【名探偵コナン】黒の組織が登場する映画は？おすすめ作品や事件・あらすじを紹介

本記事では映画「名探偵コナン」に登場した黒の組織のメンバーや行動を紹介していきます！また粛清されてしまったスパイや、視聴者の感想なども一覧化して載せていきます。

映画のあらすじや黒の組織のメンバーを知る前に、まずは「名探偵コナン」の基本情報を紹介していきます！名探偵コナンは1994年から「週刊少年サンデー」で連載されている漫画が原作で、1996年からアニメの放送が開始しています。1997年からは1年毎の映画の放映が開始しており、最新作の「名探偵コナン/紺青の拳」は興行収入93億円を記録するほどの大ヒット作品になっているようです。

漫画・アニメ「名探偵コナン」の主人公は工藤新一です。工藤新一は高校1年生の時に飛行機内で起こった事件を解決して注目を集めており、それから高校生探偵として活躍していましたが、毛利蘭とのデート中に黒の組織に遭遇して幼児化の薬を飲まされています。本記事では工藤新一と深い因縁を抱えている黒の組織のメンバーや、登場した映画の情報を紹介していきます。

黒の組織とは「幼児化の薬/APTX4869」を開発した国際的な犯罪組織で、黒の組織という名前は正式名称ではないようです。政界や財界にも強い影響力を持っており、メンバーは様々な世界に潜り込んでいるようです。ですがあまりにも巨大な組織のため、容易にスパイの侵入を許してしまうという欠点も持っているようです。作中では組織の邪魔になる人間が次々と暗殺されていますが、真の目的は明らかになっていないようです。

ここからは黒の組織が登場した名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじをネタバレで紹介していきます！黒の組織が登場した映画は派手な演出が多いため、コナンファンに人気があるようです。

映画「天国へのカウントダウン」は2001年に公開された映画で、シリーズ5作目に当たる作品です。原作者・青山剛昌は「景色」をテーマに掲げており、西多摩市を舞台にした物語が描かれています。作中では「未来の自分」を予期した顔が映し出される機械が登場していますが、本当の未来がない江戸川コナンや灰原哀は顔が映し出されていません。

映画「天国へのカウントダウン」の作中では江戸川コナンが「ツインタワービル」を訪れています。江戸川コナンはビルから景色を楽しんでいましたが、玄関にジンの車が止まっていたため、黒の組織が介入している事に気付いています。そしてスイートルームで大木という男性が殺害される事件が発生しています。

映画「漆黒の追跡者」は2009年に公開された映画で、シリーズ13作目に当たる作品です。黒の組織が登場するのは8年ぶりの2回目で、作中では江戸川コナンと黒の組織の因縁が描かれています。また「漆黒の追跡者」のチェイサーは「口直しの水」という意味を持っており、タイトルもコードネームに酒の名前が使われている黒の組織に関係しているようです。

映画「漆黒の追跡者」の冒頭では各地で6人が殺害される事件が発生しています。どの現場にも「アルファベットが書かれた麻雀牌」が置かれていたため、警察は同一犯の犯行と睨んで捜査を行っていました。そんな中、毛利小五郎が特別顧問として警察に招かれており、同行していた江戸川コナンはある刑事の携帯から黒の組織のボスのメールアドレスを示す童謡「七つの子」の音楽を聴いてしまいます。

映画「純黒の悪夢」は2016年に公開された映画で、シリーズ20作目に当たる作品です。本作にはFBI・CAI・公安部などの各組織に所属するキャラクターが登場しており、黒の組織との熾烈な戦いが描かれています。またシルエットだけではありますが、黒の組織の重要人物であるラムも描かれており、内部で暗躍していたスパイたちがあぶり出されています。

