2020年12月04日公開
2022年11月11日更新
【鬼滅の刃】胡蝶しのぶはサイコパス?性格が変化した理由と悲惨な過去を考察
「鬼滅の刃」に登場する胡蝶しのぶは、鬼殺隊の中でも最強である柱の一人です。いつもニコニコと愛想の良い笑顔を浮かべていますが、笑顔のまま恐ろしい言動をとることから、サイコパス疑惑も浮上しています。こうした性格になった理由は、姉・カナエが鬼に殺された過去が関係しているのではないかといわれています。この記事では、胡蝶しのぶがサイコパスといわれる理由、性格が変わった過去、人気の名セリフなどを紹介していきます。
目次
胡蝶しのぶとは?
「鬼滅の刃」に登場する胡蝶しのぶは、鬼殺隊の中で最も階級が高い柱の隊士であり、那田蜘蛛山の戦いから登場しました。小柄で腕力が弱いことから鬼の首を斬ることができませんが、自身が調合した毒を用いて鬼を退治しています。善逸曰く、容姿で食べていけそうなほどの美人であるといいます。夜会巻きをした髪を、蝶々のヘアアクセサリーでまとめており、姉の形見である蝶々柄の羽織をきていました。
常に穏やかで愛想の良い笑顔を浮かべた人物ですが、表情を崩すことなく残酷な言動をすることから、サイコパスなのではないかという声もあがりました。これは、過去に両親や姉、継子を鬼に殺されたことが関係していました。過去の性格はサバサバした勝気な性格であり、のんびりとした姉のカナエにイライラするシーンもありました。女性の隊服はスカートタイプの物もありますが、胡蝶しのぶはズボンタイプのデザインでした。
鬼滅の刃の作品情報
鬼滅の刃の概要
「鬼滅の刃」は、集英社の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で2016年11号から連載がスタートし、2020年24号で最終回を迎えた作品です。話数は全部で全205話、コミックスは2020年10月に22巻が発売されました。テレビアニメ第1期は、2019年4月から9月にかけて放送されました。テレビアニメ第1期の続編である映画「無限列車編」は2020年10月16日に公開されました。
鬼滅の刃のあらすじ
炭焼きの家業を継いだ長男の炭治郎は、優しい家族と貧しくも幸せな生活を送っていました。ある冬の日、住んでいた山を下りて町へ炭を売りに出かけます。仕事を終えた帰り、近所に住む三郎爺さんから、鬼が出て危ないから家に泊まっていくように勧められました。一人暮らしの寂しさから出た言葉だろうと考えた炭治郎は、一泊して家に戻ります。しかし、家に戻ると、家族は何者かに斬殺されていました。
胡蝶しのぶのプロフィール
「鬼滅の刃」に登場する胡蝶しのぶは、鬼殺隊の中で最も階級の高い柱の隊士です。扱う技は蟲の呼吸であり、蟲柱と呼ばれています。身長151cm、37kgと小柄です。柱の中で腕力は最下位ですが、素早く動くことができ、つき技は最速であるといいます。鬼の首を斬ることができませんが、自身が調合した毒で鬼を退治します。医学にも精通しており、鬼との戦いで怪我をした隊士たちの治療もしています。
花柱であった姉・カナエ亡き後、彼女に与えられていた蝶屋敷を受け継ぎました。継子に、炭治郎たちの同期である栗花落カナヲがいます。過去に、カナヲ以外にも継子がいたようですが、全員鬼に殺されてしまったといいます。夜会巻きにした髪を蝶々の髪飾りでまとめており、姉・カナエの形見である蝶々柄の羽織を着ています。鬼殺隊の中では、同性で気が合うことが多い恋柱・甘露寺と仲が良いといいます。
善逸曰く、顔だけでご飯を食べていけそうなほどの美人であるといいます。いつもニコニコと笑顔を絶やしませんが、炭治郎からは怒っているようなにおいがすると評されていました。気も強く、露出の高い隊服を縫製係から渡された時は目の前で燃やし、作り直すよう要求しています。誕生日は2月24日で年齢は18歳、出身地は東京府です。趣味は怪談話、好きなものに生姜の佃煮をあげています。
胡蝶しのぶはサイコパス?笑顔の裏に隠された過去を考察
過去①元々は勝気な性格だった?
