【名探偵コナン】松本清長は警視庁捜査一課管理官！娘の小百合や声優も紹介

名探偵コナンシリーズの作中で警視庁刑事部捜査一課で管理官を務めている松本清長。松本清長は1人娘である小百合さえも事件解決のためなら見捨てる覚悟を辞さない厳格な管理官であり、その凶悪な見た目から鈴木園子に｢ゴリラ｣と呼ばれています。しかし非常に強い正義感を持っており、周囲の部下からは慕われています。本記事ではそんな松本清長管理官について登場回や娘の小百合の情報、アニメの声優などをご紹介していきます。

では凶悪な見た目をした松本清長管理官の登場回や娘である小百合の情報、アニメの声優などについてご紹介する前に、松本清長管理官が登場する名探偵コナンの作品情報について簡単にご紹介していきます。松本清長管理官が登場する名探偵コナンとは江戸川コナンこと工藤新一の活躍を描いた青山剛昌の推理漫画作品です。漫画名探偵コナンは1994年に｢週刊少年サンデー｣で連載が開始され、合計98巻もの単行本が刊行されています。

98巻もの単行本が刊行されている長編漫画名探偵コナンは2020年10月現在20年以上連載が続いており、2018年に2億3000万部を越える累計発行部数を記録するほど全世界で非常に高い人気を博しています。名探偵コナンはこの人気コミックスを原作に、これまでアニメや劇場版アニメなどのメディア作品が数多く制作されています。そのため日本で知らない人がいないほど知名度が高く、長年に渡って老若男女問わず愛され続けています。

名探偵コナンの主人公である工藤新一は推理小説家と名女優の間に生まれた高校生探偵であり、様々な事件を解決して｢日本警察の救世主｣とあだ名されるほどずば抜けた推理力と洞察力の持ち主でした。しかし高校生探偵であった工藤新一は黒の組織に遭遇したことで江戸川コナンと名乗る少年探偵になってしまいます。漫画名探偵コナンはそんな少年探偵・江戸川コナンが黒の組織を追い詰めるまでの姿を描いた推理作品となっています。

本記事で登場回や娘の小百合の情報、アニメの声優などをご紹介する松本清長とは名探偵コナンシリーズに登場する警察関係者のサブキャラクターです。名探偵コナンシリーズに登場する松本清長とは警視庁刑事部捜査一課で管理官を務めているキャラクターであり、髭と左目に傷が付いた非常に凶悪な容姿が特徴となっています。また非常に怖い容姿の他に松本清長は鈴木園子に｢ゴリラ｣と呼ばれるほど体格のいい身体も特徴の1つです。

身長や体重などは不明であるものの、年齢は54歳であることが判明しています。そんな松本清長管理官は怖い容姿をしているものの、強い正義感を持った男気あるキャラクターであり、部下から強く慕われています。また警察の司令官としての実力も高く、名探偵コナンファンからも密かに高い人気を博しています。ちなみに松本清長管理官の名前の由来は｢天城越え｣で知られる小説家の松本清張であり、小百合という1人娘を養っています。

名探偵コナンシリーズに登場する松本清長管理官は非常に怖い見た目をしているため、高圧的な性格をしたキャラクターだと思われがちです。確かに名探偵コナンに登場する警察関係者の中でも松本清長管理官は非常に厳格な性格をしたキャラクターです。厳格な性格をした松本清長はどんなことがあっても警察官としての仕事を最優先するキャラクターとなっており、作中で危険に陥った娘の小百合よりも警察官の職務を最優先にしました。

しかしこれは松本清長が悪を絶対に許さない強い正義感を持っているからです。また松本清長は目暮警部や高木刑事達を気に掛けるなど部下を大事にする一面を持っています。このことから松本清長は娘の小百合を見捨てる非情さがあれども、部下から篤く信頼されています。仕事をしている時の松本清長は厳格であるものの、1人娘である小百合は内心非常に大事にしており、名探偵コナンの作中で小百合を思いやる一面を見せています。

上述でご紹介した通り、名探偵コナンシリーズに登場する松本清長は警視庁刑事部捜査一課で管理官を務めているキャラクターです。また警察としての階級は警視です。この警視はかなり高い地位にあり、組織を統括する管理官として目暮警部や高木歩刑事、佐藤美和子警部補などを部下に抱えています。元々刑事だった毛利小五郎もかつて管理官を務める松本清長の部下であったため、松本清長のことを｢警視殿｣と階級名で呼んでいます。

