【七つの大罪】メリオダスが刃折れの剣を持っている理由は?魔神族復活との関係は?

大ヒットアニメ「七つの大罪」の主人公メリオダスは、登場当初から刃折れの剣を背負っており、仲間であっても決してそれに触れさせないほど大事にしていました。今回はメリオダスが刃折れの剣を持っている理由を考察し、刃折れの剣と十戒を封印した常闇の棺・魔神族復活との関係についてもみていきます。さらに、メリオダスと十戒との関係についてもみていきます。さらに「七つの大罪」作中でメリオダスが使用した技について、全反撃系と獄炎(ヘルブレイズ)系それぞれを一覧でみていきます。

【七つの大罪】メリオダスが刃折れの剣を持っている理由は?魔神族復活との関係は?のイメージ

目次

  1. メリオダスとは?
  2. メリオダスが刃折れの剣を持っている理由を考察
  3. メリオダスの刃折れの剣は魔神族復活の鍵?
  4. メリオダスと十戒の関係や裏切り
  5. メリオダスの技一覧
  6. メリオダスの刃折れの剣に関する感想や評価
  7. メリオダスの刃折れの剣まとめ

メリオダスとは?

七つの大罪の作品情報

今回は「七つの大罪」の主人公・メリオダスが持つ刃折れの剣について、彼がそれを持っている理由や刃折れの剣と魔神族復活との関係、メリオダスと十戒との関係などについてみていきます。まず、ここでは「七つの大罪」の作品情報をみていきます。

七つの大罪の概要

「七つの大罪」は鈴木央先生により、週刊少年マガジンの2012年45号〜2020年17号に連載されていた大人気ファンタジー漫画です。「七つの大罪」は2014年からテレビアニメ化もされており、第1期〜第4期がすでに放送され、第5期の放送も2021年1月からスタートする予定です。また、劇場版「七つの大罪 天空の囚われ人」も2018年8月に公開され、他に外伝作品やノベライズ版、ゲーム化や舞台化などもされています。

七つの大罪のあらすじ

リオネス王国はブリタニア随一の大国ながら、聖騎士たちの横暴で民が苦しめられており、そんな現状を憂いた王女エリザベスは国を救うため旅立ちます。一方、10年前に聖騎士長殺害の濡れ衣を着せられ、逃亡した「七つの大罪」の団長メリオダスは、移動酒場を営んでいました。エリザベスはメリオダスの営む酒場で彼と出会い、10年前の事件の真相究明と救国のために2人は「七つの大罪」の他のメンバー探しを始めます。

メリオダスのプロフィール

「七つの大罪」の主人公メリオダスは「憤怒の罪(ドラゴン・シン)」のメリオダスと呼ばれる「七つの大罪」の団長です。移動酒場の「豚の帽子亭」を営んでおり、見た目は10代の少年にみえますが、実年齢は3000歳以上となっています。メリオダスはポジティブで飄々とした性格ですが、実際のところは何を考えているのか分からず、底知れぬ恐ろしさを感じせることもあります。

また、メリオダスはエリザベスへの過剰なスキンシップをナチュラルに行い、彼女とは3000年前から強い絆で結ばれていることが分かっています。そして、メリオダスの正体は魔神王の息子で、魔神族特有の魔力も使用します。

TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」公式サイト

メリオダスが刃折れの剣を持っている理由を考察

考察①常闇の棺について

メリオダスが刃折れの剣を持っている理由の考察、1つ目は常闇の棺についてです。常闇の棺とは、魔神族の精鋭である十戒を封印した祭器(レリーフ)のことです。そのため、メリオダスが持っている刃折れの剣で重要なのは、刃の部分ではなく、龍をモチーフにした柄の部分とされており、その柄の部分こそが重要な常闇の棺の一部なのです。

