2020年11月03日公開
2020年11月03日更新
【名探偵コナン】松田陣平の命日はいつ?萩原研二との関係やアニメ登場回も紹介
名探偵コナンで荒っぽい性格でありながら仲間思いの松田陣平の命日に注目が集まっています。彼は享年26歳となっており若くして多くの人々を爆発物から救うために殉職しています。そのため、原作漫画やテレビアニメでの登場回は非常に少ないキャラとなっていますが、人気が高く多くの人から支持されていました。そこで、手先が器用で刑事としての素質が十分な松田陣平と昔からの付き合いとなっている萩原研二との関係や原作漫画やテレビアニメでの登場回、彼の命日を紹介します。
目次
松田陣平とは?
クールでかっこいい雰囲気が漂っている松田陣平は、常にサングラスをかけて煙草をふかしていました。幼少期から手先が器用だった彼は何でも分解しないと気が済まない分解魔となっています。そのため、非常にメカに詳しく携帯電話でメールを打つことも非常に早いという特技を持っていました。荒っぽい性格であるため、試験においての面接評価は最悪でありながら、それを挽回してしまう知識と実力を持っていたのです。
名探偵コナンで若くして殉職してしまった松田陣平の命日に注目が集まっていますが、彼は多くの人々を爆弾魔が仕掛けた爆発物を処理するために死亡してしまいました。幼少期から仲が良かった萩原研二も若くして爆弾魔による爆発物によって死亡しているため悲しい最後となりました。そこで、昔からの付き合いとなっている萩原研二との関係や原作漫画やアニメでの登場回、彼の命日や声優についても紹介します。
名探偵コナンの作品情報
名探偵コナンの概要
歴代最長の連載をサンデーにおいて記録している「名探偵コナン」は、第46回(2001年)小学館漫画賞において少年部門を受賞した人気の作品となっています。原作漫画やテレビアニメ、実写ドラマ、劇場版映画など幅広く展開されている名探偵コナンでは、高校生でありながら事件に巻き込まれてしまった工藤新一は幼児化してしまいます。しかし、ハンデを背負いながらも得意の推理によってさまざまな事件を解決していきました。
推理漫画となっている名探偵コナンは、1996年からアニメが放送され大人気となりました。続いて1997年に劇場版映画が公開された名探偵コナンは、鳥取県出身の青山剛昌さんによって描かれている漫画となっています。98巻まで単行本で刊行されている名探偵コナンは、週刊少年サンデー(1994年5号)によって連載中です。2億3000万部(2018年11月)の世界累計発行部数を記録しており、毎年4月に劇場版が公開されています。
名探偵コナンのあらすじ
明るくて元気いっぱいの毛利蘭と幼馴染みの工藤新一は、幼少期から推理をしては遊んでいました。保育園へ転園した際もその鋭い推理によっていじめっ子を退治してかわいい蘭と仲良くなっています。シャーロック・ホームズを敬愛している彼は、ある事件に巻き込まれたことで幼児化してしまいますが、不屈の精神で黒の組織の正体を暴いて元の姿に戻るために、さまざまな事件を解決していくことになりました。
松田陣平のプロフィール
名探偵コナンで父の事件によって警察を恨んでいる松田陣平でしたが、最終的には手先の器用さと専門知識や実技の素晴らしさから刑事として活躍していました。しかし、仲の良かった萩原研二同様に多くの人を救うために若くして死亡しています。そのため、彼の命日に注目が集まっていました。原作漫画やアニメ登場回が非常に少ないキャラクターでありながら人気が高く、彼の死は多くの人が悲しむことになりました。
