2020年11月27日公開
2020年11月27日更新
【鬼滅の刃】しのぶの泣ける最期とは?カナヲとの別れや童磨の死亡シーンも考察
「鬼滅の刃」に登場するしのぶの最後の死亡シーンが、泣けると話題になっています。今回はそんな鬼滅の刃の、泣けるしのぶの死亡シーンについてを紹介しています。継子であるカナヲとの深い関係についてや、童磨との戦いについてなども考察しています。さらに、鬼滅の刃のアニメでしのぶの声を担当している声優についてや、実際に鬼滅の刃を読んだ人の感想や評価なども併せてまとめています。
目次
鬼滅の刃のしのぶとは?
爆発的人気が留まるところを知らない鬼滅の刃ですが、登場キャラクターの一人である胡蝶しのぶの死亡シーンが、泣けると話題になっています。今回はそんなしのぶの死亡シーンについて、どのような最後を迎えたのかを紹介します。さらに、栗花落カナヲとの関係についてや、アニメの鬼滅の刃で声優を担当している人物についてもまとめています。鬼滅の刃のネタバレが多大に含まれる内容なので、閲覧にはくれぐれもご注意ください。
鬼滅の刃の作品情報
まずは鬼滅の刃という作品に関する、基本的な情報を紹介します。鬼滅の刃は吾峠呼世晴先生によるダーク・ファンタジー作品で、週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載されていました。原作コミックは2020年10月現在までに22巻が刊行されており、最終巻となる23巻が12月4日に発売が予定されています。鬼滅の刃は大正時代を舞台とした作品で、鬼と人間との戦いを描いた物語です。
鬼滅の刃の概要
鬼滅の刃は、2019年にテレビアニメ化されたことをきっかけに爆発的な人気となりました。テレビアニメは2クール構成で放送され、その続編となる「無限列車編」が劇場版として公開されました。、2020年10月16日の公開から1ヶ月が経ち、「君の名は。」「アナと雪の女王」といったタイトルを超えています。邦画の歴代興行収入ランキングでは2位にランクインし、今もなお観客動員数をまだまだ伸ばしています。
鬼滅の刃のあらすじ
竈門炭治郎(かまど たんじろう)は、亡くなった父親の跡を継いで炭焼きをし、母と弟妹を養っていました。ある日炭を売りに行くために家を離れている間に、家族は鬼によって惨殺されてしまいます。唯一の生き残りであった妹の禰豆子は鬼となっており、炭治郎は襲われてしまいます。そこを冨岡義勇によって命を救われました。妹を人間に戻す方法を探すために、炭治郎は義勇と同じく鬼殺隊へ入隊することとなりました。
胡蝶しのぶのプロフィール
胡蝶しのぶは18歳で、身長151cmに体重が37kgとかなり小柄な体型をしています。鬼殺隊の柱の一人で、蟲の呼吸を使用する蟲柱を務めています。過去に継子もいたものの、全員が鬼に殺されてしまいました。筋力の弱さゆえに、柱の中では唯一鬼の首を斬ることができません。しかし、瞬発力やスピードに長けており突き技の威力は凄まじいものを持っています。普段は笑顔で物腰柔らかですが、歪んだ価値観も持ち合わせています。
鬼滅の刃のしのぶの泣ける最後とは?童磨の死亡シーンも考察
残酷なシーンも多い一方で、泣ける感動的なシーンが多いのも鬼滅の刃の特徴です。しのぶの最後もまた、泣けると話題になりました。続いてはそんな鬼滅の刃のしのぶの最後についてや、対峙した童磨との死亡シーンについても考察をしていきます。まだ鬼滅の刃のネタバレを詳しく知りたくないという人などは、ネタバレ満載の内容になっているので閲覧にはくれぐれもご注意ください。
考察①しのぶが死亡したのは何巻?