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶは、誰と話す時も穏やかな笑顔を絶やしませんが、表情を崩さず恐ろしいことを平然と口にすることから、サイコパスなのではないかといわれています。しかし、もともとはサバサバとした勝気な性格でした。カナヲが胡蝶しのぶとカナエと初めて出会う回想シーンは、胡蝶しのぶの過去の性格がわかるエピソードとなっています。
カナヲは、人買いに連れられ街を歩いていたところを、偶然通りかかったカナエと胡蝶しのぶに救われます。この時、胡蝶しのぶは人買いの前に小銭をばらまいたり、カナエに触れそうになった人買いの手を叩いたりと、気の強い勝気な行動をしていました。カナエと胡蝶しのぶに助けられたカナヲは、蝶屋敷で暮らすことになります。
けれど、親から虐待されて育った壮絶な生い立ちから、自分で何かを決めることができなくなっていました。そんなカナヲにカナエは、コイントスで物事を決めればいいとゆるい提案をします。当時の胡蝶しのぶは、のんびりとした考えのカナエにイラつく様子を見せていました。昔の胡蝶しのぶは、どんな時もニコニコと笑顔を浮かべている今の彼女からは、想像もつかないほど性格がサバサバしていました。
過去②胡蝶カナエの死
胡蝶カナエは、胡蝶しのぶの姉にあたる人物です。花の呼吸を使う花柱であり、蝶屋敷の主人でもありました。非常に穏やかで優しく、胡蝶しのぶも最愛の姉だったと語っていました。カナエは、上弦の鬼・童磨との戦いで戦死しています。胡蝶しのぶは、鬼殺隊をやめて平和な場所で幸せになってほしいというカナエの願いを拒否し、カナエを殺した鬼への復讐を決めます。
心優しかったカナエは、鬼にいつも同情しており、鬼と人間が仲良くなるという夢を持っていました。亡くなったカナエの気持ちを尊重した胡蝶しのぶは、カナエのようにいつも穏やかに笑顔を浮かべ、鬼と仲良くなるという夢も引き継ごうと考えるようになります。しかし、鬼に両親だけでなくカナエや継子たちまで殺された胡蝶しのぶは、鬼に対する憎しみを捨て去ることができませんでした。
そこで、対象の鬼が殺してきた人の数だけ拷問を受ければ、仲良くしてやってもいいという考えに至ります。いつもニコニコ笑顔を浮かべながらカナエの夢を叶えようとするも次第に疲れていき、炭治郎に自分の夢を託すことにしました。炭治郎からは、いつも笑顔だけど怒っているにおいがすると評されていました。童磨との戦いでのモノローグで、胡蝶しのぶは炭治郎のこの発言を肯定しています。
胡蝶しのぶの性格が変化した・サイコパスになった理由
考察①炭治郎との会話シーン
炭治郎、伊之助、善逸の3人は、那田蜘蛛山での戦いの後、胡蝶しのぶの蝶屋敷で治療と機能回復訓練を受けることになります。夜遅くに一人で瞑想をし集中力を高めようとしていた炭治郎に、胡蝶しのぶが声をかけます。炭治郎は、胡蝶しのぶに自分たちを蝶屋敷に招いてくれた理由を聞きます。その問いに胡蝶しのぶは、みんな怪我が酷かったことに加え、自分のある夢を炭治郎に託したかったからと答えました。
鼻がきく炭治郎は、胡蝶しのぶにいつもニコニコ笑っているけれど、怒っているようなにおいがすると指摘します。指摘を受けた胡蝶しのぶは、その指摘を肯定し鬼へに憎しみを口にします。大好きだった姉・カナエが鬼に殺された時から、鬼への恨みが消えたことはありませんでした。鬼に大切な人を殺された人々を見る度に共感し、鬼への恨むが増大していくのだといいます。
胡蝶しのぶが鬼と仲良くしようと口にしていたのは、亡くなった姉・カナエの夢だったからでした。しかし、人を殺しておいて可哀想などという感情は、胡蝶しのぶにはわきませんでした。そこで、殺してきた人の数だけ拷問を受ければ、その鬼と仲良くしてやってもいいとい考えるようになります。当然のことながら、その提案を受け入れる鬼は現れなかったようです。
考察②姉の願いと鬼への嫌悪の相反する気持ち
胡蝶しのぶの姉・カナエは、花の呼吸を使う花柱でした。炭治郎と同じく、鬼に対しても優しく同情的で、鬼と仲良くするという夢を持っていました。しかし、両親だけでなくカナエまで鬼に殺された胡蝶しのぶは、カナエの考えには賛同できませんでした。カナエが好きだと言ってくれた笑顔を浮かべながら、鬼と仲良くするというカナエの夢も引き継ごうとします。
鬼は身勝手であり、保身のために嘘ばかりつきます。カナエの思いを尊重して彼女の考えや仕草を真似てきた胡蝶しのぶでしたが、鬼への憎しみは消えることはなく、次第に疲れていきます。カナエと同じく鬼にも優しい炭治郎に、胡蝶しのぶはカナエの夢を託すことにしました。胡蝶しのぶの気持ちを聞いた炭治郎は、さらにやる気を出し頑張ると口にします。
胡蝶しのぶと童磨のサイコパス対決
童磨とは?
