【名探偵コナン】妃英理の声優は高島雅羅！出演したアニメや洋画の吹き替え作品は？

テレビアニメ「名探偵コナン」で、妃英理を演じているのは声優の高島雅羅さんです。ヒロインの毛利蘭の母親である、妃英理は重要なサブキャラクターの一人です。そんな妃英理を演じている声優の高島雅羅さんについて、出演したアニメ作品や吹き替えなどの情報をまとめて紹介します。

名探偵コナンは、青山剛昌先生が描く探偵推理漫画です。「FILE.」という話数カウントが特徴的で、1994年から週刊少年サンデーで連載されています。週刊少年サンデー史上もっとも長く続いている連載で、完結への流れはすでに考えられているのだそうです。

名探偵コナンはテレビアニメ化もされており、1996年から2020年現在まで日本テレビや読売テレビ系列で放送されています。全国ネットのレギュラーアニメ番組としても最長寿作品です。また、劇場版アニメも1997年から毎年公開されており、現在までに23作品が公開されています。

主人公の工藤新一は、平成のシャーロック・ホームズといわれるほどの頭脳と推理力を持つ高校生探偵です。ある日幼馴染みの毛利蘭と、遊園地へ遊びに行きました。そこで、怪しい取引現場を目撃した際に不意打ちを食らい、毒薬を飲まされたことで小学1年生の身体になってしまいます。咄嗟に江戸川コナンと名乗った新一は、蘭の父である毛利小五郎の営む探偵事務所へと転がり込みました。

妃英理(きさき えり)は10月10日生まれの37歳で、新一たちと同じく帝丹高校の出身です。新一の母親である工藤有希子とは同級生で、ミニクーパーを愛車として使用しています。頭脳明晰で民法や刑法などの暗唱ができる人物で、法廷では無敗記録を更新している凄腕の弁護士です。初登場は単行本11巻の、File5.「大事な人!?」でした。

妃英理は、毛利蘭の母親です。つまり、その父親である毛利小五郎とは夫婦関係にありますが、夫婦喧嘩によって数年前から別居をしている状態です。元はかなり円満な家族関係であったものの、別居以降は「妃」の姓を名乗っています。冷めた関係に見えるものの、内心では互いのことをまだ大切に想い合っている夫婦です。そうした関係を知る蘭は、二人の関係を修復させようと機会を設けることもあります。

妃英理の性格はハッキリとしており、物言いも弁護士らしいきっぱりとしたものです。時には小五郎に詰め寄って、逃げ場を失うような場面が登場することもあります。しかし、妃英理はきついばかりの性格ではなく、温厚な部分も持ち合わせています。そのため、蘭やコナンに接する際には、普通の母親のような優しい接し方をする姿も見られます。

名探偵コナンのストーリーの進行につれて、妃英理の出番も増えています。そのため、キャラクターとしては馴染みがあるという人も、多いのではないでしょうか？続いては妃英理を演じている、声優の高島雅羅さんの演じたキャラクターについても紹介します。名探偵コナン以外のアニメや吹き替えなどでも活躍している高島雅羅さんですが、とても多くの作品に出演している声優です。

名前：高島雅羅(たましま がら)
生年月日：1954年3月2日(現在66歳)
出身：東京都台東区浅草
身長：154cm
血液型：O型
職業：女優、声優
所属事務所：青二プロダクション

名探偵コナンで妃英理を演じている、声優の高島雅羅さんですが、ほかのアニメの出演作なども気になるはずです。続いては高島雅羅さんが声優として出演している、アニメ作品のキャラクターについても少しだけ紹介します。

高島雅羅さんの、声優としての代表的な作品のひとつが、赤毛のアンです。誰もが知る有名タイトルですが、高島雅羅さんはダイアナ・バリー役として出演しています。ダイアナはバリー家の少女で、主人公のアンとは心の友として大きくなってからも友情を育んでいるキャラクターです。