- 名前:松田陣平(まつだじんぺい)
- 年齢:享年26歳
- 職業:警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査係の刑事
- 性格:荒っぽい性格、心優しい、仲間思い
- 特徴:携帯電話でメールを打つのが早い、手先が器用
- 死因:爆発物から人々を守るため殉職
- 好きな人:佐藤美和子
- 命日:11月7日(原作漫画)、1月6日(アニメ)
- CV(声優):神奈延年
いつもサングラスをしている松田陣平は、警視庁刑事部において捜査一課強行犯係に所属していた刑事となっています。孤高の刑事として有名な彼は、どこか掴みどころがない性格を持っていましたが、非常に仲間想いで時に心に響く名言も放っています。ショートカットが似合う佐藤刑事は彼よりも年下ですが、上司となっており密かに両想いの関係となっていました。死亡直前には彼女宛てに告白のようなメールを送っています。
松田陣平の性格
時に感動的なセリフを放っている松田陣平の命日に注目が集まっていますが、彼の性格は短気で非常に荒っぽいということができます。そのため、警察の試験においての面接では最悪な印象を与えていました。荒っぽい言動が多くの人の誤解を招いていたのです。しかし、実は仲間思いで心優しい性格を持っているため、昔からの付き合いとなっている萩原研二はすでに死亡しているにも関わらず彼にメールを打ち続けていました。
さらに彼が殉職する原因になった爆弾魔が捕まっていないことから、一人でその爆弾魔を捕まえようと必死になっていたのです。警察の誤認によって逮捕された父親を持っている彼は、警察に恨みを持っていたため、正論ばかりをいう降谷零とは初めから衝突することになりました。時に殴り合いの喧嘩をすることもあったために職場の人々からは警戒される存在となっていたのです。
26歳という若さで死亡した彼は原作漫画やアニメでの登場回は非常に少なくなっていますが、陰のあるかっこいい雰囲気に魅了されてしまう人は多かったようです。喧嘩っ早くて荒々しい言動が周囲から誤解を招きやすい彼ですが、仲間思いの心優しい性格も持っていました。
松田陣平の年齢
爆発物から多くの人の命を救った松田陣平の年齢は享年26歳となっています。彼は、22歳の時に警察学校に入校しています。同期で同年のハーフで素晴らしい推理力を持っている降谷零、常に爪楊枝を加えたタフガイとなっている伊達航、幼少期から仲が良いイケメンの萩原研二、幼少期に両親の殺害現場を見てしまい大きなトラウマを抱えていた諸伏景光らと仲間でした。
荒々しい性格の松田陣の命日に注目が集まっていますが、警察学校に入った同期で同じ年の仲間で現在も刑事として活躍しているのは優秀な降谷零のみです。幼少期から仲が良い萩原研二は22歳で爆弾魔による爆発物を処理しようとして間に合わず殉職、心優しく繊細な心を持っている諸伏景光は25歳で拳銃自殺をはかっています。タフガイの伊達航は詐欺師を逮捕した際に居眠り運転に遭遇して運悪く死亡しました。
原作漫画やアニメにおいて登場回が非常に少ないといわれている松田陣平も26歳という若さで殉職していますが、彼の同期の仲間も一人を除いてすでに死亡してしまっていたのです。唯一生き残っている降谷零の年齢は29歳となっており、現在では三つの顔を持ち巧みに立ち居振舞ってさまざまな捜査をしています。
松田陣平と萩原研二の命日はいつ?萩原研二との関係は?
