黒羽盗一があの方候補と言われる理由は？工藤優作とのライバル関係も解説

この記事では「名探偵コナン」と「まじっく快斗」に登場する黒羽盗一があの方候補といわれる理由について紹介していきます！また、黒羽盗一と工藤優作のライバル関係やベルモットとの関係、黒羽盗一のアニメ声優についても紹介していきますが、その前にまじっく快斗の概要や黒羽盗一のプロフィールについて紹介していきます！

まずは、まじっく快斗の概要について紹介していきます。まじっく快斗は名探偵コナンの原作者として有名な青山剛昌原作の作品です。『週刊少年サンデー』1987年26号に初登場し、その年の11月増刊号より連載開始し、1988年8月号まで連載されていました。それ以降は不定期掲載になりましたが、2019年現在でも未完のままの物語になっています。

また、名探偵コナンにはまじっく快斗に登場するキャラクターもゲストという形ではなく重要なキャラクターとして登場することも多く、名探偵コナンとまじっく快斗には密接な関係があるといわれています。そんなまじっく快斗は、主人公の黒羽快斗がある日8年前に事故死した世界的なマジシャンの父・黒羽盗一の正体が怪盗キッドだと知り、その死の真相を探るために自らも怪盗キッドになるという物語です。

次に、黒羽盗一のプロフィールについて紹介していきます。黒羽盗一は世界的に有名なマジシャンで「東洋の魔術師」とまで言われていましたが、8年前にマジックの最中の事故で死亡したといわれています。息子は黒羽快斗で、妻は黒羽千影です。また、マジックの師匠は世界的マジシャンのジェームス・ホッパーです。さらに、黒羽盗一はかつて工藤有希子とベルモットを弟子にしており、変装術を教えた人物でもあります。

ここからは、黒羽盗一があの方候補と言われる理由について紹介していきます。あの方とは、黒の組織のボスで黒幕だといわれている人物です。近年の名探偵コナンでは、あの方の名前が「烏丸蓮耶」であることが明かされましたが、「烏丸蓮耶」の生死や現在は別人になっているのかなどまだまだ謎は残されたままです。そして、あの方候補といわれているのが黒羽盗一であり、その理由について紹介していきます。

そして、あの方候補の一人として数えられているのが黒羽盗一です。そこで、ここからはあの方候補の理由を3つ紹介していきます。オオカミと七匹の子ヤギについてやベルモットの関係性などの観点から紹介していきますので、ぜひご覧ください！

最初に紹介するあの方候補の理由は「オオカミと七匹の子ヤギ」についてです。そして、まずは「KID」という言葉の意味について紹介していきます。「KID」には「子供」や「騙す、うぬぼれる」などの意味がありますが、その中でも話題になっているのが「子ヤギ」という意味です。実は、この「子ヤギ」という意味が黒の組織に関わっているのではないかといわれているようです。

名探偵コナンでは以前黒の組織のあの方のメールアドレスのプッシュ音が「七つの子」だと判明したことがあります。「七つの子」の歌詞は「カラスなぜなくの～」というフレーズから始まるため、あの方の名前が烏丸蓮耶であることの伏線だったといわれています。しかし、実はもう一つの意味があるのではないかとコナンファンの間でいわれています。

「七つの子」は「オオカミと七匹の子ヤギ」という童話に関連するのではないかといわれているようです。「オオカミと七匹の子ヤギ」は、留守番をしていた七匹の子ヤギたちは、母親から「誰が来ても絶対に扉を開けてはならない」と言いつけられていましたが、言いつけを破り扉を開けてしまいます。そして、そこにいたのは母ヤギに変装したオオカミで、子ヤギたちはオオカミに食べられてしまうという物語です。

そのため「KID」の意味は子ヤギで、あの方のメールアドレス「七つの子」が「オオカミと七匹の子ヤギ」だと仮定すると、怪盗キッドとあの方の間に関係性があるといわれているようです。

次に紹介するあの方候補の理由は「ベルモットとの関係」です。「ベルモットはあの方のお気に入り」だとジンが発言したことで、あの方はベルモットと関係がある登場人物なのではないかといわれているようです。そして、初代怪盗キッドである黒羽盗一もベルモットと関係がある人物です。黒羽盗一はベルモットと工藤有希子を弟子にして、変装術などを教えた人物でもあります。