高島雅羅さんの、声優としての代表的なアニメ作品に、悪魔島のプリンス 三つ目がとおるがあります。高島雅羅さんは、ヒロインの和登千代子の声優を担当しています。和登千代子はショートカットの美少女で、「ボク」という一人称を使うキャラクターです。

高島雅羅さんの、声優としての代表的なアニメ作品には、機動戦士ガンダムシリーズもあります。高島雅羅さんが声優を務めるヒルダ・ビダンは、地球連邦軍の技術士官を務めています。主人公のカミーユの母親でもあるキャラクターです。

高島雅羅さんは、映画作品にも声優として出演しています。ドラえもん のび太の日本誕生では、ギガゾンビの部下であるツチダマ役の声優を担当していました。クラヤミ族を操っていた張本人という重要なキャラクターで、言葉を話すことができる遮光器土偶です。

高島雅羅さんが声優として出演しているのは、アニメだけではありません。続いては高島雅羅さんが吹き替え声優として出演している、洋画の吹き替え作品についても少しだけ紹介します。普段はアニメを観ないという人でも、吹き替えなら声を聞いたことがあるかもしれません。

声優として出演した吹き替えの中でも有名なタイトルに、スター・ウォーズシリーズが挙げられます。高島雅羅さんはレイア姫の声優を担当しています。アニメを観る習慣が無い人でも、スター・ウォーズのレイア姫と言われれば声が思い浮かぶのではないでしょうか？

こちらも有名な吹き替え作品のタイトルですが、スパイダーマン2にも声優として出演しています。ロージー・オクタビアス役の声優を担当していました。本作はアメイジング・スパイダーマンではなく、旧シリーズの方の吹き替えです。

近年話題となった映画作品にも、高島雅羅さんが吹き替え声優として出演しています。レディ・プレイヤー1では、アリス役の声優を担当しています。アリスは主人公ウェイドのおばで、両親を亡くしてしまった彼と共に住んでいるキャラクターです。

高島雅羅さんが吹き替えを担当しているのは、実写の洋画作品だけではありません。アニメ映画の吹き替えも担当している高島雅羅さんは、ファインディング・ドリーにも出演しています。声優として演じていたのは、ドリーの母親であるジェニー役です。

バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズでも、高島雅羅さんは吹き替えを担当しています。演じていたのはロレイン・ベインズ・マクフライで、主人公マーティンの母親役です。中年太りの堅物な母親ですが、若い頃は細身で奔放な性格であったことがわかっています。

洋画アニメの吹き替えでは、有名タイトルのティンカー・ベルにも出演しています。高島雅羅さんが声優を務めたのは、クラリオン女王役です。気品があり妖精たちの母親のような存在で、親しみやすく慈愛に満ちたキャラクターです。

ハドソン川の奇跡では、ローリー・サレンバーガー役の吹き替えも担当しています。ローリーは、主人公サリー機長の奥さんです。高島雅羅さんは、ローリー役の女優ローラ・リニーの吹き替えを担当している人物でもあります。

妃英理の声優については、理解ができたのではないでしょうか？しかし、名探偵コナンの妃英理については、まだどんなキャラクターか理解しきれていない人もいるかもしれません。続いては名探偵コナンの中に登場する、妃英理の名シーンについても順番に紹介します。

劇場版名探偵コナンの14番目の標的の中では、妃英理が犯人の標的の一人となってしまいます。しかし、その被害に遭った後で普段はメガネをかけている妃英理の、貴重な眼鏡を外した素顔が見られるのです。さらに、普段はきっちりとまとめられている髪の毛も下ろされており、雰囲気ががらりと変わった妃英理の姿を見ることができます。

同じく劇場版名探偵コナンの瞳の中の暗殺者では、妃英理の可愛い姿を目にすることができます。劇中で妃英理は、かつて毛利小五郎にプロポーズをされた際に、どんな言葉を言われたのかを話す場面があります。そこで頬を赤らめながら話す姿は、まさに妃英理の貴重なワンシーンといえるはずです。

