2020年11月25日公開
2020年11月25日更新
【エヴァンゲリオン】ネブカドネザルの鍵とは何?「神と魂を紡ぐ道標」の意味を考察
未だ人気が衰えないアニメ作品の一つに「新世紀エヴァンゲリオン」があります。テレビアニメ版や旧劇場アニメ映画版など含め、様々な方面にメディア展開されている作品です。その中で、新劇場版四部作の完結編が2021年に公開されます。新劇場版第二作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に、「ネブカドネザルの鍵」というものが登場しています。この「ネブカドネザルの鍵」とは何なのかということについて、ネットでは噂になっています。加持のセリフにある「ロストナンバー」「神と魂を紡ぐ道標」などから、これらを考察します。
目次
ネブカドネザルが登場するエヴァとは?
いまだに人気が衰えないアニメのひとつに、『新世紀エヴァンゲリオン』があります。『新世紀エヴァンゲリオン』には、キリスト教関係の言葉や考え方、古代バビロニア王朝の伝説などをモチーフとした設定やセリフなどがあり、難解なストーリーだと評価されることがあります。つまり『新世紀エヴァンゲリオン』には、それまでの子供向けのロボットアニメと違い、独特な世界観が繰り広げられています。
『新世紀エヴァンゲリオン』はテレビアニメ版から始まって、様々なメディア展開をしました。その中でも新劇場版といわれる劇場版アニメ映画は、初代のテレビアニメ版をもとにしてはいますが、ストーリーや登場人物なども変えた新作アニメ映画です。その新劇場版の第二作目である『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に、「ネブカドネザルの鍵」というものが登場します。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破の概要
1995年に放映されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第25話と第26話の展開やセリフなどについて、賛否両論が沸き起こりました。そこで1997年の春と夏に劇場版アニメ映画として2話を新しく作り直して公開します。これを旧劇場版と呼びます。さらに10年が経過した2007年に、テレビアニメ版をもとにした全く新しい『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場アニメ映画版が制作されました。
雅楽などで使われる言葉で三部構成を意味する「序破急」をもとに、「序」「破」と、「急」を「Q」に変え、また、最終作を「𝄇」と名付けています。第二作は2009年、第三作は2012年に公開され、第四作目は2021年に公開予定されています。これらの新劇場は、テレビアニメ版の流れを汲んではいますが、総集編のようなものにはなっていません。セリフや登場人物名も変わり、新たな謎なども増やされているのです。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のあらすじ
使徒と呼ばれる謎の生命体と戦う少年少女たちの物語です。思春期の少年少女たちの気持ちと、肉体と精神との関係を描きながら、人類の発生の謎が解明されていきます。
地球を裏で支えてきたという秘密結社や、本来謎の生命体から地球を守るために結成された組織が密接に絡み合い、サードインパクトが発生しかけます。アスカの登場の他にマリやカヲルが登場し、テレビアニメ版から大きくリビルトされていったのが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』です。
ネブカドネザルの鍵とは?正体やセリフの意味を考察
『新世紀エヴァンゲリオン』と他のアニメとの大きな違いのひとつは、細かい設定などを一般公開しない点です。物語の核心に触れる情報は開示しないにせよ、それ以外の設定情報などを制作側が公開することで、さらなるファンの獲得を目指すのが一般手法です。ところがこれがなされていない『新世紀エヴァンゲリオン』なので、ファンたちは状況を分析し、考察し、それぞれのEVA世界観を楽しんでいるのです。
『新世紀エヴァンゲリオン』には、一度見聞きしただけでは理解できないような、宗教や生命科学や軍事などに関する難解な言葉が多く使われています。このため『新世紀エヴァンゲリオン』を理解するためには言葉の意味を知り、他の言葉とのつながりを考え、登場人物の劇中の役割や目的を想像していく必要があるのです。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に登場した「ネブカドネザルの鍵」とは何であるかを考察します。
考察①バベルの扉を開ける?
