【ドラゴンボール】東の界王神（シン）は無能で弱い？ビルスとの関係や強さは？

東の界王神とは、人気少年漫画作品ドラゴンボールに登場するキャラクターの一人です。東の界王神に関しての情報を掘り下げていく前に、ドラゴンボールの作品情報を紹介していきます。

ドラゴンボールとは、1984年から10年に渡り週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品です。全世界中で大ヒットを記録したドラゴンボールは、1986年から放送されたテレビアニメでも人気を博しました。現在でも新シリーズが連載中であり、今なお衰えない人気を誇っている作品です。

ドラゴンボールのあらすじを紹介します。山奥で暮らしている少年・孫悟空は、7つ集めると願い事がかなうと言う「ドラゴンボール」を探す少女ブルマと出会います。ブルマと一緒に冒険に出かけた悟空は、強敵たちとの戦いの中で成長し、どんどん強くなっていきます。

ドラゴンボールに登場する、東の界王神のプロフィールを紹介していきます。様々な宇宙の住人が登場しているドラゴンボールという作品において、東の界王神もまた地球という枠を超越した存在でした。ドラゴンボールの原作漫画における最終シリーズ「魔人ブウ編」にて初登場した東の界王神は、薄い紫の肌をし不思議なオーラをまとった青年で、切れ長の大きな目とモヒカンヘアが特徴的なキャラクターでした。

東の界王神は、ドラゴンボールの主人公悟空達が暮らしている「第七宇宙」の創造主と言える神様です。人間達を作り出した神々の中でも、さらに上位に位置づけられている界王神。悟空達の宇宙では、宇宙のエリアを東西南北で区切っているようで、ここで紹介する界王神は、東エリアを担当する界王神です。また、悟空の死後修行をつけてくれた界王より、さらに偉い立場にありました。

ここで紹介する東の界王神には、「シン」という名前が存在しています。ドラゴンボールの魔人ブウ編では、東の界王神の他にも、北や南の界王神がいた事も言及されていましたが、実際に悟空達と関係している界王神は、東の界王神（シン）だけとなっている為、「界王神」と言えば東の界王神（シン）だと見なされています。そのせいか、「シン」という本名が呼ばれる事はほとんどありませんでした。

東の界王神（シン）が無能で弱いと言われている理由をいくつか紹介します。まずは、バビディ達が連れてきた戦士を見てビビってしまったシーンです。界王神たるもの、全宇宙でも非常に偉い立場にあるはずでしたが、バビディが呼び寄せた戦士を見てすっかりビビってしまいます。このシーンは、東の界王神（シン）が弱気で無能に見える理由となっています。

初登場時は、バビディが魔人ブウを復活させる事を阻止するべく、悟飯達にコンタクトを取った界王神。バビディが魔人ブウを復活させようとした時、中々呼び覚まされない魔人ブウを見て、「魔人ブウは消滅した」と意気揚々と言い放った界王神。しかし、その後魔人ブウは結局復活してしまい、こんなはずではなかったと絶望してしまいます。このうろたえぶりも、界王神が無能と言われてしまう理由です。

界王神がドラゴンボール作中で発揮した無能っぷりの中で、最大の無能シーンと言われているのが、「魔人ブウの吸収能力」を悟飯達に教えてあげなかった事が挙げられます。復活した魔人ブウを倒すべく、奮闘するZ戦士達でしたが、魔人ブウは実は強力な敵を自分の身体に取りこみ、大幅にパワーアップしてしまうのでした。その為、魔人ブウは形態を幾度も変えながら、どんどん強くなっていくのです。

500万年前、東の界王神（シン）は他の界王神達と共に魔人ブウと戦っています。その戦いの中で、他の界王神やその上の大界王神までもが魔人ブウに吸収されてしまいます。この事を知っていながら、界王神は実際に戦っている悟飯達に魔人ブウの能力を教えていなかったのです。その結果、魔人ブウを一時圧倒していた悟飯でしたが、ピッコロとゴテンクスが吸収された事で魔人ブウを追撃出来なくなったのです。

