【名探偵コナン】14番目の標的の犯人はだれ?動機がくだらない?あらすじをネタバレ

劇場版名探偵コナン「14番目の標的」の犯人は誰なのか、その動機や結末までのあらすじをネタバレと共に紹介しています。14番目の標的の犯人の犯行動機はくだらないといわれていますが、一体どのような理由で犯行に及んだのでしょうか?さらに13人しかターゲットがいない中での、矛盾したタイトルの意味についてもネタバレしてまとめています。あらすじだけでなく作品を観た人のネット上の感想なども紹介しています。

【名探偵コナン】14番目の標的の犯人はだれ?動機がくだらない?あらすじをネタバレのイメージ

目次

  1. 14番目の標的(ターゲット)とは?
  2. 14番目の標的の犯人と動機
  3. 14番目の標的のあらすじ結末ネタバレ
  4. 14番目の標的の犯人やオリジナルキャラの声優
  5. 14番目の標的のタイトルの意味
  6. 14番目の標的の蘭とコナンのキスシーン
  7. 14番目の標的に関する感想や評価
  8. 14番目の標的の犯人まとめ

14番目の標的(ターゲット)とは?

劇場版名探偵コナンといえば、名作が多く好きな作品がいくつもあるという人も多いはずです。今回はそんな名探偵コナンの劇場版の中から、「14番目の標的(ターゲット)」についてを紹介します。ネタバレを含めた結末までのあらすじや犯人は誰なのか、その犯行動機などについてもまとめています。結末まで次のターゲットが誰なのか予測ができない14番目の標的ですが、犯人はどんな動機で犯行に及ぶことを決意したのでしょうか?

映画「名探偵コナン 14番目の標的」の概要

結末や犯人についてを紹介する前に、まずは名探偵コナン 14番目の標的についてを紹介します。14番目の標的は1998年4月18日に公開された、名探偵コナンの劇場版シリーズの第2作目となる作品です。18億5000万円の興行収入で、「次に狙われるのはだれだ!?」というキャッチコピーで公開されました。数字になぞらえた殺人事件が展開されていき、ヒロイン蘭の両親の過去についても掘り下げられるエピソードも見どころです。

名探偵コナン 14番目の標的の主題歌を担当したのは、歌手のZARDです。主題歌のタイトルは「少女の頃に戻ったみたいに」で、同じく名探偵コナンのアニメ主題歌、「運命のルーレット廻して」のカップリング曲として収録されています。この曲はカップリング曲の中でも人気が高い楽曲で、ベストアルバムへのリクエストなども上位にランクインしています。劇場では、コーラスパートの異なる別バージョンが流されています。

映画「名探偵コナン 14番目の標的」の制作スタッフ

名探偵コナン 14番目の標的の監督を務めているのは、こだま兼嗣さんです。「ルパン三世 (TV第2シリーズ)」や「シティーハンターシリーズ」「テイルズ オブ ジ アビス」といった作品を担当しています。脚本を担当しているのは古内一成さんで、「太陽にほえろ!」「遠山の金さん」「勝手にしやがれヘイ!ブラザー」「静かなるドン」などの作品を担当しています。以降の名探偵コナンの劇場版シリーズの脚本も手掛けています。
 

14番目の標的の犯人と動機

名作といわれている劇場版シリーズのひとつが、14番目の標的です。続いてはそんな14番目の標的の、肝心の犯人についてを動機と共にネタバレで紹介します。犯行動機はくだらない理由だといわれていますが、犯人はどのような動機で恐ろしい事件を引き起こしてしまったのでしょうか?結末と犯人に関するネタバレを含む内容なので、まだ14番目の標的を観たことがないという人は、閲覧にはくれぐれもご注意ください。

犯人は沢木公平

14番目の標的では、毛利小五郎の関係者が狙われていたことから、犯人は彼に恨みと動機がある村上丈だと考えられていました。実際に村上丈は事件の一週間前に収監されていた刑務所から出所をして、行方不明となっていたのです。村上丈が犯人として浮上した理由は、小五郎が刑事をしていた頃の、過去の事件が関係していました。脱走しようとした村上丈は、逃亡するためにその場にいた小五郎の妻・英理を人質に取ったのです。

小五郎の機転によって英理は無事助けられ、村上丈も逃亡を阻止されて捕まることとなりました。これらが犯行動機となり、小五郎の関係者を狙った事件を起こしているのではないかと考えられていました。しかし、実際の犯人は村上丈ではなく、ソムリエとしてコナンたちと行動を共にしていた、沢木公平だったのです。皮肉にも沢木公平はポケットに入っていたワインのコルクが、犯人であるということを示す決定的な証拠となりました。

