【七つの大罪】エリザベスの右目に紋章がある理由は？メリオダスとの関係は？

今回は「七つの大罪」のメインヒロインであるエリザベスについて、彼女の右目に紋章がある理由や左右で目の色が異なる意味を考察し、その正体や過去からメリオダスやリズとの関係についてもみていきます。さらに、エリザベスの魔力や技を一覧で紹介し、アニメ声優の雨宮天さんについても紹介していきます。まず、ここでは「七つの大罪」の作品情報をみていきます。

「七つの大罪」は週刊少年マガジンの2012年45号〜2020年17号まで連載されていた大人気ファンタジー漫画で、原作者は鈴木央先生。小説化やゲーム化、舞台化などもされており、アニメ「七つの大罪」シリーズは2014年10月〜2020年3月までに第1期〜第4期が放送されました。そして、2021年1月からは第5期の放送が始まる予定です。

聖騎士たちの横暴で衰退するリオネス王国の現状を憂い、王女エリザベスは伝説の聖騎士団「七つの大罪」メンバーを探す旅に出ます。彼女は行き着いた酒場「豚の帽子亭」で「七つの大罪」団長のメリオダスと出会います。実はメリオダスは10年前に起きた聖騎士長殺害容疑をかけられ、逃亡中の身で「豚の帽子亭」を営んでいました。2人は事件の真相究明と国を救うため、ともに他の「七つの大罪」メンバーを探すことになります。

「七つの大罪」のメインヒロインであるエリザベスは、リオネス王国の王女で、年齢は16歳、誕生日は6月12日、血液型はO型、身長は162cm、メリオダスから日常的に過剰なスキンシップを受けています。そして、メリオダスのことを深く愛しており、純粋で心優しく、その一方で芯の強い性格をしています。

エリザベスは登場当初から右目を髪の毛によって隠していましたが、実は彼女の目の色は左右で異なっており、左目の色は青色、右目の色は赤色で謎の紋章が浮かび上がっています。次に、エリザベスの右目に浮かび上がっている謎の紋章の意味を考察していきます。

エリザベスの右目の紋章の意味を考察、1つ目はメリオダスの鎧に刻まれていた印と同じです。ヘンドリクセンとの戦闘シーンで、エリザベスは能力を発現し、それまで髪の毛で隠されてきた右目も描かれました。エリザベスの右目の中には謎の紋章が浮かんでおり、このとき「女神の使徒」「ドルイドの巫女」という意味深なキーワードも登場しました。

一方、エリザベスの目に浮かぶこの謎の紋章は「七つの大罪」の番外編「エジンバラの吸血鬼」でも登場しました。作中でメリオダス一行は隣国のエジンバラに向かい、暴走している吸血鬼たちの討伐にあたることになりました。このときのメリオダスの鎧には、エリザベスの右目に浮かんでいた紋章と同じマークが刻まれていました。

エリザベスの右目の紋章の意味を考察、2つ目はメリオダス3兄妹説です。「七つの大罪」の番外編「エジンバラの吸血鬼」では、物語の謎を解く鍵が他にも描かれていました。その作中でメリオダスと十戒のゼルドリスが兄弟であることが判明。メリオダスはゼルドリスのことを思い出しながら、自身を「できそこないの兄貴（オレ）」というセリフを発していました。

さらに、メリオダスとゼルドリスが実の兄弟であるなら、メリオダスは十戒のエスタロッサとも血縁関係にあるのではないかと言われています。つまり、メリオダスとゼルドリスとエスタロッサは3兄弟だという可能性があると考えられています。

エリザベスの右目の紋章の意味を考察、3つ目はエスタロッサと鎧の印です。「七つの大罪」本編14巻でゼルドリスは「エスタロッサどう思う？兄者（あにじゃ）…‼」と発言し、ゼルドリスがエスタロッサのことを「兄者」と言っていることから、兄弟説が浮上します。

兄のように慕う相手をそう呼ぶこともあるので、一概には言えませんが、これがきっかけでメリオダスとゼルドリス、エスタロッサの3人が兄弟なのではないかと言われるようになりました。また、14巻でゴウセルが魔力を暴走させ、街中のみんなの記憶を奪った際に、エリザベスが見た夢の中に登場した人物の鎧にも、エリザベスの目の中に浮かんでいた謎の紋章と同じものが刻まれていました。

エリザベスの夢の中に現れた、この人物は十戒のエスタロッサとよく似ており、その後、ゼルドリスの剣にも同じ紋章が刻まれていました。このことから、メリオダスやゼルドリス、エスタロッサの3兄弟説が濃厚となりました。

