2018年04月17日公開
2018年08月29日更新
MIX(ミックス)のネタバレ・あらすじまとめ!タッチの上杉達也が登場?
MIX(ミックス)は現在連載中の人気野球漫画である。今回はMIXのネタバレやあらすじのまとめを紹介する。MIXのあらすじから登場人物の解説、ストーリーネタバレまで紹介していく!現在連載中のMIXでは、あの『タッチ』の舞台であった明青学園が再び舞台となっている。『タッチ』が好きだった人には感動ものの作品となっている。野球にあまり詳しくない方でも楽しめるストーリーもあるのでオススメになっている。
目次
タッチに続く野球漫画!MIX(ミックス)とは?
MIX(ミックス)をネタバレ紹介
MIX(ミックス)は、2012年6月号から『ゲッサン』(小学館)で連載中のあだち充の漫画である。80年代大ヒットしたタッチの作者、あだち充があの『明青学園』を再び舞台として描く野球漫画である。扉絵や回想シーンで登場する上杉達也に、タッチで登場していたその他のキャラクターも登場するMIXにタッチ世代だった方も心を奪われるストーリーとなっている。そんなMIXのあらすじをさらに詳しく紹介していこう!
MIXのあらすじをネタバレ紹介!明青学園が舞台になっている
MIXのあらすじを紹介していく。MIXの舞台は明青学園である。上杉達也らが活躍した時代から約30年後という設定で始まる。『タッチ』の時代に達成した甲子園出場の栄光から完全に低迷してしまった、明青学園で「立花(たちばな)兄弟」が再び甲子園出場を目指す。
MIXでは家が近く、父親の母校である明青学園へ通う、血の繋がらない兄弟「立花兄弟」がバッテリーを組み、低迷していた明青学園を甲子園出場に導くべく試合を重ねていく。その他、あらすじ同様気になるのは、立花兄弟の妹(投馬からすると義妹)音美と現在野球部マネージャーの春夏であるが、果たして投馬は最終的にどちらとくっつくのか、という恋愛模様にも注目である。
MIXネタバレ!主な登場人物
立花 投馬(とうま)
上杉達也よりも、立花投馬派 pic.twitter.com/3phCc7mUQf
— A s u k a (@SampleAsuka48) April 16, 2018
MIXの主人公で明青学園高等部2年である。中等部時代には周囲にその投球の実力を認められていたが、二階堂の存在と監督の指示により中等部2年まで三塁手で過ごしていた。二階堂がグラウンドにいない時間に走一郎と共に投球練習をしており、明青学園以外に進学することも考えていた。高等部に上がってからは入学前より野球部の先輩たちに期待されており、投手として明青学園野球部に入部し活躍することを望まれていた。
立花 走一郎(そういちろう)
明青学園高等部の2年である。投馬の義理の兄であり、音美の実兄。親同士の再婚により投馬とは義兄弟となり、偶然誕生日が一緒であった。記録上は走一郎が投馬よりも10分早く生まれていたため走一郎が兄となっている。ネタバレエピソードとして小学生時代にはどちらがエースになるか、投馬と争っていたが中等部に上がる際にどちらが投手をするかじゃんけんした結果負けてしまった走一郎が捕手、投馬が投手となった経緯がある。
勉強も運動もできるモテチャラ男立花走一郎ヤバイな😀✋
— Hiyori.♥︎ (@rcxxx_h) August 7, 2016
想像してた感じと違った😀✋
1日2人とデートとかやりおるわ〜〜(笑)
しかも1人目の子に『次はもう少しゆっくりしよう』って言うあたり強いわ、"次"を匂わせるのデキる男やわ😌👏 pic.twitter.com/oloF8FZSXW
女子生徒に大変モテており、スケジュール帳で各女の子とのデートを管理するというモテモテキャラである。しかし、監督の娘である春夏が気になり、春夏と出会ってからはその他の女子生徒たちとデートをしていないようである。
立花 音美(おとみ)
