【名探偵コナン】妃弁護士SOSのあらすじは？小五郎のかっこいいシーンを紹介

名探偵コナンシリーズのエピソードの中で特に毛利小五郎のかっこいい活躍が描かれている妃弁護士SOS。妃弁護士SOSとは毛利小五郎や江戸川コナン達が3人組の犯人に拉致された妃英理を救出するといったあらすじのストーリーとなっており、かっこいい活躍が描かれていることから毛利小五郎ファンに高い人気を博しています。本記事ではそんな妃弁護士SOSについて物語のあらすじや見どころなどをまとめてネタバレ紹介します。

ではまず妃弁護士SOSの物語のあらすじや毛利小五郎のかっこいいシーンなどをネタバレ紹介する前に、妃弁護士SOSが描かれた名探偵コナンの作品情報と物語の大まかなあらすじについてネタバレ紹介していきます。妃弁護士SOSが描かれた名探偵コナンとは漫画家・青山剛昌の長編推理漫画作品です。漫画名探偵コナンはコナンの活躍を描いた作品であり、1994年から2020年10月現在にかけて｢週刊少年サンデー｣で連載されています。

20年以上連載されている漫画名探偵コナンはこれまで単行本が全98巻刊行されており、｢週刊少年サンデー｣で最も長く連載されている作品に選ばれています。またアニメや劇場版アニメも非常に長く続いており、特に劇場版アニメはこれまで合計23作品も制作され、どれも数十億を超える興行収入を獲得しています。そんな名探偵コナンは全世界で累計発行部数2億3000万部を記録しており、日本海外問わず非常に高い人気を博してます。

大人気漫画名探偵コナンは黒の組織に飲まされた薬によって子供の姿となった天才高校生探偵の工藤新一が江戸川コナンと名乗り、様々な事件を解決していくといったあらすじの推理作品となっています。名探偵コナンはどのエピソードにも巧妙なトリックが描かれており、世界中の推理漫画好きを魅了し続けています。また劇序盤アニメは大人向けなシリアスアクション作品となっているため、高い年齢層からも高く支持されています。

本記事で物語のあらすじや毛利小五郎のかっこいいシーンなどをネタバレ紹介する妃弁護士SOSとは漫画名探偵コナンの単行本第93巻に収録されたエピソードです。後述のあらすじネタバレで詳しくご紹介するのですが単行本第93巻に収録された妃弁護士SOSは犯人に拉致された妃英理を救うために旦那の毛利小五郎が大活躍するストーリー構成であるため、毛利小五郎のファンの方にとってたまらない最高のエピソードとなっています。

また毛利小五郎以外にも妃弁護士SOSは主人公の江戸川コナンや毛利小五郎と妃英理の娘である毛利蘭といったメインキャラクターも大活躍しているので、毛利小五郎のファンでは無い方も十分最後まで楽しむことが出来ます。テレビアニメ版の名探偵コナンでは前編後編で分かれた901話と902話として放送されました。アニメ版の妃弁護士SOSは2018年の5月12日と19日に放送され、数多くの毛利小五郎ファンの注目を集めました。

ではここからは名探偵コナンのエピソードの1つである妃弁護士SOSのあらすじについて前編後編に分けてまとめてネタバレ紹介していきます。ある日、毛利蘭は江戸川コナンと毛利小五郎と共に映画に見に行く準備をしていました。するとその中で母親の妃英理からアプリの友達申請が届きました。既に毛利蘭は母親である妃英理を友達登録しています。そのため毛利蘭はいたずらと勘違いし、新しく来た妃英理の友達申請を受理しました。

友達申請を受理した後、その妃英理の新しいアカウントから謎の場所に捕まってしまったから警察に連絡して欲しいといったメッセージが届きます。その瞬間既存のアカウントから冗談だといったさっきとは全く逆のメッセージが送られてきました。それを見た毛利小五郎は既存のアカウントは妃英理の偽物だと推理しました。しかしアイコンが一緒となり、毛利小五郎や毛利蘭はどちらのアカウントが本物か分からなくなってしまいました。

このメッセージが送られてくる前、妃英理は本当に複数の男性に襲われて拉致されてしまっていました。妃英理の事務所には秘書の栗山がいるのですが、訪れた客の対応から帰ってこなかったために1人となり、襲われてしまったのです。犯人は3人組の男性であり、妃英理をスーツケースに入れて廃墟に連れていきました。この時妃英理はトマトジュースで血を偽装して犯人の1人を倒し、廃墟内に隠れて毛利蘭へメッセージを送りました。