松田陣平の命日
荒っぽい性格でありながら仲間思いの松田陣平は、昔からの付き合いとなっている萩原研二が爆弾魔の爆発物によって殉職した後もその爆弾魔のことをずっと追い続けていました。警察が捜査をしなくなったにも関わらず彼は仲が良かった仲間の仇を討つために爆弾魔を必ず捕まえると心に誓っていたのです。そのため、彼は4年後やっとその爆弾魔に辿り着きます。
原作漫画やアニメでの登場回が少ない松田陣平ですが、仲間の仇を討つために4年かけて捜査をしていた爆弾魔が再度仕掛けたという爆弾物から多くの人々を救うために器用な手先を駆使して活躍しますが、最終的に本人は殉職することになってしまいます。
さらに彼の命日は皮肉にも彼の仲間である荻原研二と同じだったのです。彼が享年26歳で殉職した命日は11月7日となっています。しかし、テレビアニメ版においては彼の殉職の命日は異なっており、1月6日となっていました。
松田陣平と萩原研二との関係
警視庁の爆発物処理班に所属していた松田陣平と昔からの付き合いとなっているイケメンの萩原研二ら二人の命日は11月7日と同じになっていますが、一緒に爆発物を処理していて同じ日に死亡したわけではありません。仲が良かったイケメンの萩原研二は22歳の時に殉職しているため、駆け出しの彼は爆発物の解体処理に間に合わず時間切れで爆破に巻き込まれて死亡してしまったのです。
原作漫画やアニメにおいて登場回が少ないながらも大人気の松田陣平は、爆破までのタイムリミットは5分となっていましたが、3分で解体できる爆弾であり十分助かる時間を残すことができる状態でした。しかし、彼は爆破する3秒前に他の爆弾の場所を教えるというメッセージを受け取ってしまったために自分の命と引き替えに多くの人々の命を守る選択をして殉職しています。
昔から仲が良かった萩原研二は今から七年前の11月7日に享年22歳で殉職、短気で荒々しい性格の松田陣平は今から三年前の11月7日享年26歳で殉職となってしまったのです。仇を討ちたかった同じ爆弾魔によって皮肉にも同じ日に殉職するという結果になってしまいました。原作漫画では同じ命日となっていますが、アニメ版においての松田陣平の命日は1月6日となっています。
松田陣平のアニメ登場回や登場映画一覧
松田陣平のアニメ・原作漫画での登場回一覧
昔から仲が良かった萩原研二の仇をとりたかった松田陣平の命日は、皮肉にも仲間の萩原研二と一緒になってしまいました。短気で荒々しい性格でありながら仲間思いの彼は26歳で死亡しているため原作漫画やアニメにおいての登場回は非常に少なくなっていますが人気のキャラクターとなっています。そこで、タバコが似合う松田陣平のテレビアニメや原作漫画での登場回一覧を紹介しましょう。
悪意と聖者の行進(前編・後編)
サングラスがよく似合う松田陣平は原作漫画においては36巻、テレビアニメにおいては301話~302話の「悪意と聖者の行進(前編・後編)」の登場回で愛する佐藤刑事(佐藤美和子)の回想シーンで初登場しています。彼は初登場の時点ですでに殉職している刑事となっていました。この登場回では温厚で優柔不断な性格の高木刑事(高木渉)が変装をして捜査をしていたのですがなぜか佐藤刑事に平手打ちされてしまいます。
26歳で殉職してしまった松田陣平の存在を知らない高木刑事はわけもわからずに茫然としていました。警視庁のマドンナ的存在の佐藤刑事にいきなり平手打ちをされてしまった理由とは、サングラスをかけた姿がすでに殉職している松田陣平によく似ていたからだったのです。彼はその事情をよく知っている仲間の宮本由美やおぼっちゃま育ちの白鳥警部から捜査一課に7日間だけ在籍していた松田陣平の話を聞くことになります。
揺れる警視庁 1200万人の人質
原作漫画においては36巻、テレビアニメにおいては304話の「揺れる警視庁 1200万人の人質」は、タバコがよく似合う松田陣平の二回目の登場回となりました。この登場回では強行犯捜査係に三年前に転属してきた松田陣平が最後殉職するまでの様子が描かています。彼の命日もこの登場回で明らかになりました。イケメンでかっこいいと評判の萩原研二の仇を討つために爆弾魔を追いかけていた松田陣平。