あ、ゴメンやっぱり『MIX』の立花 音美(たちばな おとみ)のほうがかわいい!!😎 pic.twitter.com/4bMPxRDanC
— t.j.ecklburg (@mm52887149) August 12, 2017
MIXのヒロインで明青学園1年であり、走一郎の実妹で投馬の義妹である。吹奏楽部に所属しており、フルートを担当している。中等部時代はよく練習中に野球部の様子をのぞいており、顧問に注意されているほど野球部(というよりも投馬)の様子を気にしていた。その容姿から、中等部2年・3年にはミス明青に輝いている。走一郎と同様モテモテキャラであるが、もともとは人見知りの激しい子で投馬のおかげで克服している。
大山 春夏(はるか)
音美と同じくMIXのもう一人のヒロインである。明青学園野球部監督、吾朗の娘で高等部2年である。新体操部に所属していたが怪我により休部し、野球部の臨時マネージャーとなる。吾朗からは洞察力を買われていてよく敵チームの偵察に行く。ネタバレエピソードとして投馬とは3歳の頃に出会っており、春夏は投馬にサイダーをかけて泣かせた。その記憶からか投馬との関係を幼馴染と名乗る描写がある。
MIXネタバレ!その他の立花家キャラ
パンチ
タッチやH2で登場した犬のパンチと同じ名前がMIXにも登場する。音美が友人から譲り受けた犬で、MIX作中で夢の中で出てきた謎の人物(あだち充)によって命名された。過去のパンチたちと同様にMIXのパンチもどんどん太ってきている。
澤井 圭一(さわい けいいち)
走一郎と音美の実父でMIXの物語の最初からすでに亡くなっている。明青学園のOBで英介と吾朗の後輩で、1年生の間から背番号1を背負っていた。ネタバレエピソードとして明青学園が甲子園で優勝してからの野球部ではナンバー1の実力といわれていたが、東東京大会準決勝での試合中にランナーと交錯してしまう。
その際に効き腕をスパイクされてしまったことで靱帯を損傷してしまう。このことで澤井は2度とマウンドに戻ることができなくなってしまったが、マネージャーとして卒業まで野球部を支えていた。
MIXネタバレ!学校別紹介
明青学園
MIXの舞台は中等部と高等部が併設されている明青学園である。投馬たちの家は高等部の正門近くにある。かつて野球部は上杉達也らが甲子園優勝へと導いているが、それから約30年後の現在であるMIXの時代ではすっかり低迷してしまっている。明青学園所属のキャラクターたちの紹介をしていく。現在明青野球部の監督である大山 吾朗は、英介とともに明青野球部OBでキャプテンを務めていた。
音美と同学年である夏野 一番(なつの いちばん)はMIXの序盤から登場するキャラクターで、甲子園で活躍することが目標。音美にアピールしているがあまり興味を持たれていない。同じく音美と同学年の赤井 遼(りょう)は中等部時代、サッカー部でキャプテンを務めていたが、高等部から野球部に入部した。健丈高校の赤井智仁の義弟であり、音美に好意を抱いている。
しかし赤井(弟)の「俺、立花音美が好きだ」って台詞がめっちゃ好き…
— 篠川 彩 (@fresco0ks) February 5, 2018
赤井くんいい奴な
MIX序盤の中等部時代のエピソードでは二階堂 大輔(にかいどう だいすけ)が登場する。エース投手であったが能力は高くなく、親が野球部のOB会長ということで贔屓されていると全員が思っていた。練習でも途中で帰宅し、試合でもスタミナ切れで打たれるなどその他の野球部員たちからはあまり好かれてはいなかった。実は重い心臓病を抱えており、父親にマウンドに立つ姿を見せたいという思いで監督の協力のもとエースをやっていた。
タッチ風ユニが気になってみたら雨で中断してる😅
— chi-さん (@kbyan3095) July 26, 2017
もしかしたら甲子園でMEISEI ユニが観られるかも知れないかも?
