【エヴァンゲリオン】空白の14年間の謎を予告編から考察！破からQの間に何があった？

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」は、2012年11月17日に公開された作品です。「新劇場版エヴァンゲリオン」シリーズの第3作目で、旧劇場版では描かれなかったストーリーが見れると人気があります。

碇シンジが引き起こしたニアサードインパクトから14年後。式波・アスカ・ラングレーがNERVとの戦いの末に、兵器として保管されていた碇シンジを回収することに成功します。式波・アスカ・ラングレーは、NERVではなく反NERV組織のヴィレに所属し、葛城ミサトの指示を受け作戦を決行していました。新たなパイロットの渚カヲルと出会い、第3東京市の変わり果てた姿を碇シンジは目の当たりにします。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」と前作映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の繋がりは、目覚めた碇シンジの発言によって証明されています。鈴原サクラに質問された碇シンジは、覚えているのは綾波レイのことだと答えていました。碇シンジの最後の記憶は、綾波レイを救ったことだったのです。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察①凍結されるエヴァ初号機を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストで碇シンジは、綾波レイをエヴァンゲリオン零号機ごと取り込んだ使徒と対決していました。活動限界を超えながらも、自分の意思でエヴァンゲリオン初号機を動かし、暴走させた碇シンジは、綾波レイを使徒から助け出すことに成功します。そして、綾波レイと融合してしまいました。

碇シンジは、助け出した綾波レイと一緒にエヴァンゲリオン初号機に取り込まれてしまいます。そのせいで、エヴァンゲリオン初号機は覚醒し、サードインパクトを引き起こしてしまいそうになりました。しかし、「新劇場版エヴァンゲリオン：破」では、エヴァンゲリオン初号機に渚カヲルが槍を突き刺し、動きを止めていました。その後、碇シンジと綾波レイはエヴァンゲリオン初号機に融合したまま、凍結されることになったのです。

エヴァンゲリオン初号機は、渚カヲルのエヴァンゲリオンMark6から投げられたカシウスの槍に突き刺さった状態でした。凍結されたエヴァンゲリオン初号機は、NERVによって以前のリリスのような扱いを受けることになります。NERVは、エヴァンゲリオン初号機を衛星兵器として扱い、破壊兵器を生み出すのに利用していたのです。エヴァンゲリオン初号機は、衛星軌道上に保管されていました。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で凍結されていたエヴァンゲリオン初号機は、元々NERVに所属していた職員たちによって結成された反NERV組織のヴィレによって救出されることになります。作戦名は「US作戦=Ultimate Soldier Operation」。式波・アスカ・ラングレーと真希波・マリ・イラストリアスによって、エヴァンゲリオン初号機は、NERVから反NERV組織のヴィレに回収されました。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察②要塞都市は廃棄されることにを紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」までのストーリーでは、第3東京市がNERVの管理する要塞都市として扱われていました。しかし、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストで起こったニアサードインパクトによって、要塞都市はほとんど破壊され、第3東京市は破棄されることになってしまいます。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で碇シンジは、第3東京市へ案内されていました。そこには、かつて碇シンジたちが生活していた頃の面影は一切残っていなかったのです。ニアサードインパクトのせいで、一面真っ赤に染まっていただけでなく、地面もひび割れ崩壊していました。他にも、大きな十字架があちらこちらにいくつも建てられていて、人が住めないことは一目瞭然でした。

ニアサードインパクトでは、たくさんの人が命を落としてしまいます。そして、住めなくなった第3東京市から脱出し、住人達は別の場所へと移り住むことになったのです。空白の14年間でNERVの職員たちも同じく、第3東京市を脱出して、別の場所に住んでいました。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察③ネルフは海の要塞に行く映像を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストの予告映像で、NERVの職員たちが連行される姿が映し出されていました。NERVの関係者を連行していた組織の名前などは明かされていませんが、ゼーレに関係しているのでは？と考察されています。NERVの関係者たちが連れて行かれたのは、海の近くにある要塞です。

要塞の名前などは明らかになっていませんが、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」で加地リョウジが碇シンジたちを案内した海洋生態系保存研究機構である可能性が高いです。たくさんの絶滅危惧種の生き物を管理している海洋生態系保存研究機構は、元々NERVの保有している建物になっています。「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、どのように葛城ミサトや赤城リツコたちが追っ手を逃れたのか描かれていません。

