2020年10月30日公開
2020年10月30日更新
【名探偵コナン】大和敢助がかっこいいと人気!正体はラム?登場回や声優も紹介
大和敢助とは名探偵コナンシリーズに登場するキャラクターの1人です。名探偵コナンに登場する大和敢助は片目が無い非常にかっこいいキャラクターであり、長野県警に所属して警部を務めています。その腕前は非常に優秀となっており、名探偵コナンの登場回で幾度と無く活躍を見せています。しかしなぜかファンの間で大和敢助は黒の組織のラムではないかと噂されています。本記事ではそんな名探偵コナンに登場する片目の警部・大和敢助について登場回やラムと噂される理由、アニメの声優などをまとめてご紹介します。
目次
大和敢助がかっこいいと人気!正体はラム?
名探偵コナンの作品情報
名探偵コナンの作中で長野県警所属の警部として登場する大和敢助。大和敢助は名探偵コナンシリーズの中で特にかっこいい片目の警部であり、女性ファンを中心に非常に高い人気を博しています。そのため漫画とアニメ両方で登場回数がサブキャラクターの割に多く、数々の事件でその優秀な腕前を披露しています。本記事ではそんな大和敢助について登場回や黒の組織であるラムと噂される理由、アニメの声優などをご紹介していきます。
名探偵コナンの概要
ではまず大和敢助の登場回やラムと噂される理由、アニメの声優などについてご紹介する前に、大和敢助が登場する名探偵コナンシリーズの作品情報について簡単にあらすじを交えてご紹介していきます。大和敢助が登場する名探偵コナンとは「週刊少年サンデー」にて1994年から20年以上連載が続いている青山剛昌の長編漫画作品です。単行本は合計で98巻刊行されており、漫画名探偵コナンの連載と同じく未だ刊行され続けております。
そんな長編漫画名探偵コナンは20年以上続いていることから非常に知名度が高く、全世界で累計発行部数2億3000万部を記録しています。この人気から漫画名探偵コナンは24年に渡って続くテレビアニメや合計23作品にも及ぶ劇場版アニメといったメディア作品が制作されています。これにより漫画名探偵コナンは1つのシリーズ作品となっており、スピンオフ漫画や実写ドラマ、合計40を越えるゲームといった作品が作られてます。
名探偵コナンのあらすじ
名探偵コナンシリーズの主人公である工藤新一はかっこいい容姿とずば抜けた知能を持ち合わせたキャラクターであり、高校生探偵として数々の難関事件を解決していました。しかしそんな工藤新一は世界的犯罪組織である黒の組織に遭遇したことにより、薬で子供の姿に変えられてしまいます。子供の姿と化した工藤新一は江戸川コナンと名を改め、数々の事件を解決していきながら元の身体に戻るべく黒の組織を追っていくのでした。
大和敢助のプロフィール
本記事で登場回やラムと噂される理由、アニメの声優などをご紹介する大和敢助とは名探偵コナンシリーズに登場するサブキャラクターの1人です。名探偵コナンに登場する大和敢助とは長野県警刑事部捜査一課に所属している35歳のかっこいい警部であり、左目に刻まれた2つの傷と後ろで束ねた長髪が特徴となっています。大和敢助は作中屈指の推理力を持っており、江戸川コナンが「眠りの小五郎」の正体であると瞬時に見破りました。
大和敢助の見た目や性格
名探偵コナンに登場するかっこいい大和敢助の容姿で一番の特徴は片目の傷です。昔大和敢助は雪崩の事故に捜査中巻き込まれたことで、左目に大きな傷が付いてしまいました。そのため傷が付いた左目の視力は失っています。この雪崩事故で大和敢助は左目以外に足にも傷を負い、順調に回復しているものの杖を使って歩行しています。また大和敢助は左目の他に、無精髭を生やした色黒の肌と後ろで束ねた長髪も特徴の1つとなっています。