そのためあの方の正体が黒羽盗一だとすると、「ベルモットはあの方のお気に入り」だというジンのセリフも辻褄が合うのではないかといわれているようです。しかしながら、ベルモットと同じ時期に弟子入りしてその後も親交のある工藤有希子も「ベルモットはあの方のお気に入り」という条件に当てはまるため、あまり可能性としては高くないのかもしれません。

また、名探偵コナンの「漆黒の特急」で怪盗キッドとベルモットは二人とも登場しています。怪盗キッドとベルモットの直接的な接触シーンはほとんどありませんでしたが、この二人が同時に登場する回はほとんどないため必見だといわれています。

次に紹介するあの方候補の理由は「怪盗コルボー」です。怪盗コルボーとは、「まじっく快斗」で最近になってラスベガスで活動を開始した怪盗のことです。容姿は怪盗キッドとそっくりですが、全身真っ白の怪盗キッドとは対照的に全身黒の衣装を身に纏っています。また、「コルボ―」とはフランス語でカラスという意味であり、現場には黒い羽を残すという特徴があります。

実は、この怪盗コルボ―の正体が黒羽盗一ではないかといわれているようです。怪盗コルボ―は黒羽快斗の前に姿を現したときに黒羽盗一に変装していましたが、これは正体が黒羽盗一ではないということを印象付けるためのフェイクなのではないかともいわれています。さらに、名探偵コナンの黒の組織は「カラス」に関連している事柄が多いため、怪盗コルボ―は何らかの形で関わっているのではないかと噂になっています。

ここからは、黒羽盗一と工藤優作とのライバル関係について紹介していきます！工藤優作とは工藤新一の父親で、『闇の男爵（ナイトバロン）』シリーズなどで世界的に有名な推理小説家です。工藤新一（コナン）を上回るほどの推理力を持っており、数多くの事件を解決しているようです。そして、現在は妻である工藤有希子とともにロサンゼルスに在しているようです。そんな工藤優作と黒羽盗一の関係を紹介していきます。

工藤優作は「怪盗キッドの通り名の名付け親」だといわれています。その理由について紹介しています。そもそも黒羽盗一は初代怪盗キッドですが、元々は世界的なマジシャンであり最初から怪盗キッドとして活躍していたわけではありませんでした。怪盗キッドになる前は世界的なマジシャンとして10代の頃から活躍しており、20歳にしてFISM（マジック協会国際連合）でグランプリを獲得するという偉業を達成しています。

そんな黒羽盗一が怪盗キッドになったきっかけは、パリで「怪盗淑女（ファントム・レディ）」と出会ったことでした。彼女の影響で、黒羽盗一は大怪盗になることを決意したのです。さらに、黒羽盗一はその後怪盗淑女（ファントム・レディ）と結婚し、子供が生まれます。その子供が二代目怪盗キッドとなる黒羽快斗です。

このようにして、大怪盗になる道を歩み始めた黒羽盗一ですが、「怪盗キッド」という名前は自分でつけたわけではありません。怪盗キッドはシークレットナンバー「1412」を工藤優作が洒落で「KID」と読んだことから、その名で定着してしまったようです。このことから、工藤優作は「通り名の名付け親」だといわれているようです。そのため黒羽盗一は、小学1年生だった新一に「私は君の弟である」というセリフも残しています。

次に、黒羽盗一と工藤優作の関係について「？」と「！」を紹介していきます。黒羽盗一と工藤優作は怪盗と探偵というライバル関係にあります。工藤優作は探偵として怪盗キッドの犯行を何度か防いできました。そんな二人の関係性がよくわかるエピソードがあります。それが名探偵コナン第55巻に収録されている「工藤新一少年の冒険」という回での出来事です。

「工藤新一少年の冒険」では、コナンたちが帝丹小学校の図書室で牛革の財布と手紙を発見し、新一が10年前に蘭と一緒に体験した出来事を思い出すという物語になっています。10年前に小学1年生の新一たちに暗号を渡してきた謎の男の正体は、後に黒羽盗一であることが判明します。そして、黒羽盗一は工藤優作にあるメッセージを残してしました。そのメッセージとは「？」でした。