エリザベスの右目の紋章の意味を考察、4つ目はゴーセルのセリフとドルイドの巫女です。「七つの大罪」本編14巻で人間の感情に興味津々なゴウセルは魔力を暴走させて街中の記憶を奪い、その際に下のセリフを言っています。このセリフとタイトルから、エリザベスの見た夢は彼女の奥底に眠る実体験や前世の記憶だということを示唆する伏線だと考えられています。

それはエリザベス本人も気づいていないほどの昔の遠い記憶で、この話が収録されている章は「啓示（意味：人知では分からないことを神が現し示すこと）」という意味深なタイトルが付けられていることからも、やはりエリザベスの見た夢は今後のストーリーへの伏線となっている可能性が高いようです。

エリザベスの右目の紋章の意味を考察、5つ目はリオネス王家の紋章です。リオネス王家の紋章は、エリザベスの右目に浮かぶ紋章や、メリオダスたちの鎧や剣に刻まれていた紋章に形がよく似ていると指摘されています。そのため、これらには何らかの関連性があると考えられています。

上記の通り、エリザベスの目の色は左右で異なっており、左目の色は青色、右目の色は赤色となっていることが分かっています。そんなエリザベスの女の右目が初めて露出したのは原作漫画13巻、アニメ第1期24話でのヘンドリクセンとの戦いのシーンです。魔神族の力を体内に取り込んで強大な魔力を手に入れたヘンドリクセンを相手に、七つの大罪たちは苦戦を強いられます。

味方が次々に倒れていく中で、エリザベスは能力を発揮し、傷ついた人々を癒やしました。このとき、エリザベスの右目が初めて露わになりました。後に、エリザベスの右目の謎の紋章は女神族の刻印であることが判明。エリザベスが過去の記憶を完全に取り戻した後には、彼女の左目にも右目と同じ紋章が浮かんできます。

この左目に浮かぶ紋章は、永劫の輪廻という呪いを受けたエリザベスに戻ることを意味しているそうです。次に、そんな彼女の正体やかけられた呪い、メリオダス・リズとの過去を紹介していきます。

「七つの大罪」のエリザベスとメリオダス、そしてリズの関係を考察、1つ目はエリザベスとリズの関係です。「七つの大罪」本編8巻で、ケインがエリザベスのことをリズと瓜2つだと発言したことから、エリザベスの正体はリズの生まれ変わりなのではないかと予想されるようになりました。

リズとは、メリオダスのかつての恋人で、彼はリズをフラウドリンに殺害されたことで魔力を暴走させ、ダナフォール王国を一瞬にして滅ぼしてしまいました。そして、エリザベスの正体がリズの生まれ変わり説を決定づけたのが下のジェンナのセリフです。

「七つの大罪」のエリザベスとメリオダス、そしてリズの関係を考察、2つ目は女神族のエリザベスとの関係や正体です。ジェンナのセリフからエリザベスの正体がメリオダスのかつての恋人・リズの生まれ変わりであることが確定しましたが、ここでエリザベスが輪廻転生している謎が浮上してきます。その真相は3000年前の聖戦が語られた「七つの大罪」本編25巻で明らかとなります。

3000年前の聖戦では、女神族を中心に妖精族・巨人族の三種連合と女神族が率いる光の聖痕（スティグマ）が、魔神族と戦っていました。その時代にエリザベスに瓜2つな「女神族エリザベス」が登場します。そのことから、現在のエリザベスの正体は3000年前の女神族のエリザベスと同一人物で、何度も転生を繰り返している可能性が考えられるようになりました。

「七つの大罪」のエリザベスとメリオダス、そしてリズの関係を考察、3つ目はエリザベスとメリオダスにかけられた呪いです。現在のエリザベスの正体は3000年前の女神族のエリザベスと同一人物で、何度も転生を繰り返していると考えられているエリザベスですが、実は彼女とメリオダスにはある呪いがかけられています。

エリザベスはその魔力で敵対する魔神族を癒やし、魔神族のメリオダスと恋仲になったという罪により、最高神から「永劫の輪廻」という呪いがかけられています。それは人間として生まれて一生を送り、死んだらまた生まれ変わるというのを繰り返すだけでなく、一生のうちに必ずメリオダスと出会って、恋に落ち、自分が女神族であることと過去の記憶を取り戻したとき、絶対に3日以内にメリオダスの前で死ぬという残酷なものでした。

