【七つの大罪】メリオダスは十戒のリーダーだった?戒禁は?正体や過去を考察

七つの大罪の団長であるメリオダスは自身の過去についてあまり語りたがりませんが、実はその正体は魔神族であり魔神族の中でも魔神王の近衛部隊である十戒のリーダーだったという過去を持ったキャラクターです。今回は七つの大罪のメリオダスについて、十戒のリーダー時代の戒禁の慈愛、当時の力や作中でメリオダスが力を取り戻し見せる事になる魔神化についてなどまとめて紹介していきます。

【七つの大罪】メリオダスは十戒のリーダーだった?戒禁は?正体や過去を考察のイメージ

目次

  1. メリオダスとは?
  2. メリオダスは十戒のリーダーだった?戒禁は?
  3. メリオダスの魔神化を考察
  4. メリオダスの殲滅状態(アサルトモード)を考察
  5. メリオダスに関する感想や評価
  6. メリオダスは十戒のリーダーまとめ

メリオダスとは?

七つの大罪の主人公で、リオネス王国最強の騎士団七つの大罪を率いるのがメリオダスです。今回はそんなメリオダスの過去に関わるエピソードを中心にまとめて紹介していきます。

七つの大罪の作品情報

七つの大罪の概要

七つの大罪は講談社の発行する漫画雑誌、週刊少年マガジンで鈴木央先生が2012年から2020年まで連載していたファンタジー作品です。人間と人間ならざる種族の世界が分かたれていなかった時代を舞台にした物語でそのキャラクター性や舞台設定が高い人気を集め、累計発行部数3700万部を突破する人気作品になっています。業界内での評価も高く、第39回講談社漫画賞・少年部門を受賞した実績ももっています。

2014年から不定期的にアニメ化が行われており、2020年までにスペシャルアニメ及び劇場版を含めて5作品がアニメ化されています。その他にもゲーム化や舞台化が行われるなど様々なメディアミックス展開が行われる作品となっています。2020年11月現在原作漫画は既に完結していますがメディアミックス展開は継続しており2021年には第4期となるアニメ化も予定されています。

七つの大罪のあらすじ

移動酒場「豚の帽子亭」を経営するメリオダスの元に、伝説となっていた騎士団、七つの大罪を探しにやってきたリオネス王国の第三王女エリザベスと出会います。正体を隠していたメリオダスですが、彼こそが七つの大罪の団長であり、濡れ衣によって王国を追われてしまったのでした。メリオダスとエリザベスはそれぞれの目的の為、散り散りになった七つの大罪の残りのメンバーを探す旅が始まるのでした。

メリオダスのプロフィール

メリオダスは七つの大罪の主人公であり、騎士団七つの大罪の団長です。通称「憤怒の罪(ドラゴン・シン)のメリオダス」と呼ばれており、左の二の腕には七つの大罪の証である龍の印を持っています。飄々とした性格と一目見ると子供にしか見えない体型が特徴的なキャラクターです。またどんな種族、経歴の持ち主でも一切の差別をしない性格から団員からも高い信頼を集めています。

連載開始時点では元々の力を失っていたもののその実力は並の聖騎士を圧倒する程高い実力を誇り、さらに十戒が復活した際に、力を取り上げていたマーリンから力を返還されて元の力を取り戻す事になりました。作中では基本的に過去の力を取り戻すという形で強くなっていくキャラクターになっています。その他判明しているプロフィールとしては身長が152cmで体重が50kg、血液型がB型である事が分かっています。

TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」公式サイト

メリオダスは十戒のリーダーだった?戒禁は?

メリオダスの正体は十戒のリーダーだった?過去を考察

作中で様々な伏線があり、直前には形は違えどバンやキングから魔神族なのかと問われていたメリオダスですが、十戒が登場した事により、メリオダスが魔神族であり、しかも十戒のリーダーであった事が明らかになりました。その力は同じ十戒のメンバーですら恐れる程であり、敵対していた女神族もメリオダスを避けるようにしていたと言われる程に圧倒的な力を誇っていました。

また統率力も高く、次期魔神王候補の筆頭として誰もが認める存在、それが魔神族十戒のリーダー時代のメリオダスの正体です。ちなみにメリオダスは十戒を裏切り女神側に着く際に当時の十戒のメンバーのうちの2人アラナクとゼノの2人を殺害しており、封印される時点では古の大戦の中で魔神族側についたグロキシニア、ドロールが十戒として加わっています。

メリオダスの戒禁は慈愛?