童磨は、十二鬼月・上弦の弐の鬼です。使う武器は対の扇であり、血鬼術は「氷」です。子供を産む女性の方が男性より栄養価が高いとして、女性ばかりを好んで食べていました。上弦の陸の鬼である妓夫太郎と堕姫を鬼にスカウトしたのも童磨でした。生まれつき瞳が虹色であり、神の声が聞こえるに違いないと考えた両親によって新興宗教・万世極楽教の教祖に仕立てあげられました。
神や地獄、極楽などは人間が考えた都合の良い妄想であると考えており、そんなものを本気で信じて救いを求めてくる大人たちを哀れんでいました。そして、こうした愚かな人々を救うのは自分の役目であると考えるようになります。優しい話口調でいつもニコニコと笑みを浮かべていますが、人間だった頃から喜怒哀楽を理解できないサイコパスでした。父親は信者の女性と次々と関係を持ち、怒り狂った母親に殺害されています。
母親もその後自害していますが、童磨は部屋を汚さないでほしい程度の感情しか浮かばなかったといいます。万世極楽教の教祖は、鬼になった後も続け、助けを求めてやってきた信者を食べていました。こうした狂気的な性格のためか、配下の鬼の心を読める無惨からも、「あんまり好きじゃない」と評価されています。よく一つ階級が下である猗窩座をからかっては、怒らせて楽しんでいました。
胡蝶しのぶの姉・カナエの他に、伊之助の母親である琴葉も殺しています。容姿も心も美しかったことから、琴葉のことは食べずに側に置いておくつもりでした。しかし、正体がバレ、万世極楽教の施設から逃げ出したところを追いかけ殺して食べてしまいます。自身の強さに自信を持っており、格下と思う相手に対しても強さや技を見て今後の戦いに生かすという学習能力の高さも持ち合わせていました。
胡蝶しのぶの死亡シーン
ある夜、産屋敷邸の場所を突き止めた無惨が襲撃にやってきます。伝令を受けて鬼殺隊が現場に駆けつけますが、無惨によって鬼の巣窟である異空間無限城に落とされます。胡蝶しのぶは、姉の仇である童磨の部屋にたどり着きました。死際にカナエから相手の鬼の特徴を聞いていたことから、すぐに仇の鬼であるとわかります。カナエを殺したことを認めた童磨の片目に毒を撃ち込みますが、すぐに解毒されてしまいます。
童磨の血鬼術・氷を吸い込んでしまった胡蝶しのぶは、肺胞が壊死し呼吸が苦しくなります。胡蝶しのぶの刀に仕込んだ毒は、童磨には最後まで効きませんでした。童磨に肺や肋を斬られた後、最後の力を振り絞って攻撃をしますが、再び解毒され全身の骨を砕かれて吸収されてしまいます。遅れて駆けつけたカナヲは、胡蝶しのぶが童磨に殺される様子を目撃します。
吸収したしのぶの毒によって童磨も死亡
胡蝶しのぶは、死ぬ間際にカナヲに童磨の血鬼術・氷を吸わないよう指文字で伝えていました。カナヲと童磨が対峙する中、上弦の参の鬼である猗窩座が倒されます。猗窩座は一番の友達であったとして、童磨は涙を流します。カナヲは、童磨が言うことは全て嘘であり、何の感情も持っていないことを指摘しました。童磨は、何の感情も持っていないことを、今までバレないように笑顔を振りまきながら取り繕ってきました。
カナヲは、こうした童磨の行動は滑稽であるとし、何のために生まれてきたのかと質問します。静かに怒った童磨は、カナヲの首を斬ろうとしますが、避けられてしまいます。カナヲは、今まで遭遇してきた鬼とは比べものにならないほどの強さを持つ童磨を前にして身体の震えを感じました。しかし、胡蝶しのぶとカナエを殺された怒りから、何とか立っていることができました。
戦いの中でカナヲは、童磨から日輪刀を奪われてしまい、窮地に立たされます。そこへ、伊之助が駆けつけ童磨から日輪刀を取り戻してくれました。童磨は、自身と同等の力を持つ結晶ノ御子という人形に2人の相手をさせ、部屋から出て行こうとします。その時、童磨の身体が崩れ始めます。異空間無限城での戦い前に、カナヲは胡蝶しのぶから童磨の倒し方について教えられていました。