沢木公平の犯行動機

ソムリエの沢木公平が犯人であったことがわかりましたが、なぜ犯行に及んだのかその動機も気になる部分です。実は彼はソムリエという仕事に就いていながら、致命的な味覚障害を患っていたのです。かつて沢木公平はバイク交通事故に遭ったことによって、味覚障害になってしまいました。その原因を作った相手が、今回の事件の被害者となったモデルの小山内奈々だったのです。彼の犯行動機は、自分を味覚障害にしたことでした。

さらに、ワインをけなすような言動をしていた旭勝義や仁科稔もまたターゲットになり、ソムリエの尊厳を怪我した辻弘樹もターゲットに加わります。沢木公平が味覚障害を患っていることは、コナンがミネラルウォーターにこっそり仕込んだ塩が証明してくれました。沢木公平が犯行に及んだ動機は彼らが自分にストレスを作ったことで、その他の被害者はトランプの辻褄合わせでした。実にくだらない動機であるといえそうです。

14番目の標的のあらすじ結末ネタバレ

犯人の犯行動機があまりにくだらないことがわかった14番目の標的ですが、ストーリーはとても面白く、名作だと話題になっています。続いては14番目の標的の結末までのあらすじについてを、ネタバレと共に紹介します。結末まで目が離せないドキドキの展開が続きますが、犯人がわかった上で結末までを観ていくと、伏線などを発見することもできそうです。結末までのあらすじを、詳細にネタバレしていきます。

あらすじネタバレ①小五郎と英理の思い出の場所

夢で母親が銃で撃たれる姿を目にした蘭は、目を覚ましてから妃英理に電話をかけました。安否を確認する蘭に対して、英理は心配しすぎだと笑っています。しかし、電話を切った直後に英理は、何かを思い出す素振りを見せていました。そのバスローブの裾から覗く太腿には、目立たない程度の薄いかすり傷が残っていたのです。その晩は小五郎も含めた蘭の家族3人が、久々に揃って食事をするという約束を取り付けていました。

その席には3人だけでなくコナンも同席しており、レストランとして選んだ場所は、小五郎と英理にとって思い出の場所だったのです。和やかな空気に蘭も機嫌を良く過ごしていました。けれど、そこで常連のクラブのママの姿を見つけた小五郎は、すっかりそちらに夢中になってしまったのです。そんな小五郎の姿に怒った英理はそのまま帰宅してしまい、蘭もまたそんな小五郎の姿に怒っていたのでした。

あらすじネタバレ②狙われた小五郎の関係者

それから一週間後の早朝、ジョギングをしていた目暮警部が、何者かに襲撃されたという情報が入ります。目暮警部はボウガンを使用して撃たれており、襲撃現場には紙で作られた西洋の短剣がありました。それが何を示すのかわからないまま、次の事件が起こります。チョコレートを口にした英理ですが、突然苦しみだして倒れてしまったのです。チョコレートは毒入りで、命に別状はなかったものの処置が遅ければ危ういところでした。

チョコレートが入っていた箱には、包装紙とは異なる紙で花が添えられていました。目暮警部の事件と同一犯の可能性が示唆され、この事件の関係性について考えていたコナンは、阿笠博士を尋ねました。しかし、そこで今度は阿笠博士がボウガンで撃たれる事件が発生します。黒のオフロードバイクを追うコナンでしたが、電動スケボーの調子が悪く、追いつくことはできませんでした。今度は数字の8のような紙製品が見つかります。

あらすじネタバレ③小五郎と英理の過去

一連の事件にトランプのカードが関係していると気がついたコナンは、こう推理します。目暮警部の名前は十三で13のキング、英理の苗字は妃で12のクイーン、阿笠博士は士が漢字の十一で11のジャックです。遺留品は絵札を模しており、被害者は小五郎の関係者でした。彼に恨みを持つ人物として、10年前に刑事だった小五郎が逮捕した元トランプ賭博のディーラーである、村上丈という人物が浮上します。

仮出所をしてから行方不明になっているという村上ですが、ジョーカーという異名を持っており、復讐の可能性が挙げられました。車内でコナンと蘭は、白鳥刑事から二人に関する事件を聞きました。取調室から抜け出した村上は、英理を人質に取ったのです。小五郎は拳銃で村上を撃ちますが、弾は英理の太腿に当たったのです。人質に怪我をさせたことで辞職となり、英理が家を出たのもその後だったと蘭は思い出しました。