映画「純黒の悪夢」の冒頭では黒の組織のメンバー・キュラソーが警察庁に侵入しており、スパイの名前が書かれたノッキングリストが盗み出されています。それに気付いた安室透はキュラソーを追いかけ、交通事故を起こした事でキュラソーは記憶を失ってしまいます。そして遊園地を訪れた江戸川コナンと少年探偵団がキュラソーに出会うという物語が描かれています。

名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじを知った後は、コナンファンに一番人気がある映画を紹介していきます！人気映画の見どころなどを解説していきます。

黒の組織が登場する作品の中で、一番コナンファンに人気があるのは「天国へのカウントダウン」のようです。原作ファンでも映画を見ない方もいるため、映画で本編を進めるようなストーリーはご法度と言われています。そんな制約がありながらも、「天国へのカウントダウン」の黒の組織との対決はクオリティが高いと言われているようです。

天国へのカウントダウンは黒の組織が本格的に参入した映画のため、ジンとウォッカが登場しただけでワクワクしたという声が多く挙がっているようです。また本作では「裏切り者の灰原哀を暗殺」するというストーリーも展開しているため、江戸川コナンが必死にそれを防ごうとする点も見どころの1つと言われています。

灰原哀は冷めた態度のキャラクターで、江戸川コナンは自分と同じ「幼児化した存在」という認識だけを持っていました。ですが最新のストーリーでは、灰原哀が江戸川コナンに恋心を抱いているような描写がされています。そのため「天国へのカウントダウン」は灰原哀の想いを変えるきっかけになった作品なのかもしれません。

名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじや見どころを知った後は、作中に登場した黒の組織のメンバーを紹介していきます！メンバーのプロフィールや、作中の行動なども載せていきます。

あの方は黒の組織のボスで、名前は「烏丸蓮耶」です。烏丸蓮耶は過去に実在していた大富豪で、未だに生きているならば年齢は140歳近いと言われているため、烏丸蓮耶という名前はボスのコードネームだという考察がなされています。また全貌や正体は謎に包まれており、原作漫画とアニメだけで映画には登場していません。

ラムは黒の組織のボスの側近と言われているキャラクターです。あの方と同様にシルエットだけが描かれており、性別や年齢などは不明ようです。また黒の組織のメンバーは「蒸留酒のコードネームは男性」という法則があるため、その法則が正しいならばラムの性別は男性という事になります。映画ではキュラソーに指示を送っていましたが、キュラソーが優しい心を取り戻した事で裏切られています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したジンです。ジンは黒の組織幹部の1人で、実行部隊のリーダーを務めているキャラクターです。メンバーの中でも特に残忍で冷酷な性格をしており、物語序盤に工藤新一に幼児化の薬を飲ませています。映画「純黒の悪夢」では黒の組織のスパイが判明しているため、仲間を指揮してスパイを次々と暗殺しています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したウォッカです。ウォッカは黒の組織幹部の1人で、ジンの相棒的なキャラクターです。常にサングラスと帽子を身に着けており、変装を得意にしている事が分かっています。他のメンバーと同様に冷酷な性格をしていますが、「純黒の悪夢」ではスパイ疑惑の掛かった仲間を助けようとする人間味に満ちた姿も見せています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したベルモットです。ベルモットは黒の組織幹部の1人で、大人気女優という表の顔を持っているキャラクターです。組織内では主に諜報活動を担当しており、あの方のお気に入りだという事が分かっています。作中ではカルバドスの恋心を利用して死に追いやっているため、キャンティやコルンはベルモットの事を嫌っているようです。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したキャンティです。キャンティは実行部隊のメンバーで、組織内ではスナイパーを担当しています。下品な言葉遣いと好戦的な性格をしており、基本的には同じスナイパーのコルンと行動を共にしています。映画「純黒の悪夢」では組織内のスパイが判明しているため、ジンの指示を受けながらスパイを暗殺しています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したコルンです。コルンは実行部隊のメンバーで、組織内ではスナイパーを担当しています。常にサングラスと帽子を身に着けており、口数が少ない姿が描かれています。他のメンバーと同様に容赦なく人間を殺す冷酷な性格をしていますが、カルバドスの死の原因になったベルモットを嫌っているため、仲間想いな一面も見せているようです。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したテキーラです。テキーラは黒の組織幹部の1人で、口ひげと長身が特徴的なキャラクターです。目立つ容姿をしているため、取引場所の第三者に姿を覚えられるという失態を冒しています。また中身が違うカバンを受け取って爆死しているため、能力はあまり高くない事が分かります。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したピスコです。ピスコは黒の組織幹部の1人で、自動車メーカーの会長という表の顔を持っています。老年ながら卓越した銃撃技術を持っており、ボスに長年仕えてきた事が分かっています。作中では暗殺の瞬間を撮影されるという失態を冒しており、それが原因でジンに粛清されてしまいます。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したカルバドスです。カルバドスは黒の組織の実行部隊のメンバーで、卓越した狙撃技術を持っているキャラクターです。ベルモットに想いを寄せているため灰原哀の暗殺任務に協力していましたが、途中で裏切られた事で自ら命を絶っています。その事件が理由でキャンティやコルンはベルモットの事を嫌っているようです。