しかし毛利小五郎は｢警視殿｣と呼んでいる松本清長によって刑事を辞めさせられました。その後毛利小五郎は江戸川コナンのお陰で｢眠りの小五郎｣というあだ名で有名となり、松本清長は追い出したことを度々責められています。そんな松本清長は名探偵コナンの作中で黒田兵衛が管理官となり、統括する立場では無くなりました。しかし2020年10月現在松本清長は警視から警視正に出世し、表に出ること無く警視庁内で仕事をしています。

ではプロフィールの最後に、松本清長と毛利小五郎の関係についてご紹介します。上述でご紹介した通り、毛利小五郎は刑事だった頃、松本清長管理官の部下でした。そのため毛利小五郎は世話になっていた松本清長のことを｢警視殿｣と呼んでいます。しかし松本清長は部下だった毛利小五郎を自ら追い出してしまいます。その後毛利小五郎が優秀になってしまったため、松本清長は上司に嫌味を言われる肩身の狭い日々を過ごしています。

ではここからは名探偵コナンシリーズに登場する松本清長の妻や娘の小百合といった家族情報をご紹介していきます。松本清長には小百合という娘がいるため、もちろん妻もいたはずです。しかしどうやら松本清長の妻は既に死去してしまっているようで、名探偵コナンシリーズの作中に登場していません。また残念ながら名探偵コナンシリーズの公式で亡き松本清長の妻の名前は2020年10月現在、全く情報が公開されていません。

上述で何度かご紹介した通り、松本清長には小百合という名前の1人娘がいます。小百合は非常に優しい顔つきをした綺麗な女性であり、凶悪な容姿をした松本清長の娘とは全く想像することが出来ません。そんな美人な娘の小百合は工藤新一や毛利蘭が通っていた中学校で音楽の先生をしており、物語本編では高杉俊彦という人物と結婚しています。この高杉俊彦はかつて松本清長のせいで母親を亡くしたことで元々松本家を恨んでいました。

しかし小百合にとって高杉俊彦は幼馴染み同士の関係であることから長い間好意を抱いていました。このことから紆余曲折を経て、最終的に娘の小百合と高杉俊彦は結婚することになりました。松本清長は警察としての仕事を全うしている時、非情な性格になってしまっているものの、たった1人の娘で家族である小百合を心から愛しています。それを証拠に松本清長は名探偵コナンの作中で娘の小百合の結婚式にスーツを着て出席しています。

ではここからはアニメ名探偵コナンで松本清長管理官を演じた声優についてご紹介していきます。アニメ名探偵コナンで松本清長を演じた声優は日本の男性声優である加藤精三です。アニメ名探偵コナンで松本清長の声優を担当した加藤精三とは1927年の2月14日に東京都で生まれた男性声優であり、東京俳優生活協同組合に所属していました。そんな加藤精三は1956年に俳優デビューを飾り、1958年に声優として活動を始めました。

1958年に声優デビューを飾った加藤精三は1968年のアニメ｢巨人の星｣で星一徹を演じたことでブレイクを果たし、持ち前の特徴的な低音ボイスでこれまで様々なアニメ作品に出演し、老年な男性キャラクターを多数演じています。また加藤精三は声優の他に洋画の吹き替えや特撮ドラマを中心に出演する俳優といった様々な方面で活躍しています。しかし加藤精三は2014年に死去し、新たな松本清長の声優は未だ決定していません。

• 1968年のアニメ｢巨人の星｣：星一徹役
• 1984年のアニメ｢北斗の拳｣：大将軍バルコム役
• 1987年のアニメ｢トランスフォーマーシリーズ｣：メガトロン役、ガルバトロン役
• 1988年のアニメ｢美味しんぼ｣：小泉鏡一役
• 1994年のアニメ｢忍たま乱太郎シリーズ｣：ドクタケ城主役、シイタケ城主役
• 2003年のアニメ｢ポケットモンスターサイドストーリー｣：バイパー教官役

• 2007年のアニメ｢シグルイ｣：岩本虎眼役
• 2009年のアニメ｢鋼の錬金術師フルメタルアルケミスト｣：コーネロ役
• 1987年のアニメ映画｢ルパン三世風魔一族の陰謀｣：銭形警部役
• 1996年のOVA｢ファイアーエンブレム紋章の謎｣：ジェイガン役
• 1988年の特撮ドラマ｢仮面ライダーBLACK　RX｣：ジャーク将軍役
• 専属吹き替え：ドイツの声優、ウォルター・ゴテル役、他