そんな左目の傷が特徴の刑事・大和敢助は強い正義感を持った性格をしているものの、ぼた餅を「半殺し」と言うなどかなり荒っぽい口調で話す癖があります。そのため、当初大和敢助は阿笠博士や灰原哀は当初怖い人だと勘違いしてしまいました。しかし長野県警に所属する刑事であることや強い正義感を持っていることが判明した後、大和敢助は江戸川コナン達と協力して事件を解決するキャラクターとなりました。
大和敢助の所属
上述でご紹介した通り、左目の傷が特徴の大和敢助は長野県警刑事部の捜査一課に所属しています。長野県警とは上原由衣や諸伏高明などが所属する組織であり、大和敢助は目暮警部と同じ警部の階級を与えられています。そんな警部の大和敢助は工藤新一に匹敵する推理力の持ち主であり、「眠りの小五郎」の正体が江戸川コナンであると見抜きました。また推理力の他にも細かい矛盾点に気付く非常に高い洞察力も持ち合わせています。
大和敢助の家族構成
名探偵コナンシリーズの作中で大和敢助は祖母の教えからぼた餅を作るのが得意と語っています。このシーンから大和敢助はかなり祖母と良好な関係にあったと考えられます。しかし大和敢助は独身であることが判明しており、詳しい家族構成は不明となっています。そんな大和敢助は同じ長野県警に所属している上原由衣に恋愛感情を抱いています。未だこの想いを伝えてないものの、今後2人は結婚して家族関係になるかもしれません。
大和敢助の正体はラム?
江戸川コナンに並ぶほどの推理力を持っている大和敢助はとある理由で黒の組織に所属するラムなのではないかと考察されています。名探偵コナンに登場するラムとは黒の組織で№2の座に就いているキャラクターであり、赤井秀一からジン以上の人物だと評されています。しかしラムは黒の組織の最高機密であるため、未だその正体が明らかとなっていません。ではなぜそんなラムの正体が大和敢助だと考察されているのでしょうか。
その理由は大和敢助が片目を失っているからです。ラムは正体が不明であるものの、過去に大きな事故に遭ったことで片目を失って義眼であると判明しています。そのため江戸川コナンも最初は片目の大和敢助がラムなのではないかと疑いました。しかし大和敢助が登場した後、過去に事故で目を失って義眼となった黒田兵衛が登場することになりました。この黒田兵衛の登場により、大和敢助のラム説は江戸川コナンも否定しています。
大和敢助の初登場回は何話?登場回一覧
登場回一覧①⾵林⽕⼭ 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着
ではここからは大和敢助の登場回について一覧でご紹介していきます。まず大和敢助が初めて描かれた登場回は「風林火山 迷宮の鎧武者/陰と雷光の決着」です。大和敢助の初登場回である「風林火山 迷宮の鎧武者/陰と電光の決着」は漫画名探偵コナンのコミックス第59巻に収録されたエピソードであり、516話と517話としてテレビアニメ化されました。このエピソードは長野県を舞台にした名家の殺人事件を描いた作品となっています。
長野県を訪れた江戸川コナンや毛利小五郎達は虎田家という名家を訪れ、そこで起こった跡継ぎの殺人事件を調べることになります。一方服部平次は虎田家と敵対する龍田家を訪れ、同じ跡継ぎの殺人事件を捜査していました。捜査の途中で服部平次は大和敢助警部を発見します。同じく事件を捜査する大和敢助はかなり強行的な姿勢を見せます。しかしこの物語は大和敢助の優秀さや男前らしさが描かれており、一躍注目を集めました。
登場回一覧②危険な⼆⼈連れ
「危険な二人連れ」とは漫画名探偵コナンの第65巻に収録されたエピソード(テレビアニメ557話)です。阿笠博士と灰原哀は車で長野県から帰ってくる途中、エンストに遇ってしまいます。すると通りがかった大和敢助と上原由衣が2人を助けました。しかし刑事だと知らない阿笠博士と灰原哀は乱暴な口調から犯罪者かもしれないと疑ってしまいます。このエピソードは大和敢助の登場回で珍しいコメディなエピソードとなっています。