胡蝶しのぶは、長い年月をかけて鬼にとって害のある藤の花の毒を服用し続けていました。自分を童磨に食べさせ、弱らせたところでカナヲに首を討ち取ってもらう算段でした。童磨は女性ばかりを好んで食べる鬼でした。胡蝶しのぶは、女性で柱でもある自分のことなら確実に食べるだろうと考えていました。計画通りにことは運び、童磨は胡蝶しのぶを食べて毒が全身に巡って身体が崩れていきます。
童磨に胡蝶しのぶの毒がまわり出したのを確認したカナヲは、視力を飛躍的に上げる技である花の呼吸・終の型・彼岸朱眼を使います。童磨は、霧氷・睡蓮菩薩を出して対抗します。伊之助のサポートもあり、カナヲは童磨の首を斬ることに成功しました。首を斬られた後、あの世で胡蝶しのぶと再会します。胡蝶しのぶは、童磨を倒せたことを喜んでいる様子でした。
胡蝶しのぶのサイコパスな名言や名セリフ集
胡蝶しのぶの名言①「今日は月が綺麗ですね…」
ここでは、「鬼滅の刃」作中に登場した胡蝶しのぶのサイコパスな名言・セリフを紹介していきます。1つめに紹介するのは、那田蜘蛛山の戦いで登場したこちらのセリフです。那田蜘蛛山には、十二鬼月・下弦の伍の鬼である累がいました。累は、弱い鬼に自身の能力を分け与え、その代わりに家族になるという契約を持ちかけていました。姉蜘蛛も類の能力を分けて強くなった鬼であり、血鬼術「溶解の繭」という技を使います。
今日は月が綺麗ですね
この繭の中に人間を取り込み、繭の中の液体で溶かして食べていたのでした。司令で那田蜘蛛山を訪れた胡蝶しのぶは、血鬼術を使う姉蜘蛛に背後から近づき、このセリフを口にします。「月が綺麗ですね」は、「愛している」隠語でもあります。ファンの間では、「仲良くなりましょう」という意味で使ったのではないかという憶測が多くあがりました。
胡蝶しのぶの名言②「この羽織に…」
胡蝶しのぶの名セリフ2つめに紹介するのは、姉の仇である童磨に対して言ったこちらのセリフです。ある夜、産屋敷邸の場所を突き止めた無惨が襲撃にやってきます。駆けつけた鬼殺隊の隊士たちは、無惨によって鬼たちが住まう異空間無限城に落とされます。胡蝶しのぶは、姉の仇である童磨のいる部屋にたどり着きました。童磨は、万世極楽教という新興宗教の教祖をしており、助けを求めてやってきた信者を食べていました。
この羽織に見覚えはないか
信者は死によって苦しみから救われ、自分が食べることによって一緒に永遠に生き続けられるという童磨の考えに、胡蝶しのぶは難色を示します。カナエは、死ぬ間際に鬼の特徴を教えてくれていました。特徴が一致していたことから、童磨が姉の仇であるとすぐにわかります。胡蝶しのぶは、姉の形見である羽織を見せながら、このセリフを口にしました。
胡蝶しのぶの名言③「地獄に堕ちろ…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ3つめに紹介するのは、童磨に対して言ったこちらのセリフです。胡蝶しのぶは、無惨の住まう異空間無限城にて十二鬼月・上弦の弐の鬼である童磨と遭遇しました。胡蝶しのぶは、死ぬ間際に鬼の特徴をカナエから聞いていたため、すぐにカナエの仇であるとわかりました。日輪刀に仕込んでいた毒を撃ち込みますが、童磨はすぐに解毒してしまいます。
地獄に堕ちろ
戦いの中で童磨の血鬼術・氷を吸い込み肺は壊死し、肋や肺も斬られ致命傷を負います。最後の力を振り絞って戦いますが、やはり日輪刀の毒は効きませんでした。童磨は涙を流しながら胡蝶しのぶを抱きしめ、才能もないのに無駄に戦ったことに同情します。食べる前に何か言い残すことはあるかと聞かれた際、このセリフを口にしました。