あらすじネタバレ④10番目の人物

次の標的が10であることから、小五郎の通うクラブのママ十和子の警護をしていました。しかし、狙われたのはプロゴルファーの辻弘樹で、彼も小五郎の知人でした。彼はコナンたちを乗せて趣味のヘリを操縦していましたが、突然目が開けられなくなります。操縦できない彼に代わってコナンが支援をし、不時着することができました。けれど、目の回復には時間がかかることから、全米オープンへの参加が絶望的となってしまったのです。

続く9の人物は思い浮かばず、8の人物はワインソムリエの沢木公平ではないかと推測します。彼は海洋娯楽施設の「アクアクリスタル」にある、レストラン経営を打診されたと話しました。オーナーの名前は旭勝義で、9の数字を見つけるものの面識がある程度の間柄で疑問が残ります。そのまま沢木の護衛をするために、コナンたちはアクアクリスタルへ足を運ぶこととなりました。

あらすじネタバレ⑤2~8の人物が揃う

アクアクリスタルには、沢木のほかに4人の人物が呼び出されていました。彼らは全員に7、6、4、2という数字が入っていることに気がつきます。3がいないという小五郎に、白鳥刑事は自分の名前が任三郎だと伝えました。8~2までが揃った場で、残る1の人物は工藤新一なのではないかと指摘を受けます。もしも、コナンの姿でなかったとすれば、新一である自分は必ずこの事件に首を突っ込んでいたと考えられ、納得がいきました。

施設の中に入ると、オーナーの姿が見当たらず、内部を調べていくと非常口やエレベーターが封鎖されて閉じ込められてしまうことになります。9の旭はすでに殺されており、7の小山内奈々もまた刺殺されていました。彼女の遺体には右手で掴まれた形跡が残されており、犯人が右利きであることがわかります。容疑者と思われていた村上が左利きであることを思い出したコナンは、犯人がこの中にいる誰かなのだと推理します。

あらすじネタバレ⑥犯人の正体

コナンはみんなのズボンの裾の汚れを確認していました。床に置いていた缶ジュースを、暗闇の中で蹴り飛ばした人物こそが、犯人だと気がついたのです。しかし、突如として爆弾が爆発し、アクアクリスタルの中に大量の海水が流れ込んできました。穴から外で出ようとするものの、展示されていた車の間に蘭が挟まれてしまい、身動きが取れなくなってしまいます。助けようとしたコナンもまた、同様に足を挟まれてしまいました。

蘭が口移しで酸素を送り込んだことで救出を成功させたコナンは、海上に向かって泳いでいきます。浸水していない上層部分に辿り着いたコナンは、小五郎を麻酔銃で眠らせて推理を始めます。事件を起こした真犯人は、ワインソムリエの沢木だったのです。ワイン室で起こったボウガン事件は、彼が自演したものでした。小山内が落書きをしていたワインのコルクがポケットから出てきたことが、決定打となり沢木も犯行を認めました。

あらすじネタバレ⑦人質になる蘭

沢木はバイク事故によって味覚障害になり、その原因を作った人物たちを殺害するための計画を立てました。村上とは偶然出会い、彼に罪を着せるために小五郎の関係者を狙い、カモフラージュを行っていました。行方不明となっていた村上はすでに殺害されていたのです。残っている爆弾を起動させて爆破させた沢木は、脱出のために蘭を人質にしてヘリポートへと向かったのです。逃亡用のヘリは、旭の名前を使って呼んでいました。

旭が不在で操縦士が異常に気付いたことで、ヘリは空中で停止したまま無線を使い連絡を取っています。その間にコナンたちは沢木に追いつき、白鳥刑事は銃を手に人質を解放するよう訴えます。しかし、白鳥刑事の銃の腕はあまりにも下手なものだったのです。沢木はコナンに、その銃を持ってくるよう指示しました。逃亡されてしまえば、人質となっている蘭は間違いなく沢木によって殺害されてしまう、絶体絶命の状況です。

あらすじネタバレ⑧人質を撃った理由

解決策を見つけようとしていたコナンは、過去に小五郎が犯人ではなく英理を撃った理由に気がつきました。そして、銃を構えたコナンはその銃口を、沢木ではなく蘭に向けたのです。足を撃たれた蘭はその場に崩れ落ち、その隙に沢木を小五郎が投げ飛ばして取り押さえました。人質が怪我をしたことで動くことができなくなり、犯人にとっては移動を阻害する要因になってしまうのです。過去の小五郎は、人命を優先したゆえの行動でした。