その後江戸川コナンは弁護士の癖である｢,｣と｢､｣の違いを見抜いてどちらが本物の妃英理のアカウントか判明しました。そして江戸川コナンは急いで妃英理に電話を掛け、どこに拉致されたのか聞き出そうとします。しかし電話だけでは犯人に拉致された場所が分からず、17時の鐘の音で判断することにしました。江戸川コナンは毛利探偵事務所と拉致された場所が鐘の音から3秒間隔があることを察知し、妃英理の元へと向かうのでした。

妃英理を拉致した3人組の犯人は全員彼女に恨みを抱える人物でした。一方妃英理を探す江戸川コナンは毛利小五郎と毛利蘭の2人と共に増上寺という東都タワーが見える場所を訪れ、拉致場所が文禄町か須単町のどちらかだと判断します。すると毛利蘭の携帯に妃英理から暗号が送られてきました。実は妃英理は犯人にメッセージのことがバレてしまっていたのです。江戸川コナンは急いで暗号を解き、場所が須単町であると断定しました。

須単町だと推理した江戸川コナンは犯人から隠れる妃英理と協力しながら犯人に拉致された廃墟を探し始めます。しかし妃英理の隠れ場所が犯人にバレてしまうのも時間の問題となっていました。なので江戸川コナンや毛利小五郎達は知恵を振り絞り、遂に妃英理が犯人に拉致された廃墟を発見します。それを知った妃英理は廃墟の窓から顔を出しました。するとその瞬間妃英理は犯人にスタンガンで襲われてしまうことになりました。

それを見た毛利小五郎は窓から廃墟内に入り、犯人の魔の手から妃英理を無事救出します。追い詰められた犯人は妃英理の裸の写真をネット上にばらまこうとしました。そこで毛利小五郎は｢英理の裸を見ていいのはこの世で唯一俺だけだ｣というかっこいい言葉と共に犯人を撃退します。事件が解決した後、妃英理はどうやって窓から入ったのか質問しました。すると毛利小五郎は細かい事は気にするなと言い、男らしい姿を見せるのでした。

ではここからは名探偵コナン妃弁護士SOSの毛利小五郎が見せたかっこいいシーンや見どころ、疑問点についてまとめてネタバレ紹介します。まず最初にご紹介するのは廃墟のシャッターの疑問点です。妃英理はシャッターを開けて廃墟から脱出しようするも、重くて開けれませんでした。しかし本来シャッターは内側からなら開けれるはずです。また鍵穴も無いので、この廃墟のシャッターは多くのファンに疑問を与えています。

上述のあらすじネタバレの通り妃弁護士SOSの作中で、毛利蘭の携帯にあるメッセージアプリ内の妃英理のアカウントが突然増殖し、本物が分からなくなってしまいます。普通これは妃英理が毛利家しか知らない情報を送ったり、個別に再度友達申請すれば分かるはずです。実際毛利小五郎は個人情報を聞き出して本物を見分けたらいいと述べていました。おそらくこれは物語に厚みを作るための設定なのではないでしょうか。

妃弁護士SOSは毛利小五郎にスポットを当てた作品ですが、主人公の江戸川コナンも大活躍しています。江戸川コナンは弁護士が｢､｣では無く｢,｣を使うことを知っていました。そのため江戸川コナンはメッセージにあった｢,｣と｢､｣の違いだけで本物の妃英理を見分ける功績を挙げます。また捕まった妃英理も｢ねずみ色は温かそう｣という毛利蘭しか知らない情報をメッセージで送って本物を見分けさせる活躍を見せました。

妃弁護士SOSの作中で江戸川コナンは妃英理の場所を見つけるため、毛利探偵事務所の近くにある教会の鐘を利用しました。江戸川コナンは教会の鐘の音を妃英理に聞いて貰い、その時間の間隔で場所を見つけようとしたのです。この作戦は成功し、3秒という間隔から探偵事務所の1キロ範囲に妃英理がいることが分かりました。この推理シーンは多くの読者に江戸川コナンの賢さと頭の回転の速さを再度強く認識させました。

妃弁護士SOSの作中で犯人達は逃げた妃英理を探す途中、彼女が隠れているタンスに手をかけました。するとその時妃英理は空腹でお腹を鳴らしてしまいました。それを聞いた犯人は仲間のお腹の音だと勘違いし、捜索場所を変えます。普通であればお腹の音で見つかるうえに、妃英理は犯人の目の前に座って隠れていました。さすがにこのおかしなシーンは名探偵コナンファンにツッコまれてしまっています。