もしくは、捕まったにも関わらず、NERVを乗っ取った組織から逃げ出した可能性もあります。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、葛城ミサトたちが所属していたNERVが全くの別モノになっていました。どのような経緯で、反NERV組織のヴィレが立ち上げられたのかは不明です。ストーリーでも、一切解説するようなシーンは無く、式波・アスカ・ラングレーの復活した経緯なども描かれていませんでした。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察④エヴァ6号機を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の予告映像で渚カヲルの乗っていたエヴァンゲリオン6号機は、第3東京市のジオフロイトの中心部にあるセントラルドグマに投げ込まれていました。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストで登場したエヴァンゲリオン6号機は、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で登場していませんでした。

エヴァンゲリオン6号機が投げ込まれたセントラルドグマの最下層のターミナルドグマには、NERVが守り続けてきたリリスがありました。NERVもしくは、ゼーレの命令でエヴァンゲリオン6号機がターミナルドグマに投げ込まれていましたが、その理由などは不明です。おそらく、地下に幽閉されているリリスに関係していると考察されてます。リリスの保護に向かった可能性もありますが、破壊しに行ったのでは？という意見もあります。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」でエヴァンゲリオン6号機が登場していないことから、空白の14年間の間に破棄されたもしくは、ターミナルドグマへ向かった際に消滅してしまった可能性が高いです。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で渚カヲルは、エヴァンゲリオンMark.06のパイロットになっているので、リリスを吸収したのでは？という考察もありました。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察⑤エヴァ8号機を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の予告編では、エヴァンゲリオン8号機の製造風景が描かれていました。エヴァンゲリオン8号機は、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で真希波・マリ・イラストリアスがパイロットとして乗り込んでいます。

元々NERVが製造していたエヴァンゲリオンなので、どのような経緯で反NERV組織のヴィレが保有しているのかは描かれていません。ファンの間では、反NERV組織のヴィレがNERVからエヴァンゲリオン8号機を奪ったのでは？と考えられています。他にも、真希波・マリ・イラストリアスがエヴァンゲリオン8号機ごと反NERV組織のヴィレに寝返ったという可能性も高いです。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年間の謎を予告編から考察⑥運命を仕組まれた子供を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストで流れた予告映像では、運命を仕組まれた子供たちというナレーションが入っていました。そこに映し出されたのは渚カヲルの横顔で、その後ろには3人の人影があります。このシーンは、空白の14年間に起こった出来事だと考察されていました。

映った人影に関しては、エヴァンゲリオン初号機と融合していた碇シンジ以外のパイロットだと考えられています。渚カヲルと一緒に居たのは、綾波レイと式波・アスカ・ラングレーと真希波・マリ・イラストリアスの3人です。碇ゲンドウと冬月コウゾウが、映画「新劇場版エヴァンゲリオン」シリーズでも発言していたことがあり、エヴァンゲリオンのパイロットたちは初めから運命を仕組まれていたと考察されています。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年のサードインパクトを考察①サードインパクトは起こった？を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の予告映像では、サードインパクトが起こるシーンが描かれていました。しかし、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、サードインパクトが発生していません。その為、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の予告シーンこそが、空白の14年間だと考察されているのです。

このサードインパクトは、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」のラストで碇シンジが引き起こしたモノとは、別のモノになっています。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で映し出された映像では、世界の至る所が真っ赤に染まっていました。サードインパクトを引き起こしたきっかけとして予想されているのが、渚カヲルの乗ってたエヴァンゲリオン8号機です。リリスとの融合で、サードインパクトが起こったと考察されてます。

サードインパクトに碇シンジが関係ないというのは、確実です。その理由は、サードインパクトが発生したのが地上ではなく、第3東京市の地下のセントラルドグマだからです。爆心地がセントラルドグマということは、地上で活躍していた碇シンジと無関係ということになります。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年のサードインパクトを考察②生き残ったのはネルフとヴィレの人間だけ？を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」では、NERVに関係している碇シンジたちの他にも人間が生活している様子が描かれていました。しかし、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、NERVと反NERV組織のヴィレに関係する人間以外は一切登場していないのです。

反NERV組織のヴィレには、NERVに所属していなかった人たちもいると映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で解説されています。そのことから、サードインパクトから生き残った人々は反NERV組織のヴィレに所属することで生き延びる道を選んだのでは？と考察されていました。NERVがサードインパクトを発生させたことを人々が知ったとすれば、反NERV組織のヴィレに所属するというのは自然な流れです。

