【七つの大罪】キングの神器は霊槍シャスティフォル！形態・能力や闘級を考察

今回は「七つの大罪」に登場するキングの神器「霊槍シャスティフォル」について、その形態や技を一覧で紹介し、キングの枕の秘密に迫っていきます。さらに、キングの能力や闘級の推移、他のキャラとの関係についても考察していきます。まず、ここでは「七つの大罪」の作品情報をみていきます。

「七つの大罪」は2012年から2020年にかけて講談社の週刊少年マガジンで連載されていた、鈴木央先生による大人気ファンタジー漫画です。テレビアニメ「七つの大罪」は第1期〜第5期まで制作されており、第1期は2014年10月〜2015年3月に放送され、第2期「聖戦の予兆」は2016年8月〜9月に放送。第3期「戒めの復活」は2018年1月〜6月に放送され、第4期「神々の逆鱗」は2019年10月〜2020年3月に放送となりました。

そして、第5期「憤怒の審判」が2021年1月13日からテレビ東京系列で放送予定となっています。さらに、2018年8月18日にはアニメ映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」が公開され、他にゲームや外伝、ノベライズ版も発売されている大ヒット作品です。

大昔、リオネス王国はブリタニアに君臨する大国でしたが、聖騎士たちの傍若無人な振る舞いにより、国内は荒れ果ててしまいました。そして10年前、聖騎士団の団長メリオダスは聖騎士長の殺害の疑いをかけられ、逃亡。一方、王女エリザベスは国の現状を憂いて旅立ち、メリオダスが営む飲み屋で出会った2人は10年前の聖騎士団長殺害事件の真相を暴き、国を救うために彼のかつての仲間「七つの大罪」メンバーを探し始めます。

「七つの大罪」に登場するキングはメリオダスが団長を務める「七つの大罪」メンバーの1人で「怠惰の罪（グリズリー・シン）」です。左足に熊のその印があり、罪状は1人の妖精による人間の虐殺を妖精王として見過ごした怠惰とされています。さらに、キングは妖精界にある神樹に選ばれた妖精王で、妖精王の森の絶対守護者です。

その誕生日は4月1日、外見は10代前半に見えますが、実年齢は1300歳で身長は160cm、体重は48kgです。また、キングは華奢な少年と太めの中年男性の2つの姿を持ち、中年男性のときの身長は180cm、体重は120kgです。

「七つの大罪」のキングは、いつも枕を持っていますが、実はこのキングが抱えている枕の正体は彼の神器「霊槍シャスティフォル」です。神器とは使用者の能力を最大限に発揮させる、神から授かった武器のことです。一般的に神器は持ち主のためだけに存在しているため、他の人は操ることができません。

「七つの大罪」のキャラクターたちは皆、それぞれに個性的な神器を持っており、キングの神器は普段は枕の形をしていますが、本来の姿は霊槍となっています。また、キングの枕こと神器「霊槍シャスティフォル」は様々に形態を変えることができます。

「七つの大罪」のキングの枕こと神器「霊槍シャスティフォル」の形態について、第一形態〜第十形態までを一覧でみていきます。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第一形態「霊槍（シャスティフォル）」は通常の槍の形態で、キングの枕の本来の形です。「飛び回る蜂（バンブルビー）」という技では槍が蜂のように素早い動きで相手を攻撃します。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第二形態「守護獣（ガーディアン）」は神樹に生える苔から作られている子熊のぬいぐるみのような形態です。ありとあらゆる打撃をかわし、水分を多く含んでいるため、炎系の攻撃に対しては強いですが、氷系の攻撃には弱くなっています。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第三形態「化石化（フォシライゼーション）」は2又の矛のような形態で、それで貫くことで相手を石化させることができます。さらに、守護獣と併用することもでき、守護獣の腹部から矛が出現。それに貫かれた相手は石化してしまいます。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第四形態「光華（サンフラワー）」は巨大な植物のような形態で、先端部分の花から威力の高い光線を放ちます。また、それは連射することも可能となっています。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第五形態「増殖（インクリース）」です。くないのような形の武器を無数に出現させ、それを自在に軌道を操って攻撃したり、それで自身の周囲を覆って防御に使用したりすることができる攻防一体の形状です。また「炸裂する刃雨（ファイトファイア・ウィズファイア）」という技により、増殖させた大量のくないを高速で落下させることも可能です。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第七形態「導苔（ルミナシティ）」です。環のある惑星のような形となり、光を放つことで暗闇を照らすことができます。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第八形態「花粒園（パレン・ガーデン）」です。完全防御を目的とした形態で、メッシュの殻のように対象を覆います。また、神樹が放出する花粉には治癒効果があり、中にいる者の傷を傷を癒やします。ただ、その治癒には即効性はなく、完治するには数十年〜数百年かかります。それでも、傷による痛みを和らげる効果は十分に期待できます。

霊槍シャスティフォルの形態一覧、第九形態・第十形態「？？？」です。第九形態は未だに不明で、第十形態はキングが戦っていないときに使用している枕の形態のことを指し、名称は分かっていません。

「七つの大罪」のキングの枕こと神器を解放することで、キング自身の闘級が上がり、神器も「真・霊槍シャスティフォル」となります。次に「真・霊槍シャスティフォル」の形態について、第一形態〜第八形態までを一覧でみていきます。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第一形態「霊槍（シャスティフォル）」は霊槍シャスティフォルの第1形態よりも大きくなり、威力も増します。そして、その威力はセーブ状態の霊槍ではかすり傷一つ付けることのできなかった巨獣アルビオンを、神器を投げただけで粉々に砕いたほどです。

