持った隊士でした。しかし、童磨の強さに勝つことはできませんでした。
胡蝶カナエとしのぶの関係を考察
同じ境遇の中で隊士となったカナエとしのぶですが、続いてはこの二人の姉妹についての関係も考察していきます。鬼滅の刃の原作では、活躍しているのは生き残ったしのぶのみです。しかし、物語の進行につれてカナエが死亡した時の状況や、姉妹の関係性なども見えてきました。
考察①しのぶに鬼殺隊をやめて欲しいと言う
童磨との戦いを経て命を落としたカナエですが、死の間際には傍にしのぶの姿がありました。涙するしのぶの頬に触れながら、カナエは彼女に鬼殺隊を辞めるよう言いました。しのぶには、自分とは違って普通の幸せを手に入れて、普通に歳をとってほしいと願っていたのです。それは、しのぶの体格が剣士として小柄すぎることを考慮しての言葉でもありました。
考察②しのぶが亡くなることを予想していた?
鬼殺隊を辞めるよう願っていたカナエは、しのぶもまた自分のように死亡することを、予想していたのではないかとも考えられます。カナエは実際に童磨と刀を交えて、その強さを体感しています。しのぶの戦闘スタイルは、小柄であるがゆえに毒を使った戦い方をします。そうした相性などから、しのぶでは童磨に勝つことができないと考えた可能性があります。
考察③致命傷を負ったしのぶの前に登場
カナエの仇である童磨と遭遇したしのぶは、毒を使い戦い続けますが、上弦の鬼の再生能力によってすぐに解毒されてしまいます。さらに、血鬼術によってしのぶの肺は腐敗し、致命傷まで負わされます。心が折れそうになったしのぶですが、そこに現れたのはカナエの幻影でした。穏やかなカナエは厳しい表情で、泣くことは許さないと叱咤したのです。これにより、しのぶは再び立ち上がり童磨との戦闘に戻ることができました。
考察④姉妹揃って両親の元へ
しのぶは自らの身体に毒を取り込み、自らを毒の塊とすることで鬼を倒すという密かな計画を立てていました。最初から犠牲になることを覚悟の上で挑んだ戦いで、しのぶは童磨の肉体に取り込まれます。これにより、童磨を倒すことに成功しました。カナエとしのぶは死後の世界で再会を果たし、両親が待っている世界へと旅立っていきました。
考察⑤最終回では姉妹揃って転生していた?
鬼滅の刃の最終回では、舞台がかなり進行して大正時代から現代へと転生した状態となっていました。メインキャラクターの子孫と思われる、似たキャラクターが登場し、平和な世界で暮らしています。その中に、カナエとしのぶにそっくりな女性キャラクターが姿を見せていました。二人の詳細について語られることはありませんでしたが、「鶺鴒(せきれい)女学院」に通っているようです。恐らく、二人が転生した姿だと思われます。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエとカナヲの関係
鬼滅の刃の中で姉妹だという関係性がわかったカナエとしのぶですが、実はカナヲとも関係があることが明かされています。続いては、名前もよく似たカナエとカナヲの関係についても順番に紹介します。
考察①カナヲを保護して引き取った
カナヲは、カナエと同じく花の呼吸を扱う人物です。しのぶの継子でもあり、実はカナエとも関係が深いキャラクターです。カナヲは幼い頃、両親から虐待を受けていました。その後、人買いに売られてしまったのです。人買いと歩く姿を偶然見かけたカナヲが、彼女を保護することになりました。蝶屋敷で怪我人の看病などができなかったカナヲは、見よう見まねでカナエと同じ花の呼吸を習得し、剣士となりました。
考察②コイントスで物事を決めるようになったきっかけ
カナヲは、何かあるとコイントスをして物事を判断します。そうなったきっかけは、かつての虐待経験がありました。自分の意思で物事を決めることができなかったカナヲに対して、コイントスを提案してくれたのがカナエだったのです。暖かく見守ってくれたカナエの提案と、その後の炭治郎との出会いによって、カナヲはコイントスをしなくとも決断できるまでに成長していきました。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエのかわいい魅力
すでに死亡してしまった元花柱の胡蝶カナエですが、回想シーンなどを見るだけでも、魅力たっぷりのかわいいキャラクターであることがわかります。続いては、そんな彼女についての魅力についてを順番に紹介します。これまでの情報だけでもすでに気になった人も多いはずですが、亡くなってしまったことが本当に惜しいと思えるキャラクターです。
かわいい魅力①美しい容姿
しのぶもかなりの美人であることがわかっていますが、その姉であるカナエもまた、とても美しい容姿をしています。見た目は似ているものの、毒舌なキャラクターでもあるしのぶとは正反対ともいえる、見た目通りの人物です。剣を振るって戦うとは思えないその美しい容姿が、まさに彼女を引き立てる魅力のひとつであることは間違いありません。
かわいい魅力②鬼と仲良くしたいと思っていた?