コナンはハワイで父親から、銃の扱いについて習っていた経験を感謝します。そして、人質となっていた蘭もまた、母親と同じ状況になったことで小五郎がなぜ英理を撃ったのかを知りました。実は、英理は当時その事実に気づいていたと、蘭は後日聞かされます。家を出た理由については、足が痛いのを我慢して料理を作ったのに、不味いと言われたことが原因だったと話したのでした。

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14番目の標的の犯人やオリジナルキャラの声優

誰が犠牲になってしまうのか、あらすじだけでも見逃すことのできない14番目の標的は、やはり面白い作品だとわかります。しかし、物語をさらに面白くしているのは、出演しているキャストの演技も一役買っているはずです。続いては14番目の標的に登場した、オリジナルキャラクターを演じていた声優についても、一覧で紹介します。

村上丈役/鈴木英一郎

名前:鈴木 英一郎(すずき えいいちろう)
生年月日:1961年6月2日(現在57歳)
出身:愛知県
身長:176cm
血液型:不明
職業:声優、舞台俳優
所属事務所:大沢事務所

村上丈役を演じた鈴木英一郎さんの、主な出演作品は「星界の紋章」「デビルマンレディー」「カウボーイビバップ」「∀ガンダム」「アルスラーン戦記」「青の6号」「星界の戦旗III」「クーロンズゲート 九龍風水傳」「エリーのアトリエ ~ザールブルグの錬金術士2~」「アーマード・コア3 サイレントライン」「スパイクアウト ファイナルエディション」「仮面ライダー クライマックスヒーローズ」などが挙げられます。

仁科稔役/鈴置洋孝

名前:鈴置洋孝(すずおき ひろたか)
生年月日:1950年3月6日(56歳没)
出身:愛知県名古屋市
身長:166cm
血液型:A型
職業:声優、俳優、ナレーター、劇団プロデューサー
所属事務所:賢プロダクション

仁科稔役を演じた鈴置洋孝さんの、主な出演作品は「野球狂の詩」「無敵鋼人ダイターン3」「機動戦士ガンダム」「宇宙戦艦ヤマトIII」「ムーの白鯨」「逆転イッパツマン」「超時空要塞マクロス」「ときめきトゥナイト」「超時空世紀オーガス」「超時空騎団サザンクロス」「機動戦士Ζガンダム」「ドラゴンボール」「らんま1/2」「宇宙の騎士テッカマンブレード」「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」などが挙げられます。

宍戸永明役/内海賢二

名前:内海賢二(うつみ けんじ)
生年月日:1937年8月26日(75歳没)
出身:福岡県
身長:162cm
血液型:A型
職業:声優、俳優、ナレーター
所属事務所:賢プロダクション

宍戸永明役を演じた内海賢二さんの、主な出演作品は「狼少年ケン」「魔法使いサリー」「サイボーグ009」「ガンバの冒険」「マグネロボ ガ・キーン」「ずっこけナイトドンデラマンチャ」「Dr.スランプ アラレちゃん」「手塚治虫のドン・ドラキュラ」「北斗の拳」「ストリートファイターII V」「星方天使エンジェルリンクス」「はじめの一歩」「鋼の錬金術師」「ケモノヅメ」「ONE OUTS -ワンナウツ-」などが挙げられます。

小山内奈々役/岡本麻弥

名前:岡本麻弥(おかもと まや)
生年月日:1967年2月3日(現在53歳)
出身:東京都新宿区
身長:161cm
血液型:B型
職業:声優、女優、歌手
所属事務所:合同会社ダーナ・ワークス

小山内奈々役を演じた岡本麻弥さんの、主な出演作品は「機動戦士Ζガンダム」「メイプルタウン物語」「新メイプルタウン物語 パームタウン編」「大草原の小さな天使 ブッシュベイビー」「機動戦艦ナデシコ」「EAT-MAN」「BURN-UP EXCESS」「サイレントメビウス」「Night Walker -真夜中の探偵-」「ももいろシスターズ」「サクラ大戦TV」「ガラスの仮面(2005年版)」「SPEED GRAPHER」「働きマン」などが挙げられます。

沢木公平役/中尾隆聖

名前:中尾隆聖(なかお りゅうせい)
生年月日:1951年2月5日(現在69歳)
出身:東京都
身長:165cm
血液型:A型
職業:声優、俳優、歌手、演出家
所属事務所:81プロデュース

