【エヴァンゲリオン】伊吹マヤの魅力と潔癖症な一面を紹介！Qでの登場シーンは？

アニメエヴァンゲリオンシリーズの中で極度の潔癖症として知られている伊吹マヤ。伊吹マヤはアニメエヴァンゲリオンシリーズの作中で｢NERV｣本部のオペレーターを務める女性キャラクターであり、テレビアニメ版からエヴァンゲリオンの新劇場版：Qまで登場し続けています。本記事ではそんなエヴァンゲリオンに登場する伊吹マヤについて潔癖症な一面や名言・名セリフ、新劇場版：Qでの登場シーンや声優などをご紹介していきます。

では潔癖症な伊吹マヤの名言・名セリフや新劇場版：Qでの登場シーン、アニメの声優などについてご紹介する前に、伊吹マヤが登場するアニメ新世紀エヴァンゲリオンシリーズの作品情報についてご紹介していきます。伊吹マヤが登場する新世紀エヴァンゲリオンとは1990年代に社会ブームを巻き起こしたアニメ作品です。アニメ新世紀エヴァンゲリオンは1995年は漫画から先に公開され、1995年から1996年に渡って放送されました。

社会ブームを巻き起こしたアニメ新世紀エヴァンゲリオンは後のアニメ作品に多大な影響を与えるほど斬新なストーリーが描かれた作品として知られており、1997年には旧劇場版と呼ばれる劇場版アニメが制作されました。そんなアニメ新世紀エヴァンゲリオンは2006年に合計4部作のリメイク映画が発表され、2020年11月現在まで序・破・Qの3作品が公開しています。また2021年1月には最終章の4作品目の公開が予定されています。

時は西暦2000年の9月13日、世界は突如起こったセカンドインパクにより、人口の半分以上が失われてしまいました。その後15年の時が経ち、14歳の主人公・碇シンジは長らく連絡を取っていなかった父の碇ゲンドウから呼び出され、父が総司令官を務める国連直属の組織｢NERV｣を訪れます。しかしそこで碇シンジはエヴァンゲリオンに搭乗して謎の敵である使徒と戦えという予想外の命令を受けることになってしまうのでした。

本記事で名言・名セリフや新劇場版：Qの登場シーン、アニメの声優などをご紹介する伊吹マヤとはアニメエヴァンゲリオンシリーズに登場するサブキャラクターの1人です。アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤは｢NERV｣本部にて中央作戦司令室のオペレーターを務める24歳の女性キャラクターであり、ボーイッシュでかわいい容姿が特徴となっています。所属は技術開発部技術局一課であり、階級は二尉を務めています。

極度の潔癖症という欠点を持っているものの、伊吹マヤは若くして二尉を務めるだけあり、イロウルという使徒が起こそうとした｢NERV｣本部の爆発を防ぐなど優れた実力を持っています。そんな伊吹マヤエヴァンゲリオン開発総責任者を務める赤木リツコの直属の部下であり、彼女のことを心酔レベルに強く慕っています。そのため伊吹マヤは作中内で使徒と戦うために重要となる｢E計画｣を尊敬する赤木リツコと共に担当しています。

ではここからはアニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤの魅力や潔癖症な一面、新劇場版：Qでの登場シーンをまとめてご紹介します。上述で少しご紹介した通りアニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤはかわいい容姿と高い実力を兼ね備えたキャラクターであるものの、極度な潔癖症という一面を持っています。伊吹マヤが強く慕っている直属の上司・赤木リツコも作中内で彼女のことを潔癖症だと評しています。

そのため汚いことや男女同士の関係を嫌っており、伊吹マヤは葛城ミサトと加持リョウジがエレベーターで倒れ込んでいた際、不快感を露わにしました。また作中でエヴァンゲリオン初号機が暴走して残虐行為に走った時、伊吹マヤは潔癖症から嘔吐してしまいました。これらのことから伊吹マヤの潔癖症は｢NERV｣で働く上で大きな欠点といえるでしょう。ちなみに真面目な性格なので、伊吹マヤはあまり葛城ミサトを好んでいません。

2007年から序・破・Qといった3作品が公開されているヱヴァンゲリヲン新劇場版はテレビアニメ新世紀エヴァンゲリオンを原作にしているものの、ストーリーや登場キャラクターなどがほとんど別作品となっています。なので伊吹マヤの人物像もテレビアニメ版と新劇場版で違っています。上述でご紹介した通り、アニメ新世紀エヴァンゲリオンに登場する伊吹マヤは潔癖症という欠点から嘔吐してしまうなど弱い一面がありました。