犯人にバレそうになった妃英理はタンスから机の下に隠れ場所を変更します。その後お腹の音が妃英理のものだと分かった犯人達は彼女が隠れていたタンスのある部屋へ戻ってきました。しかし犯人は部屋から逃げたと勘違いします。そうこれは妃英理の犯人の裏を突く作戦であり、見事騙すことに成功しました。犯人の裏を突いたシーンは妃英理の頭の賢さと度胸の強さがよく分かる場面となっています。

妃弁護士SOSの作中で妃英理は上記の暗号をメッセージで送り、自身がいる場所を見つけて貰おうとします。これを見た江戸川コナンはカジキをソードフィッシュに変換させ、二本の刀で宮本武蔵になると考えます。そしてむさし（634）から634mの高さがあるベルツリータワーを導き出し、妃英理が須単町にいると断定しました。しかし暗号にしてはややこしすぎます。暗号がもし簡単であれば、もっと早く場所を発見出来たことでしょう。

江戸川コナンや毛利小五郎達に場所を突き止められた犯人は妃英理を捕まえ、最上階まで逃げます。それを知った毛利小五郎は排水管を利用して最上階に上がり、窓から妃英理を助けて犯人を柔道の技で撃退します。名探偵コナンに登場する毛利小五郎は強がりばかりするかっこ悪いおじさんです。しかし愛する人を守るために戦う毛利小五郎の表情は非常に男前でした。このシーンは多くの毛利小五郎ファンを痺れさせました。

ではここからはアニメ名探偵コナンの妃弁護士SOSで3人組の犯人を演じた声優をまとめてネタバレ紹介します。1人目にご紹介する犯人の声優は日本の男性声優である石井康嗣です。石井康嗣とは1988年にデビューした男性声優であり、2020年10月現在フリーで活動しています。これまで石井康嗣は脇役を中心に｢ONE PIECE｣のフィッシャー・タイガー役や｢メジャー｣のサンダース役などのキャラクターの声優を担当しています。

2人目にご紹介する犯人を演じた声優は日本の男性声優である石川ひろあきです。石川ひろあきとは1990年代から活動している男性声優であり、2020年10月現在ぷろだくしょんバオバブという声優事務所に所属しています。そんな石川ひろあきはそこまで知名度が高く無いものの、｢∀ガンダム｣や｢ナルト｣、｢ドラえもん｣といった数々の有名アニメ作品で脇役のキャラクターを演じています。

3人目にご紹介する犯人を演じた声優は日本の男性声優である勝杏里です。勝杏里とは2002年にデビューした男性声優であり、2020年10月現在賢プロダクションに所属しながら活動しています。そんな勝杏里は2008年に放送されたアニメ｢とある魔術の禁書目録｣で土御門元春を演じたことによりブレイクを果たし、これまで｢進撃の巨人｣のナイル・ドークや｢バキ｣の加藤清澄などのキャラクターを演じています。

名探偵コナンの妃弁護士SOSに関する感想では毛利小五郎がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。妃弁護士SOSは愛する妃英理を助けるため、いつも頼りない毛利小五郎が活躍するといった内容の作品となっています。その中でも特に妃英理を助ける最後、毛利小五郎は非常にかっこいい姿を見せてくれています。そのため妃弁護士SOSは毛利小五郎ファンから非常に高く評価されています。

名探偵コナンの妃弁護士SOSに関する感想ではストーリーが面白いといった感想も多く寄せられていました。妃弁護士SOSは毛利小五郎の他に江戸川コナンや毛利蘭、妃英理達が大活躍するストーリーであり、緊張感溢れる謎解きを楽しむことが出来ます。このことから妃弁護士SOSは毛利小五郎ファン以外の方からも高い人気を博しています。

名探偵コナンの妃弁護士SOSに関する感想では毛利小五郎と妃英理のラストシーンが微笑ましいといった感想も見受けられました。事件が解決した後、毛利小五郎は妃英理と恋人つなぎをしながら映画館デートに出発しました。この恋人つなぎをする毛利小五郎と妃英理のシーンは非常に微笑ましい妃弁護士SOSの名場面となっています。しかしその後妃英理が映画を酷評したため、2人は最終的に喧嘩別れすることになってしまいました。

本記事では名探偵コナンの妃弁護士SOSについて物語のあらすじや毛利小五郎のかっこいいシーンなどをまとめてネタバレ紹介しました。名探偵コナンの妃弁護士SOSは毛利小五郎と妃英理の活躍を描いた数少ないエピソードとなっており、名探偵コナンファンから高い人気を博しています。もしまだ見たことが無い方は是非一度原作漫画やアニメなどで妃弁護士SOSをチェックしてみて下さい。