2020年12月15日公開
2020年12月15日更新
【ジョジョ】マン・イン・ザ・ミラーの能力は?3部のハングドマンとの違いも考察
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に登場したイルーゾォは暗殺者チームのメンバーです。イルーゾォの「マン・イン・ザ・ミラー」は鏡を利用したスタンドです。ここではジョジョ第5部の「マン・イン・ザ・ミラー」がどのような能力や強さを持っているのか考察していきます。また、3部に登場した鏡を使ったスタンド「ハングドマン」との違いも紹介していきます。さらに「マン・イン・ザ・ミラー」の名前の元ネタなども取り上げていきながらイルーゾォの魅力に迫ります。
目次
ジョジョのイルーゾォとは?
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場したイルーゾォは敵方暗殺者チームのメンバーです。ジョルノ、アバッキオ、フーゴを苦しめた強者です。ここではジョジョ第5部のイルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」についてその能力や強さ、名前の元ネタなどを紹介していきます。さらに同じく鏡を使ったスタンドである3部のハングドマンとの違いやイルーゾォを演じた声優なども取り上げていきます。
ジョジョ5部の作品情報
「ジョジョの奇妙な冒険」は連載35周年を迎えようとしている長編漫画です。各部ごと繋がりを持ちながら登場キャラクターやストーリーが違っているという世界観が人気の一因だと言われています。ここではジョジョの部の中でも特に人気が高いと評価されている第5部「黄金の風」の作品情報を紹介していきます。ジョジョの第5部とはどのようなストーリーなのでしょうか?それでは「黄金の風」の概要・あらすじ紹介をご覧ください。
ジョジョ5部の概要
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部は1995年から1999年まで週刊少年ジャンプに連載されました。「黄金の風」は連載終了後に付けられた副題です。舞台は2001年のイタリアです。主人公のジョルノ・ジョバァーナが所属するブチャラティチームのメンバーが美形揃いで女性ファンを多く獲得したことで有名です。テレビアニメ版は2018年から2019年にかけて放映され、原作を上手に踏襲したストーリーと作画の良さで評価されました。
ジョジョ5部のあらすじ
「ジョジョの奇妙な冒険」第5部「黄金の風」のあらすじを紹介します。主人公のジョルノ・ジョバァーナは自分がのし上がるためにギャングスターになることを目指す少年です。ジョルノはギャングの若きリーダー、ブローノ・ブチャラティと出会い、彼が所属する組織パッショーネに加入しました。ブチャラティチームはボスの娘トリッシュ・ウナの護衛任務にあたることになり、彼女を狙う暗殺者チームと戦うことになったのです。
イルーゾォのプロフィール
ここでは「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に登場したイルーゾォのプロフィールを紹介していきます。イルーゾォはパッショーネの中にある部隊、暗殺者チームのメンバーです。おさげ髪が特徴でヘソが見える白と黒のジャケットを着ています。性格は狡猾で、常に自分が他人より優位な状況でないと気が済まないという高慢な面もあります。アニメ版では仲間のホルマジオのスタンドを「くだらねー」と言ったり高慢さが増しています。
ジョジョのイルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の能力
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場した暗殺者チームのイルーゾォはブチャラティチームのジョルノ、レオーネ・アバッキオ、パンナコッタ・フーゴをあと一歩のところまで追い詰めた強敵だったと言われています。ここではイルーゾォのスタンドである「マン・イン・ザ・ミラー」の能力や強さについて考察・紹介していきます。「マン・イン・ザ・ミラー」とは果たしてどのようなスタンドなのでしょうか?
マン・イン・ザ・ミラーの能力は鏡の世界を作る?