メリオダスはこの刃折れの剣を誰にも奪われずに守ることが、自分にできる唯一の償いだと話しており、どんなときも肌身離さず持ち歩いています。また、マーリンによると、その常闇の棺をつくったのは巨人族の名工ダブズという人物で、刃折れの剣を大事に所有しているメリオダスもマーリンに聞くまでそのことを知らなかったようです。

考察②ダナフォール消滅について

メリオダスが刃折れの剣を持っている理由の考察、2つ目はダナフォールの消滅についてです。メリオダスはかつてダナフォールという国で恋人のリズ(106回目のエリザベスの生まれ変わり)と暮らしていました。16年前、ダナフォールが消滅し、メリオダスは赤ん坊姿のエリザベス(現在のエリザベス)と刃折れの剣を抱えて、消滅直後のダナフォールから出てきます。

このシーンで、メリオダスは駆け寄ってきたザラトラスに対し、刃折れの剣を向けて威嚇しますが、このとき、刃折れの剣にはまだ刃がついていません。つまり、常闇の棺の一部である刃折れの剣に刃がついたのは、メリオダスがリオネス王国にやって来てからということになります。

つまり、メリオダスがリオネス王国に行ってから、常闇の棺の一部を武器と見せかけるため、それを刃折れの剣へと加工したということになります。実際、常闇の棺の一部として持ち歩くよりも刃をつけて武器として背負っている方が負担も減ります。そして、そうなると加工の際に鞘の長さにふさわしい長さの刃をつけたのか、最初から折れた刃をつけたのか、という疑問が浮上することとなります。

考察③12年前のエジンバラ城編では既に折れていた?

メリオダスが刃折れの剣を持っている理由の考察、3つ目は12年前のエジンバラ城編です。ここで、メリオダスが常闇の棺の一部を武器として加工する際、普通の刃をつけたと仮定します。そして、12年前を描いたエジンバラ城編のサムネイルではすでに、常闇の棺の一部は刃が折れた状態の剣として描かれています。

そうなると、メリオダスは16年前のダナフォール消滅後、常闇の棺の一部に刃をつけて武器として加工し、12年前のエジンバラ城編までの4年間で刃の部分が折れたということになります。ただ、その一方で最初から刃折れの剣として加工されていたという線も残っています。

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メリオダスの刃折れの剣は魔神族復活の鍵?

考察①メリオダスが刃折れの剣を大事している理由

メリオダスの刃折れの剣と魔神族復活に関する考察、1つ目はメリオダスが刃折れの剣を大切にしている理由です。メリオダスの刃折れの剣はその名前の通り、刃の部分が折れているため、全反撃(フルカウンター)の発動のために振る以外、武器として役に立ちません。しかし、メリオダスはそんな刃折れの剣をいつも背負っており、他の者がそれに触れることを断固として拒否します。

バンの回想シーンでも、かつてバンがメリオダスの刃折れの剣を強引に奪おうとしたことがありましたが、このとき、メリオダスは普段見せないほどの恐い顔で自分を怒らせないよう、とバンに忠告します。それでも、バンはわざとメリオダスを怒らせたくて、余計に刃折れの剣を奪おうとします。

その次の瞬間、バンの首からは血が流れ、後ろに吹き飛ばされてしまいました。怒ったメリオダスがバンに傷を負わせたようです。不死身のバンはどんな傷であってもすぐに直してしまう体質なのですが、このときにメリオダスに付けられた傷は古傷として彼の首に残っています。

このように、メリオダスが刃折れの剣を大切にする理由は、メリオダスの刃折れの剣は、魔神族の封印された常闇の棺の封印を解く鍵の役割をしています。しかし、これが悪者に渡って魔神族を復活させられてしまいます。そのため、メリオダスは刃折れの剣を誰にも触れ刺さずに大事に守り続けているのです。

