2020年10月27日公開
2020年10月27日更新
名探偵コナンの映画は爆発シーンが多い?爆破がない作品はある?回数をまとめて紹介
作中では様々な事件が起こる名探偵コナン、特に人気の高い映画の中において多いと言われるシーンが爆発・爆破のシーンです。長年のコナン映画ファンにはコナン映画には爆発がお決まりとも言われる程で、逆に爆破がない劇場版があったのか分からないと言われる程になっています。今回はコナン映画について、爆発シーンが多い理由やそれぞれの映画での爆発回数などをまとめて紹介していきます。
目次
名探偵コナンとは?
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは1994年から週刊少年サンデーで連載している推理漫画作品です。週刊少年サンデーの歴代連載作品の中でも最長の連載期間を誇る作品で、2020年10月現在98巻まで単行本が発売する作品になっています。1996年から始まったアニメを筆頭に様々なメディアミックス展開が行われており、劇場版映画は1997年から毎年春に公開され、春の風物詩の1つになっていました。
名探偵コナンのあらすじ
高校生探偵として警察にも助けを求められるなど活躍していた工藤新一。ある時、幼馴染の毛利蘭と遊園地に行った際に怪しげな取引現場を目撃します。しかし取引を見るのに夢中になっていた事で背後から迫る襲撃に気づく事が出来ませんでした。次に気がついた時、口封じの為に飲まされた毒薬により、小学生のように身体が縮んでしまってました。正体を隠す為、「江戸川コナン」と名乗り「黒の組織」を追いかける事になります。
名探偵コナンの映画に爆発シーンが多い?理由を考察
コナン映画に爆発が多い理由はスポンサーが関係?
コナン映画=爆発という人もいる程に爆発シーンが目立つコナン映画ですが、逆にいうとアニメコナンでは全くと言っていいほど爆発シーンが描かれていません。アニメでは全く行わない爆発・爆破シーンが劇場版になると大幅に増えるのには、実はスポンサーが関係しているのではないかとファンの間で実しやかに都市伝説として語られています。
アニメコナンには長年スポンサーとして「東京ガス」が出資しています。コナンが東京ガスのCMに出る事も多々あり、コナンと東京ガスはいわば長年二人三脚でやってきた関係性にあるのです。爆発シーンが登場するとなれば当然ガスを用いる事になる場合もあり、マイナスイメージがついてしまう事から自主的に避けているのではないかと考察されています。
対してコナン映画では出資者が代わり、東京ガスはスポンサーを務めてはいません。その影響で爆発シーンを作りやすいのではないかと考察されているのです。もちろん爆発シーンが派手になり盛り上がる事の映画映えを意識しているのではないかという考察などもありますが、スポンサーの影響も全く影響がないとは言えないのではないかとされています。
コナン映画の爆発の種類
コナン映画=爆発と言われる程代名詞になっている爆発シーンですが、実際に爆発が起きるシーンはもちろん、そうではない例も多々あります。犯人の爆破予告に対し、実際に爆発が起こったらを連想するシーンで爆発したシーンを使い実際には未然に防げた事で爆破しなかったという例や回想シーンなどを使い同じ爆発の場面が何度も描かれる例、爆破=犯罪ではない例も含まれていたりします。
コナン映画の爆発回数の定義
一口に爆発と言ってもその種類は様々です。なので今回は爆発の大小や犯罪性などに関わらず、「何でも爆発すればカウント」する形とし、また作画での爆破の数と爆発音が合っていない場合には作画での爆発数で回数をカウントしていきます。また本編中はもちろん盛り上がるシーンである故、エンディングでも採用される場合があるのでそちらも含めて回数をカウントしていきます。
名探偵コナンの映画で爆発・爆破がない作品はある?
第7作 迷宮の十字路では爆発がなかった?
2020年10月現在、23作まで公開されているコナン映画ですがその中で唯一本編中に爆発シーンがなかったものが2003年公開の第7作、「名探偵コナン迷宮の十字路」です。本作は京都をメインに、服部平次など大阪系のキャラクターが活躍する内容であり、爆発の代わりというわけではありませんが派手な剣戟アクションが行われる事から爆発はしていません。
爆発はしない代わりに小学生の身体のコナンでは難しいアクションも盛んに取り入れられ、上記でも触れた剣戟アクションの他バイクアクションなども行われるアクションも激しい作品になっています。その他にも劇場版では初めてコナンが一時的に新一に戻った作品でもあるなど多くの要素が詰め込まれた結果爆発シーンが取り入れられる事はありませんでした。
TVスポット集では爆発している?