十戒は魔神王によってそれぞれに戒禁を授けられています。十戒を前にこの戒禁を破るとそれぞれの戒禁に合わせた災厄が降りかかる事になります。七つの大罪作中ではそれぞれ「無欲」「慈愛」「敬神」「真実」「沈黙」「純潔」「信仰」「忍耐」「不殺」「安息」の10個の戒禁が登場しており、現十戒がそれぞれにこの戒禁を持っています。

一方で元十戒メンバーに関しては作中では言及されておらず、七つの大罪の時点で既に抜けていたメリオダスの戒禁も作中で明らかにされる事はありませんでした。しかし読者としては気になるポイントであった事もあり、268話に掲載された質問コーナーに十戒時代のメリオダスの戒禁についての質問があり、そちらで作者の鈴木央先生自身が「慈愛」であった事を明らかにしています。

十戒時代のメリオダスが強かったのはその圧倒的とも言える魔力ももちろんですが戒禁「慈愛」の効果もあったと考えられます。慈愛は「憎悪を抱いた者は他者を傷付ける術を失う」というものであり、憎悪を抱くと攻撃する事も出来ずやられてしまう為です。慈愛にも「純粋に哀れみを抱く」「愛を持っての殺害」など対応策がないわけではありませんが、純粋な力も強いメリオダスと慈愛はかなり相性の良い組み合わせになっています。

余談ですが戒禁に関しては付け替えが可能なようで、メリオダスが捨てた慈愛は既に当時十戒のメンバーであったエスタロッサが引き継いでいます。エスタロッサの当時の戒禁については不明です。

メリオダスは魔神王の息子?

メリオダスの正体が元十戒のリーダーだった事が明らかになると同時期、メリオダスが現魔神王の息子であるという事も明らかになっています。ちなみに十戒のゼルドリスとエスタロッサも魔神王の息子であり、メリオダスが長男、エスタロッサが次男、ゼルドリスが三男である事も発覚しています。

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メリオダスの魔神化を考察

考察①ゴルギウスとの戦いで紋章が現れる

マーリンによって力を奪われていたメリオダスですが、「残りカス」は残っており、暴走に近い形で「魔神化」が行われる場面があります。七つの大罪作中で初めてメリオダスが魔神化をしたのはゴルギウスとの戦いの最中です。常闇の棺の鍵となる刃折れの剣を奪われそうになった時に紋章が浮かび上がる形で出現しました。この時は紋章が現れるだけで明確に魔神化したわけではありません。

ちなみにこの様子を目撃していたバンは不死身のバンに唯一傷を付けたのがあの力であるとも話しており、七つの大罪作中ではあくまでもこのゴルギウスとの戦いが最初ですが、七つの大罪として活動していた際にも同様の現象を起こしていた事も明らかになっています。

考察②初めて魔神化したのはいつ?

七つの大罪作中で初めてメリオダスが魔神化したのはバイゼル喧嘩祭りの際です。一時的に女神の琥珀に封印される事になったメリオダスですが、エリザベスの声に反応する形で封印を破ってみせます。しかし封印を破ったメリオダスは暴走して魔神化した状態で、メリオダス自身がその力をコントロール出来てはいませんでした。

考察③ヘルブラムとの戦い

女神の琥珀から解き放たれたメリオダスはヘルブラムと交戦する事になりますが、そこでヘルブラムが「チミィ端から混じっとるね?」とメリオダスの正体が魔神族である事を示唆するようなセリフが描かれる事になりました。もちろんこの時のメリオダスは暴走状態なので肯定も否定もしていません。

考察④付呪・獄炎を使い攻撃

その後メリオダスはゴウセルを探しに行った先で暴走するモンスターと交戦する事になります。相手の力を見てメリオダスは自身の剣に魔神の力である黒い炎をまとわせる「付呪・獄炎」を使って攻撃するシーンが見られ、ある程度であれば意図的に使用でき制御もできる事が明らかになりました。

考察⑤リオネスでの戦い

その後エリザベスがビビアンによって連れ去られ、王都に強襲した際、メリオダスはアーサーと共にギルサンダーとヘンドリクセンの交戦する事になります。この戦いの中では魔神化の力を遺憾なく使用していた他、その後戦う事になったバンとの戦いの中でもバンに切断された腕を魔神化の力でくっつけてしまうという芸当を披露しています。

ちなみにこの戦いの中でそれまでも思いつつも聞かずにいたというバンが初めてメリオダスに「アンタ魔神族なのか?」と問いかけますがメリオダスは答える事はありませんでした。

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メリオダスの殲滅状態(アサルトモード)を考察

殲滅状態(アサルトモード)とは?