胡蝶しのぶの名言④「とっととくたばれ糞野郎…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ4つめに紹介するのは、童磨を倒した後に笑顔で口にしたこちらのセリフです。胡蝶しのぶは、カナエの仇である童磨を倒すため、長い時間をかけて藤の花の毒を服用し続けてきました。藤の花の毒を蓄えた自分を童磨に食べさせ、継子であるカナヲに首をとってもらおうと計画していました。異空間無限城に鬼殺隊の隊士たちが落とされた時、胡蝶しのぶは童磨に遭遇します。
とっととくたばれ糞野郎
計画通り童磨は胡蝶しのぶを食べ、そこへカナヲと伊之助が駆けつけます。胡蝶しのぶが長年蓄えてきた藤の花の毒が体内を廻り、童磨の身体は崩れ始めます。倒す絶好の機会であると判断したカナヲは、視力を飛躍的にアップする技・彼岸朱眼を使って童磨の首を落とします。首を落とされた後も、童磨には何の感情もわきませんでした。そんな中、あの世で自分の首を持つ胡蝶しのぶに会います。
胡蝶しのぶは、計画通りに童磨を倒せたことの喜びや、珠世と共同で研究をしていたことなどを話しました。そんな彼女を見た童磨は、生まれて初めて胸の高鳴りを感じます。胡蝶しのぶに恋をしたのだと気づいた童磨は、告白して一緒に地獄へ行かないかと誘います。胡蝶しのぶは、笑顔でこのセリフを口にするのでした。
胡蝶しのぶの名言⑤「苦しまないよう…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ5つめに紹介するのは、那田蜘蛛山での戦いで登場したこちらのセリフです。那田蜘蛛山の戦いで、「鬼滅の刃」主人公の炭治郎は、十二鬼月・下弦の伍の鬼である累に遭遇します。窮地に追い込まれる中、兄弟子で水柱でもある義勇が助けにやってきます。その後、胡蝶しのぶも駆けつけ、禰豆子の首を斬ろうとしますが、義勇に阻止されます。
苦しまないよう優しい毒で殺してあげましょうね
炭治郎は、禰豆子は自分の妹であると胡蝶しのぶに説明します。妹であると聞いても胡蝶しのぶは鬼の禰豆子を退治する考えを変える気はないらしく、いつもの優しい笑顔を浮かべながらこのセリフを口にしました。
胡蝶しのぶの名言⑥「その痛み苦しみを…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ6つめに紹介するのは、那田蜘蛛山で姉蜘蛛に対して言ったこちらのセリフです。胡蝶しのぶは、過去に両親を鬼に殺され、姉のカナエと共に鬼殺隊に入りました。しかし、カナエも鬼に殺されてしまいます。カナエは、鬼と人間が仲良くなるという夢を持っていました。カナエの思いを尊重したいと考えた胡蝶しのぶは、その夢を受け継ぐことにします。
その痛み苦しみを耐え抜いた時 あなたの罪は許される 一緒に頑張りましょう
しかし、人を殺害した鬼に対して可哀想などという感情は持てませんでした。そこで、人を殺した数だけ拷問を受ければ罪は許され、仲良くしてあげてもいいと考えるようになります。那田蜘蛛山にいた姉蜘蛛は、胡蝶しのぶの強さを目の当たりにして命乞いをします。胡蝶しのぶは、仲良くなる代わりに今まで殺してきた人間の数を聞きます。こちらは、質問の意図を尋ねた姉蜘蛛に対して口にした名セリフでした。
胡蝶しのぶの名言⑦「そんなんだから…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ7つめは、義勇に対して言ったこちらのセリフです。鬼殺隊の隊士たちは、司令を受けて那田蜘蛛山に入ります。強い鬼が多数潜んでいたことで、次々と死傷者を出し、柱である胡蝶しのぶと義勇が現場に派遣されることになりました。胡蝶しのぶは、人間と鬼は仲良くなれればいいと思わないかと義勇に質問します。
そんなんだからみんなに嫌われるんですよ
胡蝶しのぶの質問に対して義勇は、鬼が人間を食べる限り不可能であると返します。那田蜘蛛山に入った2人は、二手に別れてあたりを捜索しました。義勇は、弟弟子である炭治郎とその妹・禰豆子と再会しました。胡蝶しのぶは、禰豆子の首を斬ろうとしますが、義勇に邪魔されてしまいます。鬼とは仲良くできないと言っていたにも関わらず行動の意図が読めない義勇に対し、胡蝶しのぶは笑顔でこのセリフを口にしました。
