【名探偵コナン】榎本梓の声優はだれ？安室透との関係や登場シーンも紹介

榎本梓は、毛利探偵事務所の下の階にある喫茶店・ポアロでウェイトレスを務めるかわいい女性キャラクターです。情報雑誌にお店が掲載された時、美人店員という評され掲載されたこともあり、そのかわいい容姿と人柄から客の中にはファンも多くいるといいます。詳細な家族構成は不明ですが、兄が一人います。アニメの声優は、榎本充希子でした。

「名探偵コナン」は、小学館の少年誌「週刊少年サンデー」1994年5号から今もなお連載されている作品です。海外でも高い人気を誇り、全世界の累計発行部数は、2億3000万部を記録しています。少年部門において、第46回小学館漫画賞を獲得しています。テレビアニメは、1996年1月8日から放送がスタートし、その翌年にはアニメーション映画第1作目となる「時計じかけの摩天楼」が公開されました。

有名な名探偵として世間を賑わせていた工藤新一は、近所の遊園地・トロピカルランドに幼なじみの毛利蘭と遊びに出かけます。ジェットコースターで起きた殺人事件を解決した後、黒いコートに黒い帽子を被った怪しい男たちの後をつけ、訳ありげな取引の現場を見てしまいます。口封じのために気絶させられ毒薬を飲まされますが、体は薬の副作用により小学生の姿に変化していました。

榎本梓は、毛利探偵事務所の下の階にある喫茶店・ポアロでウェイトレスをしている明るく社交的なかわいい女性キャラクターです。目元は垂れ気味であり、年齢は23歳、おでこを大きく出した茶髪のストレートヘアーが特徴です。鈴木園子は彼女の顔を「ロリ顔」と評しており、実際の年齢よりも幼く見えるようです。

アニメから先に登場し、その後原作漫画にも登場するようになりました。小五郎、蘭、コナンたちとも面識があり、探偵事務所に事件の依頼をしたこともありました。榎本梓お手製の特製カラスミパスタは絶品であるらしく、常連客も多くいます。家族は兄が一人いることが判明しており、兄妹仲は良好です。アニメの声優は、榎本充希子でした。

榎本梓は、社交的で明るく優しいかわいい女性です。少年探偵団ら子供たちとも面識があり、親切に接しています。グルメ雑誌に美人店員として掲載された時は、子供たちから少し大袈裟に書かれている、写真写りがいいなどと容赦ない言葉を発せられていました。彼女の親しみやすさがうかがえるシーンとなっています。在庫管理やオーダーミスなどもあり、少しそそっかしい面もあります。

榎本梓には、榎本杉人という年齢28歳の兄がいます。証券会社勤務に務めるサラリーマンであり、米花町から1時間ほどの距離にあるという神奈川に住んでいます。趣味にクレー射撃をあげていました。妹思いの兄で、兄妹仲も良好です。榎本梓は、兄が駄洒落をいう度、恥ずかしそうな顔を見せます。フレンドリーで駄洒落もよく口にします。アニメ「名探偵コナン」で榎本梓の兄・榎本杉人役を演じたのは、柴本浩行でした。

毛利探偵事務所の下の階は、ポアロという喫茶店になっています。榎本梓は、ポアロでウェイトレスであり、後に安室透も店員として働くようになります。小五郎もよくポアロに足を運んでおり、コーヒーを注文することが多くあります。メニューにある特製カラスミパスタは榎本梓が作っているらしく、美味しいと常連客の間で評判となっています。

榎本梓は、大尉という名前のかわいい三毛猫を飼っています。元々は迷い猫で無事飼い主を見つけることができますが、とある事件で入院してしまいます。そのため、飼い主が戻ってくるまで榎本梓がポアロで面倒を見ることになります。名前の由来は、「エルキュール・ポアロ」シリーズに登場するポアロの友人、アーサー・ヘイスティングズ大尉からきています。

榎本充希子は、広島県出身1973年3月31日生まれです。過去に所属していた声優事務所は、青二プロダクション、冴羽商事ですが、現在はフリーで活動しています。1990年代から活動しており、はっきりとしたデビュー作は不明ですが、「美少女戦士セーラームーン」が調べた中では一番古い出演作品でした。