登場回一覧③毒と幻のデザイン(S・Poison)
「毒と幻のデザイン」とは漫画名探偵コナンの第74巻と第75巻に収録されたシリーズもののエピソードです。テレビアニメ版では652話から655話として放送され、大和敢助は653話と654話の「S」と「Poison」に登場しました。「毒と幻のデザイン」は服部平次がある手紙を受け取ったことで展開する犯罪を描いたエピソードとなっており、大和敢助は長野県警の警部として軽井沢の殺人事件を捜査し、その博識ぶりを存分に披露しました。
登場回一覧④⾚い⼥の惨劇(湯煙・悪霊・復讐)
「赤い女の惨劇」とは漫画名探偵コナンの第82巻と第83巻に収録されたエピソードです。「赤い女の惨劇」は湯煙・悪霊・復讐といった3部構成のシリーズ作品となっており、テレビアニメでは第754話から第756話として放送されました。本エピソードは「赤女」とあだ名される殺人鬼を中心に展開する殺人事件を描いた作品です。大和敢助は捜査官の1人として登場し、ナイフを持った犯人の女性を杖1つで倒して逮捕する活躍を見せました。
登場回一覧⑤かまいたちの宿(前・後編)
「かまいたちの宿」とは漫画名探偵コナンの第86巻と第87巻に収録されたエピソードです。「かまちたちの宿」は前編と後編に分かれたエピソードであり、テレビアニメでは第808話と第809話として放送されました。そんな「かまちたちの宿」は長野県を舞台に、妖怪「鎌鼬」に見立てた殺人事件が描かれています。大和敢助は登場していないものの、このエピソードで江戸川コナンから黒の組織のラムなのではないかと疑われてしまいました。
大和敢助のアニメ声優
高田裕司のプロフィール
ここからはアニメ名探偵コナンで大和敢助を演じた声優についてご紹介します。アニメ名探偵コナンで大和敢助を演じた声優は日本の男性声優である高田裕司です。大和敢助の声優を担当した高田裕司は1980年代から俳優として活動している大沢事務所所属の声優であり、1998年に声優デビューを飾りました。そんな高田裕司は2020年10月現在数々の作品に声優として出演しながら、舞台俳優やナレーターなど幅広い分野で活躍してます。
高田裕司の主な出演作品
- 1998年のアニメ「ガサラキ」:豪和一清役、渡辺綱役
- 2001年のアニメ「スクライド」:マーティン・ジグマール役
- 2005年のアニメ「SPEED GRAPHER」:雑賀辰巳役
- 2006年のアニメ「コードギアスシリーズ」:藤堂鏡志朗役
- 2011年のアニメ「境界線上のホライゾン」:本田・正信役
- 2000年のゲーム「ペルソナ2罰」:周防克哉役
大和敢助の名言や名セリフ・名シーン
名言や名シーン①「何じゃ小僧…」
ではここからは大和敢助が名探偵コナンシリーズの作中で残した名セリフと名シーンについてご紹介します。まず最初にご紹介するのは初登場回で大和敢助が服部平次に発した名セリフです。初登場回である「風林火山 迷宮の鎧武者/陰と電光の決着」で大和敢助は事件の捜査をしていた服部平次と出会った時、低いドスの効いた声で上記の名言を発しました。服部平次はその容姿とドスの効いた声に恐怖し、怯えた表情を浮べていました。
名言や名シーン②「刑事長も待ってるぜ…」
「刑事長も待ってるぜ…おまえのいれたまずいコーヒーをな…」
上記の名セリフは「風林火山 迷宮の鎧武者/陰と電光の決着」で大和敢助が上原由衣に発したセリフです。無事名家で起こった殺人事件が解決した後、潜入捜査で虎田家に嫁いでいた上原由衣は警官を辞めていたため、未亡人になってしまいます。この時大和敢助は上記の名セリフを発し、上原由衣に復帰するよう促しました。この名セリフのシーンはお互い好意を抱いている大和敢助と上原由衣の感情がよく分かるシーンとなっています。
名言や名シーン③幼少期