彼女にとって、鬼とは虚しく悲しいと感じられる生き物でもありました。鬼殺隊のほとんどは鬼を殲滅するために戦っていますが、彼女の場合には、鬼と仲良くする道は無いだろうかと考えていました。自身の命を奪うこととなった童磨に対してすらも、庇うような発言をしていました。その遺志を継ぐように、妹であるしのぶは笑顔を絶やさず鬼殺隊として戦い続けていたのです。
かわいい魅力③優しさと厳しさ
彼女はとても優しく、穏やかなキャラクターでした。その一方で、とても厳しい一面も持っている人物でもあったのです。童磨と戦っていたしのぶの心が折れそうになった時、姿を現したカナエが厳しい言葉を投げかけたのです。それは叱咤だけではなく、彼女の背中を押す言葉でもありました。このカナエの幻影が現れなければ、童磨を倒すことは叶わずに終わっていたかもしれません。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエのアニメ声優
元花柱として死亡してしまっているため、鬼滅の刃の中での出番はあまりない胡蝶カナエです。しかし、そんな彼女の魅力を増しているのは、アニメで声を担当している声優の演技力も大きいはずです。続いては、アニメの鬼滅の刃で彼女の声を担当している、声優の茅野愛衣さんについても少しだけ紹介します。
茅野愛衣のプロフィール
名前:茅野愛衣(かやの あい)
生年月日:1987年9月13日(現在33歳)
出身:東京都
身長:153cm
血液型:O型
職業:声優
所属事務所:大沢事務所
茅野愛衣の主な出演作品
鬼滅の刃にも出演している、茅野愛衣さんの主な出演作品は「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「ちはやふる」「ラストエグザイル-銀翼のファム-」「ガールズ&パンツァー」「氷菓」「ジュエルペット」「戦姫絶唱シンフォギア」「凪のあすから」「テラフォーマーズ」「がっこうぐらし!」「この素晴らしい世界に祝福を!」などが挙げられます。
鬼滅の刃の花柱・胡蝶カナエに関する感想や評価
鬼滅の刃で元花柱を務めていたカナエですが、原作を読んだ人はどのような感想を抱いたのか、気になった人もいるのではないでしょうか?続いては、鬼滅の刃のファンの間での、彼女に対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。
#胡蝶カナエ さん可愛い♡好きになた🥺#鬼滅の刃 pic.twitter.com/xFh72UVFXt
— ao (@ao_iro_1) December 20, 2020
アニメでの登場シーンはまだほとんどありませんが、その僅かな登場シーンで好きになったという感想もありました。出番の少なさの中でも、存分に魅力を発揮して人を惹きつけるキャラクターでもあるのかもしれません。
胡蝶カナエという女性が好きです pic.twitter.com/H7ICAxyBrq
— やこか🎶 (@yakoka_YAKOKA) December 20, 2020
彼女のことが好きだという感想も、多く見られました。容姿も美しく性格も良い彼女は、嫌われる要素の方が少ないのかもしれません。鬼に対する慈悲深さもあり、聖母のようだと例える意見もありました。
胡蝶カナエさん 可憐🦋
— 金森🖐️🎸🐈🐦👽🐼⚽ (@ginga_mail) December 20, 2020
胡蝶姉妹の話 もっと観たいです😌💖
炭治朗とカナヲの話 いい場面ですよね☺️✨
また 無限列車 観たくなりました😌🎥#鬼滅の刃 pic.twitter.com/O8AxxqfrmH
すでに死亡したキャラクターであるために、姉妹としての絡みは回想シーンなどでしか見ることができません。そんな姉妹のやり取りを、もっとたくさん見たかったという声も多くありました。姉妹だけではなく、カナヲも含めた三人での幸せな姿を見たかったという意見も多いのが特徴かもしれません。
鬼滅の刃の花柱まとめ
鬼滅の刃に登場する元花柱の胡蝶カナエについて、しのぶやカナヲとの関係性、死亡した理由や使用する技などをまとめて紹介しました。これまであまり彼女に注目してこなかったという人も、興味を持つことができたのではないでしょうか?
現在は原作も最終回を迎えて、劇場版が公開中の鬼滅の刃です。アニメの続編に関する情報などは発表されていませんが、人気の高さを見る限り、続編が制作される可能性は高いはずです。今後の彼女の出番などに備えて、改めて鬼滅の刃という作品を復習してみるのも良いかもしれません。