2020年10月24日公開
2020年10月24日更新
【MIX】立花投馬と上杉達也の関係は?兄の走一郎や妹・両親も紹介
あだち充先生の新作「MIX」の主人公・立花投馬は、伝説の投手・上杉達也以来の甲子園出場を目指す明青学園・野球部の投手で、同い年の兄・走一郎とバッテリーを組み、強豪校との試合に挑みます。本文では、「タッチ」から30年後の舞台を描いた「MIX」立花投馬のプロフィールや上杉達也との関係、両親の再婚により義兄弟となった走一郎や妹・音美との関係、立花投馬のアニメ声優などを紹介します。
立花投馬とは?
立花投馬は、「MIX」の主人公の1人で、明青学園・野球部の甲子園出場を目指す投手です。以下では、明青の新エース・ポスト上杉達也として注目される「MIX」立花投馬のプロフィールや性格をはじめ、明青の伝説・上杉達也との関係や、兄・立花走一郎や妹・両親、アニメ声優等を紹介します。
MIXの作品情報
あだち充先生による「MIX」は、2012年から「ゲッサン」で連載されている野球漫画で、単行本は2020年2月時点で計16巻が刊行されています。物語は、「タッチ」から約30年後の明青学園を舞台に、上杉達也以来の甲子園出場を叶えるべく、同い年の義兄弟・立花投馬と走一郎たち野球部の奮闘を描いています。
MIXの概要
「MIX」は、「タッチ」の続編に位置づけられ、交通事故で亡くなった双子の弟の夢を叶えて、甲子園優勝を果たした上杉達也は、本編では明青の伝説のエースとして語り継がれ、主人公・立花投馬に影響を与えています。一方、「タッチ」の上杉達也・浅倉南のその後は、「MIX」では一切語られておらず、回想シーンにて登場しています。
MIXのあらすじ
同年同日同日に誕生した立花投馬・走一郎は、両親の再婚を機に義兄弟となり、野球を始めます。その後、明青学園・野球部に入部した2人は、30年前の甲子園優勝後、低迷し続ける野球部の再起と、上杉達也以来の甲子園出場を目指し、強豪校との試合に挑みます。
立花投馬のプロフィール
「MIX」の主人公・立花投馬は、明青学園・野球部の2年生投手で、右投げ右打ちの選手です。中学時代から野球部に所属し、2年生の夏まで三塁手を担当、高校進学後は先輩部員の後押しにより、1年生でエースに抜擢されます。持ち前の観察力と集中力を活かして、他選手のピッチングフォームの研究をしており、自身のフォームの改善に役立てています。
立花投馬の性格
負けん気な性格や不用意な一言から、他人との口喧嘩が絶えないものの、深追いしないために大きなトラブルに発展せず、仲間とも良好な関係を築いてます。野球の面では、始めこそ走一郎に劣っていたものの、必死の練習により走一郎を上回る実力を身に付けました。また、勉強もあまり得意でないものの、駒耕作とのテスト対決では、学年5位を記録するなど、努力家でもあります。
立花投馬は女の子にモテる?
「MIX」の立花投馬は、携帯電話を持っていないため、女の子と連絡を取り合うこともないため、恋愛面では、義兄・走一郎とは対照的に描かれています。一方で、女の子の方から走一郎を通じて投馬の連絡先を聞かれることもあり、以外とモテている一面が垣間見えます。
立花投馬と上杉達也の関係は?兄や妹・両親も紹介
両親の再婚により、やや複雑な家庭環境となった立花投馬でしたが、義理の兄妹や義母との関係はとても良好で、投馬の家族思いな性格に大きな影響を与えました。以下では、立花投馬と上杉達也の関係や、投馬の兄・妹、両親を紹介します。
立花投馬と上杉達也の関係
前作「タッチ」の主人公・上杉達也は、「MIX」でも明青学園の伝説として語り継がれており、学園内外にファンが多数存在します。また、明青の新エース・立花投馬も、幼少期から上杉達也の試合映像を見ており、自身のフォーム改善に役立てています。一方、投馬は、高校1年の夏の東東京大会・対三光学院戦では、上杉達也以来のノーヒットノーランを達成し、上杉の再来として注目を集めています。
立花投馬の兄弟
立花投馬の両親は、お互いに再婚同士であり、バッテリーを組む立花走一郎・音美とは、義理の兄妹の関係に当たります。以下では、立花投馬の兄弟関係を紹介します。
立花走一郎