画像は映画「名探偵コナン/漆黒の追跡者」に登場したアイリッシュです。アイリッシュは金髪と大型な体型が特徴的なキャラクターで、ジンと同等程度の幹部だという事が分かっています。組織のノッキングリストを回収するために動いていましたが、そのためには連続殺人事件を解決する必要があると考え、松本清長に変装して暗躍しています。

映画「名探偵コナン/漆黒の追跡者」に登場したアイリッシュは毛利蘭と互角以上に戦えるほどの戦闘能力を持っているだけでなく、事件を解決に導くほどの頭脳も持ち合わせています。作中では7人の警察官を一瞬で気絶させ、殺人犯のナイフで銃撃で弾き飛ばす活躍を見せていました。物語終盤には黒の組織から切り捨てられて狙撃を受けており、認めていた江戸川コナンを守るために盾になっています。

画像は映画「名探偵コナン/純黒の悪夢」に登場したキュラソーです。キュラソーは銀髪とオッドアイが特徴的なキャラクターで、最高幹部ラムの右腕として暗躍しています。組織内では情報収集のスペシャリストとして認知されており、警察庁に保管されていたノッキングリストを盗み出しています。ですが逃亡中に事故に遭った事で記憶を失ってしまいます。

映画「名探偵コナン/純黒の悪夢」に登場したキュラソーは高い身体能力と驚異的な記憶力を見込まれてラムの右腕になった事が分かっています。本来は好戦的で粗暴な性格をしていますが、江戸川コナンや少年探偵団と出会った事で優しい姿を取り戻しており、記憶を取り戻した後には黒の組織を裏切っています。物語終盤には脱輪した観覧車を止めるために重機で特攻し、そのまま命を落とした描写がされています。

名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじや黒の組織のメンバーを知った後は、作中に登場したスパイを紹介していきます！黒の組織は世界的に危険視されている組織のため、様々な機関からスパイが送り込まれているようです。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したライです。ライはFBIの捜査官で、「諸星大」という名前を使って黒の組織に潜入していました。潜入して3年後に正体が露呈したため、逃亡してFBIの捜査官に戻っています。映画「純黒の悪夢」では黒の組織のヘリを銃撃する活躍を見せています。

画像は「名探偵コナン」に登場したキールです。キールはCAIの職員で、過去には女子アナウンサーという表の顔を持っていました。本編が始まる4年前に正体が露呈しそうになりましたが、父親の死と引き換えにそれを防いでいます。そのため現在も黒の組織の潜入を続けており、黒の組織を壊滅させるために動いています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したバーボンです。バーボンは公安に所属している警察官で、本名は降屋零です。また私立探偵という別の顔も持っており、その際には安室透という偽名を使っています。同じ公安のスコッチは赤井秀一が殺したと思い込んでいるため、純黒の悪夢では恨みを持つ安室透と赤井秀一の激しい格闘戦が描かれています。