劇場版本編では爆発シーンはなかった「名探偵コナン迷宮の十字路」ですが、実は爆発シーンも製作されていた事が迷宮の十字路のDVD特典として着いてきた「TVスポット集」にて発覚しています。TVスポット集の中では都合2回の爆発が確認され、元々は他の劇場版同様に迷宮の十字路にも爆発シーンがあったと考察されています。
爆発シーンで爆発したのは寺院にある塔と本殿のような建物です。何故本編中で爆発シーンがなかったのかは不明ですが、上記でも紹介したアクションの多い作品になっている事、火事は起きている事からこれが爆発シーンの代わりとして扱われたのではないかとも考察されているのです。
名探偵コナンで爆発があった劇場版の爆発回数一覧
爆発回数一覧①第1作 時計じかけの摩天楼
主題からして連続爆破事件を解決するというテーマである劇場版コナン映画第1作の「時計じかけの摩天楼」では様々な場面で爆発が描かれており、全てのシーンを数えると本編だけで20回、エンドロールの中で6回の合計27回もの爆発が描かれています。爆発のパターンも様々あり、実際に爆発したシーンはもちろん、回想シーン、連想・推測するシーンなど作中全体に爆発シーンが取り入れられています。
特にクライマックスを飾る米花シティビルでは外からの風景での爆発シーンはもちろん、ヘリから見ての場k初シーンや内部に設置されたエスカレーターの下から爆発するシーンなど連続して様々な場所に仕掛けられた爆弾が爆発する形になっています。一方で元々連続爆破事件という事もあってか「爆弾が爆発する」以外の爆発方法が登場していない作品にもなっています。
爆発回数一覧②第2作 14 番目の標的
続く劇場版コナン映画第2作14番目の標的は爆破事件というわけではない為、爆発回数は少し減り本編中で13回、エンドロールの中で2回の合計15回となっています。爆発シーンのほぼ全ては映画最後の舞台となり、犯人によって爆破される海上レストランでの爆破で、その回数は14回にのぼります。こちらは基本的に犯人が爆弾を使って意図的に起こしたという意味で前作と変わらない演出になっています。
コナン映画の中で14番目の標的にて初めて行われた爆発のタイプが「燃料引火による爆発」です。本編中起こる事件の1つでヘリコプターを運転するターゲットの1人の目薬をすり替えて運転不能にさせるという事件で、コナンの機転により帝丹小学校に不時着したヘリですが、横転した影響で燃料が漏れ、引火して爆発するという爆破シーンが採用されています。
爆発回数一覧③第3作 世紀末の魔術師
劇場版コナン映画第3作となる世紀末の魔術師は過去最高となる爆発シーンが登場。その回数は驚異の78回となっています。この72回という爆発回数は同様の定義でカウントした場合、2011年に更新されるまでの10年以上もの間、劇場版コナン映画の中でも圧倒的に飛び抜けた数字として君臨し続けていました。
ただし78発中、72発の爆発の正体は「花火」です。この花火72発という数字に関しては本当に細かいものまで合わせるともっと多くなるとも考えられており、実際はもっと多いのではないかとも考察されています。その他にも歩美が見ていたテレビ番組内での爆発シーンなども含まれており、数は大いにも関わらず、その実、犯罪性のある爆発シーンはほとんどないのが特徴になっています。
本作の爆発に犯罪性が薄いのは本作で初めてコナンの作者青山剛昌先生の別作品「まじっく快斗」の主人公黒羽快斗、別名「怪盗キッド」が初めて劇場版に登場した為で、以降怪盗キッドの存在はコナン世界の中でもレギュラー扱いの存在となるきっかけを作った作品でもある為です。爆発の中にはキッドが起こした煙幕の為の爆発や変電所の爆破なども含まれています。
爆発回数一覧④第4作 瞳の中の暗殺者
劇場版第4作、瞳の中の暗殺者ではこれまでのコナン映画とは打って変わって犯人は爆破による無差別に近い殺害方法を用いる事なく、標的を狙っているので爆破シーンはほとんど描かれていません。とはいえ全くの0回というわけではなく、ホテルを停電にさせる為、配電盤に仕掛けられた爆弾が爆発した事が明らかになるシーンで1回だけ描かれています。