キャラクターが死亡することが多い鬼滅の刃ですが、しのぶが死亡したのはどの辺りなのか気になる人も多いはずです。しのぶが死亡することとなったのは、鬼滅の刃のコミック17巻でした。童磨と1対1で対峙することとなったしのぶですが、その死亡シーンはかなりショッキングなものでした。
考察②童磨に吸収され死亡するしのぶ
前述の通り、しのぶは柱の中で唯一の鬼の首を斬れない人物です。しかし、鬼の嫌う藤の花を精製することで特殊な毒を作り出し、鬼を倒してきました。童磨との戦いでもまた、毒を使用して彼を倒そうと試みます。かなりの苦戦を強いられたものの、しのぶは童磨の首を刀で突いて、天井に突き刺すという技を見せたのです。首が弱点であり、毒を含んだ攻撃にしのぶの勝利が確信されたものと思ったファンも多かったはずです。
けれど、童磨は動揺するわけでもなく笑っていました。童磨にしのぶの毒が効かなかったのです。首から毒を受けても効果がないことがわかり、しのぶは心の中で恨み言を叫びながら落下していきます。そこにカナヲが到着しますが、童磨に抱き締められたしのぶは骨が砕ける音と共に、彼の体に吸収されてしまったのです。こうしてしのぶは、童磨に敗北をして死亡するという最後を迎えました。
考察③しのぶの最後の言葉は「地獄に堕ちろ」
上弦の弐という強敵に破れることとなったしのぶですが、死亡する直前に童磨は、敵でありながら彼女を褒め称えるような言葉を並べ立てます。そんな相手に対して、「最後に言い残すことはあるか」と問われたしのぶは「地獄に堕ちろ」と答えました。絶望をしたり命乞いをするわけでもなく、最後まで彼女らしさを貫いた言葉だったのです。
考察④童磨は胡蝶しのぶを吸収し毒で死亡
しのぶの死を目の当たりにしたカナヲは、その後を引き継いで戦いに挑みます。剣術の腕前だけを見れば、カナヲはしのぶ以上の力を持っていました。しかし、そんなカナヲですらも童磨との戦いには苦戦を強いられます。カナヲの視力が彼女の強みであることを察した童磨は、彼女の視力を狙い刀を奪いました。絶体絶命の状況と思われたその時、突如として伊之助が乱入してきたことでカナヲは窮地を脱します。
伊之助に興味を抱いた童磨は、被り物を奪ったことで彼がかつて殺し損ねた子供だったことに気がつきます。けれど、時間が無くなりその場を結晶ノ御子に任せて去ろうとしました。その時、体が突然崩れだしたのです。実はしのぶは、毒の服用を継続することで自らの体を毒の塊にして、わざと鬼に食らわせる罠を仕掛けていたのです。死を避けられないと悟った童磨は、あっさり自らが死ぬことを受け入れました。
考察⑤死後に恋を知る童磨
自身の死を目の当たりにしながらも、童磨には恐怖や後悔といった感情も沸き上がりません。すべての感情は他人事であったと認識した童磨ですが、死の淵でしのぶと再会をしました。そこで自身の想いを語るしのぶの顔を見て、人生で初めての感情の昂ぶりを感じていました。これが恋というものなのかもしれないと興奮しながら、恋を知った童磨は死亡していったのでした。
考察⑥しのぶの「とっととくたばれ糞野郎」
そんな童磨が、恋という感情があるなら天国や地獄もあるのかもしれないと感じ、テンションが上がっていきます。興奮した状態で、しのぶに対して一緒に地獄へ行かないかと誘いをかけます。そんな彼に対してしのぶが返した言葉は、「とっととくたばれ糞野郎」でした。死後もなお彼女らしい対応で、現実世界に残った肉体もまた伊之助によって踏み潰されていたのでした。
考察⑦童磨がしのぶを好きになった理由
感情というものを持たなかったはずの童磨が、なぜしのぶに恋をしたのか気になった人もいたかもしれません。これは原作では特に明言されていない部分なので、あくまで考察になります。これまで上弦の鬼は、100年も顔ぶれが変化を見せませんでした。そんな中で、自分を死に追いやるほどの実力を持つ女性が現れたというのは、彼にとってまさに晴天の霹靂です。そんな衝撃を与えてくれたからこそ、彼女に恋をしたのかもしれません。
鬼滅の刃のしのぶと関係の深いカナヲとは?別れも考察
童磨との戦いによってしのぶの敵討ちを果たしたカナヲですが、実は二人にはとても深い関係がありました。鬼滅の刃でしのぶの死亡シーンが泣けるといわれる理由も、この二人の関係性によるところが大きいのかもしれません。続いては、しのぶとカナヲの関係についてや別れについての考察も紹介します。どういった共通点があるのかわからないという人も、関係性を知った上で鬼滅の刃を読むと感動が増すかもしれません。
カナヲの親に売られた過去
カナヲは、かつて親から暴力を受けていた経験がありました。優れた動体視力を得ることができたのは、彼女がそういった暴力から身を守るためだったのです。それから親に売られ、人買いが連れ歩いているところに偶然しのぶと、姉のカナエが出会います。二人に引き取られたことで、カナヲは初めて人の優しさに触れました。これまで愛情を受けずに育ってきたカナヲにとって、二人は特別な存在だったのです。