彼は強行犯捜査係に転属したことでそのチャンスを掴むことになります。手先が器用な松田陣平は、爆発物を簡単に解体することができる高い能力を持っていました。かつて長い付き合いで仲が良かった萩原研二を殉職させた爆弾魔がまた爆弾を仕掛けたと警視庁にFAXしてきたのです。やっと仲間の仇が討てると思った彼は爆弾を止めるために一人で大観覧車に乗り込みます。
彼はタイムリミット5分の爆発物を3分で解体する能力を持っていましたが、犯人は爆発する3秒後にその他に仕掛けた爆弾の場所を知らせるとメッセージを送ってきたのです。彼は多くの命を救うために爆弾の解体を諦めてそのメッセージを受け取り得意の早業で心を寄せていた佐藤美和子にメールを無事送信して多くの市民は救われることになります。彼の仲間も同じ状況に追いやられていたのかもしれません。
本庁の刑事恋物語5(後編)
原作漫画において40巻、テレビアニメにおいては359話の「本庁の刑事恋物語5(後編)」では、優柔不断でありながら心優しい高木刑事によって心を寄せていた松田陣平の死を乗り越えることができた佐藤刑事は、彼とデートをすることになりました。この登場回では心を寄せていた佐藤刑事の回想シーンによって登場しており、彼の存在は今も彼女にとって大きな存在であることを証明していました。
遊園地デートを楽しもうとしていた二人ですが、デートの最中に麻薬を発見してしまいます。彼らは警察として麻薬の現場を押さえることに成功しますが、犯人を途中逃がしてしまいます。時に勇敢な高木刑事によって犯人が取り押さえられましたが、同じく犯人を追いかけていた佐藤刑事はある風景を見てその場に座り込んでしまいました。観覧車の背景に打ちあがった花火が心を寄せていた松田陣平の死と重なってしまったのです。
彼が殉職してしまった時と同じような風景を見てしまった彼女は身動きが取れなくなってしまいました。三年経った現在も彼女の心に大きな傷となって彼の存在が生きていることがわかるシーンとなっています。しかし、彼女を放っておくことができない高木刑事は、かつての荒々しい性格の松田陣平が発したセリフと同じ言葉を放ちます。それによって心を開くことができた彼女は高木刑事と次第に心を通わせるようになりました。
松田陣平は「純黒の悪夢」にも登場している
原作漫画やテレビアニメにおいて三回の登場でありながら圧倒的な存在感を見せている松田陣平は、劇場版映画においても登場しています。彼は2016年4月に公開された劇場版映画において20作目となる「純黒の悪夢」という作品にも姿を現していました。63億3000万円の興行収入を記録した劇場版映画「純黒の悪夢」では、すでに殉職している松田陣平は、警察学校で同年で同期だった降谷零の回想シーンで登場していました。
この登場回ではハーフで運動神経抜群の降谷零は、かつて手先が器用な松田陣平と同じように爆弾の解体をしています。出会った当初は殴り合いの喧嘩をしている二人でしたが、爆弾の解体をしている降谷零は、その後仲良くなった松田陣平に爆弾の解体を教えてもらっていたことが判明します。さらに、彼の言葉を思い出しながら爆弾の解体をしている様子から二人の関係がかけがえのない存在へと成長していたことが確認できるでしょう。
松田陣平と佐藤刑事の関係
佐藤刑事との関係①出会い
警視庁捜査一課の刑事であり警部として活躍している佐藤刑事は、警視庁刑事部において捜査第一課強行犯捜査係に移動してきた松田陣平の教育係を担当することになります。荒っぽい性格でありながら仲間思いの彼は、孤高の刑事として有名だったため自分勝手な行動が多く手を焼くことになります。
しかし、一見めちゃくちゃな行動をとっているかに思える彼の本心が少しずつ分かっていくうちに二人は打ち解けていくようになりました。仲が良かった仲間である萩原研二の死をいまだに引きずっていまだに犯人の捜査を一人で行っている彼の姿に感動し、彼の心優しい性格に気付くようになったのです。初めの出会いは最悪だった二人ですが次第に心が通じ合う関係へとなっていきました。