このシーンに関しても実際に爆発したシーンで描かれたのではなく、後から停電した原因として配電盤が爆破されたシーンが描かれる結果となっています。コナン映画の中でも爆発という意味ではほとんど描かれていない作品になります。
爆発回数一覧⑤第5作 天国へのカウントダウン
劇場版第5作となる天国へのカウントダウンでは再び多くの爆発シーンが採用されその回数は本編中に45回、エンドロールで8回の合計53回にも及びます。舞台となる西多摩市の「ツインタワービル」の各所に仕掛けられた爆弾が爆発する形であり、クライマックスにはこの爆発によって逃げ道が無くなる中、如何にして逃げ出すのかという脱出劇のような演出になっていたことから爆発回数が圧倒的に多くなりました。
また今回も事前に仕掛けられた爆弾が爆破するという形式が多くなっています。爆弾の数が多いのは舞台となったツインタワービルの大きさも大きく影響していると考えられます。また爆弾の数が特に多かったのがA棟の展望室のパーティー会場で、コナン達がこの爆発の爆風を利用してB棟に飛び移るというド派手な演出にも使用されています。
爆弾が爆破するというシンプルな爆発シーンという意味では世紀末の魔術師を大きく上回り長年のコナン映画の中でもかなり多い爆弾が使用された劇場版になっているといえる作品です。
爆発回数一覧⑥第6作 ベイカー街の亡霊
劇場版第6作のベイカー街の亡霊でも特定のシーンで多くの爆弾が使用される形になっています。その回数は本編中に7回、エンドロールで2回の合計9回です。ベイカー街の亡霊ではアイリーン・アドラーの公演が行われている劇場があり、その劇場が爆破されるシーンで多くの爆発が行われています。とはいえ時代背景もあり使用された爆弾の量は少なく、結果的に爆発の回数が過去作に比べて抑えめとなっています。
爆発回数一覧⑦第8作 銀翼の奇術師
劇場版第8作、銀翼の奇術師ではさらに爆発の回数が減り、本編中3回、エンドロールで2回の合計5回になっています。爆発という意味での本作の特徴はこれまでのコナン映画の中で多い爆発パターンであった「爆弾による爆破」の回数は0回であるという点です。本作の爆発は全て「燃料引火による爆発」になっています。
本作は「コナンとキッドの対決再び」という視点と共に2人の連携が描かれるストーリーにもなっており、コナン達が搭乗する飛行機に様々な落雷による自然災害や事故が重なり、追い詰められていく構成になっている事から事故の結果爆発が起きコナン達が追い詰められていくという構成が特に強い作品となっています。
爆発回数一覧⑧第9作 水平線上の陰謀
劇場版第9作の水平線上の陰謀では明確に2種類の場面に分けて爆発が描かれており、爆発の回数は合計11回となっています。11回の爆発のうち、5回は冒頭に描かれる「第一八代丸」の事故シーンで使われた物で、残りの6回のうちの5回は映画終盤、メインの舞台となる豪華客船、アフロディーテ号が爆弾で爆破される形になっています。
残りの1回は推理中の演出で使用された仮定の爆破シーンという構成になっています。本作はメインの舞台設定やストーリー構成、演出など多くの点に渡って「タイタニック号」の史実の事故及びその事故をモチーフとしたジェームス・キャメロン監督の映画「タイタニック」をモチーフにした点が多く取り入れられている作品です。
爆発回数一覧⑨第10作 探偵たちの鎮魂歌
劇場版第10作の記念作品となった探偵たちの鎮魂歌では、犯人が爆弾を使う形であるにも関わらず実は以外と爆発回数が少ない作品で本編中3回、エンドロールで1回の合計4回のみに収まっています。本作は犯人がコナンや小五郎、平次ら探偵達に挑戦する形式になっている関係上、用意された爆弾に対して実際に爆発した爆弾がかなり少なくなっている事が爆発シーンが抑えられた要因となっています。
しかもその爆発シーンのうち、冒頭及びエンドロールで用いられる探偵・竜阿茶の腕のIDが爆発するシーンは演出でありフェイクであった事が作中判明している為、実際に爆発した爆弾の数はさらに少なく2つだけに留まっています。
爆発回数一覧⑩第11作 紺碧の棺