最後にご紹介する名セリフと名シーンは大和敢助の幼少期の名シーンです。大和敢助は同じ長野県警に所属している上原由衣と諸伏高明の2人と昔からの幼馴染みでした。その中で大和敢助と諸伏高明はライバル関係にあり、作中でも度々対立を起こしています。しかし本当は非常に仲が良く、回想シーンで2人は肩を組んで笑顔を浮べていました。そんな2人をずっと影で支え続けていたのが上原由衣なのです。
大和敢助と諸伏高明・上原由衣の関係
大和敢助と諸伏高明の関係
諸伏高明とは名探偵コナンシリーズの作中で長野県警刑事部捜査一課に所属している警部です。諸伏高明は東都大学の法学部を主席で卒業して警部となったキャリア組であり、江戸川コナンの才能をすぐに見抜くほど高い推理力を持っています。そんな諸伏高明と大和敢助は上述でご紹介した通り、小学校時代からの幼馴染みであってライバルでもある関係にあります。しかし大和敢助は毎回冷静な性格をした諸伏高明に負けてしまってます。
大和敢助と上原由衣の関係
上原由衣とは名探偵コナンシリーズの作中で長野県警に所属している29歳の女性刑事です。長野県警に所属する上原由衣は観察力と洞察力に優れた優秀な刑事であり、そのかわいい容姿から名探偵コナンファンから非常に高い人気を博しています。元々刑事を辞めて虎田家に嫁いだものの、大和敢助の言葉で復帰しました。そんな上原由衣と大和敢助はお互い両思い同士の関係なのですが、性格上未だ恋愛関係に全く発展していません。
大和敢助に関する感想や評価
なんだかんだコナンのキャラで一番かっこいいのは長野県警の大和敢助だと思う
— ラガ (@t_s_o_t_o_c) May 19, 2017
名探偵コナンシリーズに登場する大和敢助に関する感想では大和敢助がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。大和敢助は左目に傷が付いた非常に渋いキャラクターとなっており、名探偵コナンシリーズのキャラクターの中でも特にかっこいいと評されています。このかっこよさから大和敢助は非常に高い人気を博しています。
まあ、警察関係なら大和敢助刑事や服部と和葉の父親もかなり優秀だけどな
— きょーすけ🦀枝斬り抜刀斎🦊 (@kyo_eda_nage) April 20, 2018
名探偵コナンシリーズに登場する大和敢助に関する感想では大和敢助が優秀だといった感想も多く寄せられていました。警部を務める大和敢助は「眠りの小五郎」の正体が江戸川コナンだと瞬時に見抜くほどの推理力を持ったキャラクターであり、長野県警のエース的存在となっています。おそらく名探偵コナンシリーズに登場する警察関係者の中でも大和敢助は上位に入るほどの実力を持っているのではないでしょうか。
マジで長野県警かわいすぎるな 大和敢助と上原由衣はさっさと結婚旋回
— 破滅 (@marutama_ouka) July 23, 2020
名探偵コナンシリーズに登場する大和敢助に関する感想では早く上原由衣と一緒になって欲しいといった感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り大和敢助と上原由衣はお互い好意を寄せ合っている関係であるものの、未だ何の発展も無い中途半端な関係を続けています。そのため名探偵コナンシリーズファンから大和敢助と上原由衣の2人は早く一緒になって結婚して欲しいといった声が多数上がっています。
大和敢助まとめ
本記事では名探偵コナンシリーズに登場する大和敢助について登場回やラムと噂されている理由、声優などをまとめてご紹介しました。大和敢助は正体がラムと噂されているものの、本当はラムでは無く、長野県警を代表する非常に優秀でかっこいい警部でした。2020年10月現在大和敢助は非常に高い人気を博しているキャラクターであるため、おそらく今後の名探偵コナンでも諸伏高明や上原由衣と共に活躍してくれることでしょう。