七つの大罪の元ネタについて調査!七つの罪源・意味やそれぞれの悪魔を考察

テレビアニメ「七つの大罪」は、元ネタがあることでも知られています。七つの大罪の意味や名前だけでなく、関係する悪魔なども話題になっていました。テレビアニメ「七つの大罪」のキャラクターたちにも、元ネタがあることが発覚しています。この記事では、テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源とは何か?や意味と名前だけでなく、罪の象徴になっている悪魔や物語などをまとめて紹介していきます。

七つの大罪の元ネタについて調査!七つの罪源・意味やそれぞれの悪魔を考察のイメージ

目次

  1. 七つの大罪とは?
  2. 七つの大罪の元ネタの七つの罪源の意味
  3. 七つの大罪の元ネタの悪魔の名前一覧
  4. 七つの大罪の元ネタを考察
  5. 七つの大罪のメリオダスやバンの元ネタ
  6. 七つの大罪の元ネタに関する感想や評価
  7. 七つの大罪の元ネタまとめ

七つの大罪とは?

七つの大罪のアニメや原作の概要

テレビアニメ「七つの大罪」は、2014年10月5日に放送が開始していました。現在第3期まで、テレビアニメ「七つの大罪」は放送されていて、第4期は2021年の予定になっています。原作は、週刊少年マガジンで連載されていましたが、8年間の連載期間を経て2020年に終了していました。

七つの大罪のあらすじ

聖騎士たちは、戦いを起こす為にリオネス王国の王たちを監禁してしまいました。正義の象徴として活躍している聖騎士たちの裏の顔を知った王子のエリザベスは、城を抜け出して七つの大罪を探すことにします。七つの大罪は、残虐な行為を行った大罪人として指名手配されていたのです。藁にも縋る思いでメリオダスを発見したエリザベスは、七つの大罪を復活させる旅にでることにしました。

TVアニメ「七つの大罪 憤怒の審判」公式サイト

七つの大罪の元ネタの七つの罪源の意味

七つの大罪の元ネタの七つの罪源とは?

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源とは?を紹介していきます。七つの大罪というのは、元々イエス・キリストを信仰するキリスト教が定めた罪のことで、日本では七つの罪源という言葉で定着していました。罪の源になる人々の欲望のことを指していて、本来の七つの罪源を意味する欲望は、現在とは少し違っています。憤怒・強欲・怠惰の3つは、七つの罪源の時から変わっていませんが、他の4つは変化していました。

元々七つの罪源にあった虚飾と高慢は、1つにまとめられ傲慢になったのです。元々あった怠惰には、憂鬱という意味も加わりました。大食は、暴食へと名前が変化し、同じように肉欲は色欲という言葉に変わっています。元々七つの罪源にはなかった、嫉妬という言葉も追加されました。この欲望自体が罪というわけではありませんでしたが、そういった感情や欲望に支配されることで、罪を犯しやすくなるという戒めになっています。

傲慢の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味①傲慢(ごうまん)を紹介していきます。虚飾と高慢が合わさって出来た、傲慢という罪の意味は高いプライドなどを指す言葉になっていました。人よりも自分の方が優れていると思うが故に、自尊心が高くなってしまう状態。他にも、過度のナルシストなども傲慢に含まれます。鷲の上半身とライオンの下半身を持つグリフォンや、ライオンや孔雀が象徴です。

嫉妬の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味②嫉妬(しっと)を紹介していきます。新しく七つの大罪に追加されたと言われている嫉妬は、自分と異なる何かや誰かに対して憧れるだけでなく、妬むという意味です。自分が求めていたモノを持っている対象に抱いたりする罪源になっていて、憧れとは似て非なるモノになっています。聖書にも登場している蛇や、犬などが嫉妬の象徴の動物として知られています。

憤怒の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味③憤怒(ふんど)を紹介していきます。元々七つの罪源にあった憤怒は、最も原始的な感情としても知られていました。自分の思い通りにならない時や、侮辱や屈辱を受けた時などを指す欲望になっています。怒りに身を任せることが罪の源とされていました。架空の生き物のユニコーンとドラゴンだけでなく、オオカミなどが憤怒を象徴する生き物になっています。

