【名探偵コナン】黒羽快斗の母・黒羽千影の正体は？黒羽盗一との馴れ初めや登場回は？

今回はまじっく快斗からのゲストキャラクターとして登場している黒羽千影に注目しました。黒羽千影は怪盗キッドとして大人気の黒羽快斗の母親で、名探偵コナンファンの間でも人気なゲストキャラクターです。ファントム・レディだった過去のある黒羽千影の登場回や、黒羽盗一との馴れ初めを紹介していきます。

黒羽快斗の母の黒羽千影について掘り下げていく前に、まずは名探偵コナンの作品情報を紹介していきます。名探偵コナンとは小学館の週刊少年サンデーに連載されている推理漫画です。巧みなトリックや追跡などで繰り広げられるアクションシーン、そして甘酸っぱい恋愛要素が盛り込まれた人気作品です。

名探偵コナンの人気は日本だけではありません。名探偵コナンの原作コミックは海外の25の国と地域で販売されており、2018年11月時点で全世界での累計発行部数は2憶3000万部を超えています。また海外の40ヵ国以上でアニメ放送もされていて、世界的にも有名な作品へと成長しました。

名探偵コナンの作者は鳥取県出身の漫画家の青山剛昌で、これまでまじっく快斗やYAIBAを手掛けてきました。原作漫画は1994年から小学館の週刊少年サンデーで連載を開始し、1996年からは読売テレビ・日本テレビ系列でアニメも放送されるようになりました。更に1997年からは、毎年のように劇場版の映画も公開しています。

2001年には第46回小学館漫画賞の少年部門に選ばれました。そして2017年には1000話を超えて、週刊少年サンデーの史上最長連載作品となりました。幅広い層から人気を集めて国民的な作品へと成長し、舞台化や実写ドラマ化もされました。またゲームやイベントとコラボレーションしたり、日本各地や中国などで展覧会も開催されています。

高校生探偵の工藤新一は、幼馴染の毛利蘭と遊園地に遊びに行きました。ジェットコースターで居合わせた黒ずくめの男達を追うと、怪しげな取引が行われていました。しかし取引に気を取られていると、背後から現れた仲間に頭を殴打されて毒薬を飲まされてしまいます。目を覚ますと小学1年生の姿に幼児化していたため、黒の組織の情報を掴もうと身分を偽り探偵事務所に潜り込みます。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影は、黒羽快斗の母親です。黒羽快斗とはまじっく快斗の主人公で、名探偵コナンファンからも人気のキャラクターです。父親である黒羽盗一の影響でマジックを始め、17歳という若さでありながらラスベガスでも通用するレベルの腕前に成長しました。

元々は世界的な天才マジシャンだった黒羽盗一が、初代怪盗キッドとして活動していました。そして黒羽盗一の死後は付き人だった寺井黄之助が、仇を討つために一時的に怪盗キッドの名で盗みを働いていました。自宅の隠し部屋を発見した黒羽快斗は父親の秘密を知り、死の真相を探るために2代目怪盗キッドになることを決意しました。

黒羽快斗の母親である黒羽千影は、独身時代にファントム・レディとして活躍していました。昭和の女二十面相とも呼ばれており、初代怪盗キッドが現れる前に世間を騒がせていました。悪用して私腹を肥やす悪党をターゲットにしており、怪盗キッドよりも荒っぽい手法でお宝を盗んでいました。

黒羽千影は素顔を隠すために、ファントム・レディの時は金髪のカツラを被り顔や身体に包帯を巻いています。またファントム・レディは龍馬展を最後に一度引退しており、世間からは入れ違いのタイミングで現れた怪盗キッドと師弟関係だと思われていました。引退からしばらく経ちますがファントム・レディ時代の後始末が残っているため、2代目怪盗キッドである息子の黒羽快斗に押し付けています。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影の登場回について掘り下げていく前に、まずは名探偵コナンの作品情報とファントム・レディだった過去を紹介しました。続いては黒羽盗一との馴れ初めを説明します。ファントム・レディとして活躍していた黒羽千影は、黒羽盗一とどのようにして出会い結婚を決めたのでしょうか?

黒羽千影と黒羽盗一の出会いは、まだ黒羽千影がファントム・レディとして活躍していた頃でした。パリでファントム・レディの犯行現場に居合わせた黒羽盗一は、黒羽千影を危機から救います。そして黒羽盗一は黒羽千影を守るために、大怪盗になってファントム・レディを世間から忘れさせようと考えます。

その後黒羽盗一は世界的マジシャンのジェームズ・ホッパーから学んだマジック技術を駆使して、華麗に盗みを働く怪盗キッドとして名を馳せます。実はこの怪盗キッドという呼び名は、工藤新一の父親である工藤優作が関係しています。元々は怪盗1412号として活動していましたが、現場に残された1412の文字を工藤優作がKIDと解釈したため怪盗キッドとして世間に知られるようになりました。

怪盗キッドが登場した直後、ファントム・レディは一度引退していました。しかし自身の名を使った予告状騒動が発生したため再度パリに姿を現しますが、ファントム・レディを狙った悪党の罠で危機的状況に陥ってしまいます。この悪党の罠から黒羽千影を救い出したのが、初代怪盗キッドの黒羽盗一でした。

そして黒羽盗一は騒いでいた黒羽千影を静かにさせようと、キザなセリフと共にキスをします。突然のキスに動揺している黒羽千影に、黒羽盗一は宝石のようだと例えて甘い言葉を囁きます。そして引退して私の宝石箱に収まってほしいとプロポーズをします。こうして世界的な大怪盗である黒羽盗一と黒羽千影は結ばれました。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影ついて、ファントム・レディだった過去や黒羽盗一との馴れ初めを説明しました。続いては名探偵コナンやまじっく快斗での登場回を紹介します。黒羽快斗の母親である黒羽千影は、どのような立ち位置で名探偵コナンに登場したのでしょうか?