沢木公平役を演じた中尾隆聖さんの、主な出演作品は「宇宙パトロールホッパ」「ゼロテスター」「科学救助隊テクノボイジャー」「伊賀野カバ丸」「それいけ!アンパンマン」「ダッシュ!四駆郎」「ドラゴンボールZ」「楽しいムーミン一家」「おばけのホーリー」「妖精ディック」「王ドロボウJING」「BLEACH」「BUZZER BEATER」「スイートプリキュア♪」「ポプテピピック」「魔法少女サイト」などが挙げられます。

辻弘樹役/谷口節

名前:谷口 節(たにぐち たかし)
生年月日:1947年7月5日(65歳没)
出身:北海道
身長:166cm
血液型:B型
職業:声優
所属事務所:大沢事務所

辻弘樹役を演じた谷口節さんの、主な出演作品は「無敵鋼人ダイターン3」「ブレーメン4 地獄の中の天使たち」「魔法のプリンセスミンキーモモ」「忍者戦士飛影」「それいけ!アンパンマン」「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」「幽☆遊☆白書」「NINKU -忍空-」「Bビーダマン爆外伝」「日本一の男の魂」「HELLSING」「ONE PIECE」「焼きたて!!ジャぱん」「ぼくらの」「ゴルゴ13」などが挙げられます。

秘書役/百々麻子

名前:百々麻子(どど あさこ)
生年月日:1967年11月8日(現在52歳)
出身:神奈川県
身長:160cm
血液型:B型
職業:声優、舞台女優
所属事務所:賢プロダクション

秘書役を演じた百々麻子さんの、主な出演作品は「行け!稲中卓球部」「ゲゲゲの鬼太郎(第4作)」「それいけ!アンパンマン」「逮捕しちゃうぞ」「B'T-X」「金田一少年の事件簿」「夢のクレヨン王国」「烈火の炎」「おじゃる丸」「Bビーダマン爆外伝」「幻想魔伝 最遊記」「六門天外モンコレナイト」「ONE PIECE」「こみっくパーティー」「サイキックアカデミー煌羅万象」「RAGNAROK THE ANIMATION」などが挙げられます。

14番目の標的のタイトルの意味

豪華なキャストを起用して、最高のあらすじが展開される14番目の標的でした。しかし、結末を知ると14番目の標的というタイトルの意味に、疑問を抱いた人もいるのではないでしょうか?続いては14番目の標的というタイトルの意味についても、順番に考察していきます。犯人や結末がわかった上でも疑問の残るタイトルですが、あらすじを知り考察を読んでいくことで理解できる部分があるかもしれません。

本来なら13番目の標的のはず

名探偵コナン 14番目の標的の被害者は、トランプの数字になぞらえてエースまでを順番に辿っていきます。しかし、誰もが知るようにトランプには数字がキングの13までしかありません。実際にターゲットとなった最初の人物も、目暮十三警部で13の人物でした。だというのに、タイトルは「14番目の標的」となっているのは、おかしいと感じた人も多いはずです。制作側が数字を間違ったのか?と思っても不思議ではありません。

ちなみに、目暮警部と白鳥警部の下の名前に関しては、14番目の標的の映画のために考えられたようです。しかし、肝心の14番目の標的の意味については、結末までを観てもわかるように、映画の中で明確に明かされることはありません。13番目の標的というタイトルでも問題はないはずですが、トランプの数字が関連しているという情報を悟らせないためのミスリードの可能性も、もしかするとあったのかもしれません。

14番目の標的は毛利蘭のこと?

タイトルの意味に疑問が残る14番目の標的ですが、実はこの14番目の標的というのは、毛利蘭のことを指すのではないかと考えられています。実際に、結末の前には人質にされてしまった毛利蘭ですが、コナンは蘭を助けるためにその足を銃で撃つことをしました。これはかつて毛利小五郎が、妻の妃英理を助けるためにとった行動と同じだったのです。本作の見どころのひとつでもあり、過去とリンクするとても重要なシーンです。

犯人の沢木公平のターゲットの中には、13人の人間しか存在していませんでした。しかし、映画のタイトルではこの場面を連想したタイトルをつけたのではないか、と考えられています。つまり、14番目の標的とは毛利蘭のことなのではないかと予想されているのです。そうすれば辻褄も合いますし、タイトルもミスリードなどではなく偽りのないものになります。結末までを知った上でなら、納得できるタイトルではないでしょうか?