ネブカドネザルの鍵の考察として、一番初めに考える必要があるのは「鍵」の部分です。ネブカドネザルの鍵というだけに、何かを開閉するための道具として存在するはずだと考察されます。それは魂の生産場所である「ガフの部屋」に通じる「ガフの扉」や「バラルの扉」を開けるための鍵ではないかとファンの間では考察されています。ヘブライ語のバラルとバベルの塔のバベルは、同意で「神の世界への門」「混乱」を意味しています。
『新世紀エヴァンゲリオン』のテーマのひとつである「魂と肉体」に、ネブカドネザルの鍵が深く関係していることは間違いありません。テレビアニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』では、ガフの部屋というセリフが実際に使われており、またビデオフォーマット版でもガフの扉というセリフは使われています。これらの考察から、ネブカドネザルの鍵とは「扉」を開けるための鍵ではないのか、という考えが強く支持されているのです。
考察②ゼーレが保管していた予備のロストナンバー
秘密結社のゼーレは、アニメ版では12人の幹部が存在していました。実はもっと多くの幹部が存在したのではないかともいわれています。つまり加持リョウジのセリフの「ロストナンバー」とは、ゼーレ幹部の数を意味しているのではないかという考え方です。ゼーレのロストナンバーがあるために、ネブカドネザルの鍵が余っていた。それをゼーレは、予備のネブカドネザルの鍵として保管していたという説です。
加持リョウジからネブカドネザルの鍵を受け取った碇ゲンドウは、以降、とても大事そうにネブカドネザルの鍵を持ち歩きます。ゼーレのロストナンバーのネブカドネザルの鍵であるならば、想像を超える力を発揮するもなのかもしれません。
これらから考えると、ロストナンバーとなっているゼーレの幹部に関係するのではないかということになります。もとより、なぜロストナンバーがあるのかは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の時点では謎のままです。
考察③モノリスのロストナンバー
秘密結社ゼーレは、太古の昔より世界を裏から支える組織とされています。ゼーレが発掘した「裏死海文書」には、使徒の出現などが記されており、この予言書をもとにゼーレは活動しています。ゼーレ意思決定会議に参加するのは12人の幹部です。議場には黒い石碑のようなモノリスがあり、ナンバーが表示されています。その数字にはロストナンバーがあります。新劇場版の一場面で、ロストナンバーが確認できるシーンがあります。
会議には、幹部本人ではなくホログラムのような映像が出現します。またモノリスから音声だけが聞こえる場合もあります。このモノリスに、ネブカドネザルの鍵のような映像が見えるシーンがあるのです。このため、ネブカドネザルの鍵とはモノリスに使用するものではないか、という説もあるのです。ロストナンバーになっているモノリス用で、そのネブカドネザルの鍵を予備と呼んだのではないかということです。
考察④旧劇のアダムの代わり
旧劇場版で加持リョウジが碇ゲンドウに秘密裏に渡したものは、アダム計画で胎児状まで復元され、硬化ベークライトによって固められた使徒アダムでした。アニメ版では碇ゲンドウの手にアダムを移植し同化させ、手袋で隠していました。また漫画版では、碇ゲンドウがアダムの胎児を飲み込み同化するシーンがあります。
碇ゲンドウは使徒アダムやリリスを使って神の領域に達し、人類すべての魂を一つにする「人類補完計画」を実行しようとしていました。ところが新劇場版ではアダム計画による胎児化したアダムが登場しません。そこから考察すれば、ネブカドネザルの鍵とは「胎児化したアダムの代用品」として使われたとも言えます。ただし、これでは加持リョウジのセリフにある「ロストナンバー」の意味が不明です。
考察⑤セリフ「神と魂を紡ぐ道標」の意味
ネブカドネザルの鍵についての考察の中で、最も重視し、また慎重に考えなければならないのがネブカドネザルの鍵を碇ゲンドウに渡すときの加持リョウジの言ったセリフにある「ロストナンバー」と「神と魂」です。碇ゲンドウは「人類補完の扉を開く鍵だ」と返答したことから、魂に関係することは間違いなさそうです。
これがお約束の代物です。予備として保管されていたロストナンバー。神と魂を紡ぐ道標ですね。
セリフの「紡ぐ」という言葉が本来の「糸を作る」であれば、インパクトを発生させるための鍵なのか、ガフの部屋に通じている扉の鍵なのか、などと考察されています。それでも「ロストナンバー」の意味が解明できません。もしセリフの「紡ぐ」の意味が「言葉をつなげて」ということであれば、複数の言葉が存在して混乱してしまったというバベルの塔の伝説に関連しますが、やはり「ロストナンバー」にはつながりません。
ネブカドネザルの鍵は加持が持ってきた?
