2018年04月24日公開
2018年04月24日更新
MIXでタッチの上杉達也が登場?ネタバレ・あらすじまとめ!
MIXのあらすじをネタバレを交えながら紹介します。あの明青学園という、タッチを彷彿させる舞台で甲子園を目指す、主人公の立花兄弟。タッチの続編として期待される本作ですが、また違った魅力で展開される、新たな青春物語のMIXを展開されるストーリーの感想も交えながら紹介します。ネタバレもあらすじの中には含まれていますので、先取りで物語を楽しみたい方は是非ご覧ください。
目次
あだち充先生原作のMIXとは?
タッチでも、H2でもありません!ミックスです♪#ミックス見つけた #ミックス #MIX #あだち充 #新垣結衣 #ガッキー pic.twitter.com/G6VWWT40mQ
— ガキすけ (@gakisuke0611) July 28, 2017
MIXとはゲッサン少年サンデーコミックスにて、2012年6月号から連載中の少年漫画です。MIXは現在、単行本は12巻まで発売されており、物語はタッチの上杉兄弟や南ちゃんが活躍した、あの明青学園を舞台として、立花兄弟を中心に高校球児たちが甲子園を目指していく大型青春野球ストーリーです。そして、タッチからは26年後という世界で描かれています。
MIXはスイスイと読めてしまうテンポの良いストーリー展開と、間を上手にとった構成が、あだち充先生の集大成の作品と呼ばれる所以なのかもしれません。その他に、春と夏になったらMIXを読みたくなるという方も多いのが特徴です。あの熱い甲子園と共鳴するものが作品の中に詰め込まれている、そんな魅力ある作品です。
MIXのあらすじをネタバレとともに紹介
MIXとタッチは繋がっている?どんな物語なのかをネタバレとともに紹介!
MIXの物語のあらすじは、あだち充先生の代表作、タッチから26年後の世界からスタートします。メインキャラクターである立花兄弟が明青学園の中等部に在籍している時からです。別の高校へ進学することも悩んだ立花投馬ですが、投馬は投手として、走一郎は3番捕手を務め、低迷する明青高校野球部で、あの上杉達也が出場して以来の甲子園を目指します。明青学園はタッチ作中での甲子園出場が最初で最後となっています。
あだち充先生の代表作タッチとは?シンクロするMIXの世界
タッチのあらすじとMIXへと続く道をネタバレ紹介
夏になると、テレビでよく放送されていたことが記憶に残っている方も多いと思います。それ故にご存知の方も多いと思うのですが、MIXには欠かせない要素となっている、あだち充先生の代表作であるタッチのあらすじを紹介します。明青学園に入学した、双子の兄弟、上杉達也(兄)と上杉和也(弟)、幼馴染の浅倉南がメインキャラクターとして登場します。
3人はお互いに意識しあう複雑な三角関係となっています。「南を甲子園連れてって」という名台詞と共に、野球無名校だった明青学園で弟の和也が1年目からエースとして大奮闘していきます。しかし、あと1つ勝てば!という地区大会決勝戦当日に、和也は交通事故で亡くなってしまいます。その後、和也の遺志を継ぎ野球部に入部した上杉達也が、和也から夢のバトンを受け取り走り出します。
その他にも立ちはばかる色んな壁を乗り越え、また、経験を通して成長していく姿が生き生きと描かれ、とうとう「南の夢」と「甲子園初出場」という偉業を成し遂げます。そして、ラストですが、達也が南に「上杉達也は浅倉南を愛しています」「世界中の誰よりも」という名シーンが待っています。甲子園での活躍は描かれませんでしたが、甲子園優勝を告げる盾が物語のラストシーンを締めくくっています。
MIXの登場キャラクターをネタバレとともに紹介
MIXのメインキャラクターから見る、MIXのあらすじを紹介します。主人公の立花兄弟ですが、同い年で同じ誕生日の為、双子説がささやかれています。しかし、実は義兄弟という少し複雑な家庭環境(両親がお互いに子連れ再婚の為)にあります。
MIXの見どころですが、漫画の演出ならではの文字を追ったコミカルな家族説明をされる、あだち充先生の遊び心を楽しむことができます。ぜひ、MIXの本を手に取って読んでみてはいかがでしょうか?リズミカルで、明るい立花家を垣間見ることができます。
MIXの立花投馬について
立花英介の息子で、明青学園野球部で投手を務めています。中学2年の夏までは三塁手だったのですが、高等部へ入学すると先輩部員たちにもその実力を認められ、投手として期待されます。フォームは走一郎を参考にしていて、試合中に他の投手のフォームを即座に取り入れることのできるセンスも持ち合わせています。
それは、ソフトボール全国大会準優勝の経験を持つ、亡くなった母から譲り受けたものであるらしいです。高校1年生の夏の予選大会では、タッチ上杉達也以来のノーヒット・ノーランを達成しています。その他に、タッチの上杉達也とどことなく投馬は顔が似ているという点も、MIXのファン心理を上手にくすぐってくれます。
MIXの立花走一郎について
立花真弓の息子で、明青学園野球部では主に3番・捕手を務めています。投馬とは義理の兄弟で、偶然にも生年月日が同じなのですが、記録上は投馬より10分早く生まれており、小学生の頃はどちらが兄で、どちらが弟か言い争いをするほどでした。
当時、投馬とエース争いをしていた事に繋がるのですが、中学進学時にどちらが投手をするかのジャンケンで負けてしまい、捕手に転向しています。実父の過去を知ったのちもエースへの未練はなく、投馬を信じている強い心が台詞に現れています。また、女子生徒にも人気で、デートを楽しむ姿が度々描かれています。
MIXの立花音美について
走一郎の実妹、投馬の義理の妹です。吹奏楽部に所属しており、フルートを担当しています。昔は人見知りだった性格も、投馬とのある出来事により、明るい社交的な女の子へと成長していきます。実兄の走一郎と同様、男子生徒からの人気も高く中学2年・3年でミス明青に輝いている容姿端麗の女の子です。
MIXの恋の行方について
ネタバレですが、明青学園高等部の野球監督の娘、大山春夏が怪我をきっかけに野球部のマネージャーとして登場してきます。なんと、新体操部という設定でみなみちゃんのポジションを捉えています。立花走一郎は、そんな春夏に一目ぼれします。他の女の子のお誘いを全て断るほどです。
しかし、春夏は投馬のことが気になっているようですし、投馬と音美は小さいころからの絆で結ばれているような感じもあります。なんとその他に、投馬と春夏は幼馴染だったということも判明します。今後の4人の関係が、恋の行方が気になるところです。
MIXにあの上杉達也が登場?どの場面にでてくるのかネタバレ紹介!