「地獄先生ぬ〜べ〜」は、集英社が刊行する漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で1993年38号から1999年24号まで連載されていた学園を舞台にしたホラー漫画です。その後、続編となる「地獄先生ぬ〜べ〜NEO」と「地獄先生ぬ〜べ〜S」も登場します。

テレビアニメは、1996年4月から1997年6月にかけて放送されました。声優・榎本充希子が演じた役は、妖怪の座敷わらしです。座敷わらしは、ロングヘアーの黒髪を持つ二等身のキャラクターです。もともと人間の女の子であり、戦後に病気で亡くなり座敷童となりました。幸運を振りまく妖怪であり、かわいいマスコット的キャラクターとして人気があります。

「コボちゃん」は、読売新聞で連載されている植田まさしが手がけた日常四コマまんがです。1982年から現在に至るまで掲載されている長寿漫画でもあります。テレビアニメは、1992年10月19日から1994年3月21日にかけて放送されました。アニメーション制作はエイケン、総監督は鳥居宥之と森田浩光が務めました。

声優・榎本充希子が演じた役は、和泉ハナコでした。声優・榎本充希子は、1998年のスペシャルアニメの時の和泉ハナコ役を演じています。声優・榎本充希子が演じている和泉ハナコは、コボちゃんが想いを寄せるくりっとした大きな目を持つツインテールの女の子です。

「ヨシモトムチッ⼦物語」は、1998年10月26日から1999年11月5日にキッズ向けバラエティ番組「おはスタ」で放送されていたショートアニメです。吉本興業に所属する漫才師と虫を掛け合わせたキャラクターが登場します。アニメ版の主人公は、テントウムシと山田花子を掛け合わせたキャラクター・テントウムシハナコです。

声優・榎本充希子が演じたキャラクターは、ハナコアゲハです。ハナコアゲハは、お笑いコンビの宮川大助・花子の宮川花子とアゲハチョウを掛け合わせたキャラクターです。大きなメガネに鞭を持ったインパクトの強さが特徴です。

「愛してるぜベイベ★★」は、集英社が刊行する漫画雑誌「りぼん」で2002年4月号から2005年1月号まで連載されていた漫画です。作者は、「あたしはバンビ」や「勝利の悪魔」などを手がけたことでも知られる漫画家・槙ようこです。1999年から漫画家として活動していましたが、2019年に引退を発表しています。

テレビアニメ「愛してるぜベイベ★★」は、2004年4月3日から10月9日にかけて放送されました。アニメーション制作は東京ムービー、監督は奥脇雅晴が担当しました。声優・榎本充希子が演じたキャラクターは、イツミ先⽣です。

安室透は、榎本梓と同じく喫茶店・ポアロで働いている店員です。その正体は、公安捜査官であり、黒の組織にスパイとして潜入しています。同じ店で働いていることもあり、榎本梓と一番近しい男性キャラクターでもあります。「ゼロの日常」では、常連客のお婆さんが2人が恋人同士のようなやりとりをする夢を見ていました。

「ゼロの日常」は、安室透を主人公とした「名探偵コナン」のスピンオフ作品です。榎本梓は、喫茶店・ポアロで働く安室透の先輩として登場する主要キャラクターとなっています。同じ職場で働き、時には一緒に買い物にも出かけることもある仲の良い友人のようです。

榎本梓の声優・榎本充希子は、そのほかのモブキャラクターも度々担当しています。一つ目は、第112話「帝丹⼩7不思議事件」です。魚に餌をあげるのを忘れた歩美は、夜の帝丹小学校へ様子を見にいきますが、そこで怪しい人物を目撃します。歩美の話しに事件性を感じたコナンたちは、夜に帝丹小学校を調べにいきます。声優・榎本充希子が演じた役は、コナンたち少年探偵団のクラスメイトの福本でした。

2つめは、第119話「仮⾯ヤイバー殺⼈事件」です。コナンたち少年探偵団の前に、仮⾯ヤイバーに登場するレーザーポリスの格好をした男が現れます。男は、拳銃に触れられそうになると、大声で触らないよう牽制し、すぐに走り去ってしまいます。