胡蝶しのぶの名言⑧「できることなら…」
胡蝶しのぶのサイコパスな名言・名セリフ8つめは、過去に童磨を殺した童磨に対して言ったこちらのセリフです。胡蝶しのぶは、長い時間をかけて少しずつ鬼にとって猛毒である藤の花を接種し続けます。自分を童磨に食べさせ、継子であるカナヲに首を斬ってもらう計画でした。胡蝶しのぶが接種し続けた藤の毒は、鬼の珠世と共に開発した毒でした。精度の高い毒であり、童磨も身体にまわりきるまで全く気がつきませんでした。
できることなら自分の作った毒でお前を葬りたかった
童磨は胡蝶しのぶを食べて身体が毒によって崩れ、その後カナヲと伊之助が童磨の首を斬って退治しました。あの世で童磨に再会した胡蝶しのぶは、笑顔でこのセリフを口にしますが、結果的に童磨を倒すことができ、満足しきった様子を見せます。
胡蝶しのぶのアニメ声優
早見沙織のプロフィール
アニメ「鬼滅の刃」で胡蝶しのぶ役を演じている声優は、はやみんなどの愛称で知られる早見沙織です。早見沙織は、東京都出身1991年5月29日生まれ、声優事務所・アイムエンタープライズに所属しています。デビュー作は、2007年4月から9月にかけて放送されたアドベンチャーゲーム原作のアニメ「桃華月憚」でした。
演技力の高さが評価され、その後も「セキレイ」結役、「東のエデン」森美咲役などヒロイン役に抜擢され、一躍注目を集めます。歌唱力も評価されており、度々アニメの主題歌やキャラクターソングを歌っています。2015年8月12日には、ファーストシングル「やさしい希望」をリリースし、オリコンで11位にランクインしました。
早見沙織の主な出演作品
早見沙織の主な出演作に、「六畳間の侵略者!?」ルースカニア・ナイ・パルドムシーハ役、「異能バトルは日常系のなかで」櫛川鳩子役、「終わりのセラフ」柊シノア役、「ワンパンマン」地獄のフブキ役、「魔法少女育成計画」シスターナナ役、「覆面系ノイズ」有栖川仁乃役、「宇宙よりも遠い場所」白石結月役、「はたらく細胞」制御性T細胞役、「彼方のアストラ」ユンファ・ルー役、「幼女戦記」ヴィーシャ役などがあります。
胡蝶しのぶに関する感想や評価
しのぶちゃんて髪型どうなってんや?って思ってたら夜会巻きなのね
— ぴぴ (@rpppch) August 11, 2020
かわいい😇 pic.twitter.com/TSF2kYe7zw
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶの髪型は、大正時代に流行した夜会巻きというものです。過去シーンに登場したしのぶも、この髪型でした。夜会巻きとは、髪を捻って中に入れ込む髪型のことです。下すと鎖骨あたりの長さであるといいます。胡蝶しのぶの髪型がかわいいといった感想もありました。
昔のしのぶさんめっちゃ好き
— ドミノ (@domino_taoshi) September 21, 2019
てか、カナエさんの性格とか喋り方とかを完全にしのぶさんが真似てるところほんとしんどい…姉の意思を受け継ぐのもいいけど、自分を無くさないでね…
あと、カナエさんのつけてた蝶の髪飾り?をカナヲちゃんが着けてるのに気づいてああ…ってなった
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶは、もともとはサバサバした勝気な性格でした。最愛の姉・カナエは、十二鬼月の上弦の弐である童磨に殺されています。優しかったカナエは、人間と鬼が仲良くなるという夢を持っていました。胡蝶しのぶは、カナエの夢を引継ぎ、カナエと同じようにいつも穏やかで優しい笑みを浮かべるようになります。カナエの性格や喋り方を真似ているところが可哀想といった感想もありました。
昔のしのぶちゃんの性格どちゃくそ好きなんだけどなぁ〜!!