画像は「名探偵コナン」に登場したスコッチです。スコッチは公安の警察官で、本編が始まった時にはすでに故人になっています。スパイ時代には安室透と赤井秀一と行動を共にしており、正体が露呈した際に自ら命を絶っています。赤井秀一は自殺を止めようとしていましたが、それを知らない安室透から恨みを買っています。

画像は「名探偵コナン」に登場したイーサン・本堂です。イーサン・本堂はキールの父親で、本当の所属はCIAです。黒の組織に潜入している時に娘の正体が露呈しそうになったため、それを防ぐために娘の犯行に見せかけて自ら命を絶っています。地位や階級は不明ですが、ボスと直接連絡が取れるほどの信頼を受けていたようです。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したスタウトです。スタウトはMI6の捜査官で、映画「純黒の悪夢」に登場しました。キュラソーがノッキングリストを盗み出した事で正体が露呈しており、ジンの指示を受けたコルンに暗殺されています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したアクアビットです。アクアビットはカナダの情報機関に所属している捜査官で、映画「純黒の悪夢」に登場しています。キュラソーの行為でスパイである事が露呈しており、観光ガイドをしていた時に暗殺されています。

画像は映画「名探偵コナン」に登場したリースリングです。リースリングはドイツの情報機関に所属している捜査官で、他のスパイと同様にノッキングリストが盗み出された事で暗殺されています。

名探偵コナンの映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじやメンバー・スパイについて知った後は、映画を見た視聴者の感想を一覧化して紹介していきます！名探偵コナンの映画は子供だけでなく大人にも人気があるため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように映画「名探偵コナン/天国へのカウントダウン」はとても人気がある作品のようで、面白いという感想が多く挙がっているようです。天国へのカウントダウンは2001年に公開された映画のため映像的には劣る部分がありますが、それが気にならないほどにストーリーが秀逸だと言われているようです。

天国へのカウントダウンだけでなく、映画「名探偵コナン/純黒の悪夢」もファンに人気がある作品のようです。作中では軍事ヘリが観覧車を爆撃するという演出がなされているため、アクションが派手で面白いという感想が挙がっているようです。またキュラソーが命懸けで子供たちを守ったシーンが泣けるという感想も挙がっているようです。

映画「名探偵コナン/純黒の悪夢」には安室透・赤井秀一という人気キャラクターが登場しています。2人は機動戦士ガンダムをモデルにしたキャラクターのため、ガンダム対決が面白かったという感想が挙がっているようです。また力を合わせて黒の組織を撃退したシーンがかっこいいという感想も挙がっているようです。

こちらも映画「名探偵コナン/純黒の悪夢」が面白いという感想です。純黒の悪夢の作中では黒の組織のメンバーが大暴れしていますが、敵とは思えないほどにかっこいいという意見が挙がっているようです。またスパイが多すぎて笑えるという面白い感想も挙がっているようです。

映画「名探偵コナン/漆黒の追跡者」は他の2作に比べると劣るという意見が挙がっているようです。ですが漆黒の追跡者に登場した黒の組織のアイリッシュがかっこいいという感想も挙がっているようです。またアイリッシュは毛利蘭を圧倒するほどの強さを見せているため、原作でも戦う姿を見たかったという声が挙がっているようです。

映画「名探偵コナン/漆黒の追跡者」の作中では仲間同士のベルモットとジンが敵対する気配を見せています。2人の関係性は本編にも大きく関わってくるため、原作ファンも見て欲しいという感想が挙がっているようです。

本記事では映画「天国へのカウントダウン」「漆黒の追跡者」「純黒の悪夢」のあらすじやメンバーを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？黒の組織のメンバーはとても個性的なため、敵ながらコナンファンにとても人気があるようです。そんな黒の組織のメンバーが登場しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！