14番目の標的の蘭とコナンのキスシーン

犯人の動機はくだらないものの、結末までの展開は面白い14番目の標的です。そんな14番目の標的の中には、名探偵コナンの中でも見どころといえるシーンが登場します。続いては14番目の標的のAの予感についてと、結末に向けて登場する蘭とコナンのキスシーンについても順番に紹介します。蘭と新一の恋模様が気になって名探偵コナンを観ているファンも多いはずですが、この二人のまさかのキスシーンは必見です。

Aの予感とは?

村上丈が犯人だと思われていた時、元ディーラーの村上丈が出所したと情報が入ってきます。そこで少年探偵団のメンバーの歩美が、トランプ占いをして遊んでいたのです。そこにAの予感という結果が出てきていました。これについてどういう意味なのだろうか?とわからないまま、結末を迎えてしまった人もいるはずです。実はこのAの予感というのは、当時流行っていたABCというものが関係していると予想されていました。

いわゆる「チョベリグ」「チョベリバ」という言葉が流行した時代に、ABCという言葉も知られていました。これはAがキス、Bがボディタッチ、Cがそれ以上の行為という意味を持っています。つまり恋愛に関する占いの結果が出ていて、コナンはAのキスをする予感があると予告されていたのです。当時まだ幼かったファンは、この意味に気がつかなかったという人も多かったようです。この先の展開を予感させる占いでした。

蘭とコナンのキスシーン

そんなコナンが、映画の中で蘭とキスをするシーンが実際に登場します。これまでの名探偵コナンの中にも、新一と蘭や平次と和葉のような、男女の恋愛模様が少しだけ描かれる部分も登場していました。しかし、今回はそんな匂わせといえるようなシーンではなく、実際にキスをしているのです。これは物語の終盤で、爆発に巻き込まれた蘭とコナンが車に脚を挟まれてしまい、水中で身動きが取れなくなってしまった時のことでした。

酸素が無くなりかけていた二人ですが、蘭が最後の力を振り絞って、コナンにキスをして酸素を送り込んだのです。絶体絶命のピンチという状況でありながら、水中でのキスシーンはとてもロマンチックでした。後に新一のカードであるエースをずっと握り締めていたという蘭に、助けられたのは自分の方だと思うコナンでした。結末まである見どころの中でも、特に注目のワンシーンだったといえるはずです。

14番目の標的に関する感想や評価

犯人の動機や、結末までのあらすじネタバレを紹介してきた14番目の標的ですが、作品に対する感想や評価なども気になるのではないでしょうか?続いては名探偵コナン 14番目の標的を実際に鑑賞したという人の、Twitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

名探偵コナンの劇場版シリーズの中でも、14番目の標的が上位に食い込んでくるという人は多いようです。初期の映画ではありますが、名シーンも多く脚本も面白いので、ファンの印象にも残りやすいのかもしれません。人気キャラクターが増えてきている新作ですが、旧作もまだまだ負けていないということなのではないでしょうか?

何気ないワンシーンが可愛かった、という感想もありました。緊迫したシーンやシリアスなシーンも多い中で、心が和むワンシーンかもしれません。中身は高校生の工藤新一のはずですが、小さな子どものように食べかすをつけて食事を楽しむコナンの姿は、母性本能を擽られそうです。

主題歌を担当しているZARDの楽曲が、成長するにつれて響く楽曲だと気がついたという感想もありました。決して激しく盛り上がる楽曲ではありませんが、歌詞の意味などを理解した上で聴くと、沁みるものがあるのかもしれません。かつて何気なく聞き流していたという人も、大人になった今だからこそ聴いてみると、違った感じ方ができるかもしれません。

14番目の標的の犯人まとめ

名探偵コナン 14番目の標的の犯人について、動機やネタバレをまとめて紹介しました。これまでに映画を観たことがあったという人でも、改めて細かい情報を知って、気づいた点もあるのではないでしょうか?名探偵コナンの映画史上の中でも、印象に残る名シーンも多い作品だったはずです。

残念ながら2020年は、新型コロナウイルスの影響によって新作の公開が延期になってしまいました。しかし、年々興行収入を増やしている名探偵コナンの人気は、まだまだ衰えることはありません。14番目の標的の頃と比較をしても、新しいレギュラーキャラクターも増えてきています。このタイミングだからこそ、改めて歴代の映画シリーズを視聴し直してみるというのも良いのではないでしょうか?

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