— ひかり (@hikari_aqours) February 1, 2020
怒りっぽくていつもプンスコしてて、ハキハキしててウフフとか言わないような性格してて、眉にいつも力入っててw
個人的にはこっちの性格が好みw
他のキャラで言うアオイちゃんみたいな性格してたんだね! pic.twitter.com/D5KT4t9188
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶの過去の性格は、カナヲの回想シーンでわかります。カナエに触れようとした人買いの手を払い退けたり、銭をばらまいて人買いからカナヲを助けたり、深刻に物事をとらえないカナエにイライラする様子もありました。過去の胡蝶しのぶの性格の方が好きといった感想もありました。
#鬼滅の刃 25話
— マッキー 旅行&アニメを極めたい (@madeinmasaki) September 26, 2019
しのぶさん、善逸や伊之助の扱いが上手ですねぇ😍
昔のしのぶさんはもっと感情的だったけどやはり今の性格はお姉さんの意思を継ぐ時から変えたのでしょうね…カナエさんcvかやのん最高!
カナヲを酷い過去を送ってきたのですね😓コイントスでは無く自分の感情に素直に慣れたら良いな pic.twitter.com/xCzATIWmpd
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶは、いつも穏やかな喋り口調で、ニコニコとした笑みを浮かべています。しかし、もともとはサバサバとした勝気な性格でした。これは、鬼に殺されたカナエの意思を継いで、性格や仕草も真似たものなのではないかという声も多くあります。
しのぶさんの月が綺麗ですねは結構怖い(意味が違いそう)#鬼滅の刃
— ココナッツ (@coconut_813) August 17, 2019
「鬼滅の刃」作中で胡蝶しのぶは、笑顔を浮かべながら那田蜘蛛山にいた姉蜘蛛に「月が綺麗ですね」と話しかけていました。「月が綺麗」というのは、「愛している」という意味も指します。胡蝶しのぶが何か意味合いを持ってこの言葉を口にしたのか、本当に満月が綺麗だったから言っただけなのか真意は不明です。何か意味があっての発言なら、胡蝶しのぶの場合違った意味で使ってそうで怖いといった感想もありました。
しのぶが藤の花食べてから髪色変わったとかならしんどすぎて死にそう…………桜餅事例あるしありえるしんど………
— 遊木 (@yuki_rsk) April 4, 2020
「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶの髪の色は、黒と紫のグラデーションです。彼女は、カナエの仇である童磨を倒すために、長い年月をかけて藤の花の毒を服用し続けてきました。恋柱である甘露寺蜜璃は、桜餅を食べ過ぎたことにより、ピンクと黄緑のグラデーションの髪色になりました。胡蝶しのぶの髪色も、藤の花の毒を服用し続けたことでこうした色になったのではないかと推測する声もありました。
胡蝶しのぶがサイコパスになった理由まとめ
「鬼滅の刃」胡蝶しのぶがサイコパスになった理由や過去を紹介してきました。いつも穏やかな笑顔を浮かべている理由は、最愛の姉・カナエを鬼に殺された過去が深く関係していました。