佐藤刑事との関係②最後のメール
原作漫画やアニメにおいて三回の登場回しか姿を見せていない松田陣平ですが、彼をかっこいいと高く評価している人は多くいるようです。警視庁刑事部において捜査第一課強行犯捜査係にたった一週間しか所属していなかった彼ですが、ある女性の心の中には三年もの間大きな存在としてとどまることになります。彼の教育係を担当していた年下の上司であった佐藤刑事が彼が思いを寄せていた女性となっています。
仲間思いの優しい心を持っていた松田陣平は、犯人からのメッセージを受け取ったために自分の命と引き替えに多くの命を救う選択をしていました。爆発する3秒前に送られることになったそのメールは、無事上司である佐藤刑事に送られ多くの市民の命が救われています。さらに彼は最後の力を振り絞って、彼女へメッセージを残していました。
それが上記画像のメール内容となっています。自分のことを好きだったとメッセージを残してくれた彼をいまだに忘れられずにいる彼女はずっとこのメールを大切に保存していたのです。二人はたった一週間の付き合いでしたがお互いに心を通わせていました。
松田陣平の名言・名セリフ集
松田陣平の名言①「こういう事は…」
原作漫画やアニメにおいて登場回が少ないながらも多くの人気を得ている松田陣平は、幼少期からの長い付き合いだった萩原研二を殉職に追い込んだ時と同じと思われる爆弾魔が以前と同じように爆弾を観覧車へ仕掛けた知らせを聞いてすぐに現場に直行しています。彼は手先が器用だったためにその腕を買われて爆発物処理班に所属していたことがありました。
「こういう事は…プロに任せな」
観覧車に仕掛けられた爆弾は自分が解体すると考えた松田陣平は、上記の名言を放って一人で観覧車へ乗り込んでいます。動揺する周囲を押し切って冷静にこのようなセリフを放てるということは、自分の腕に相当な自信があったからでしょう。彼にとっては爆弾魔の爆弾を解体することは簡単なことでしたが、その他の爆弾の隠し場所を突き止めるために彼は解体をせずに犯人のメールを仲間に送り多くの市民を救うことに成功しています。
松田陣平の名言②「前に進めるかはあんた次第…」
タバコをよく吸っている松田陣平は、かつての仲間だった萩原研二が殉職する原因を作った爆弾魔を捕まえるために一人になっても捜査を続けていました。そんな彼は、自分の上司となった佐藤刑事の父親がすでに殉職していることを知ります。また、彼女が父親が使用していた手錠をいまだに大切にお守り代わりに持っている事実を知ってその手錠をクルクルと振り回してなかなか返そうとしませんでした。
「前に進めるかはあんた次第…あんたが忘れちまったらあんたの親父は…本当に死んじまうぜ?」
荒々しい性格で何を考えているのかわからない松田陣平の様子に、どうせ自分のことをバカにしていると思った彼女は上記の画像のセリフを放っていますが、彼からは思いがけない上記の感動的なセリフがかえって来たのです。さりげなく励ましてくれているその言葉に彼を見直すことになった彼女でした。しかし、彼が自分の命と引き替えに多くの命を救った際にはこの名言を思い出して一人で静かに涙を流しています。
松田陣平の名言③「悪いな萩原…」
観覧車へ仕掛けられた爆弾が爆発する3秒前にその他に仕掛けた爆弾の位置を知らせるメールがくるということで、手先が器用だった携帯メールを素早く打つことができる松田陣平は、爆弾の解体をせずにメールを上司である佐藤刑事に送って多くの市民を守る道を選びます。そのメールを送っている最中の彼は最後までタバコをふかし、笑顔で余裕たっぷりでした。
「悪いな萩原…どうやらおまえとの約束は…」
原作漫画やアニメにおいて数少ない登場回でありながら圧倒的な存在感を放っている松田陣平は、最後にかつての仲間だった荻原研二に向けての言葉を発しています。その時の名言が上記のセリフとなっていました。仲間との約束とはその後明らかになっていませんが、何やら意味深であることから彼はこれからも登場する可能性が高いと考えることができます。
松田陣平の警察学校の同期組メンバー一覧