エヴァ新劇場版:Qのヴィレの正体に関する考察を紹介していきます。反NERV組織のヴィレは、軍事組織です。指揮を取っているのは、葛城ミサトです。サードインパクトから生き残った人たちが所属していて、かつての上司でもある、NERVの碇ゲンドウと冬月コウゾウたちとは対立関係になりました。海洋生態系保存研究機構を基地にしているのでは？と考察されています。

海洋生態系保存研究機構は、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」で加地リョウジが管理していることが明らかになっていました。加地リョウジの意思を継ぐという意味も込めて、葛城ミサトが反NERV組織のヴィレの拠点に選んだという可能性もあります。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、エヴァンゲリオンが兵器を保有してはいることが明らかになっていました。

しかし、NERV程の人手やパーツなどを保有していないので、エヴァンゲリオンが破損した際はあらゆるパーツを使って修理しています。所属しているメンバーは、スカーフを巻いているという特徴がありました。

エヴァ新劇場版:Qの鈴原サクラの正体に関する考察を紹介していきます。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で登場した鈴原サクラは、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」まで活躍していた鈴原トウジの妹です。初めて碇シンジがエヴァンゲリオン初号機で出撃した際に、使徒との交戦に巻き込まれ負傷していた人物。兄の鈴原トウジのシャツを鈴原サクラが飾っていたことから、彼はサードインパクトで死んだと考察されています。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で鈴原サクラは、反NERV組織のヴィレに所属していました。衛生少尉という役割を担っていて、エヴァンゲリオン初号機から救出された碇シンジの世話をしているシーンがあります。鈴原トウジと同じく、エヴァンゲリオンのパイロット予備軍だと予想されていましたが、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では一切そのようなシーンはありませんでした。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」のループ説①は、アスカの左目の眼帯です。式波・アスカ・ラングレーは、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」で、エヴァンゲリオン3号機と融合し使徒として殲滅されていました。しかし、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、左目に眼帯をして再登場しているのです。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」では、式波・アスカ・ラングレーが左目を負傷するシーンはありません。

式波・アスカ・ラングレーの左目の負傷したシーンが描かれていたのは、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」です。そのことから、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で登場した式波・アスカ・ラングレーは、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」で左目を負傷した方の彼女なのではないか？と考察されています。サードインパクトに関しても、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」のラストで起こった時のモノだと考えられてます。

式波・アスカ・ラングレーが、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」の時の彼女だと考えられているのは、左目の眼帯だけではありません。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」のセントラルドグマのシーンで、映し出された風景が、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」のラストとほぼ一致しているんです。どちらの作品でも、壊れた戦闘機や散らばっている人骨などが、同じように描かれています。

映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」のループ説②は、渚カヲルのセリフです。謎めいた渚カヲルに関しては、色々な考察が飛び交っています。渚カヲルは、旧劇場版「新世紀エヴァンゲリオン」でも、碇シンジと碇ゲンドウたちのことを知っているような発言をしていました。初めて会った碇シンジに対して、「変わらない」という発言をしていたり、「今度こそ」というセリフを口にしているのです。

渚カヲルは、何度もループを繰り返していて、碇シンジを救いたいと願っている可能性があります。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年に関する感想や評価には、渚カヲルの乗っているエヴァンゲリオンMark.06の中に、リリスの体があるのでは？というコメントがたくさんありました。空白の14年間で、NERVの地下に保管されていたアダムと融合し、サードインパクトを引き起こしたと考えているファンも多いです。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年に関する感想や評価には、葛城ミサトや式波・アスカ・ラングレーの碇シンジに対する態度などが話題になっていました。空白の14年間で、葛城ミサトや式波・アスカ・ラングレーに何が起こったのかは描かれておらず、ファンの間で色々な考察が飛び交っています。反NERV組織のヴィレが、何を目論見NERVに対抗しているのかも、話題になっていました。

エヴァ新劇場版:Qの空白の14年に関する感想や評価には、エヴァンゲリオンの機体に関するコメントが多くなっていました。映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」では、エヴァンゲリオン13号機が登場していることから、空白の14年間に何体のエヴァンゲリオンが製造されたのか？色々な考察が飛び交っています。存在していたならば、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」で何故出てこないのか？と疑問に感じている方もいました。

この記事では、映画「新劇場版エヴァンゲリオン：Q」の予告に関する考察や映画「新劇場版エヴァンゲリオン：破」の空白の14年間の情報だけでなく、サードインパクトや反NERV組織のヴィレや鈴原サクラの正体などを紹介していきました。新作の公開が注目されている「新劇場版エヴァンゲリオン」シリーズは、たくさんの謎が残されているので、予告の映像や考察などと合わせてチェックしてみてください。