投馬とバッテリーを組む立花走一郎は、明青学園の野球部2年生で、3番・正捕手の右投げ左打ちです。母親の再婚により、投馬とは義理の兄弟となるも、偶然にも同じ生年月日に誕生し、出生記録から投馬より10分先に生まれたことから、兄となりました。投馬とは、派手な喧嘩を繰り広げるも、それらが絆を深める結果となり、今ではお互いに何でも打ち明けられる関係を築いています。
野球では、小学校時代に投馬とエース争いをするも、中学進学を機に投手を決めるジャンケンで負け、捕手に転向した経緯を持ちます。また、監督から投手転向を打診されるも、投馬の実力を認めた上で断わっています。野球部では、チームの司令塔として活躍し、世間では投馬と共に「明青学園の立花兄弟」ともてはやされています。
立花音美
立花音美は、明青学園の1年生で、実兄・走一郎と、義兄・投馬より1歳下です。明青高校・吹奏楽部でフルートを担当し、兄・2人が出場する甲子園で応援曲を弾くことを夢みています。性格は、やや天然ながらも素直で明るく、可愛い容姿から男性生徒からの人気が高く、中学2・3年時にはミス明青に輝いています。
義兄・投馬とは、はじめは人見知りな性格から打ち解けられず、慣れるまでに一ヵ月かかった経緯があります。その後は、投馬との兄妹仲を深めたことで、人見知りも克服できた一方で、血のつながらない兄・投馬に特別な感情を芽生えさせています。
立花投馬の両親
立花投馬の両親は、連れ子同士の再婚であり、投馬は父親の実子、走一郎・音美は母親の実子です。両親は、本編の7年前に再婚し、3兄妹を分け隔てなく可愛がっています。
父親は立花英介
立花英介は、投馬の実父、走一郎・音美の義父にあたります。明青学園・野球部のOBで、甲子園優勝を果たしたエース・上杉達也の3学年下です。野球部では、投手であったものの、万年控え投手だったものの、3年生最後の大会で、エース・澤井圭一の怪我により投手としてマウンドに上がったものの、敗北に終わりました。英介の後輩・澤井圭一は、走一郎・音美の亡くなった実父にあたります。
また、明青学園の伝説となった上杉達也へ憧れを持っており、上杉の甲子園での活躍を録画したビデオテープを繰り返し見ていました。その結果、テープは擦り切れてしまったものの、音美がDVDへダビングしていたため、映像は失われずに済みました。
実の母親と現在の母親
立花投馬の実の母親・尚子は、投馬が3歳の頃に他界しています。父・英介の話によると、高校時代はソフトボール部の投手を務めており、全国大会準優勝に登りつめたことが語られています。また、投馬の才能について、父・英介は、投手だった母・尚子の才能を受け継いだと感じています。
一方、現在の母親・真弓は、走一郎と音美の実母で、マイペースかつざっくばらんな性格で、義理の息子・投馬のことは、走一郎・音美を明るい性格にしてくれたと感謝し、実子のようにかわいがっています。一方、生前の圭一からは野球部のことを一切聞かされておらず、英介との再婚も偶然の一致で、彼から前夫の高校時代を聞かされました。
立花投馬は妹思い?音美との関係を考察
幼少期に母親が病死した立花投馬は、人一倍家族思いな性格であり、血のつながりのない音美のことも、実の妹のように大切に思っています。以下では、立花投馬と音美の関係を考察しました。
関係①出会い
7年前に両親の再婚により義理の兄弟となった、投馬と音美ででしたが、当時、人見知りな性格だった音美は、投馬と打ち解けることが出来ずにいました。そこで、投馬は、仲良くなれるきっかけを作ろうと、お祭りで小さなぬいぐるみを買ってあげます。しかし、音美は素直に受け取ることができず、地面に落ちたぬいぐるみは、汚れてしまいます。
その後、自宅で大の字に寝ている投馬の元へ、お祭りのぬいぐるみを持った音美が近づき、投馬の腕枕で眠りに就きます。この出来事がきっかけで、2人に兄妹の絆が生まれました。
関係②雪の日に音美を迎えに行った投馬
雪の日に音美を迎えに行った投馬は、妹にせがまれて、おんぶしながら雪の坂道を歩いていきました。雪の日の坂道の歩き方を教える投馬の足は、怪我で血がにじんでいました。これらは、音美を迎えに行く途中、坂道で転んだ時の怪我であり、その事実を知った音美は大泣きしてしまいます。しかし、投馬は、怪我をものとせず、笑っていました。