怠惰の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味④怠惰(たいだ)を紹介していきます。憂鬱という意味も追加された怠惰には、落ちぶれるというような状態を指していました。だらだらと行動し、なまけてしまうことや、堕落などの意味があります。ロバやクマなどが、怠惰を示す象徴の動物です。

強欲の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味⑤強欲(ごうよく)を紹介していきます。元々七つの罪源にあった強欲は、何かを必要以上に欲するという意味がありました。強い欲望を意味していて、強欲自体には奪うというような意味はありません。ハリネズミやキツネなどが、強欲を象徴する動物になっています。

暴食の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味⑥暴食(ぼうしょく)を紹介していきます。元々は、大食という言葉で七つの罪源にありました。暴食の意味は、文字通り過度の食欲や、必要以上に食べすぎることなどになっています。豚やハエなどが、暴食の象徴です。

色欲の意味

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源の意味⑦色欲(しきよく)を紹介していきます。元々色欲とは、肉欲として七つの罪源にありました。意味は肉欲の時と同じで、性的な欲求などを指しています。物理的な欲求を満たすという意味もありました。サソリや山羊などが、色欲を象徴する動物になっています。

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七つの大罪の元ネタの悪魔の名前一覧

元ネタ一覧①傲慢/ルシファー

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧①傲慢を象徴するのは、天使や神と言われることもある悪魔ルシファーです。元々は、天使だった悪魔として日本でも有名なルシファーは、父親でもある神の怒りをかって地獄へ落とされたと言われています。天界を追放されたルシファーですが、神の寵愛を最も深く受けていた悪魔としても有名です。自らが神になろうとした傲慢さが、ルシファーの仇となりました。

元ネタ一覧②憤怒/サタン

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧②憤怒を象徴するのは、サタンです。サタンとは、地獄の王の悪魔を指す言葉としても知られていて、ルシファーと同等に扱われることがあります。しかし、サタンはルシファーと違い、元々天使ではありませんでした。ルシファーや他の天使をそそのかしたとも言われているサタン。怒りの象徴とされていることから、人々はサタンの子供や奴隷と記している文献などもあります。

元ネタ一覧③嫉妬/レヴィアタン

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧③嫉妬を象徴するのは、レヴィアタンです。レヴィアタンは、悪魔の中でも体が大きい怪物として有名です。悪魔の中も上位に君臨しているレヴィアタンは、嫉妬心を煽る悪魔として知られていて、エクソシストが対抗できないとも言われていました。人に憑りつき、嫉妬心を増幅させるだけでなく、ウソをついて人を騙し操る怖い悪魔として語り継がれています。

元ネタ一覧④怠惰/ベルフェゴール

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧④怠惰を象徴するのは、ベルフェゴールです。元々は、古代の神として崇められていた悪魔で、幸せな結婚など存在しないという象徴にもされていました。古代の神として、ベルフェゴールは疫病を流行させたとも言われていて、時代の流れにより悪魔として分類されるようになったのです。怠惰だけでなく、好色などを示す悪魔としても親しまれています。

元ネタ一覧⑤強欲/マモン

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧⑤強欲を象徴するのは、マモンです。キリストだけでなく、アラビアの文献などにおいても富や名声を意味する悪魔として記されていました。他にも、富とは反対の貧欲の象徴としても有名で、悪魔の中では力のない下級の悪魔です。命と引き換えに、人々に金や銀を与えるとされていますが、実際は金や銀の幻を見せるという厄介な悪魔になっています。

元ネタ一覧⑥暴食/ベルゼブブ

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧⑥暴食を象徴するのは、ベルゼブブです、元々ベルゼブブは、古代のオリエントで信仰されていた神様だったことでも有名です。しかし、信仰心が消えて人々から蔑まれるようになってしまいました。ハエの王と人々にバカにされ、神から悪魔になりました。悪魔の中でも上位に君臨しているベルゼブブは、サタンやルシファーに並ぶ力を持っているとされています。

元ネタ一覧⑦色欲/アスモデウス

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの悪魔の名前一覧⑦色欲を象徴するのは、アスモデウスです。アスモデウスは、キリスト教だけでなく、ユダヤ教にも記されている悪魔。元々は、ゾロアスター教の悪魔だったことが判明しています。悪魔というよりも、魔人として記されていたアスモデウスは、情欲と怒りを象徴する存在です。

元々は、天使だったアスモデウスは丁寧に接する相手には危害を加えず、医学や天文学を教えるとも言われています。

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七つの大罪の元ネタを考察

考察①起源はエジプトの一人の修道士?