考察②刃折れの剣が奪われ魔神族が復活

メリオダスの刃折れの剣と魔神族復活に関する考察、2つ目は刃折れの剣が奪われ魔神族が復活してしまったことです。メリオダスが大切にしていた刃折れの剣は、バイゼルの喧嘩祭りの後にリオネス王国の聖騎士に奪われます。そして、原作漫画第2章、アニメ2期1話で魔神族に身体を乗っ取られた2大聖騎士長の1人・ドレファスにより封印が解かれ、魔神族の精鋭とされる十戒と魔神族たちが復活してしまいました。

メリオダスは遠くにいたにも関わらず、十戒の復活を察知していました。メリオダスには十戒と何らかの関係があるようです。次に、メリオダスと十戒との関係についてみていきます。

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メリオダスと十戒の関係や裏切り

考察①メリオダスは十戒の統率者だった

メリオダスと十戒の関係や裏切りの考察、1つ目はメリオダスは十戒の統率者だったという過去です。現在の十戒の統率者であるゼルドリスは、復活直後にメリオダスの生存を確かめていました。さらに、3000年前の大昔に封印された十戒はメリオダスのことを知っており、このシーンからメリオダスと十戒の間には何らかの因縁があることが判明しました。

実は3000年前に起きた聖戦で、メリオダスは十戒の統率者として魔神族を率いていました。そして、十戒の1人であるエスタロッサによると、この頃のメリオダスは異常な強さと非情さを持ち合わせ、他の十戒メンバーが女神族に苦戦する中でも、メリオダスだけは女神族を圧倒していたそうです。さらに、メリオダスの強さは女神族からも恐れられ、魔神族からも次代魔神王にふさわしい存在として尊敬を集めていたそうです。

考察②メリオダスが魔神族を裏切った理由

メリオダスと十戒の関係や裏切りの考察、2つ目はメリオダスが魔神族を裏切った理由です。十戒の統率者として魔神族を率い、聖戦で女神族から恐れられていたメリオダスですが、突然彼は魔神族を裏切り、女神族側につきます。メリオダスはその際、魔界を破壊し、かつて十戒のメンバーだったゼノとアラナクを殺害しています。

このメリオダスの裏切りにより、聖戦での魔神族と女神族の均衡が崩れ、これをきっかけに女神族は妖精族と巨人族を巻き込み、打倒魔神族を掲げる3種族連合「光の聖痕(スティグマ)」を結成。魔神族を裏切ったメリオダスもこの「光の聖痕(スティグマ)」に加勢し、魔神族の封印に貢献しています。それでは、なぜ十戒の統率者だったメリオダスは突如、魔神族を裏切ったのでしょうか?

3000年前の聖戦時、十戒のフラウドリンは「メリオダスが女神族との戦闘から逃げたのか?」と尋ね、それに対し、十戒メンバーの1人は「愛する存在のための戦いに身を投じたのだ」と返しています。つまり、メリオダスは愛する存在ができたことで、仲間を裏切ったようです。

また、キングとディアンヌは3000年前のグロキシニアとドロールの過去を体験した際、エリザベスに瓜二つな女神族の女性と出会っています。彼女こそが3000年前のエリザベスでした。メリオダスは3000年前の聖戦時、女神族のエリザベスと出会い、彼女を愛するようになったことで魔神族の仲間を裏切って女神族側についたのです。

考察③兄弟との関係

メリオダスと十戒の関係や裏切りの考察、3つ目は兄弟との関係です。現在の十戒の統率者ゼルドリスはメリオダスの実の弟です。ゼルドリスは仲間を裏切り、魔神族敗北のきっかけをつくった兄メリオダスを恨んでおり、兄を女神族側に寝返らせたエリザベスのことも憎んでいます。

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メリオダスの技一覧

全反撃(フルカウンター)系の技一覧

メリオダスの「全反撃(フルカウンター)」とは自分に対して向けられた魔力攻撃を何倍にもして跳ね返す技です。物理攻撃などの魔力攻撃以外を跳ね返すことはできず、技を発動するためには何かを振る必要があります。そのため、剣や刃折れの剣が近くにないときにはスプーンを振ったこともあります。また、腕がないと発動できないという弱点もあります。