そして、そのメッセージに対し工藤優作がインタビューに行く妻の有希子に託して伝えたメッセージは「！」です。これだけ見ると当人以外には何のことかわかりませんが、「？」は「次は私を止められるかな？」という意味で、「！」は「ああ、もちろん！」という意味だと明かされています。このことから、工藤優作と黒羽盗一は固い絆を持ったライバル関係にあることがわかると話題になりました。

次に、工藤優作と黒羽盗一の関係に似ているといわれている二代目怪盗キッドとコナンの関係について紹介していきます。二代目怪盗キッドは黒羽盗一の息子・黒羽快斗で、「まじっく快斗」の主人公でもあり名探偵コナンにも度々登場しています。そして、幾度となくお宝を巡ってコナンと対決してきました。そんな二人の関係について紹介していきます。

怪盗キッド（黒羽快斗）とコナンは黒羽盗一と工藤優作のようにライバル関係にあります。「名探偵コナン」において怪盗キッドが初登場したとき、最初に対峙したのはコナンでした。また、コナンは工藤新一のときに「まじっく快斗」の「ブラック・スター」で怪盗キッド（黒羽快斗）と対峙したことがあります。しかし、このときはまだお互いの顔も名前も知らない間柄だったようです。

ちなみに、怪盗キッド（黒羽快斗）のライバルは、「まじっく快斗」では白馬探ということになっています。白馬探は怪盗キッドを捕まるためにロンドンからやってきた高校生探偵で、黒羽快斗のクラスメイトです。DNA鑑定により怪盗キッドの正体が黒羽快斗であることを知りますが、彼をキッドとして自分の手で捕まえるためにその正体を誰にも話していないようです。

白馬探も高校生探偵として名探偵コナンに登場していますが、名探偵コナンでは基本的に怪盗キッドのライバルはコナンという設定になっているのかキッドと対決することはほとんどないようです。また、名探偵コナンでは16巻に収録されている「コナンVS怪盗キッド」で、コナンに追い詰められた怪盗キッド（黒羽快斗）が次のように発言しています。

コナンに閃光弾を放り投げ、このセリフを言いながら姿を消す怪盗キッド。そして、後日今度はコナンが怪盗キッドに向かって下記のようなセリフで答えています。

怪盗キッドのキザなセリフに対して、皮肉を込めたコナンの洒落たセリフがカッコイイと話題になりました。このシーンから、二人の因縁のライバル関係が始まったようです。怪盗キッドが訪れる場所には決まってコナンが待ち構えており、鈴木次郎吉からコナンは「キッドキラー」と呼ばれるようになりました。

実は、怪盗キッド（黒羽快斗）は江戸川コナンの正体が工藤新一であることを知っている数少ない人物です。怪盗キッド（黒羽快斗）がコナンの正体を知ったのは、劇場版名探偵コナン『世紀末の魔術師』でのことでした。白鳥警部に変装していた怪盗キッド（黒羽快斗）は偶然にも船内の電話を盗聴しており、その際にコナンと阿笠博士の会話からコナンの正体が工藤新一であることを知ることになります。

また、劇場版名探偵コナン『世紀末の魔術師』で蘭がコナンの正体に気づきそうになるシーンもあります。その際に怪盗キッド（黒羽快斗）はコナンの正体がバレないように工藤新一に変装することで誤魔化してくれました。そして、怪盗キッド（黒羽快斗）はコナンに対して上記のようなセリフを残しています。これ以降、怪盗キッドとコナンはライバル関係にありますが、お互いに助け合うシーンも多く描かれています。

ここからは、黒羽盗一が生きているのかどうかについて考察していきます。黒羽盗一は8年前のマジックショーの最中に事故死したとされていますが、実は生きているのではないかとファンの間でいわれてきました。そして、実は原作者である青山剛昌が「まじっく快斗」5巻の巻末コメントである衝撃のコメントを発表しています。それが「実は盗一は生きている」というコメントです。

原作者が黒羽盗一の生存をはっきりと明言していることで、黒羽盗一が生きているということは確定的になりました。そうなると、黒羽盗一が何故自分を死んだことにしているのか、黒羽盗一は今どこにいるのかが気になるところかもしれません。