界王神が無能とされる理由には、キビトと合体しても弱いという点も挙げられます。まず、そもそも界王神はポタラで合体が出来る事すら知りませんでした。キビトと合体してパワーアップした界王神でしたが、老界王神からは「ブウに吸収されるのがオチ」だとして、戦いに行く事を止められてしまったのでした。

ドラゴンボール作中において、無能シーンを連発してしまった界王神。しかし、そんな界王神ですが登場時は非常にミステリアスで威厳ある姿を披露していました。天下一武道会の出場選手にまぎれてやってきた界王神は、悟飯も目を止めるほど不思議なオーラに満ちていました。柔和な雰囲気に微笑みをたたえ、まさに強者といった余裕も感じさせていた界王神。

また、宇宙の創造神である彼の身分を知っているピッコロは、界王神が地球にいる事に驚愕していました。界王神を見て慄くピッコロに、読者は一体どんな凄い人物なのかと期待を寄せていました。しかし、ドラゴンボール作中ではまさに無能と言われるシーンばかりだった界王神。期待値が高すぎたのも、余計に無能と思われてしまった理由となっています。

東の界王神とビルスの関係を紹介します。ドラゴンボールに登場するビルスとは、破壊神と呼ばれている神様で、惑星を壊して回る存在です。気まぐれな性格のビルスは悟空ですら勝てない程の強者であり、ドラゴンボール作中でもその強さを見せつけています。そんな強さを持つビルスですが、実は東の界王神と命が繋がっており、東の界王神が死ぬとビルスも死んでしまうのです。

ドラゴンボールの原作漫画では、過去に魔人ブウに吸収されてしまった大界王神。ドラゴンボール超では、そんな大界王神の活躍シーンが見られます。大界王神は、実は1000万年前にモロと戦った事でパワーを使ってしまい、魔人ブウに負けてしまったのでした。無能と呼ばれている界王神に比べ、大界王神は有能だと評価されていました。

ドラゴンボール作中で、界王神は「フリーザ程度なら一撃」で倒せると話していました。他の界王神たちもそれくらい強かったと語っています。しかし、作中での界王神の無能ぶりを見ていると、フリーザの第一形態しか知らないのでは？とも考察されていました。仮にフリーザの最終形態よりも強いとすれば、界王神の強さは戦闘力1億2000万以上と考えられます。

バビディが連れてきたターブラは、セル以上の強さを持っていると設定されています。界王神はそんなターブラを見てビビっていた為、セルよりは強くないとも考えられていました。セルの戦闘力はだいたい16億と予想されているため、界王神は2億～10億程度の強さだと考察されています。

東の界王神（シン）の声優情報を紹介します。まず、ドラゴンボールZや改で界王神の声を担当したのは、三ツ矢雄二です。三ツ矢雄二は1954年生まれの人気声優で、俳優や歌手としても広く活躍している人物です。愛知県出身で子役時代から活動している声優です。代表作はタッチの上杉達也役などです。

ドラゴンボールGTなどで界王神の声を担当したのは、太田真一郎です。太田真一郎は1971年3月20日生まれ、神奈川県出身の声優です。ナレーターなどでも活躍しており、青二プロダクションに所属しています。

ドラゴンボールの界王神に関しての感想をいくつか紹介していきます。界王神に関しては、やはり弱いと言った感想がたくさん見られていました。無能シーン多めだったキャラクター・界王神は、ドラゴンボール作中では戦力にはなっておらず、弱いと見なされていました。

界王神に関しては、かわいいといった声も挙がっていました。すぐに慌ててしまうため、無能だとも言われている界王神でしたが、そんな所も人間味があってかわいいと人気を呼んでいるのでした。

ドラゴンボール作中での、破壊神ビルスと界王神との関係が好きだと言う感想も見られていました。界王神よりもずいぶん強いビルスでしたが、界王神と命が繋がっているため、一蓮托生の関係となっています。

ここでは、ドラゴンボール作中で界王神が無能と言われている理由を詳しく紹介しています。無能シーンを連発してしまった界王神ですが、憎めないキャラクターだと愛されています。是非、ドラゴンボールをチェックして、界王神の無能ぶりも楽しんでみてください。