MIXにはあの上杉達也や南ちゃんが登場する?MIXはタッチとしての続編と考えがちですが、MIXはオリジナルストーリーとして展開されていきます。しかし、あだち充先生のファンとして気になるのは、タッチの世界がMIXにどのように関わってくるかだと言われています。
その他に、タッチとMIXのスペシャルコラボミュージックビデオも作成されており、世界観の共有と期待が更に膨らんでいきます。タッチの名シーンと共に、MIXの新たな魅力を織り交ぜた作品です。MIXのファンにとっては、嬉しいコラボ企画です。
秦基博×あだち充コラボMVに絶賛の嵐!『タッチ』『MIX』の名シーンに「鱗(うろこ)」がシンクロ https://t.co/KeEvTUgh4f#秦基博(@hata_official) #あだち充 pic.twitter.com/mdvyL7lxXM
— ダ・ヴィンチニュース (@d_davinci) July 4, 2017
ここで、現段階でのタッチ、MIXの主な共通点を紹介します。まずは、舞台が明青学園であり、立花家のペットの名前が同型・同名パンチ(音美が夢の中で作者に諭され命名)であるということ。監督の大山監督が住んでいるのは、元「南風」の2階であり、現在は「ら~めんドラゴン」となっているとのことです。
パンチ❣️欲しい〜〜っ♪
— 日髙のり子 (@nonko_hidaka531) August 2, 2017
オンオン!#少年サンデー #あだち充 https://t.co/h7VzYClKOH
また、上杉達也が東東京大会で決勝で戦った新田の母校の須見高が、現在は「健丈高校」として登場していること。その他に、浅倉南を追いかけた西村勇が、現在「勢南高校」の野球部監督に就任しており、息子の拓味も血は争えず、立花音美を追いかけていたりすることがあげられます。
ネタバレ注意!幻の上杉達也の甲子園出場場面
MIX11巻をネタバレ紹介!
MIX11巻で明らかになるネタバレですが、幼少時代の立花投馬は、父親が録画したタッチの上杉達也が登場する幻の甲子園決勝場面を繰り返し見ていたようです。幼い投馬にとって単なる憧れ以上に、寂しさや孤独感を埋めるためのものだったのかもしれません。けれども、画面に映る上杉達也の雄姿は投馬の野球人生に大きく影響を及ぼしているのは間違いないと言われています。
ネタバレ注意!MIXの見どころとは?
高校野球は何が起こるか分からないと、よく言われます。日々成長していく球児たちの熱い戦いの数々が見どころとなりドラマとなるのですが、MIXも例外ではありません。高校1年生となった立花兄弟が、とうとう甲子園予選に挑みます。
低迷している野球部なので、誰もが甲子園に出場する期待もなく、他校からもノーマークの明青学園です。1試合勝ち進むにつれ、みんなの期待が徐々に膨らみ始めます。甲子園出場の再来を期待し始めるのです。
MIXのCMにあだち充先生も登場?今後の展開にも注目!
「タッチ」永く皆さんに愛して頂けて幸せです🍀
— 日髙のり子 (@nonko_hidaka531) June 30, 2017
本当に有難いこと…いつも先生とお話ししてます。
秦基博さんの「鱗」とあだち充先生のコラボ。
素敵過ぎます✨💓#あだち充 #秦基博 #タッチ #MIX https://t.co/bdsAqPEFTE pic.twitter.com/zuFjr1E6V1
ロケ場所は「喫茶アンデス」という喫茶店で、あだち充先生がいつも編集者の方と打ち合わせをされている場所なのだそうです。実は、後方であだち充先生もこっそり出演されています。MIXのファンなら一度は訪れてみたい場所だと言われています。そしてとうとう、上杉達也の姿がMIXの中にも登場してきました。南ちゃん役声優を務められた日高のり子さんの「南は出てこないのかなぁ」という言葉に、期待感がさらに膨らみます。
もし、MIXの世界に上杉達也や南ちゃんが登場するのであれば、現在は45歳になっています。当時の姿で描かれるのか、その他にもMIXの今後の展開が更に気になるところですが、タッチとMIXのシンクロする世界と共に、新たな物語として綴られる、あだち充ワールドが楽しみなファンも多いようです。ワクワクを腕に抱えて、次回を待つことにしましょう。