劇場版第11作紺碧の棺ではこれまで以上に爆発シーンが抑えられており、爆発シーンはたったの1回になっています。しかもその1回はこれまでのの爆発シーンで多い「爆弾が爆破した」「事故による引火爆発」のいずれでもなく、なんと「コナンが状況を打破する為に爆発させる」という演出によるものだけです。犯人側が爆弾を用意していないという意味では劇場版第8作の銀翼の奇術師に続いて2度目となっています。
爆発回数一覧⑪第12作 戦慄の楽譜
劇場版第12作戦慄の楽譜は爆発回数が非常に分かりやすい作品です。ここまでの作品ではどれだけ爆弾が仕掛けられたかは不明で演出上どれだけ爆発したかで回数をカウントしていましたが、戦慄の楽譜では舞台となる堂本ホールに仕掛けられた爆弾の数が24発である事が明確に提示されているのです。そして作中、1発だけ止める事が出来た為、爆発した数は23発である事が分かります。
ただし仕掛けられた爆弾全ての爆発シーンが描かれているわけではなく、実際に描かれている爆発シーンは本編中に12回、エンドロールで2回の合計14回です。
爆発回数一覧⑫第13作 漆黒の追跡者
劇場版で初めて「黒の組織」との直接対決が描かれた第13作漆黒の追跡者もこれまでに何作かあった爆弾による爆破のない映画になっています。とはいえ全く爆破がないわけではなく、爆発の回数は合計2回です。またこの2回は共に2度目となる「コナンが状況を打破する為に行った行動による物」になっています。
ただし第11作紺碧の棺の時とは違い爆発を狙っての行動というわけではなく、追ってくる「黒の組織」のヘリに対し、スリングショットの要領で尾部にランプを衝突させた事によりヘリが故障したのが原因であり、飛行中に小爆発したのと、最後に地上に激突し爆発した合計2回という構成になっています。
爆発回数一覧⑬第14作 天空の難破船
これまでのコナン映画では派手になりやすい爆発シーンは映画の主題として使われる、或いはクライマックスともいえるようなシーンで用いられる事がほとんどでしたが珍しく冒頭に起こる本編で発生する事件の為のきっかけとも言える事件でのみ発生しておりその回数は本編中に4回、エンドロールで2回の合計6回です。ただし冒頭に起こった爆発を思い出す形で本編でリピートされる形が取られています。
また本編中でコナンが対峙する事になるテロ組織「赤いシャムネコ」は爆弾を仕掛けたにも関わらず、全てをコナン達に解除された結果、本作メインの舞台となる飛行船「ベル・ツリー一世号」では爆発が起きる事はありませんでした。
爆発回数一覧⑭第15作 沈黙の 15 分
劇場版第15作沈黙の15分では久しぶりにコナン映画の爆発記録を更新し最多に及ぶ80回もの爆発シーンが描かれています。うち21回はエンドロールでのリピートであり、本編中で描かれているのは59回です。本作の爆発シーンは主に2つに集約され、冒頭に描かれた「都営地下鉄15号線」の開通セレモニーの際の最多で20回と見える爆破シーンとダム破壊の為の爆破シーンの2つです。
本作の爆破シーンは再び全て爆弾によるものになっており、全てが犯罪性の高いものである事から第3作世紀末の魔術師で記録した78回を塗り替え、名実ともにコナン映画の最多爆破シーン記録を更新する事になったと言えます。
爆発回数一覧⑮第16作 11 人目のストライカー
劇場版第16作11人目のストライカーでは前作沈黙の15分を上回りこれまでのコナン映画の中でも最も多い本編中で75回、エンドロールで7回の合計82回もの爆発シーンが取り入れられています。また原点回帰的に「殺人が起きておらず爆弾の捜索と犯人の特定」に主題を置いた作品になっているのも第1作である時計じかけの摩天楼依頼の事になっています。
本作ではサッカースタジアムに爆弾が仕掛けられそれが順番に爆破していく事で多くの爆破シーンが作られる事になりました。
爆発回数一覧⑯第17作 絶海の探偵
劇場版第17作の絶海の探偵は前作、前々作とは異なり爆破シーンがかなり抑えられた作品です。また本作の爆破シーンはコナン達が乗り込む事になったイージス艦「ほたか」が発射した魚雷が爆発するという1回だけで犯人が仕掛けた爆弾でも、事故でも、コナンが起こした物でもない新しい形の爆発になっています。