その後、小五郎、蘭、コナン、少年探偵団は、仮面ヤイバーのファンクラブのパーティに参加することになりますが、そこで殺人事件が起こります。声優・榎本充希子が演じた役は、真犯人・本田修の兄弟・本⽥ひろしでした。

3つめは、第152話「謎の⽼⼈失踪事件」です。大雨の日に、蘭は設楽と名乗る老人と隣の席になります。設楽は蘭のことを知っているようでしたが、蘭の方はしたらのことを覚えていませんでした。設楽は、室町病院前という停留所で下りるといいます。

蘭はその場所になったら教えることにしますが、うっかり眠ってしまいます。気がついた時には室町病院前は過ぎており、設楽の姿もありませんでした。第152話「謎の⽼⼈失踪事件」は、榎本梓が初めて登場した回でもあります。声優・榎本充希子が演じた役は、受付係でした。

ベルモットが榎本梓に変装し、安室透と腕を組んで登場したこともありました。この回は、タイトルが「裏切りのステージ」、原作漫画だと954話から957話、アニメだと866話から867話にあたります。しかし、普段の本人と比べ、言動に食い違いがあったことから、コナンはベルモットが榎本梓に変装しているとすぐに気がつきます。一方、蘭もとある発言がきっかけで、榎本梓ではないと見抜くのでした。

黒の組織のNo.2は、ラムというコードネームを使用しています。このラムという人物は、現時点で男性なのか女性なのかもわかっていない謎に包まれたキャラクターです。榎本梓は、コナンたちが住む毛利探偵事務所の真下にある喫茶店に勤務している上、安室透とも近しい人物です。黒の組織と敵対するキャラクターたちと近い距離にいることから、ラムの正体は、榎本梓ではないかと予想する声も多くありました。

榎本梓が初めて登場したのは、152話「謎の老人失踪事件」でした。喫茶店・ポアロに客としてやってきたコナンと蘭に注文されたメニューを出しています。この時の榎本梓は、声優は同じく榎本充希子ですが、黒髪のポニーテールであり、現在と雰囲気が異なります。次に登場したのは、207話「見事すぎた名推理」でした。この時の髪型は、ウェーブがかった茶髪のショートヘアーでした。

コナンに証人として探偵事務所に呼ばれ、犯人の行動を証言をしていました。220話「偽りだらけの依頼人(前編)」では、コナンたちが服部静華と共に喫茶店・ポアロにやってきた時にオーダーをとっていました。この回も前回と同じ髪型をしていました。その後、原作438話と440話にあたるアニメ350話と351話「忘れられた携帯電話」にて、今のキャラクターデザインとなります。

榎本梓が初めて登場した「名探偵コナン」シリーズの映画は、2012年4月14日に公開された16作目の「11人目のストライカー」でした。次に登場したのは、2016年4月16日に公開された20作目の映画「純黒の悪夢」です。その次は、2018年4月13日に公開された22作目の映画「ゼロの執行人」でした。「ゼロの執行人」では、安室透と一緒に食材の買い出しをしていました。

榎本梓が初めて登場したのは、アニメ152話「謎の老人失踪事件」でしたが、この時はまだキャラクターに名前がありませんでした。その後、名前のみが判明し、本格的に登場するようになってから、苗字がつきます。苗字は、担当声優の榎本充希子と同じでした。担当声優から苗字をとったのだろうかと推測する声もあります。

榎本梓は、当初名前の記載のないかわいいモブキャラクターでしたが、徐々に登場回数が増え、本格的に登場するようになります。最初のキャラクターデザインはポニーテール、次がショートヘアー、そして現在に至ります。どの時代の榎本梓もかわいいといった声も多くあります。

「名探偵コナン」22作目の映画「ゼロの執行人」でも、榎本梓は登場しています。安室透と榎本梓は、一緒に店の買い出しのため大型スーパーへと足を運んでいます。安室透は、整った容姿を持つことから女性客に人気があります。榎本梓は、どこで誰が見ていて嫉妬されるかわからないとして、周囲を警戒していました。この時の榎本梓もかわいいと評判でした。

喫茶店・ポアロで働く榎本梓のアニメの声優・榎本充希子、かわいい魅力、兄・榎本杉人や安室透との関係などを紹介してきました。もともとは名前の表記もないアニメオリジナルキャラクターでしたが、後に本格的に登場するようになりました。