カウンターバニッシュ

メリオダスの「全反撃(フルカウンター)」系の技一覧、1つ目は「カウンターバニッシュ」です。全反撃の応用技で自分に向けられた魔力攻撃を消し去り、無効化することができます。

リベンジ・カウンター

メリオダスの「全反撃(フルカウンター)」系の技一覧、2つ目は「リベンジ・カウンター」です。自身の魔力を解除した状態で魔力攻撃を受け、それにより体内にあらゆる魔力を蓄積し、一気にそれを解き放つことで、一発逆転を狙う大技です。その威力は凄まじく、第1部では灰色の魔神の血を体内に取り込み、怪物と化したヘンドリクセンとの戦いで、メリオダスはわざと仲間に自分を魔力攻撃してもらいました。

そして、彼らの魔力を体内に蓄積した上でこの技を放って、ヘンドリクセンを倒しました。しかし、第2部では魔力を解除した状態で十戒の攻撃を受け続け、通常の30倍もの威力でこの技を放とうとしましたが、エスタロッサに止められてしまいました。

獄炎(ヘルブレイズ)系の技一覧

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」とは全反撃(フルカウンター)とは違い、魔神族特有の魔力です。不死身で傷もすぐに治ってしまうバンの身体に傷跡を残した凄まじい威力を放ち、当初はこの魔力の影響もあって暴走してしまうこともありました。しかし、第2部ではキングの魔力からこの技の応用法を思いつき、暴走させずに器用に扱えるようになりました。

付呪・獄炎(エンチャント・ヘルブレイズ)

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」系の技一覧、1つ目は「付呪・獄炎(エンチャント・ヘルブレイズ)」です。魔力によって「獄炎」を作り出し、自らの武器にその力を纏わせる技となっています。

神千斬り(かみちぎり)

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」系の技一覧、2つ目は「神千斬り(かみちぎり)」です。感覚を研ぎ澄まし、獄炎を纏った巨大な斬撃を渾身の魔力を込めて放つ技となっています。

トリリオン・ダーク

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」系の技一覧、3つ目は「トリリオン・ダーク」です。凝縮した複数の闇の塊を一気に放出する攻撃技となっています。

黒の柱

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」系の技一覧、4つ目は「黒の柱」です。相手を闇の力で押し潰す攻撃技ですが、ガラン相手には敵いませんでした。

紫電一閃

メリオダスの「獄炎(ヘルブレイズ)」系の技一覧、5つ目は「紫電一閃」です。これは多数の対象を一瞬にして切り裂く技となっています。ゼルドリスの精神内に魔神王が入り込み、メリオダスはゼルドリスを魔神王の支配から解放するために戦います。この魔神王ゼルドリス戦で、メリオダスは魔神王の作り出した何体ものゼルドリスの偽物相手に、この技を使用しました。

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メリオダスの刃折れの剣に関する感想や評価

こちらは「七つの大罪」の主人公・メリオダスの刃折れの剣に関するツイートで、彼の持つ刃折れの剣がかっこいいという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」の主人公・メリオダスの刃折れの剣に関するツイートです。以前は刃折れの剣がメリオダスのチャームポイントだったとして、その頃が懐かしいという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」の主人公・メリオダスの刃折れの剣に関するツイートです。刃折れの剣は刃がないため、武器として全反撃(フルカウンター)でしか役に立たないという感想となっています。

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メリオダスの刃折れの剣まとめ

いかがでしたか?「七つの大罪」の主人公・メリオダスが刃折れの剣を持っている理由は、それが十戒を封印した常闇の棺の一部であり、それが魔神族復活の鍵となっているからだということ、メリオダスはかつて十戒の統率者でしたが、愛する女神族のエリザベスのために魔神族を裏切ったことなどが分かりました。皆さんもぜひメリオダスが持つ刃折れの剣に注目してみてください!

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