黒羽快斗は父親の後を継いで2代目怪盗キッドになりますが、黒羽快斗のことを「黒羽盗一」と呼ぶ謎の組織が目の前に現れたことで、父の死について疑惑が生じます。このことから、黒羽盗一の死と謎の組織は何らかの関係があるとみて良いのではないかといわれています。また、黒羽盗一は「まじっく快斗」で地下に秘密の施設を作っていたことが明かされています。

その施設を何の為に作っていたのかは不明ですが、黒羽盗一はその地下の施設で何かをしようとしていた可能性もあるのではないかといわれています。このように、黒羽盗一にはまだまだ謎が多く残されており、原作者から生きているというコメントもあったため、今後再登場する可能性は十分にあるといわれています。

ここからは、黒羽盗一のアニメ声優について紹介していきます！黒羽盗一の声優は名探偵コナンで赤井秀一役を担当している池田秀一さんです。実は、原作者の青山剛昌が声優は池田秀一さんがいいと考えていたため、名前を「盗一」にしたといわれています。そこで、ここからは池田秀一さんのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。

黒羽盗一の声優を担当している池田秀一さんのプロフィールについて紹介していきます。池田秀一さんは1949年12月2日生まれで東京都出身、東京俳優生活協同組合所属の声優です。池田秀一さんは1958年から子役として活動し、NHKドラマ『次郎物語』の主役を務めるなど「天才子役」といわれていました。また、様々なドラマに出演する一方で、洋画の吹き替えにも多く出演されていました。

そのときに洋画のアテレコで知り合った音響監督の松浦典良さんに勧められて、『無敵鋼人ダイターン3』に声優として出演することになりました。その後もアニメの声優を担当していましたが、当初は洋画の吹き替えと比較してアニメ作品のアフレコはかなり大変だと感じ、あまり乗り気ではなかったようです。そんな池田秀一さんの元妻は女優の戸田恵子さんで、2019年現在の妻は声優の玉川砂記子さんです。

• 機動戦士ガンダム（シャア・アズナブル）
• 炎のアルペンローゼ ジュディ&ランディ（ジョルジュ・ド・グールモン伯爵）
• 燃える!お兄さん（火堂害）
• 七つの海のティコ（スコット・シンプソン）
• アークザラッド（シュウ）
• ONE PIECE（シャンクス）
• HUNTER×HUNTER（第2作）（カイト）
• SDガンダムフォース（レッドザコ / コマンダーサザビー）
• 彩雲国物語（紅邵可）
• カードファイト!! ヴァンガードG（明神リューズ）

次に、池田秀一さんの主な出演作品について紹介していきます。池田秀一さんは上記のように様々なアニメに出演されていますが、中でも代表的なキャラだといわれているのが「機動戦士ガンダム」のシャア・アズナブル役です。最初は『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイ役のオーディションに参加しましたが、その時に見た安彦良和のシャア・アズナブルのイラストに感銘を受け、シャア役のテストに参加し合格したようです。

次に、黒羽盗一に関する感想や評価について紹介していきます。黒羽盗一に関しては上記のように「かっこいい」という感想が多くありました。上記の感想では黒羽盗一のキスシーンも情熱的でかっこいいと評していますが、キザでかっこいいところは息子の黒羽快斗にもしっかりと遺伝しているようです。

また、上記のように黒羽盗一の声優を担当している池田秀一さんの声が最高だという感想もありました。さらに、黒羽盗一と赤井秀一の声優が同じであることに関しても意外だった、カッコイイキャラは声もカッコイイという感想もありました。

また、ネット上では上記のように黒の組織のあの方の正体が黒羽盗一であるという説も根強く囁かれているようです。真相に関してはまだ不明ですが、今後の黒羽盗一の動向も気になるところだという感想もありました。

この記事では黒羽盗一のあの方候補の理由やベルモットとの関係、工藤優作とのライバル関係などについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか？原作者が明言したことで、黒羽盗一が生きているということは確定的になりましたが、まだまだ謎が多い存在です。今後再登場し、真実が明らかになる時を待ちながら二代目怪盗キッドの活躍も応援していきましょう！