同期組メンバー一覧①降谷零
マツダ・RX-7(FD3S)という愛車を持っている降谷零は、警察学校において荒っぽい性格でありながら仲間思いの松田陣平とは同期で同年の仲間となっています。優れた頭脳と行動力を持っている降谷零と警察自体があまり好きでない松田陣平は初めからぶつかり合う関係となっており殴り合いの大喧嘩をした仲でもありました。しかし、お互いに実力を認め合っていたために最終的にはかなり仲の良い信頼し合える仲間となっています。
原作漫画やテレビアニメにおいて登場回が少ない松田陣平は、ハーフである降谷零が爆弾を解体している際の回想シーンで登場していました。彼が爆弾を解体できるようになったのは仲間である松田陣平から教わったからとなっています。現在では警察学校において同期で同年の仲間は彼一人となってしまっていますが、かつて仲間だった三人から受け取ったものを胸に彼は現在三つの顔を上手に使い分けながら事件を解決していました。
同期組メンバー一覧②諸伏景光
出典: https://ciatr.jp
切れ長で涼しげなかっこいい目を持っている諸伏景光もサングラスをよくかけている松田陣平とは警察学校時代の同期で同年の仲間となっています。幼少期に両親の殺害現場を見てしまった諸伏景光は、両親を殺害した犯人を突き止めるために警察官になったようです。しかし、幼少期のトラウマが彼を苦しめることになります。黒の組織にスコッチというコードネームで潜入捜査をしていた彼ですが、正体がバレてしまいました。
家族や仲間を救うことを優先した彼は拳銃自殺をはかってしまいます。彼と同じ警察学校時代の同期で同年の降谷零とは幼馴染みの関係となっていました。黒の組織には彼もバーボンという名前で一緒に潜入捜査していましたが、最終的には助けようと思って駆け付けた彼の足音を黒の組織のメンバーの足音だと勘違いして拳銃自殺をはかってしまったのです。彼の兄も警察官として活躍しているため彼の死を悲しんでいました。
同期組メンバー一覧③伊達航
いつも爪楊枝を口にくわえている伊達航は殺しても死なないと仲間からもいわれている程のタフガイとなっていましたが、28歳という若さで死亡しています。彼も荒っぽい口調で周囲から誤解されやすい性格の松田陣平とは同じ警察学校時代の同期で同年の関係となっています。犯人を瞬時に捕まえることができるがっちりとした体格の彼でしたが、詐欺師を逮捕した際に居眠り運転をしていた車によって死亡してしまいました。
男らしく勇ましい雰囲気の彼には婚約を申し込もうと心に決めて付き合っていた女性がいたのです。婚約指輪まで用意していたその女性とは、英会話講師を務めていたナタリーです。彼女の家に頻繁に泊まりに行くほどの仲となっていました。彼の死を知った彼女のナタリーは絶望して自殺をはかっています。彼は警察学校においては常に優秀な成績を収めており、ライバルだった降谷零の次の2位を常にキープしていました。
同期組メンバー一覧④萩原研二
享年22歳というあまりにも若くして亡くなった萩原研二は、幼少期から手先が器用だった松田陣平と仲良く過ごしてきた仲間となっています。彼らは警察学校時代においても同期で同年でした。車の修理工場を父親が経営していたために将来は父親の後を継ごうと考えていた彼ですが、突然の工場の倒産によってその夢を失ってしまいます。倒産しない仕事を考えた際に警察ならば倒産しないだろうと思い警察という職業を選んでいました。
手先が器用だった彼は、その腕を買われて警視庁警備部機動隊において爆発物処理班に配属されました。しかし、爆弾魔によって仕掛けられた爆弾の解体に間に合わず殉職してしまったのです。彼の死を悲しんだ松田陣平は最後まで彼を死に追いやった爆弾魔を捕まえることに闘志を燃やしていました。最終的には十分解体に間に合う腕を持っていながらも市民の命を救うために自分の命を差し出して殉職しています。
松田陣平のアニメ声優
神奈延年のプロフィール
- 名前:神奈延年(かんなのぶとし)
- 血液型:A型
- 性別:男性
- 生年月日:1968年6月10日
- 出身地:東京都品川区