加持リョウジと葛城ミサトは、『新世紀エヴァンゲリオン』における難解なセリフや設定の解説者でもあります。彼らのセリフによって、設定や言葉の意味が明らかになっています。葛城ミサトは主人公の碇シンジたちと同じ家に住み、彼らの保護者でもあります。一方の加持リョウジは、日頃はジオフロント内でスイカを作り、シンジたちの兄貴分としての存在しています。ところが、加持リョウジには別の顔があるのです。
加持リョウジは、国連特務機関ネルフの特殊監査部に所属するスパイです。また、日本政府のスパイでもあり、そしてまた秘密結社ゼーレのスパイでもあります。碇ゲンドウは、これらのことを感づいてはいるようです。その三重スパイの加持リョウジが、『新世紀エヴァンゲリオン』の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』において、ネブカドネザルの鍵を碇ゲンドウに直接手渡します。加持リョウジの裏切り行為の目的も、謎のひとつのままです。
ベタニアベースから加持が持ってきたもの
国連直轄特務機関ネルフは、使徒殲滅のために発足した組織です。ネルフの本部は日本にあり、最高司令官は碇ゲンドウです。ネルフの支部は世界各国に存在しますが、新劇場版では北米やドイツの支部が重要拠点として登場しています。新劇場版では、各国のネルフ支部が勝手に活動し、十分な情報交換ができない対立状態になっているという設定です。
北極にあったネルフのベタニア基地では、「マルドゥク計画」が行われていました。それは使徒へ直接エントリーする実験です。この実験に、ネブカドネザルの鍵が使われていた可能性があります。その実験における予備のネブカドネザルの鍵を、加持リョウジが持ち出したとする考察があるのです。ただしこの説では、加持リョウジのセリフの「予備」は辻褄が合いますが、ロストナンバーの意味が不明です。
ベタニアベースにユイのバックアップがあった理由
人型兵器とされるエヴァンゲリオンは、実はロボットではありません。使徒アダムをコピーして作った生命体です。使徒が使用するATフィールドを使うことができる、唯一の兵器です。使徒殲滅のために作られた国連特務機関ネルフは、世界各国に支部があります。バチカン条約により、各国は3機までしかエヴァンゲリオンを保有できません。
北極のネルフ基地であるベタニアでは、第3使徒が幽閉されていました。この使徒に直接エントリーできないかという実験が行われていました。『新世紀エヴァンゲリオン』の主人公である碇シンジの母親である碇ユイは、エヴァンゲリオンの制御システム開発担当でした。ユイが開発していた制御システムを応用するため、ベタニアにユイのバックアップが存在していたのです。
ネブカドネザルの鍵は何本?
ネブカドネザルの鍵が何に使用されるのかが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』では明らかになっていません。北極にあったネルフのベタニア基地から加持リョウジが持ち出し、碇ゲンドウに手渡すときのセリフで「予備」「ロストナンバー」という言葉が意味深です。予備というからには、ネブカドネザルの鍵が複数本存在することは間違いなさそうです。
『新世紀エヴァンゲリオン』に登場するエヴァンゲリオンの数や使徒の数は、テレビアニメ版と劇場版とでは微妙に違いがあります。ネブカドネザルの鍵についても、加持リョウジが碇ゲンドウに手渡したものは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』以降、専用のトランクに入れて常に碇ゲンドウが持ち歩いています。この扱われ方から、それだけネブカドネザルの鍵が貴重なものであることがわかります。
ネブカドネザルの鍵は15本?
ゼーレの人類補完計画や碇ゲンドウの真の目的を考えると、ネブカドネザルの鍵が使徒や人類に深く関係することは間違いなさそうです。特にネブカドネザルの鍵のデザインを見ると、人体の神経がデザインされているようにも見え、何かしら生命などに関与するものであることが想像できます。そこで、使徒に関係するのであれば15本ではないかという考察が存在します。ロストナンバーも、この考察では使徒にあてはめるのです。
ネブカドネザルの鍵が使徒の覚醒や、それに伴うインパクトの発生に使用されるならば、使徒の数だけネブカドネザルの鍵が存在しなければなりません。まず、第一使徒のアダムや第二使徒のリリスは覚醒する必要がないのでネブカドネザルの鍵は使用していないと考えられ、最後の使徒の渚カヲルは第17使徒なので、アダムとリリスを引けば、15です。よってこの考察から、ネブカドネザルの鍵は15本存在していることになります。
新劇場版で15本の鍵はどう使われた?
ネブカドネザルの鍵は、テレビアニメ版や旧劇場アニメ版の『新世紀エヴァンゲリオン』には登場しないアイテムです。ネブカドネザルの鍵が新劇場版で使われることから、設定は新劇場版で使われている設定に則って考える必要があります。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の『序』『破』で使われなかったネブカドネザルの鍵こそ、ロストナンバーということなのです。
新劇場版『新世紀エヴァンゲリオン』では、使徒は12使徒しか登場しません。第3使徒から第12使徒まで、合計10使徒いますので、これらをネブカドネザルの鍵で覚醒したとなると10本使ったことになります。セカンドインパクト発生時のシーンで4体のアダムが覚醒しているので、これらをあわせて14本使ったことになります。そして予備で保管されていたネブカドネザルの鍵が碇ゲンドウに手渡されたロストナンバーなのです。
ネブカドネザルやバベルの塔とは?