普段は魔神化の力の一部を引き出して使っていたメリオダスですが、魔神族としての魔力を全て開放した状態になる事を殲滅状態(アサルトモード)と言います。この状態のメリオダスは性格も含めてまさに十戒のリーダー時代そのものの力を有しており性格もより残忍さが際立つ形になります。その戦闘能力は七つの大罪作中でも屈指の強さを誇っています。

殲滅状態(アサルトモード)の闘級

七つの大罪の題材では強さを示す数値として「闘級」という指標があります。闘級という指標が登場したのは第二部からで、その時点でメリオダスは3400の闘級でした。魔神化をしても4400、メリオダスの意志を伴わない暴走状態で10300ほどでした。これにマーリンに奪われていた元々の力が戻り、さらに殲滅状態(アサルトモード)に入ると14万2千にまで跳ね上がります。

この闘級は作中で判明している中では5番目に高い数値です。ただし上位4人はいずれも最上位の魔神であるとされるキューザックとチャンドラー、四大天使のマエルとリュドシエルであり、そこに割って入るだけの実力を有していると言えます。

殲滅状態(アサルトモード)のメリオダスとエスカノールの戦い

メリオダスが殲滅状態(アサルトモード)で七つの大罪作中で戦った事のある闘級で最高位にあるのがエスカノールとの戦いです。

闘級11万4000のエスカノールを圧倒するメリオダス

その魔力故に闘級の変動が激しいエスカノールですが最高状態では11万4000にまで上り詰めます。しかしそんなエスカノールですら殲滅状態(アサルトモード)のメリオダスは圧倒してしまうほどで、エスカノールを2度もダウンに追い込みます。

天上天下唯我独尊(ザ・ワン)のエスカノール

しかしエスカノールは正午になった事で1分間だけ無敵の力を得る「天上天下唯我独尊(ザ・ワン)」が発動。この力によりエスカノールは殲滅状態(アサルトモード)のメリオダスを倒す事に成功し、目的であった静止を行う事が出来ました。

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メリオダスに関する感想や評価

ここからは既に七つの大罪を視聴した人のメリオダスについての感想を紹介していきます。メリオダスの正体は多くの伏線を持って明らかになる事になりますが、動きの演出も相まって原作、アニメでも特に人気の高いシーンになっています。元々伏線が多かっただけに様々な考察が行われており、魔神王という単語が出た際にはメリオダスが魔神王なのではないかという考察もされた程でした。

それがはっきりとその正体が十戒のリーダーであり、魔神王の息子であるとされた事で七つの大罪の序盤からの伏線が一気に回収される形ととなっており、小出しにされるよりもしっかりと示された上でその先の物語が展開されたのがヨ方という声も多くなっています。

メリオダスの十戒時代の戒禁が慈愛だった事に関しては慈愛を持っていたエスタロッサが作中で大きく活躍した事も相まってやはり強すぎるという声が多くなっています。慈愛を持った状態のメリオダスを見てみたかったという声も多いです。

メリオダスは作中でも様々な状態のあるキャラクターであり、それぞれに良さがあるという声も多くなっています。特にメリオダスの意志に関係ない暴走状態や殲滅状態(アサルトモード)などは普段のメリオダスには見られない一面が見られるとして高い人気を獲得しています。

メリオダスは七つの大罪本編では描かれる事がなかったifストーリーが多く考えられるキャラクターになっており、その正体であった十戒のリーダーとして生き続けるメリオダス、「次期魔神王候補」であったという点から魔神王になったメリオダスというストーリーも見てみたいという声も多くなっています。

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メリオダスは十戒のリーダーまとめ

七つの大罪の作中序盤から様々な伏線を見せていたメリオダスの正体ですが、その正体は魔神王の近衛部隊十戒のリーダーであり慈愛の戒禁を持った存在でした。魔力の強さも相まってその強さは圧倒的であり、その力は「殲滅状態(アサルトモード)」という形で本編でも描かれています。

メリオダスの正体は物語でも重要なキーになってくる一方で知っているからこそ楽しめるという声もある要素になっています。その他の伏線やその他のキャラクターの伏線も含めて多くの伏線がある作品なので、まだ七つの大罪を視聴していない人はメリオダスやその他のキャラクターの正体に関する伏線に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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