黒羽千影の名探偵コナンでの登場回はコミック70巻のFile.2-4です。またアニメでは627～628話で、「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」というタイトルです。怪盗キッドがファントム・レディの盗品を返しにくるというストーリーだったため、黒羽千影はファントム・レディとしての回想シーンのみの登場となりました。
 

一方まじっく快斗での黒羽千影は、コミックでもアニメでも主人公の黒羽快斗の母親として登場しています。2014年にアニメ放送されたまじっく快斗1412では、全24話ある中で1話・7話・8話・9話・10話・23話・24話に登場していました。アニメ化されたことで名前も設定され、コミックよりも登場が増えています。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影ついて、ファントム・レディだった過去や登場回を紹介しました。続いては黒羽盗一と結ばれた黒羽千影のかわいい魅力を紹介します。ファントム・レディとして活躍していた黒羽千影ですが、どんなかわいい一面があるのでしょうか?

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影は、かつてファントム・レディとして活躍していました。そのため非常に高い身体能力を持っており、斧と血糊で警察官を失神させて犯行現場に侵入していました。このような黒羽千影の身のこなしの軽さは、息子である黒羽快斗にも受け継がれています。

まじっく快斗の原作漫画では、日本で息子と共に暮らしているごく普通の主婦という設定でした。しかしアニメ化をきっかけにファントム・レディだった過去や、現在は海外で自由気ままに過ごしているという設定が盛り込まれました。突然帰国して黒羽快斗を驚かせたり、マイペースな性格をしています。

海外で自由に過ごしていることの多い黒羽千影ですが、母親としての一面もあります。黒羽盗一のプロポーズを受けた黒羽千影は怪盗を引退し、家族のために良き妻・良き母親として暮らしていました。またマジックショーの最中に黒羽盗一が命を落としてからは、シングルマザーとして黒羽快斗を育ててきました。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影ついて、ファントム・レディだった過去や登場回を説明しました。続いてはまじっく快斗で黒羽千影を担当した人気声優を紹介します。ファントム・レディとしての強さや母親としての優しさを見事に表現した声優とは、一体誰なのでしょうか?

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影を演じたのは、人気声優の富沢美智恵です。富沢美智恵は1961年10月20日に長野県で生まれ、家庭事情で転居してからは群馬県で育ちました。幼い頃から声優業に興味を持っていましたが、親の意向もあり地元の高校に進学して通信で声優の勉強をしました。その後上京早々にオーディションに合格しますが、最初は女優の仕事ばかりでした。

1983年にようやく声優デビューを果たすも、事務所側からは女優業と両立させて欲しいと言われます。また1985年には高橋美紀と組んだバンドでコンテストの賞を獲得し、歌手としても評価されます。最終的には東京俳優生活協同組合(俳協)とジャパンアクションクラブ(現ジャパンアクションエンタープライズ)を経て、青二プロダクションで声優業を中心に活動しています。

黒羽千影を演じた富沢美智恵は、1983年に「聖戦士ダンバイン」のエル・フィノ役で声優デビューを果たしました。1984年には「あした天気になあれ」のエッコ役や「超時空騎団サザンクロス」のジャンヌ役に起用されました。その後1987年には「きまぐれオレンジ☆ロード」の春日まなみ役を好演しました。

1992年には「クレヨンしんちゃん」のまつざか梅役や「美少女戦士セーラームーン」の火野レイ(セーラーマーズ)役に抜擢されました。また1993年には「GS美神」に小笠原エミ役で出演しています。そして2000年には「サクラ大戦TV」の神崎すみれ役を好演し、歌謡ショウやゲーム声優としても活躍しています。

まじっく快斗からのゲストキャラクターである黒羽千影ついて、ファントム・レディだった過去や登場回について説明してきました。それでは最後に、黒羽千影に関する世間からの感想や評価を紹介します。黒羽快斗の母親である黒羽千影に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらは黒羽快斗の母親である黒羽千影の1日を見てみたいと切望している感想ツイートです。ファントム・レディ引退後は結婚し、現在は黒羽快斗も成長したため海外で自由に過ごしています。元怪盗がどんな生活をしているのか、気になっているファンも多いようです。

こちらはまじっく快斗の黒羽千影と名探偵コナンの工藤有希子のタッグシーンを望んでいる感想ツイートです。2人は直接面識はありませんが、黒羽千影には工藤有希子のエッセイのファンという設定が存在します。どちらも人気のあるキャラクターなので、今後交流を持つ可能性もあるかもしれません。

こちらはファントム・レディとして活躍していた黒羽千影のビジュアルや声について書かれている感想ツイートです。黒羽千影を担当した富沢美智恵は、これまでセクシーで少し気の強いキャラクターなどを演じてきました。美人で強い黒羽千影にぴったりなキャスティングだとファンから好評でした。

黒羽快斗の母親である黒羽千影ついてファントム・レディだった過去や登場回を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?名探偵コナンにはまじっく快斗からのゲストキャラクター以外にも、魅力的なキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、名探偵コナンをご覧になってみてはいかがでしょうか?