『新世紀エヴァンゲリオン』には、キリスト教関係の言葉や古代バビロニア王朝時代の神話などが使われています。「エヴァンゲリオン」という言葉もキリスト教の「福音」を意味していますし、「使徒」もキリスト教における「イエス・キリストの弟子」を意味する言葉です。『新世紀エヴァンゲリオン』には、設定やセリフや固有名詞などに、ストーリーの重要なテーマなどを隠していることがあります。
ネブカドネザルとは?
ネブカドネザルの鍵のモチーフになっているネブカドネザルという人物は、4人います。1世はマルドゥク神教で重要な偶像をエラム人たちから奪還し、占拠されていたバビロンを取り戻しています。もっとも有名なネブカドネザルは2世で、バビロンの空中庭園の伝説やマルドゥク神殿の改修工事などで有名です。市民反乱やアッシリアの攻撃で壊滅的になっていたバビロン市を短い時間で世界屈指の都市に再建したという伝説があります。
バベルの塔とは?
バベルの塔は旧約聖書に登場します。同じ言葉を使っていた人々が協力し、街を作り高い塔を作り、神の領域まで到達しようと努力し始めます。これを見た神は「同じ言葉を使っているから、余計なことをする」と判断し、違う言語を人々に与えます。理解しあえなくなった人々は街や塔の建設をやめ、世界に散らばっていきました。一般的には神話ですが、一部にはマルドゥク神殿の遺跡という説を唱える学者もいます。
ネブカドネザルの鍵に関する感想や評価
『新世紀エヴァンゲリオン』の新劇場版4部作は、テレビアニメ版と旧劇場版を再構築したものです。辻褄が合わなかった点や、伏線を回収できなかった点を、新劇場版では新たに作り直しているのです。ネブカドネザルの鍵は、テレビアニメ版にも旧劇場版にも使われていない新しい謎です。『新世紀エヴァンゲリオン』は設定などの情報をほとんど発信しないので、ファンは各自の考察を楽しんでいます。
間が長い
エヴァ映画が1月23日公開という中で、前作が8年ちょい前になるんだけどさ。
— ちゐさく前江ならへ/メガニスト (@un_punch) November 14, 2020
みんな前の話覚えてる?
"ネブカドネザルの鍵"とか?
多分、次の映画でいきなり"ネブカドネザルの鍵"って言われても、「そんなんあったっけ?」ってなるんじゃないかな? pic.twitter.com/IplBbcuSbw
庵野監督の有名な逸話のひとつに、脚本の完成が遅いということがあります。旧劇場版の公開一ヶ月前に案の監督の謝罪会見が開かれたことがありました。「そういえばEVAって、どこまでいったっけ?」「前の話、忘れた」「テレビ版の最後の二話も投げ出したんでしょ?」など、ネット上には批判的な声が多くみられます。
ファンの考察が面白い
ネブカドネザルの鍵は新劇場版エヴァンゲリオン:破で加持がゲンドウのところに運んだものだよ!
— 🔑鍵たん🔑 (@keylock_tan) November 11, 2020
これは私も何か分からないから興味のある人は色んな人が考察しているから調べてみると面白いよ(`・ω・´)
『新世紀エヴァンゲリオン』の世界は、公式設定を公表しないところに面白さがあるとする意見・感想があります。「すごい考えをするなあ、って考察あるよね」「全然気が付かなかった」「自分で調べて、つじつまが合ったときは興奮する」など、ファンたちの間で様々な意見があることに対して好意的に受け入れる意見が多くみられます。
何度も見直すことで
ネブカドネザルの鍵をいれてたトランク、「ネブカドネザルの鍵厳重保管用耐熱耐圧耐電磁耐爆耐核耐生物超硬物質軽量特殊トランクケース」って名前で笑う
— おじいさん (@kay_shoo) November 13, 2020
ネブカドネザルの入ったケースを見ると、反転したバビロニア文字が使われていたり、碇ゲンドウがネブカドネザルの鍵を運搬するときに使うトランクに特殊トランクと明記されているなど、制作側が楽しみながら作っている様子が伺えます。「こういう仕込みを探すの、面白いよね」「無駄なイースターエッグではない真面目なところが好き」など、コアなファンの間では好評のようです。
ネブカドネザルの鍵まとめ
『新世紀エヴァンゲリオン』には、古代バビロニア王朝の伝説やユダヤ教や旧約聖書などに書かれた言葉などが使われ、そのために「エヴァは難解なアニメ」と評価されてしまうことがあります。新劇場版4部作は2021年に最終作が公開され、様々な伏線が回収されるはずです。完結作を前に、ネブカドネザルの鍵をはじめとする『新世紀エヴァンゲリオン』の世界を復習しておくのは、いかがでしょうか。