爆発回数一覧⑰第18作 異次元の狙撃手
劇場版第18作異次元の狙撃手ではこれまでにない程バリエーション豊かな爆発の種類の多い作品になっています。爆発自体は本編中に23回、エンドロールで1回の合計24回です。コナン及び世良真純に追われる犯人が逃走する際に手榴弾などを使うといったオーソドックスなもの、世良真純が犯人追跡に使用していたバイクが狙撃されて対抗車両に突っ込んで爆破するなどといった引火による爆発などもあります。
本作でイレギュラーな爆発といえば阿笠博士が作ったコナンの新兵器「ボール射出ベルト」の改良型のボールが花火になっていたという点です。この花火ボールは作中で2度使用されています。またもう1つ珍しいのがエンドロールで本編のリピートが流れる中、リピートシーンでは爆破シーンが採用されていない代わりに実写の花火のシーンが挿入されているという点です。
爆発回数一覧⑱第19作 業火の向日葵
劇場版でも珍しいキッドがほぼ主役とも言える第19作業火の向日葵では本編中のみで合計37回の爆発が描かれています。実際に爆弾が爆発したものもありますがキッドによる煙幕玉の破裂による爆発シーンも多くなっています。これまでも演出に多くの爆発シーンを用いるキッドでしたが、実際の爆弾を使うシーンは少なく、その犯行の手口の違いがストーリーの重要なキモにもなっていました。
爆発回数一覧⑲第20作 純黒の悪夢
劇場版第20作純黒の悪夢では劇場版では初めて黒の組織、FBI、公安警察などが絡み合う展開が行われたものの、各々が持つ情報による推理合戦が中心となっており、アクションが劇場版コナン映画にして控えめでその結果爆発シーンも少なくなっています。爆発シーンは本編中合計5回のみでうち4回はクライマックスの盛り上がる場面でのみ使用されました。
爆発回数一覧⑳第21作 から紅の恋歌
劇場版第21作から紅の恋歌は再び爆弾を扱う犯人と対峙する形になっており、前半と後半それぞれに大きな爆発シーンが用意された映画になっています。ただ爆発の規模はこれまでのコナン映画と比較すると小規模なもので爆発した数も10回と比較的抑えめになっています。
爆発回数一覧㉑第22作 ゼロの執行人
第22作ゼロの執行人も犯人が爆弾を用いるという点ではこれまでの多くのコナン映画と同様ですがその爆発回数は16回となっています。最も多い爆発シーンは冒頭の「エッジ・オブ・オーシャン」の国際会議場の爆発シーンで、冒頭10分だけで10回にも及ぶ爆破シーンが取り入れられていました。
爆発回数一覧㉒第23作 紺青の拳
2020年10月現在最新作である第23作紺青の拳に関しては複数の爆破シーンがあった事自体は確認されているもののまだ明確な爆破回数は不明となっています。
名探偵コナン世界ではどれくらいの頻度で殺人事件が起こっている?
名探偵コナン世界では2日に1度殺人事件が起こる?
上記でもアニメコナンでは爆破・爆発シーンが自粛されている事には触れましたが、その代わり頻繁に起こるとされているのが殺人事件です。原作90巻時点までで回数をカウントしてみたところ、コナンがこれまでに関わった事件は少なく見積もっても322日あり、関わった事件270件のうち、実に181件が殺人事件事件となっています。
つまり計算上1年365日のうちの半分、つまり2日に1度は殺人事件に遭遇している計算になるのです。もちろんこれはコナンが携わった殺人事件だけであり、コナンが関わっていない事件もある事を考慮するとその数はもっと多くなる事になります。
名探偵コナン世界でコナンの事件遭遇率が高い理由
とはいえコナンは探偵をする毛利小五郎の家に居候している身なので依頼で殺人事件に遭遇するある種必然の場面もあります。しかし依頼によって遭遇した事件は60件しかないのです。コナンが事件に合う場所として最も多いのは旅行先です。旅先で偶然殺人事件の被害者を発見する場面も多く、巻き込まれやすい体質であるのは間違いありません。
名探偵コナンの2021年の劇場版映画は「緋色の弾丸」
名探偵コナン 緋色の弾丸の公開日はいつ?