- 職業:声優、歌手、俳優、ナレーター
- 身長:170㎝
- 所属事務所:青二プロダクション
- 声優デビュー:1991年
サングラスがよく似合う心優しい性格の松田陣平の声を担当したのは声優の神奈延年さんです。神奈延年さんは声優の他にも歌手や俳優、ナレーターなど幅広く活動をしています。子役出身の彼は劇団青杜から青二プロダクションへ移籍していました。一人遊びが好きだった彼の様子から母親が三歳の時に劇団に入団させたようです。大学受験に失敗した彼は自らの意志で役者の道を目指すようになります。
神奈延年の主な出演作品
声優の神奈延年さんの主な出演作品には、機甲警察メタルジャックの神崎ケン役や伝説の勇者ダ・ガーンのホークセイバー役、蒼き伝説シュート!の白石健二役、空の四体合体ペガサスセイバー役、マクロス7の熱気バサラ役、ジェネレイターガウルのガウル役、ロードス島戦記-英雄騎士伝-のパーン役、PROJECT ARMSの高槻涼役、ソニックXのナックルズ・ザ・エキドゥナ役、Fate/stay nightのランサー役などがありました。
松田陣平の命日に関する感想や評価
11/7 萩原研二、松田陣平 命日
— #konon🍋 (@konon_REO8195) November 6, 2018
もっと生きて警察学校組が見たかった
降谷さんの隣で笑顔を見せて欲しかった#11月7日は爆処の命日 #爆処組 #爆処追悼式典2018 #平成最後の爆処組1107 pic.twitter.com/xIKOJtcaTg
アニメや原作漫画においてそれほど多く登場していない松田陣平ですが、彼の命日にいつも手を合わせている人は多いようです。サングラス姿がかっこいい彼にもっと生きてほしかったと感想を寄せている人もいました。また、出会った当初は殴り合いの喧嘩をした降谷零とはその後仲良くなっていますが、彼のそばでもっと笑顔を見せてほしかったというコメントをしている人もいます。
松田陣平の命日です。
— Vermouth (@conan_o4869) November 7, 2016
私の推しキャラの1人でもある彼は、登場し始めた時から自分を持ってて、なにより佐藤美和子刑事に言った‘‘あの言葉”は心が動かされたました、、
天国で、萩原研二と仲良くやってるといいなって心から思ってます。
ご冥福お祈りします。これからも大好きです! pic.twitter.com/jLsPRPbQiD
若くして殉職した松田陣平の命日にメッセージを寄せている人もたくさんいました。初登場から自分の意思がはっきりしている彼に感動し、年下の上司である佐藤刑事に向けた心優しい言葉に心を動かされてしまっている人もいたようです。天国では仲良かった萩原研二と一緒に楽しく過ごしていればいいなとコメントしている人もいました。冥福を祈りながらいつまでも大好きですと気持ちを伝えている人もいます。
今日は松田陣平刑事の命日か
— 穂高 🔫緋色の弾丸 (@hotakatsubouchi) November 7, 2015
一度しか出てないけど人気高いよね!
俺も揺れる警視庁の回好きだ!#conan pic.twitter.com/oWVzvWaEfb
11月7日を見て今日はサングラスがよく似合う松田陣平の命日かとしみじみと感じている人は多いようです。登場回が少ないものの人気のキャラクターとなっている彼が登場している揺れる警視庁の回が好きだと感想を寄せている人もいました。荒っぽい言動から周囲から誤解されやすい性格の彼ですが、仲間思いで心優しい彼の本音を知ってしまった人は彼から離れられなくなってしまうようです。
松田陣平の命日まとめ
プロボクサーとして活躍していた父親が警察の誤認によって逮捕されてしまった過去を持っている松田陣平は、警察を憎んでいましたが最終的には刑事として活躍することになります。11月7日が命日となっている彼は、命日のたびに多くの人から懐かしく思い出されているようです。原作漫画やアニメにおいて登場回がかなり少ないキャラですが、感動的な最期やかっこいいセリフを放っているため人気の人物となっていました。