ちなみにタッチの明青学園のユニはこちら
*MIX8巻より画像引用 pic.twitter.com/RUzogqxduz
手術成功後は互いに謝らないということで立花兄弟とは和解している。その後高等部3年となり立花兄弟を応援したり、二階堂が原因で辞めた元野球部員が野球部に戻れるよう助太刀したりと現在は良いキャラクターである。音美と同学年のキャラクターで、三田 亜里沙(ありさ)という人物がいる。同学年の赤井遼に好意を抱いていて、音美に対しては赤井と同じ委員やミス明青であるということから対抗心を燃やしている。
野球には詳しくないが、音美に対抗するために兄を利用して自分の評価を高めようとするような軽薄な人間である。だが、音美に勝つために勉強や水泳の練習などの努力をする根性の入ったキャラクターでもあり、音美からはその努力家なところは認められている。このようにMIX作中の明青学園にも魅力的なキャラクターが沢山登場する。
勢南高校
タッチの時代ではライバル高だった勢南高校がMIXでも登場する。西村 拓味(たくみ)は投馬たちと同じ2年生で、音美に一目惚れしている。また、投馬の投球や走一郎のリードを高く評価しており、とくに走一郎に対しては自分捕手に恵まれなかったと語り誘っていた。
タッチ続編MIX3巻。あの西村登場!勢南高校の監督になってたよ! pic.twitter.com/6fZo8FhTGD
— Michinobu Hirose (@hiroman114) August 22, 2013
その拓味の父親は西村 勇(いさみ)で現在は野球部監督をしている。『タッチ』では達也のライバルの1人として存在していた西村 勇は息子である拓味が音美に惚れている姿をかつて自分が『浅倉南』を追いかけていた姿と重ねている。
東秀高校
夏の甲子園でベスト8の強豪校であり、明青野球部と練習試合を行ったこともある。その東秀高校野球部所属の投手でプロ注目の選手であるのが3年三田 浩樹(ひろき)である。投馬と走一郎のことを認めている。明青1年の亜里沙(ありさ)は三田の妹である。かなり妹思いな人物であり、走一郎が好感をもつほど爽快な性格の持ち主で度量も広い。
健丈高校
現在MIXでは健丈高校という校名であるが、かつての強豪校でタッチの上杉達也最大のライバルが所属していた元・須見工業高校である。新監督と1年生の加入により、再注目されている。その健丈高校で、注目されているバッターが赤井 智仁(ともひと)である。
赤井 遼の義理の兄であり、弟との関係はあまり良くない。中学時代からバッターとして注目されていた智仁が練習中、フェンス越えの打球を多く放ちボールが頻繁になくなってしまうので健丈高校のフェンスが高くなったという伝説を作った。
MIXネタバレ!作中に登場する『上杉達也』
MIXのあらすじに関係している『上杉達也』について紹介していく。初期のころは『上杉達也』を匂わすような描写が多くあったが、中盤になるとはっきりと『上杉達也』の名前が刻まれたものが扉絵になっていたりする。
さらにはネタバレエピソードとしてMIXの主人公、投馬の投球フォームが上杉達也に似ていることが明青野球部ファンにより公言されており、実は投馬は幼少時代に明青が甲子園に出場したときのビデオを見ていたことが判明している。
MIXネタバレ!『浅倉南』ポジションは?
安達充先生のMIXを読んでる٩(๑´3`๑)۶
— せな🐖 (@cyari150) November 12, 2015
また野球の話?!と思ったらやっぱ結構面白
ウオオオオオ~投馬くんカッコ( ・∀・)イイ!! pic.twitter.com/5eKxwUvaeB
MIXでは現在2人のヒロインが登場している。それが投馬の義妹である音美と、投馬が3歳の時に実は出会っていたという幼馴染の春夏である。上杉達也の幼馴染、浅倉南と同じように幼少期からずっとそばにいた音美が投馬とうまくいくのか、幼馴染と自ら名乗る春夏が投馬とうまくいくのか。どちらにしても投馬自身はまだ、恋心に自覚はなさそうだ。
MIXネタバレ!作者『あだち充』の自分いじり
『タッチ』の作中からもよく出ていたあだち充自身であるが、やはりMIX作中でもよくあだち充自身が登場する。音美の夢のなかに出てパンチの命名をしたり、あだち充作品が大体同じようなストーリーの野球漫画だといじったりする。
あだち充が作中でよく使う自分ディスりほんとおもろいわ(笑)
— さとり (@hanayuki_ame) August 28, 2016
その他にも、ちらっと出てきてはあだち充ワールドを展開させている。MIX完結までにあとどれくらいあだち充が出てくるかも楽しみの一つである。
MIXは野球に詳しくなくても読みやすい漫画なのが魅力だった!
『タッチ』に続く野球漫画の『MIX』を紹介した。MIXから初めてあだち充作品を読む人も楽しめて、タッチやその他のあだち充作品を知っている人には、過去のあだち充作品とMIXとの繋がりを楽しめるような作品になっている。MIXは野球に詳しくない人でも読みやすく、人間関係や恋愛模様でも楽しめるので是非読んでみて欲しい。