コナン映画は第1作となる時計じかけの摩天楼以来、毎年春休み~ゴールデンウィーク前後に公開される事が多い作品で毎年の映画の風物詩的な存在の一角を担ってきました。24作目となる「緋色の弾丸」も2020年4月17日に公開予定でしたが、コロナの影響で公開を1年延期、2021年4月に公開が先延ばしになっています。2020年10月現在詳しい日付については発表がないままであり明確な公開日は不明となっています。
名探偵コナン 緋色の弾丸の見どころ
緋色の弾丸でスポットが当たるのが既に公開されている劇場版コナンでも原作でも活躍が目立つFBIの赤井秀一とその家族関係であるとされています。既に赤井家は長男の秀一、次男でプロ棋士の羽田秀吉、2人の妹で女子高生探偵をしている世羅真純などがそれぞれに原作でも活躍していますが3人が一同に介した事はなく、初めて全員が集まるのではないかとされています。
また3人の母親であり謎の存在であるメアリーが物語の鍵を握るのではないかとも推察されており、また警視長の宮本由美と交際している秀吉との関係性にもスポットが当たるのではないかと考察されています。
名探偵コナンの映画の爆発に関する感想や評価
名探偵コナンの映画って、なんか、すぐに爆発するよね。
— 🦇三日月 🎃 (@I_LOVE_TRIGGER) August 8, 2020
ここからは既にコナン映画を視聴している人のファン感想を紹介していきます。上記で紹介したようにコナン映画は爆発が多様される傾向にあり、爆発回数が少ない映画でも要所で大きな爆発シーンが描かれる事が多くなっている事からコナン映画=爆発という印象を持っているという人が非常に多くなっています。
子どもが録画してた名探偵コナンの映画を次々と見ているが、どれもこれも犯人側の爆発物製造能力高過ぎやしませんかね?
— おるくん (@orukun1977) May 9, 2020
またコナン映画の犯人は特定の組織に属している者は極わずかで多くは一般人である事に対して爆弾を用いる犯人が多く、どこで爆弾を入手するのか、自作するにしては精度などが高すぎるのではないかという声も上がっています。タイマー式やリモコン式など多様な爆弾を意図した形で使える程高性能な物が簡単に手に入ってしまうのに驚くという声も多いです。
犯人が「黒の組織」関係者の場合やテロ組織などのような場合は別にしてもコナン映画は迫力のスケールの大きさのわりに動機などは個人的な復讐などであったりする場合も多く、そのような人物が爆弾で不特定多数を巻き込むような事件を起こす事には少し違和感を感じるという声も多くなっています。
名探偵コナン映画って画力高いなぁと思うけど、いつ頃から迫力のある爆発だの激しい殴り合いだのをしだしたんだろうなぁ。
— パシフィック@オタクアカウント【趣味垢】 (@cultureaccount1) April 17, 2020
昔はここまでアクション中心というか、多めというか、そういう方向ではなかった気がするんだがなぁ。
なんか、天空の難破船辺りから風向きが変わった気がする。#名探偵コナン
爆発シーンが多いコナン映画ですが、爆発シーンの使い方も年々変化しているという声もあります。というのも近年の作品はFBIの赤井や考案の安室などが絡むようになった影響もあって小学生のコナンでは難しいようなアクションも積極的に取り入れられるようになった影響もあってアクション要素が増えたという声も多くなっているのです。
アクション要素が増えた事によってそれまでの爆発シーン以外にも迫力のあるシーンが多い一方で結果的に爆発シーンの規模や回数が抑えられる結果になっているのではないかとする声も多くなっています。
最近のコナンの映画は基本的に、高いところで戦い、爆発し、建物等が落ちて行きます🙄笑 #名探偵コナン
— の り し ま お 。 (@_norishima) April 10, 2020
また近年の映画のもう1つの特徴として舞台が「高所」であるとする声も多くなっています。メインの舞台が高所である「天空の難破船」はもちろんのこと、展開の中で高所に登らざるを得ないような展開が作られている作品も多くなっています。これは高所にする事で爆発シーンでコナンや登場人物を除く不特定多数の被害が出ないようにしているとする声もあり、コナンが高所に行く=爆発シーンが近いと見るファンも増えています。
名探偵コナンの映画の爆発まとめ
コナン映画は演出上非常に多くの爆発シーンが取り入れられる作品になっています。犯人が直接爆弾を使うような場合が多い一方で、事故によるものや間接的に爆発が起こるもの、コナンの行動の結果爆発が起こるものまで多彩な爆発シーンが映画の内容を盛り上げていると言えます。アニメでは行われない演出でもある爆発シーンは映画の大スクリーンに合っているとする声も多く爆発シーンを楽しみにしているファンもいるほどです。
今回紹介したようにコナン映画において爆発シーンは「冒頭の今作の事件のきっかけとなるシーン」「物語のクライマックス」に多く、結果的に爆発シーンの少ない映画でも印象に残りやすいという声も多くなっています。まだコナン映画を視聴していないという人は爆発シーンにも注目しながら視聴してみはいかがでしょうか?