ではここからは名探偵コナンシリーズに登場する松本清長の初登場回や名シーンについてご紹介していきます。まず松本清長が名探偵コナンで初登場を飾ったのはコミックス第8巻に収録された｢6月の花嫁殺人事件｣です。｢6月の花嫁殺人事件｣で初登場した松本清長は娘の小百合の結婚式に訪れます。上述でご紹介した通り娘の小百合は音楽の先生であったため、同じ学校に通っていた毛利蘭や鈴木園子が結婚式に呼ばれていました。

結婚式に出席した松本清長は非常に怖い目つきで会場を一蹴し、毛利蘭や鈴木園子から不審者扱いされてしまいます。この初登場シーンは多くの読者に強いインパクトを与えることになりました。松本清長が結婚式に参加した直後、夫である高杉俊彦が恨みから小百合に毒を盛りました。これのせいで結婚式は一旦中止になります。しかし過去の事件を松本清長が謝罪したことで和解し、小百合と高杉俊彦は無事結ばれました。

上記のセリフは漫画名探偵コナンのコミックス第28巻に収録された｢閉ざされた秘密｣で松本清長が目暮警部へ発した名言です。ある日、目暮警部はハイヒールを履いた若い女性が次々と襲われる事件を担当することになります。その中で目暮警部は過去に起こった同じような事件のトラウマを思い出し、混乱状態になってしまいます。管理官として優れた実力を持つ松本清長はそんな目暮警部へ上記の名言を伝え、冷静さを取り戻させました。

松本清長管理官は｢漆黒の追跡者｣で劇場版名探偵コナンの初登場を飾りました。松本清長が映画初登場を飾った｢漆黒の追跡者｣とは名探偵コナンの劇場版シリーズ第13作品目として作られた作品であり、2009年の4月18日に全国で公開されました。2009年の4月18日に公開された劇場版アニメ｢漆黒の追跡者｣は江戸川コナンと黒の組織との戦いを描いた作品となっており、35億円の興行収入を獲得するほどの大ヒットを記録しました。

名探偵コナンの映画｢漆黒の追跡者｣で劇場版アニメ初登場を飾った松本清長管理官。江戸川コナンと黒の組織との戦いを描いた｢漆黒の追跡者｣で松本清長は管理官として捜査全ての責任者を任されていました。しかしこの松本清長は偽物であり、本物は黒の組織のメンバーであるアイリッシュに監禁されてしまっていました。監禁された松本清長はビートルズに関する暗号を使い、弁当のテープで外に助けを呼ぶことにします。

松本清長はこの時助けを呼ぶメッセージを載せたテープをカブトムシに貼り付けていました。そのカブトムシは少年探偵団に確保され、阿笠博士の知恵もあって監禁場所が明らかになります。これにより松本清長は高木刑事と佐藤警部補によって救出されました。その後松本清長は江戸川コナンや少年探偵団に感謝し、無事現場に復帰しました。しかし松本清長はアイリッシュの存在を知らないため、監禁理由を最後まで分かりませんでした。

名探偵コナンシリーズに登場する松本清長管理官に関する感想では松本清長が好きといった感想が多く寄せられていました。松本清長は名探偵コナンシリーズの中でも特に怖い容姿をした警察関係者となっているものの、心には多くの部下から慕われる強い正義感を宿しています。この強い正義感と高い統率力から松本清長は名探偵コナンファンから高い人気を博しています。

名探偵コナンシリーズに登場する松本清長管理官に関する感想では管理官が変わったことが寂しいといった感想も多く寄せられていました。松本清長は前線の指揮官として卓越した統率力を持った存在感溢れる管理官でした。しかし人事異動によって管理官は松本清長から黒田兵衛に変わってしまいます。管理官が変わってしまったことは多くの松本清長ファンを悲しませることになりました。

名探偵コナンシリーズに登場する松本清長管理官に関する感想ではもう出てこないかもしれないと心配する感想も多く見受けられました。松本清長は人事異動で警視正に出世するものの、前線で刑事達を率いる管理官の座を黒田兵衛に譲ることになりました。その後松本清長は完全に作中から姿を消してしまいました。しかし松本清長は映画にも登場した人気キャラクターなので、もう登場することが無いとは考えにくいです。

本記事では名探偵コナンシリーズに登場する松本清長について登場回や娘の小百合の情報、アニメの声優などをまとめてご紹介しました。強い正義感を持った強面の松本清長管理官は警視正に出世を果たすものの、2020年10月現在あまり作中に登場していません。しかし松本清長は高い統率力で部下達から非常に慕われているため、おそらく今後も名探偵コナンの作中で活躍する姿を見せてくれることでしょう。