ここでは「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に登場した強敵キャラクター、イルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の能力について紹介していきます。「マン・イン・ザ・ミラー」のパラメーターは【破壊力C:スピードC:射程距離C(鏡の世界の中ではB):持続力D:精密動作性C:成長性E】となっています。「マン・イン・ザ・ミラー」は人型のスタンドでシルバーの体と螺髪のような頭部にゴーグルが大きな特徴です。
暗殺者チームのイルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の能力について紹介します。「マン・イン・ザ・ミラー」は「鏡の中の世界」を作り出すことのできるスタンドです。あらゆる鏡を出入り口にすることができ、イルーゾォは自由に出入りできます。「鏡の中の世界」は元の世界と左右が逆になっている死の世界です。「鏡の中の世界」ではイルーゾォ以外の人や物は彼が許可しなければ入ることも出ることもできません。
マン・イン・ザ・ミラーは最弱?強さを考察
イルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の強さはどのようなものでしょうか?「マン・イン・ザ・ミラー」は敵を「鏡の中の世界」に引きずり込むことに注力するために肉弾戦は得意ではありません。その意味では弱いスタンドだと言われていますが、一度鏡の中の世界に相手を引き込んでしまうことができればほぼ無敵状態です。そのため能力の高さによって近距離戦が苦手というマイナス面が上手くカバーされていると言われています。
ジョジョのマン・イン・ザ・ミラーと3部のハングドマンとの違いや幻影を考察
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に登場する敵方キャラクター、イルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」が鏡を利用した能力であることは先述しました。ジョジョには他の部でも鏡を用いたスタンド使いがいます。J・ガイルのスタンド「ハングドマン」がそうです。ここでは「マン・イン・ザ・ミラー」と「ハングドマン」の違いについて考察していきます。「ハングドマン」はどのような能力のスタンドなのでしょうか?
考察①3部のハングドマンとの違い
ジョジョの第3部「スターダストクルセイダース」に登場したスタンド使いで「マン・イン・ザ・ミラー」のように鏡を用いた能力を持っていたのはJ・ガイルの「ハングドマン」です。J・ガイルはDIOの手下でエンヤ婆の息子です。両腕とも右腕が特徴でジャン・ピエール・ポルナレフの妹を殺害した非道の男です。ホル・ホースとコンビを組んで戦い、ポルナレフ、モハメド・アヴドゥル、花京院典明らを大いに苦しめました。
ジョジョの3部に登場したJ・ガイルのスタンド「ハングドマン」の能力について紹介します。「ハングドマン」は鏡に映る像として出現します。そして鏡の反射を利用しながら移動を繰り返します。「ハングドマン」の攻撃は手首の内側に装着した刃で行います。「マン・イン・ザ・ミラー」が「鏡の中の世界」という異世界を作るスタンドであるのに対して「ハングドマン」は鏡を利用して攻撃や移動を行う光のスタンドでそこが違いです。
考察②フーゴが見た幻影
「鏡の中の世界」に敵を引きずり込むという恐ろしいスタンド能力を持っているイルーゾォですが、中にはイルーゾォが他にも能力を持っているのではないかと推察する人もいます。その推察の根拠となっているのがフーゴが最初に鏡の中にイルーゾォを見つけた時に、見えたのがフーゴのみだったというところです。このことからイルーゾォが敵に幻影のようなものを見せる能力があるのではないかと言われましたが真相は不明です。
ジョジョのイルーゾォとマン・イン・ザ・ミラーの元ネタ
「ジョジョの奇妙な冒険」に登場するキャラクターやスタンドの名前は洋楽ミュージシャンの名前、洋楽の曲名、地名、現地の言葉などから付けられているのはファンならずとも知られていると言われています。ここではイルーゾォの元ネタや名前の由来、そして「マン・イン・ザ・ミラー」の元ネタや名前の由来について調査・紹介していきます。果たしてどのような元ネタが存在するのでしょうか?それではご覧ください。
イルーゾォの元ネタや名前の由来
最初にイルーゾォの名前の元ネタや由来について調査結果を紹介していきます。イルーゾォとはイタリア語の「Illuso」から名付けられたのではないかと推察されています。「Illuso」の意味は日本語だと「幻影」「幻想」というものです。このことから先述したイルーゾォが敵に幻影を見せる能力を持っているのではないかと考えたファンがいると言われています。また、スタンド能力に合った名前だと評する人も多いと言われています。
マン・イン・ザ・ミラーの元ネタや名前の由来
イルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の元ネタを紹介します。「マン・イン・ザ・ミラー」の元ネタは「キング・オブ・ポップ」と呼ばれているマイケル・ジャクソンの同名曲から取られました。マイケルの「マン・イン・ザ・ミラー」は1987年リリースで「史上最も売れたアルバム」の上位に位置している「BAD」に収録されています。また、ベストアルバム「エッセンシャル・マイケル・ジャクソン」などでも聴けます。