しかしエヴァンゲリオンの新劇場版ではこの潔癖症が抑えられ、少しだけ内面が強くなっています。それを証拠に伊吹マヤは第10使徒との戦いでその残虐さに目を背けるものの、テレビアニメ版と違って嘔吐することがありませんでした。ちなみにエヴァンゲリオンの新劇場版シリーズでは伊吹マヤがニューバランスの靴を履いて起床したての無防備な姿を見せるといった珍しいプライベートな一面が描かれています。

エヴァンゲリオンの新劇場版：Qとは2012年に公開された新劇場版シリーズ3作品目の作品です。新劇場版：Qはニア・サードインパクトから14年後の世界を舞台に、｢NERV｣とそれに対抗する｢ヴィレ｣の戦いが描かれています。この｢ヴィレ｣とは｢NERV｣に所属していた葛城ミサトなどの職員が独立した組織であり、マリやアスカが在籍しています。そんな新劇場版：Qにおいて伊吹マヤは｢NERV｣から離れて前述の｢ヴィレ｣に所属してます。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの作中で｢ヴィレ｣に所属している伊吹マヤは｢ヴィレ｣の旗艦である｢AAAヴンダー｣にて整備長を務めています。14年の時が経ったことから伊吹マヤは38歳となり、容姿もかなり大人っぽくなっています。また性格も大幅に変わっており、真面目で大人しい性格から部下を顎で使う男勝りな性格に変貌を遂げています。しかし潔癖症は逆に酷くなっているため、男性を極端に嫌うセリフを作中に残しています。

ではここからは伊吹マヤがアニメエヴァンゲリオンシリーズの作中に残した名言と名セリフを2つまとめてご紹介していきます。まず最初にご紹介する伊吹マヤの名言及び名セリフは葛城ミサトと加持リョウジに呟いた名言・名セリフです。アニメ新世紀エヴァンゲリオンの作中で葛城ミサトはエレベーターの中で加持リョウジと倒れ込んで重なり合ってしまいます。この時偶然伊吹マヤは倒れ込んだ葛城ミサトと加持リョウジを目撃します。

そして重ね合って倒れ込んでいる葛城ミサトと加持リョウジへ伊吹マヤは下記の名言・名セリフを冷ややかに呟きました。普段、伊吹マヤは温厚で心優しい真面目な女性キャラクターです。しかし上述でご紹介した通り伊吹マヤは過度な潔癖症であるため、男性と女性間の接触に不快感を抱いています。葛城ミサトと加持リョウジへ冷たく呟いた下記の名言・名セリフはそんな伊吹マヤの強い潔癖症がよく表現された名言となっています。

2つ目にご紹介する名言・名セリフは旧劇場版こと｢エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に｣の作中で伊吹マヤが発した名言・名セリフです。｢エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に｣とは1997年に公開された映画作品であり、アニメ新世紀エヴァンゲリオンとは違う結末が描かれています。そんな｢エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に｣の作中で使徒を倒した｢NERV｣は味方であった｢ゼーレ｣に攻撃されてしまいます。

｢ゼーレ｣は戦略自衛隊やエヴァンゲリオン量産型を投入し、｢NERV｣の本部が壊滅状態に陥ってしまいました。人間同士の戦いと｢ゼーレ｣の猛烈な攻撃により伊吹マヤはパニック状態となってしまい、隠れた机の下で下記の名言・名セリフを発しました。伊吹マヤは基本冷静であるものの、｢NERV｣の中で特に精神が弱いキャラクターとなっています。下記の名言・名セリフはそんな伊吹マヤの精神面の弱さが露わとなった名言となっています。

ではここからはアニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤの最後についてご紹介していきます。旧劇場版こと｢エヴァンゲリオン劇場版Air/まごころを、君に｣の作中で｢ゼーレ｣が｢NERV｣のメンバー達を惨殺した結果、碇シンジは精神崩壊を起こしてしまいます。この精神崩壊によってエヴァンゲリオン初号機はレイと融合した第2使徒リリスの依代となり、｢ゼーレ｣が目標に掲げていたサードインパクトが発生しました。