さらに、第二形態主に「暴君の嵐（タイラントテンペスト）」と「裁きの槍」という攻撃を繰り出します。「暴君の嵐（タイラントテンペスト）」は「飛び回る蜂（バンブルビー）」の真・霊槍シャスティフォル版で、暴れる蜂のあまりの激しい動きからこの名前がついたようです。「裁きの槍」は上空の高い位置から相手の頭上へと垂直に霊槍を落下させる攻撃技となっています。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第二形態「守護獣（ガーディアン）」は、霊槍シャスティフォル版では子熊のぬいぐるみのようだった守護獣が、真・霊槍シャスティフォル版では巨人族並みに大きくなり、戦闘力も跳ね上がります。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第四形態「光華（サンフラワー）」は、霊槍シャスティフォル版と比較して、花部分がラフレシアのように大きくなります。そして、真・霊槍シャスティフォルの花から放たれる光線は、昼の傲慢なエスカノールでさえも「生意気」と発言するほど、凄まじい威力を発揮します。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第五形態「増殖（インクリース）」です。覚醒時には、くないのような形状ではなく、両刃剣のような形の武器に変化し、それは使用者のキング自身よりも大きくなります。また「飛び回る蜂（バンブルビー）」とも併用でき、無数の武器で敵を囲い込み、縦横無尽に高速で相手を切り裂く攻撃が可能となります。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第六形態「神樹の衣（ユグドラ・クロス）」です。霊槍の形を鎧へと変え、身に纏う形態です。足の裏から魔力が放出されることでスピードアップも可能で、手の甲にある刃で相手を攻撃します。

真・霊槍シャスティフォルの形態一覧、第八形態「花粒園（パレン・ガーデン）」です。サッカーボールのような模様で、覚醒時に使用。戒禁を取り込んだ四大天使最強とされるマエルの攻撃も阻止できるほどの強度があります。

「七つの大罪」のキングの魔力は「災厄（ディザスター）」です。それは対象の状態を促進させることができます。例えば、普通の毒を猛毒に変化させたり、小さな腫瘍を大きくしたり、植物を繁茂・成長させたり、かすり傷を重傷にさせたりすることも可能です。さらい、植物内の養分や水分を抽出して凝縮することで、殺傷性の高い水弾を放つこともできます。

「災厄（ディザスター）」は妖精王であるキングらしい魔力と言われており、これにより神器「霊槍シャスティフォル」を最大限に発揮することができます。そんなキングの能力を次に一覧でみていきます。

「七つの大罪」のキングの能力、1つ目は「状態促進（ステータスプロモーション）」です。毒や腫瘍、傷などを悪化させることができる能力です。これを使用し、メリオダスの肩の傷を広げたこともあります。

「七つの大罪」のキングの能力、2つ目は「養分凝縮（コンデンスパワー）」です。一気に樹木の水分を凝縮して、水弾を放つことができます。鉄の弾にも匹敵する威力となっています。

「七つの大罪」のキングの能力、3つ目は「妖精の舞（ダンシング・フェアリー）」です。妖精族に伝わる技で、キングはこれをテレビアニメ第2期「七つの大罪 聖戦の予兆」で使用しましたが、非常に弱い効果しかありませんでした。

テレビアニメ「七つの大罪」125話で初めて、キングの闘級が明らかになりました。この時判明した通常時のキングの闘級は4190でした。

妖精王の森に巨獣アルビオンが出現し、キングはこれを迎え撃ちます。このときの巨獣アルビオンの闘級は5500で、キングよりも上でした。そこで、キングは神器を解放することで、自身の闘級を大幅にアップさせます。神器の開放により、キングの闘級は11000となって、真・霊槍シャスティフォルを使用して巨獣アルビオンを見事倒しました。

初代妖精王グロキシニアに完膚なきまでに叩きのめされたキングは、グロキシニアから試練を与えられます。試練とは、刻帰りの術によって3000年前のグロキシニアの過去を経験することでした。この試練を見事に突破したキングの背中には羽が生え、闘級も41600まで跳ね上がりました。また、この闘級41600は通常時のものとされ、戦闘モードになればさらに上昇するかもしれないと考えられています。

キングとディアンヌの関係について、ディアンヌはキングと同じく「七つの大罪」メンバーの1人です。2人は騎士団時代よりも前から関わりがあるようで、キングはディアンヌのことを大事に想っているようです。

キングとエレインの関係について、エレインはキングの実の妹です。しかし、700年も離れて過ごしてきたため、キングは彼女に対して負い目を感じています。

キングとバンの関係について、バンもキングと同じく「七つの大罪」の1人で、騎士時代からキングは破天荒なバンの尻拭いをしてきました。そのため、2人はメリオダスからは良いコンビだと言われています。

こちらは「七つの大罪」のキングの神器シャスティフォルに関するツイートです。キングの真・霊槍シャスティフォルがかっこいいという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」のキングの神器シャスティフォルに関するツイートです。キングの霊槍シャスティフォルの種類が多いという感想となっています。

こちらも「七つの大罪」のキングの神器シャスティフォルに関するツイートです。キングの最も好きなシーンは初めて「真・シャスティフォル」を放ったところで、気絶してまで皆を守った姿が最高だったという感想となっています。

いかがでしたか？「七つの大罪」のキングの神器シャスティフォルについて、その形態や技を一覧で紹介し、キングの枕がその神器の第十形態であることが分かりました。

さらに、キングの能力や魔力、闘級の推移を紹介し、キングの魔力が「災厄（ディザスター）」で状態を促進するなどの能力を持つこと。神器の開放や、グロキシニアに与えられた試練を突破して背中に羽が生えたことなどを経て、闘級が大幅にアップしたことなども分かりました。皆さんもぜひ「七つの大罪」に登場する妖精王キングの枕こと神器シャスティフォルに注目してみてください！