一方、メリオダスにも「永遠の生」という、歳をとることがなく、たとえ死んでも魂が煉獄に送られるだけという呪いがかけられており、3000年前からずっと容姿が変わっていません。そのため、エリザベスは3000年の間に106回もメリオダスの目の前で死んでおり、リズは106回目の人生で現在のメリオダスは107回目の人生ということになります。

100回以上も最愛の人との別れを経験してきたメリオダスですが、その苦しみに慣れることはなく、上記のようにリズが死んだときには憤怒から一国を丸ごと滅ぼしてしまいました。そのため、メリオダスは現在2人の呪いを解く方法を探し続けています。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、1つ目は「癒しの超魔力」です。その正体が女神族であることが判明したエリザベス。覚醒した彼女の身体から発せられる女神の光には、ありとあらゆる生命力と傷を治癒する効果があります。ただし、すでに死んでしまった者を生き返らせることはできません。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、2つ目は聖櫃（アーク）です。光の粒子によって、対象を分解してしまうことができます。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、3つ目は健やかなれです。病や傷、状態異常など様々なものに効果のある万能な術で女神族特有の魔力となっています。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、4つ目は安らかなれです。光によって毒気や瘴気など悪しきものをを浄化することが可能です。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、5つ目は光あれです。対象の闇の部分だけを浄化し除き去る魔力で、エリザベスはこの能力を使って怨霊やインデュラを消し飛ばしました。

「七つの大罪」のエリザベスの魔力や能力・技一覧、6つ目はヨナの受難です。聖なる魚が大きく口を開け、悪しき物を全部飲み込んでしまいます。十戒のデリエリから「ふざけた魔力」と褒められるほどの威力を持ち、エスタロッサが放出した闇もすべて消しました。

• 愛称：天（てん）ちゃん
• 生年月日：1993年8月28日
• 出身地：東京都
• 身長：160cm
• 血液型：AB型
• 職業：声優・歌手
• 所属事務所：ミュージックレイン
• 活動期間：2012年〜（声優）、2014年〜（歌手）

「アカメが斬る！」アカメ役、「一週間フレンズ。」藤宮香織役、「この素晴らしい世界に祝福を!」アクア役、「東京喰種トーキョーグール」霧嶋董香役、「プラスティック・メモリーズ」アイラ役、モンスター娘のいる日常」ミーア役、「ハイスクール・フリート」知名もえか役、「文豪ストレイドッグス」エリス役、「魔法科高校の劣等生」光井ほのか役、「バキ」松本梢江役、「Re:CREATORS」鹿屋瑠偉役などです。

他に「WWW.WORKING!!」鎌倉志保役、「Classroom☆Crisis」白崎イリス役、「バトルガール ハイスクール」成海遥香役、「叛逆性ミリオンアーサー」団長アーサー役、「ダンベル何キロ持てる?」奏流院朱美役、「劇場版デート・ア・ライブ 万由里ジャッジメント」万由里役、「新幹線変形ロボ シンカリオン 」三原フタバ役、「心が叫びたがってるんだ。」仁藤菜月役、「兄に付ける薬はない！-快把我哥帯走-」時秒役などです。

こちらは「七つの大罪」のエリザベスに関するツイートです。エリザベスの平和を祈る気持ちやメリオダスへの純粋な想い、姿勢などが好きだという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」のエリザベスに関するツイートです。エリザベスとメリオダスがかけられた呪いが切ないという感想で、「七つの大罪」は愛の物語だと評価されています。

こちらも「七つの大罪」のエリザベスに関するツイートで、エリザベスの癒やしの魔力の威力が高く評価されています。

いかがでしたか？「七つの大罪」のエリザベスの右目に紋章がある理由や左右で目の色が違う意味を考察し、彼女の右目の紋章は女神族の刻印で、メリオダスやエスタロッサ、ゼルドリスも同じ紋章が刻まれた鎧や剣を持つ頃から、3人の兄弟説が浮上したこと。エリザベスが過去の記憶を取り戻すと、左目も右目と同じになることが分かりました。

さらに、エリザベスはリズの生まれ変わりで、永劫の輪廻という呪いをかけられていること、メリオダスは3000年の間に100回以上も彼女との辛い別れを経験していること、エリザベスの正体は女神族で、癒やしの魔力を持つことなども分かりました。皆さんもぜひ「七つの大罪」のメインヒロインであるエリザベスの右目の紋章や目の色の変化に注目してみてください！