ジョジョのイルーゾォの声優
「ジョジョの奇妙な冒険」の5部に登場した強者キャラクターであるイルーゾォはテレビアニメ版とゲーム版とで演じている声優が違います。ゲーム版に至っては別のゲームでそれぞれ二人の声優がいます。ここではゲーム版でイルーゾォを演じた声優、根岸朗と中井和哉、そしてテレビアニメ版で声を担当した成田剣、三人の声優のプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。それではご覧ください。
イルーゾォの声優①根岸朗
2002年に発売されたプレイステーション2用のゲームソフト「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風」でイルーゾォを演じたのは声優の根岸朗です。根岸朗は1987年に声優デビューしました。「魔装機神サイバスター」のシュウ・ゾルダーク役などでアニメファンには知られています。近年ではナレーションの仕事が多く「スーパーJチャンネル」や「トリハダ(秘)スクープ映像100科ジテン」などでその美声を聞かせています。
イルーゾォの声優②中井和哉
ジョジョの登場人物が一堂に会してヒットしたゲーム「オールスターバトル」と「アイズオブへブン」でイルーゾォを演じた声優は中井和哉です。中井和哉は公務員として働きながら声優としてのキャリアを積んだ変わった経歴の持ち主です。1995年にデビューしました「ONE PIECE」のロロノア・ゾロ役が当たり役として有名です。ナレーターの仕事も多く「スッキリ!!」「アッコにおまかせ!」などで活躍しています。
イルーゾォの声優③成田剣
テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」でイルーゾォを演じたのは声優の成田剣です。成田剣は1992年に声優デビューしました。「犬夜叉」の殺生丸役、「コードギアス 反逆のルルーシュ」のジェレミア・ゴッドバルト役などで知られています。また、2006年に亡くなった鈴置洋孝の後任として2011年の「機動戦士ガンダムUC」からブライト・ノア役を担当するようになりました。その他吹き替えでも活躍しています。
ジョジョのスタンドのマン・イン・ザ・ミラーに関する感想や評価
ここでは「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」に登場したイルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」に関する感想や評価を紹介していきます。Twitterでのつぶやきを3件取り上げていきます。「マン・イン・ザ・ミラー」はインターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?それではご覧ください。
#ジョジョ マン・イン・ザ・ミラーが割としっかり服を着た見た目なのって、もしかして珍しい?人型のスタンドはロボ風と剣闘士風が多い気がする。本体がオシャレ好きなのか。
— consumer A (@consumer_A_) December 22, 2018
「ジョジョの奇妙な冒険」のファンだと思われる方のツイートです。イルーゾォのスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の外見に注目しており、ロボット風や剣闘士風の見た目が多い人型スタンドの中で服を着ているように見える外見の「マン・イン・ザ・ミラー」は非常に珍しいという感想をお持ちです。
改めてみるとジョジョ5章マン・イン・ザ・ミラーの回、戦況がコロコロ入れ変わって話すげえおもしろい回だったな
— xra (@xra00) April 17, 2019
同じく「ジョジョの奇妙な冒険」のファンだと思われる方のツイートです。原作版を読んだのかテレビアニメ版を観たのかは不明ですが、5部の「マン・イン・ザ・ミラー」とジョルノ、アバッキオ、フーゴとの激闘について攻守が目まぐるしく入れ替わる展開がとても面白いという感想をお持ちです。
パープル・ヘイズとマン・イン・ザ・ミラー。この戦いはジョジョ屈指の萌えバトルです。
— しょーきち@ジョジョ系エンジニア (@shokichi_jojo) December 28, 2018
誰もこの2人の決着なんて望んじゃあいない。
まずパープル・ヘイズは誰もが納得するかわいさ。
そしてマンミラについてはどこがかわいいんだと思ったあなた。よく見て。ほら笑ってる。#ジョジョ#jojo_anime pic.twitter.com/K11icqh0mt
「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の大ファンだと思われる方のツイートです。「マン・イン・ザ・ミラー」と「パープル・ヘイズ」の外見がとてもかわいいとつぶやいており、特に「マン・イン・ザ・ミラー」が笑っているように見える場面がよりかわいく見えるという感想をお持ちです。
ジョジョのイルーゾォのスタンドのマン・イン・ザ・ミラーまとめ
「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部「黄金の風」に登場した暗殺者チームのイルーゾォについて彼のスタンド「マン・イン・ザ・ミラー」の能力と強さを中心に「ハングドマン」との違いや元ネタについて、さらにイルーゾォを演じた声優について紹介してきました。是非一度「マン・イン・ザ・ミラー」の魅力に触れてみてください。