【名探偵コナン】黒の組織のコードネームは酒の名前が由来？男性と女性で法則がある？

黒の組織のメンバーや法則を知る前に、まずは「名探偵コナン」の基本情報を紹介していきます！名探偵コナンは1994年から連載されている漫画が原作で、1996年からアニメの放送が開始しています。小学生時代の原作者・青山剛昌は文集に「私立探偵専門の漫画家になりたい」と書いているため、小学生時代から推理漫画に対して興味を抱いていたようです。

漫画・アニメ「名探偵コナン」の第1話では「ジェットコースター殺人事件」というエピソードが描かれています。このエピソードでは工藤新一が毛利蘭と遊園地を訪れており、そこで怪しげな雰囲気の黒ずくめの男たちに遭遇しています。工藤新一は男たちの取引現場を目撃しましたが、不意打ちを受けて気絶しており、謎の薬を飲まされた事で体が幼児化しています。

遊園地で取引していた黒の組織のジンとウォッカは工藤新一が死んだと思っていましたが、工藤新一は体が小学生になったため、死を偽るために「コナン・ドイルと江戸川乱歩」を組み合わせた江戸川コナンという名前を名乗るようになりました。また第1話ではジェットコースターで首が切断されるというショッキングな事件が発生しており、ここからは米花町の止まらない殺人事件が連続していきます。

黒の組織は国際的な犯罪組織で、黒の組織という名前は仮称のため、本当の組織名は明らかになっていないようです。主に要人の暗殺や薬の開発を行っており、世界各地に拠点がある事が分かっています。また表の政財界や医療・科学の世界に強い影響力を持っているため、優秀な人物を常にヘッドハンティングしているようです。

黒の組織の目的は明らかになっていませんが、本編が始まる50年前から「極秘プロジェクト」が進められているようです。またメンバーは酒に由来したコードネームを付けられており、幹部が実行部隊を指揮しているようです。現在は欠かせない存在になっている黒の組織ですが、テレビアニメでは当初、打ち切りに備えて登場させないという案も浮上していたようです。

ここからは黒の組織メンバーの法則を一覧化して紹介していきます！黒の組織のメンバーは酒が名前の由来になっていますが、男女でとある法則があるようです。また死亡したキャラクターやスパイに関する法則なども解説していきます。

黒の組織の男性キャラクターのコードネームには「蒸留酒」の名前が使用されています。蒸留酒とは醸造酒を蒸留して作られた酒の事で、総称して「スピリッツ」と呼ばれる事もあるようです。世界各地の地域に応じた蒸留酒が存在しており、基本的にはアルコール度数が高い酒が多いようです。男性キャラクターのコードネームが蒸留酒になっている理由は不明なようです。

黒の組織の女性キャラクターのコードネームは「ワインベースの酒」の名前が付けられているようです。基本的には世界各地のワインの名前が使用されていますが、キュラソーのようにリキュールに分類される例外もあるようです。女性キャラクターのコードネームがワインベースになっている理由は不明ですが、男性キャラクターよりも女性キャラクターの方が柔らかいイメージがあります。

名探偵コナンの作中では黒の組織のメンバーが何人か死亡しています。死亡したメンバーは「麦以外の原材料を蒸留した酒の名前」をコードネームに付けられているため、逆に考えると「麦が原材料の酒」をコードネームに付けられているキャラクターは死亡しないという説が浮上しているようです。

名探偵コナンの作中では黒の組織の男性キャラクターばかりが死亡しています。キールやキュラソーは死亡を匂わせる描写がされていますが、明確に死亡したという描写はないようです。そのためコナンファンの間では女性キャラクターは死亡しないという考察がなされているようです。また裏切り者の存在が明らかになっているため、女性キャラクターが組織を裏切るという説も浮上しているようです。

黒の組織には安室透・赤井秀一・諸伏景光という別組織のスパイが潜入しており、それぞれが「ライ」「バーボン」「スコッチ」というコードネームを与えられています。3人の酒の名前は全てウイスキーのため、スパイにはウイスキーの名前が付けられるという考察がなされているようです。