関係③音美とのキャッチボール
時には走一郎と派手な喧嘩も繰り広げていた投馬でしたが、走一郎との喧嘩の後は、よく音美とキャッチボールをしていました。その時、ボールが上手く取れない音美のために、投馬は音美が構えた場所にボールを投げる技を習得し、後にコントロール重視の投球へと発展させました。
立花投馬のアニメ声優
「タッチ」の待望の続編となった「MIX」は、原作漫画だけでなく、アニメ版も多くの注目を集め、かつてのタッチファンも虜にしています。以下では、MIX・立花投馬のアニメ声優を紹介します。
梶裕貴のプロフィール
立花投馬のアニメ声優・梶裕貴さんは、1985年生まれ、東京都出身の声優・ナレーターであり、2003年に声優デビューを果たします。2007年に「Over drive」の篠崎ミコト役でアニメ初主演を果たし、数多くの話題作で主役に抜擢される人気声優の1人です。また、2009年の「第3回声優アワード・新人男優賞」をはじめ、多くの声優賞にも輝いています。
梶裕貴の主な出演作品
声優・梶裕貴さんの主な出演作品は、アニメ「進撃の巨人」のエレン・イェ―ガー役、「七つの大罪」のメリオダス役、「マギ」のアリババ・サルージャ役等です。近年は、「鬼滅の刃」の錆兎役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のユリアン・ミンツ役、「斉木楠雄のΨ難」の明智透真役などの話題作にも出演しています。
立花投馬に関する感想や評価
兄・走一郎とのバッテリーや、妹・音美との関係から目が離せない、「MIX」の立花投馬に関する感想や評価を紹介します。
感想1:兄弟バッテリーが良い
#MIX#立花投馬
— あさ川 (@sa100ri39) August 7, 2019
ダイヤのAもいいけどMIXもおもしろいです(*^^*)
兄弟バッテリーいいですよね。
私は投馬派です。アニメで達也と重なってみえるシーンを見て改めて凄く似てるなぁと思いました。
あだちさんの絵って独特ですよね。基本的に模写苦手なので自分絵です。すみません(>д<) pic.twitter.com/v0pvNdUjPe
「ダイヤのA」や「メジャー」など、野球を題材にした漫画作品の人気が過熱する中、人気作品の続編で、兄弟バッテリーを主人公にした「MIX」も多くの注目を集めています。「MIX」は、かつて「タッチ」に夢中になった世代からも支持され、主人公の1人・立花投馬がかつての上杉達也を彷彿させるなど、幅広い世代のファンを獲得し続けています。
感想2:あだち充先生の作画がかわいい
#好きなキャラ描いてみた #立花投馬
— 味噌 (@fuyo2) April 11, 2020
あだち充の描く男の子は筋肉質でカッコイイのに顔が可愛くてギャップ萌 pic.twitter.com/3RvQ5imGzZ
「MIX」の作者・あだち充先生の作画は、丸みを帯びた柔らかい表情が特徴で、その独特の作風もファンから支持されています。また、男性キャラクターの多くは、運動部であれば筋肉質に描きながらも、顔だちは可愛らしい表情に仕上げており、他作品にはないギャップも女性ファンを虜にしています。
感想3:梶裕貴さんの声にときめく
やっぱり梶くんの声
— りんごの花🏵 (@PRingonohana) September 7, 2019
キュンっとするよね💘#梶裕貴 #MIX #立花投馬
「MIX」の中でも高い人気を誇る立花投馬は、かつての上杉達也を彷彿させるキャラクター性や、妹思いの優しい性格に加えて、アニメ声優・梶裕貴さんの演技も人気に拍車をかけています。アニメ放送前から注目を集めた立花投馬は、梶裕貴さんの声が加わったことでさらに魅力が増し、アニメ回では多くの女性ファンの心をときめかせました。
立花投馬まとめ
「MIX」の立花投馬のプロフィールや性格、上杉達也との関係や、兄・走一郎や妹・両親、妹・音美との関係、アニメ声優等を紹介しました。兄弟でバッテリーを組みながら、明青野球部の甲子園出場を目指す立花投馬の活躍は、かつての上杉達也を彷彿させ、かつて「タッチ」に夢中になった大人世代からも、今後の活躍が注目されています。