毛利小五郎と妃英理が、まだ別居をする前の若いころの姿も見どころです。当時は刑事をしていた毛利小五郎は、夜遅い時間に出勤しなければならないこともありました。そんな夫を、妃英理は文句も言わずネクタイを結んであげて、送り出していったのです。妃英理と毛利小五郎の、夫婦らしい貴重なワンシーンが見どころです。

毛利小五郎と妃英理は、幼少期から繋がりのあるキャラクターです。幼少期の妃英理は、メガネ姿はそのままですが、ツインテールにしていて、今とは少し雰囲気が違います。しかし、目玉焼きに何の調味料をかけるかで大喧嘩するような関係でした。

時には意外な姿を見せてくれる、魅力満載の妃英理というキャラクターですが、かわいい魅力はこれだけではありません。続いては名探偵コナンの中で、妃英理が見せるかわいい魅力についてを、さらに紹介します。

完璧に思える妃英理ですが、甘い食べ物が好きだというかわいい一面も持ち合わせたキャラクターです。好きな食べ物はジゴバのチョコレートで、名探偵コナンの中では高級チョコレートです。14番目の標的では、これが小五郎からの贈り物だと勘違いしたことが原因で、被害に遭ってしまいました。

完全無欠に思える妃英理ですが、実は苦手なものもあるキャラクターです。それは、料理という意外なものでした。小五郎との別居の原因を作ったのも、料理が不味いと言われたことを怒ったためでした。その下手さは、小五郎やコナンが逃げ出そうとするレベルのものです。

魅力たっぷりのキャラクターであることがわかる妃英理ですが、物語の中では法廷でライバルと対決するシーンも登場します。続いては妃英理とライバル関係にあると思われる、九条玲子についても少しだけ紹介します。

九条玲子(くじょう れいこ)は、「検察のマドンナ」と呼ばれる33歳の女性検察官です。検察庁特捜部に勤めていたこともありますが、優れた頭脳を持つ人物です。そのため、弁護士の中には彼女との対決を避ける人物までいるほどです。テレビアニメの声優は、松本梨香さんが担当しています。原作には登場しない、アニメオリジナルのキャラクターです。

妃英理とは、ライバル関係といえるキャラクターでもあります。隠し玉を用意して法廷に挑むこともありますが、最終的には妃英理が勝利を収める形になります。ライバルではあるものの、事件に巻き込まれたことで弱音を吐く場面も見られ、理解者という立場でもあると考えられています。

名探偵コナンの中でも、魅力あるキャラクターの一人であることがわかる妃英理です。そんな妃英理を演じている声優について、ファンはどのような感想を抱いたのか、気になる人もいるのではないでしょうか？続いては妃英理の声優に対する、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

聞き覚えがある声だけれど、声優が思い出せないということもあるはずです。しかし、比較的特徴のある声なので、名探偵コナン以外の作品に出演をしている場合でも気がつきやすい声であるようです。

高島雅羅さんを、妃英理役の声優として認識している人も多いようです。テレビから声が聞こえてきた時に、「妃英理の声だ」となることが多いのかもしれません。それだけ印象深い役柄なのだともいえそうです。

出演作品を調べるうちに、思わぬ情報が飛び込んでくることもあるものです。高島雅羅さんは、同じく声優の銀河万丈さんと結婚をしています。そのことを知らなかった、という人も多いのではないでしょうか？

名探偵コナンに登場する妃英理の声優について、出演しているアニメや吹き替え作品などをまとめて紹介しました。これまでキャラクターは知っていても、声優にはあまり目を向けたことがなかったという人も多いのではないでしょうか？

有名作品にも出演している人物なので、改めて意識をして鑑賞してみると、出演に気がつく場合もありそうです。この機会に、出演作品などもチェックして演技の違いなどを楽しんでみるのもオススメです。