名前の法則を知った後は、黒の組織のメンバーを一覧化して紹介していきます！まずは部隊を指揮している幹部メンバーの名前やプロフィールを載せていきます。

画像は「名探偵コナン」に登場した幹部メンバーのジンです。ジンは実行部隊のリーダーで、工藤新一に幼児化の薬を飲ませた張本人です。FBIは「ジンを抑えればボスに近づける」と発言しているため、組織の中ではラムに次ぐ大物のようです。メンバーの中でも特に冷酷な性格をしており、目尻の傷は赤井秀一の狙撃で付いた事が分かっています。

ジンは超一流の狙撃能力を持っており、接近戦では気配を完全に消して相手の背後に近づく技を使っています。また「殺した人間の顔と名前なんか、いちいち覚えていられない」という非道な発言をしており、正体を知らない工藤新一からも「平気で殺人を繰り返してきたに違いない」と称されていました。基本的にはウォッカと行動を共にしており、秘密主義のベルモットを危険視しているようです。

画像は「名探偵コナン」に登場した幹部メンバーのウォッカです。ウォッカはジンと行動を共にしているメンバーで、潜入任務を得意にしているキャラクターです。ジンに対して強い忠誠心を持っており、ジンの事を「兄貴」と呼んでいます。エラが張った特徴的な顎をしていますが、それを完全に消すほどの変装技術を見せています。

ウォッカはジンと同様に非道な性格をしていますが、キールとバーボンの粛清に反対するなどの人間味に満ちた一面も見せています。また基本的にはジンのサポートを行っていますが、銃火器の取り扱いやヘリ・バイクの運転などの様々な分野に高い能力を持っています。作中では殺したはずの工藤新一がハロウィンパーティーに出席していたため動揺していました。

画像は「名探偵コナン」に登場した幹部メンバーのベルモットです。ベルモットは情報収集や暗殺を担当しているメンバーで、「クリス・ヴィンヤード」という女優の顔も持っています。男性・女性を問わない変装の名人で、変声器を使わなくても声色を自由に変化させる事ができます。また「あの方のお気に入り」とされていますが、他のメンバーに対しては秘密主義を貫いています。

幹部として暗躍しているベルモットですが、「APTX4869」の開発には反対しているようで、それが理由で組織を壊滅させようとしているという説が浮上しているようです。またベルモットはバーボンの秘密を知っていますが、バーボンもベルモットの秘密を握っているため、お互いに正体を明かさない協力関係を築いているようです。

画像は「名探偵コナン」に登場した幹部メンバーのラムです。ラムはシルエットしか描かれていないため、男女どちらの性別なのかは不明なようです。また「あの方」から絶大な信頼を受けているため、あの方と直接会話できる唯一のメンバーのようです。劇場版「名探偵コナン/純黒の悪夢」ではキュラソーを右腕にしており、スパイ疑惑が浮上したバーボンを粛清しようとしていました。

名前の法則や幹部を知った後は、黒の組織に所属しているその他のメンバーを紹介していきます！黒の組織には様々な能力を持つキャラクターが所属しているようです。こちらもキャラクターのプロフィールや、作中の行動を一覧化して載せていきます。

画像は「名探偵コナン」に登場したキャンティです。キャンティは腕利きのスナイパーで、過激な言葉遣いが特徴的な女性キャラクターです。H&KPSG-1というライフルを愛用しており、作中では高速道路を走行中の車のタイヤを狙撃する腕前を見せています。細身の体ながら一般人を片手で持ち上げるほどの腕力を持っており、待ち伏せにイライラしている短気な性格が描かれています。

カルバドスはベルモットに想いを寄せており、それを知っていたベルモットはカルバドスを利用した後に見殺しにしています。そのためカルバドスと同じスナイパーのキャンティはベルモットの事を嫌っており、「あの方のお気に入りじゃなかったら殺している」と発言しています。そのため短気で残虐な性格をしながらも、仲間を大切にする一面を見せているようです。