しのぶとカナヲの別れ
カナヲと童磨の共通点
カナヲは幼い頃の経験があり、感情を失っているという点があります。今回対峙した童磨もまた感情の無い鬼で、二人には感情が無いという共通点がありました。しかし、カナヲはしのぶやカナエの優しさに触れることで、感情を取り戻していくことができました。もしも二人と出会うことがないまま生活をしていたら、カナヲは鬼となり童磨と同じような状態になっていた可能性もあるのかもしれません。
彼岸朱眼の代償で片目が失明
花の呼吸終ノ型「彼岸朱眼」は、動体視力を高めることができる技です。これを使うことによって、カナヲは童磨の技をかわすことができるようになりました。しかし、長時間の使用はリスクが高く、結果的にカナヲは右目がほとんど見えなくなってしまいました。
鬼滅の刃のしのぶのアニメ声優
泣けるシーンも多い鬼滅の刃ですが、しのぶの最後もまたアニメとなればかなり見どころのあるシーンとなるはずです。続いては、テレビアニメでしのぶ役を演じている声優の早見沙織さんについても、少しだけ紹介します。人気声優の一人である早見沙織さんですが、物腰柔らかでありつつ毒舌なしのぶ役を見事に演じています。
早見沙織のプロフィール
名前:早見沙織(はやみ さおり)
生年月日:1991年5月29日(現在29歳)
出身:東京都
身長:164cm
血液型:AB型
職業:声優、歌手
所属事務所:アイムエンタープライズ
早見沙織さんは、母親の影響もあって幼少期からオードリー・ヘプバーンの映画を、吹き替えの状態で鑑賞していました。それが声優という職業を志すきっかけとなり、中学1年生で日本ナレーション演技研究所のジュニア声優クラスへ入所します。声優としてだけでなく、歌手として主題歌やキャラクターソングを担当する機会も多い人物です。2016年には、第10回声優アワードで助演女優賞も受賞しています。
早見沙織の主な出演作品
早見沙織さんの、声優としての主な出演作品は「桃華月憚」「東のエデン」「宙のまにまに」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「神のみぞ知るセカイ」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「機動戦士ガンダムAGE」「TARI TARI」「FAIRY TAIL」「魔法科高校の劣等生」「四月は君の嘘」「終わりのセラフ」などが挙げられます。
鬼滅の刃のしのぶの泣ける最後に関する感想や評価
泣ける最後が話題となった鬼滅の刃のしのぶですが、実際に原作を読んだ人の感想なども気になるのではないでしょうか?続いては、鬼滅の刃の原作を読んだ人の、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。
今週の鬼滅めちゃまじ泣ける…しのぶさんすげえよ…覚悟が…
— らん (@1127_ran) June 17, 2019
自身を毒として、命を落とすことを前提の作戦を練っていたことに驚かされたという声も多かったようです。それほどまでに鬼を倒すという覚悟が強固なものであることがわかり、さらに彼女に対する好感度が上がったという人もいるようです。
鬼滅OPのカナヲとシルエットしのぶさんで泣けるわ...(※まだ始まってません)
— うじまつ (@ujimatsu0410) June 29, 2019
結末を知っている人からしてみると、OPなどの何気ない描写でも涙腺が緩んでしまうという感想もありました。ネタバレを知らずに観ていると見逃してしまうような描写ですが、ネタバレを知って改めて観てみると違った感情が湧き上がるかもしれません。
ふと読み返したくなって鬼滅コミック読んでたんだけど、煉獄さんのとこは泣けるししのぶさんのとこも泣けるし、童磨やっぱりかっこいいしなんなんだもぅ気持ちが大渋滞
— もん (@mon_cos24) November 2, 2020
泣けるシーンが多い鬼滅の刃ですが、挙げられる場面には必ずしのぶの最後も入るようです。アニメではまだ描かれていない場面でもあるので、ここまでアニメが制作されれば、放送時には再び涙してしまう人も多いことが予想されます。
鬼滅の刃のしのぶの泣ける最後まとめ
鬼滅の刃のしのぶの泣ける最後についてを、まとめて紹介しました。これまでしのぶというキャラクターにはあまり注目してこなかった人も、カナヲとの関係や戦い方などを知って興味が湧いたのではないでしょうか?
すでに完結している鬼滅の刃ですが、間もなく最終巻が発売を予定しています。まだ鬼滅の刃に触れたことがないという人も、この機会にぜひ1から物語を読んで楽しんでみてはいかがでしょうか?今回紹介した以外にも、魅力的なキャラクターが多数登場する作品です。