このサードインパクトで人類補完計画の引金が引かれ、人類は次々とLCL化していきます。そしてLCL化した人類の魂は｢NERV｣本部の奥深くから浮上した｢黒き月｣に集められ、補完されます。この時伊吹マヤも赤木リツコの幻影に抱きしめられながら補完され、最後を遂げてしまいました。

上述でご紹介した通り伊吹マヤは最後、幻影となった赤木リツコに抱きしめられます。この時伊吹マヤは｢ゼーレ｣の攻撃によって絶望していました。しかし赤木リツコの幻影に抱きつかれた伊吹マヤは下記のセリフを発しながら、安堵の表情で補完されていきます。おそらく赤木リツコの幻影が現れたのは伊吹マヤの彼女へ対しての強い想いからでしょう。伊吹マヤにとってこの最後はある意味幸せな最後だったのではないでしょうか？

ではここからはアニメエヴァンゲリオンシリーズで伊吹マヤを演じた声優についてご紹介していきます。アニメエヴァンゲリオンシリーズで伊吹マヤの声優を務めたのは日本の女性声優である長沢美樹です。伊吹マヤの声優を担当した長沢美樹は1970年の7月11日に北海道で生まれた女性声優であり、劇団ヘロヘロQカンパニーに所属しています。そんな長沢美樹は1994年のアニメ｢アンパンマン｣のクレヨンマン役でデビューしました。

元々養成所時代に声優デビューしていたものの、アニメでの声優デビューは｢アンパンマン｣となっています。1994年に声優デビューした長沢美樹は強気なキャラやツンデレなキャラを演じることが得意なベテラン声優として知られており、これまで数多くの人気アニメ作品に出演しています。アニメエヴァンゲリオンシリーズの伊吹マヤは温厚な顔の裏に潔癖症で怖い一面を持っているので、長沢美樹にぴったりなキャラクターといえます。

• 1994年のアニメ｢それいけ！アンパンマン｣：クレヨンマン役、クリームパンダ役、他
• 1996年のアニメ｢機動新世紀ガンダムX｣：パーラ・シス役
• 1996年のアニメ｢機動戦艦ナデシコ｣：マキ・イズミ役
• 1997年のアニメ｢吸血姫美夕｣：美夕役
• 1998年のアニメ｢クレヨンしんちゃんシリーズ｣：三歩役、お竜役
• 1999年のアニメ｢ポケットモンスター｣：アツミ役
• 2000年のアニメ｢名探偵コナンシリーズ｣：沖野ヨーコ役、下笠美奈穂役

• 2002年のアニメ｢ONE PIECEシリーズ｣：ラサ役、ウィッカ役
• 2006年のアニメ｢ブラック・ジャック21｣：西川史子役
• 2011年のアニメ｢機動戦士ガンダムAGE｣：ララパーリー・マッドーナ役
• 1994年のOVA｢KEY THE METAL IDOL｣：厨川さくら役
• 2004年のOVA｢機動戦士ガンダムMS IGLOO｣：モニク・キャディラック役

アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤに関する感想では伊吹マヤがかわいいから好きといった感想が多く寄せられていました。伊吹マヤは潔癖症であるものの、｢NERV｣で数少ない清楚系のかわいいキャラクターとなっています。このかわいい容姿から伊吹マヤはアニメエヴァンゲリオンシリーズで密かに高い人気を博しています。

アニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤに関する感想では潔癖症なところが好きといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り伊吹マヤは温厚で心優しいキャラクターであるものの、男嫌いな極度の潔癖症という一面も持っています。しかしこのギャップも伊吹マヤが人気を博す大きな魅力の1つとなっています。

アニメエヴァンゲリオンに登場する伊吹マヤに関する感想では劇場版：Qの伊吹マヤが怖いといった感想も多く見受けられました。元々伊吹マヤは大人しい潔癖症なキャラクターでした。しかしヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qでは男勝りで荒っぽい性格のキャラクターに変貌を遂げています。この伊吹マヤの変化は多くのアニメエヴァンゲリオンシリーズファンを驚愕させました。

本記事ではアニメエヴァンゲリオンシリーズに登場する伊吹マヤについて潔癖症な一面や名言・名セリフ、アニメの声優などをまとめてご紹介しました。潔癖症な一面や臆病な一面などたくさんの魅力が詰め込まれた伊吹マヤはヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qまでシリーズを通して登場し続けています。おそらく2021年1月公開のシン・エヴァンゲリオン劇場版でも伊吹マヤは活躍する姿を見せてくれることでしょう。