画像は「名探偵コナン」に登場したコルンです。コルンは腕利きのスナイパーで、常に野球帽とサングラスを着けている男性キャラクターです。基本的にはキャンティと行動を共にしており、腕前はキャンティよりも上のようです。組織の中では珍しく人間味のある性格をしているため、仲間を利用したベルモットの事を嫌っているようです。

画像は「名探偵コナン」に登場したシェリーです。シェリーは組織の科学者を担当していた人物で、本名は「宮野志保」です。研究していた薬を殺人に使われた事で嫌気が差しており、自ら薬を飲んで体が幼児化しています。灰原哀という偽名を使い始めてからは阿笠博士の家に居候しており、小学生として江戸川コナンたちと生活を送っています。

画像は「名探偵コナン」に登場したキールです。キールはCIAの諜報員で、父親の意志を継いで黒の組織に潜入しているスパイです。元々は「水無怜奈」という名前でアナウンサーをしていましたが、退職した後に組織に潜入しています。正体がバレそうになった時に父親が命を落としており、現在は組織を壊滅させるために動いています。

画像は「名探偵コナン」に登場したライです。正体はFBIの赤井秀一で、黒の組織に潜入していた時にライというコードネームを与えられています。天才的な狙撃能力を持っており、安室透と互角に戦えるほどのジークンドーを使用しています。赤井秀一の姿も秘密にして生きているため、普段は特殊メイクで沖矢昴という人間を作り出しています。

画像は「名探偵コナン」に登場したバーボンです。正体は公安部の降谷零で、黒の組織に潜入している時はバーボンというコードネームを使用しています。また降谷零という名前も秘密にしているため、普段は安室透という名前で私立探偵をしています。様々な分野に長けた能力を持っており、機動戦士ガンダムのアムロ・レイがモデルになっているため、シャア・アズナブルがモデルの赤井秀一とはライバル関係のようです。

画像は「名探偵コナン」に登場したキュラソーです。キュラソーは劇場版アニメ「名探偵コナン/純黒の悪夢」に登場したキャラクターです。驚異的な記憶力と身体能力を持っているためラムの右腕になっていましたが、忘れられていた記憶を思い出して組織を裏切っています。作中では風見裕也を一瞬で気絶させる強さを見せています。

画像は「名探偵コナン」に登場したスコッチです。スコッチは公安部から黒の組織に潜入していたスパイで、「諸伏景光」という本名を持っています。当初は赤井秀一がスコッチを殺したと言われていましたが、後に逃げ場が無くなった後に拳銃自殺していた事が判明しています。また安室透や松田陣平は警察学校時代の同期のようです。

画像は「名探偵コナン」に登場したテキーラです。テキーラは長身と関西弁が特徴的なキャラクターで、組織の中ではウォッカと同等の地位に就いているようです。粗暴な性格をしており、作中ではコンピュータープログラムの取引を行っていました。ゲーム会社社員の中島秀明と取引を行っており、中島秀明の殺害を目論んでいた人物から爆弾入りのカバンを受け取り、それを知らないままカバンを開けて爆死しています。

画像は「名探偵コナン」に登場したピスコです。ピスコは「あの方」に仕えていた幹部で、自動車メーカーの会長という表の顔を持っています。灰原哀の両親とは親しい仲だったようで、アイリッシュからは父親のように慕われていたようです。政治家の呑口重彦を暗殺した時に銃撃を撮影されており、それが「あの方」の怒りを買って粛清されています。

画像は「名探偵コナン」に登場したカルバドスです。カルバドスは海外で生活していましたが、想いを寄せるベルモットがシェリー殺害を目論んでいたため来日しています。その作戦は結果的に失敗に終わっており、ベルモットに裏切られた後に自ら命を絶っています。そのような出来事があったため、同じスナイパーであるキャンティはベルモットの事を嫌っているようです。