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタを考察①起源はエジプトの一人の修道士?を紹介していきます。起源になっている文献には、八つの枢要罪(すうようざい)と記されていて、邪悪な思考を意味していました。この本を残した人物は、キリスト教の理論家でエジプトの砂漠に10年以上滞在し、多くの本を残したとされているエヴァグリオス・ポンティコスです。エジプトで亡くなりましたが、トルコ出身の人物でした。

エヴァグリオス・ポンティコスが残した八つの枢要罪を、その後イタリアのローマ教皇でもあったグレゴリウス1世が改訂し、今の七つの大罪が広まりました。

考察②悪魔の誕生と動物の刻印について

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタを考察②悪魔の誕生と動物の刻印についてを紹介していきます。メトロポリタン美術館に絵画が飾られている有名な画家のハンス・ブルクマイアーが、悪魔の誕生と動物の刻印に関わっているとされています。ハンス・ブルクマイアーは、数多くの宗教画を残している画家で、初めて悪魔を描いたとも言われていました。

ハンス・ブルクマイアーと同時期に活躍していた中世の画家たちの中には、七つの大罪を元に動物を描いた人物もたくさんいます。そのことから、七つの大罪の象徴として色々な悪魔や動物の姿が描かれるようになったと考えられているのです。文献や絵画によっては、悪魔や動物がメジャーなモノとは違っている場合もあります。

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七つの大罪のメリオダスやバンの元ネタ

考察①アーサー王物語のトリスタンの父親メリオダス?

テレビアニメ「七つの大罪」のメリオダスやバンの元ネタ考察①アーサー王物語のトリスタンの父親メリオダス?を紹介していきます。メリオダスのモデルになっている人物は、アーサー王伝説に登場していたキャラクターだと考察されていて、作者の鈴木央さんも認めていました。アーサー王伝説には、主人公のアーサー王に仕えた円卓の騎士のトリスタンという人物がいて、その父親がメリオダスのモデルになったキャラクターです。

考察②バンはアーサー王物語ではフランスの地方国家の王?

テレビアニメ「七つの大罪」のメリオダスやバンの元ネタ考察②バンはアーサー王物語ではフランスの地方国家の王?を紹介していきます。アーサー王伝説の中には、フランス地方の国家なども登場していました。そのフランス地方の国家の王というのがバンだったのです。アーサー王伝説で登場していたバンの妻は、テレビアニメ「七つの大罪」と同じくエレインという名前の女性でした。

バンやエレインの他にも、アニメ「七つの大罪」のキャラクターはアーサー王伝説が元になっています。キングとディアンヌやエリザベスなどもアーサー王伝説に登場しているキャラクターなので、興味のある方は是非チェックしてください。

考察③マーリンの元ネタは?

テレビアニメ「七つの大罪」のメリオダスやバンの元ネタ考察③マーリンの元ネタとは?を紹介していきます。マーリンは、色々な物語で偉大な魔法使いとして知られているキャラクターで、元ネタはアーサー王伝説です。数多くの映画の題材にもなっていて、マーリンはアーサーを導く存在として知られています。テレビアニメ「七つの大罪」で登場していた、マーリンに関連する人物もアーサー王伝説が元になっていました。

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七つの大罪の元ネタに関する感想や評価

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタに関する感想や評価には、元ネタになっているアーサー王伝説や円卓の騎士に関するコメントが多くなっていました。

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタに関する感想や評価には、主要キャラクターたちのモデルが話題になっていました。たくさんのキャラクターに、モデルとなった人物がいるので比較なども人気です。

テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタに関する感想や評価には、元ネタのアーサー王伝説を元にカップリングを考察しているファンもたくさんいました。

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七つの大罪の元ネタまとめ

この記事では、テレビアニメ「七つの大罪」の元ネタの七つの罪源とは何か?や悪魔の情報だけでなく、元ネタに関する考察やキャラクターのモデルになった人物などを紹介していきました。テレビアニメ「七つの大罪」は、元ネタのアーサー王伝説なども注目されているので、是非チェックしてください。

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