名前の法則や個性的なメンバーを知った後は、黒の組織のボスやラムに関する情報を紹介していきます！黒の組織は謎が多い集団ですが、少しずつボスやナンバー2の情報が明らかになっているようです。ナンバー2と言われているラムの正体を考察していきます。

ラムはシルエットしか描かれていないキャラクターで、赤井秀一からは「ジン以上の大物」と言われているため、実質的には黒の組織のナンバー2のようです。本編が始まる17年前には大きな失態を冒していますが、大物という理由で責任は問われなかったようです。また前述した法則に従えば、蒸留酒のラムは男性キャラクターで、サトウキビが原材料のため死亡するという説が浮上しているようです。

画像はラム候補の1人に挙げられている黒田兵衛です。黒田兵衛は警視庁の管理官で、階級は警視です。強面で大柄な体格をしており、長野県警の刑事から「どこかの組織のボスのようだ…」と言われていました。ラムと黒田兵衛は隻眼という共通点を持っており、作中では安室透の事をバーボンと呼んでいました。また黒の組織に強い嗅覚を持つ灰原哀が反応していなかったため、ラムではないという説も浮上しているようです。

画像はラム候補の1人に挙げられている若狭留美です。若狭留美は帝丹小学校1年B組の副担任で、年齢は37歳です。普段はおっちょこちょいな性格をしていますが、強盗団を1人で蹴散らすなどの戦闘能力を持っており、右目に障害がある事が分かっています。工藤新一という名前に強い興味を持っており、右目の描写が隠されるなどの怪しい部分が多いキャラクターです。

画像はラム候補の1人に挙げられている脇田兼則です。脇田兼則は毛利探偵事務所の隣の寿司屋で働いている板前です。腫れ物が出来たという理由で眼帯を着けており、板前とは思えないほどの推理力を見せています。作中では工藤新一に対して興味を見せており、前任の板前が大事故で入院したという不可解な事実があるようです。

黒の組織のメンバーに対して強い嗅覚を持っている灰原哀は黒田兵衛・若狭留美と会っていますが、いずれもメンバーではないような描写がされていました。脇田兼則とはまだ会っていないため、その時の反応でラムの正体が分かるという考察がなされているようです。

名探偵コナンの作中で「あの方」の正体は烏丸蓮耶だという事が判明しています。烏丸蓮耶は烏丸グループの会長で、莫大な財産を所有していると言われている男性です。ですが本編が始まる半世紀以上前に命を落としたと言われているため、烏丸蓮耶という名前は黒の組織の歴代ボスのコードネームだという説が浮上しているようです。

原作者・青山剛昌は「黒の組織のボスは意外なキャラクター」「ある巻を読めば黒幕が分かる」というコメントを出しているため、あの方は生きている事が分かっています。また烏丸蓮耶が存命しているならば140歳以上になっているため、幼児化の薬で若返っているという考察がなされているようです。

名前の法則やラム・あの方について知った後は、黒の組織に関する読者・視聴者の感想を紹介していきます！黒の組織は基本的には恐ろしい集団ですが、作中では面白い一面も描かれているため、コナンファンから様々な感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように黒の組織の男女メンバーのコードネームには法則があるようです。そんな法則が面白いという感想が挙がっているようです。またスパイが多いので組織の体制が雑という声も挙がっているようです。

コナンファンの間では「あの方」よりも「ラム」が黒の組織のキーパーソンだという声が挙がっているようです。そのためラムの正体が気になるという意見がとても多いようです。法則に従うと蒸留酒のラムは男性キャラクターになりますが、そこだけは法則が無視されるという考察もなされているようです。

本記事で紹介したように黒の組織には女性キャラクターも含まれています。そんな女性キャラクターたちが可愛いという感想が挙がっているようです。またベルモットなどは裏切りの気配を見せているため、これからの行動が気になるという感想も挙がっているようです。

本記事では「名探偵コナン」に登場した黒の組織の名前の法則やメンバーを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？前述したように黒の組織には究極の目的があるため、今後の動向に注目が集まっているようです。そんな黒の組織のメンバーが登場しているエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！