2020年10月20日公開
2020年10月20日更新
【名探偵コナン】小泉紅子の正体は魔女?声優や怪盗キッドとの関係も紹介
小泉紅子は、「まじっく快斗」と「名探偵コナン」に登場する女性キャラクターです。「まじっく快斗」では本物の魔女という設定であり、自他共に認める美少女でもあります。作中では、唯一自分の虜にならない怪盗キッドを落とそうと躍起になっていましたが、いつしか自分が彼に好意を抱くようになります。この記事では、小泉紅子の正体や怪盗キッドこと黒羽快斗との関係、歴代のアニメの声優などを紹介していきます。
小泉紅子とは?
まじっく快斗の概要
「まじっく快斗」は、小学館が刊行する少年誌「週刊少年サンデー」にて1987年26号から連載されている漫画です。不定期に連載されており、現在5巻まで発売されています。作者は「YAIBA」や「名探偵コナン」を手掛ける青山剛昌です。「名探偵コナン」と同一の世界線という設定であり、「名探偵コナン」の主要キャラクターたちも登場します。
一回目のテレビアニメは、2010年4月から2012年12月に放送されました。アニメーション制作はトムス・エンタテインメント、監督は平野俊貴、シリーズ構成は宮下隼一が担当しています。二回目は、2014年10月から2015年3月にかけて放送されました。アニメーション制作はA-1 Pictures、監督は工藤進が担当しました。
まじっく快斗の主題歌
「まじっく快斗1412」1クール目OP
「まじっく快斗1412」の1クール目にあたる第1話から第12話に起用されたオープニング楽曲は、LAGOONのデビューシングル「君の待つ世界」です。作曲と編曲は立山秋航、作詞はMIZUEと立山秋航が手がけました。LAGOONは、2014年から2016年まで活動していたロックバンドです。本楽曲は、オリコンで30位にランクインしています。
「まじっく快斗1412」2クール目OP
「まじっく快斗1412」の2クール目にあたる第13話から第24話に起用された楽曲は、2015年2月4日にリリースされたCHiCO with HoneyWorksの楽曲「アイのシナリオ」です。本楽曲は、オリコンで16位にランクインしています。作詞、作曲、編曲全てHoneyWorksが担当しています。
「まじっく快斗1412」1クール目ED
「まじっく快斗1412」1クール目エンディング曲に起用されたのは、2014年11月26日にリリースされたREVALCYの楽曲「WHITE of CRIME」でした。REVALCYは、2014年から2018年に活動していた音楽ユニットです。作詞は井上秋緒、作曲と編曲は浅倉大介が担当しています。オリコンでは、63位にランクインしました。
「まじっく快斗1412」2クール目ED
「まじっく快斗1412」2クール目のエンディング曲は、2015年3月11日にリリースされたGalileo Galileiの8枚目となるシングル「恋の寿命」でした。作詞は尾崎雄貴、作曲と編曲はGalileo Galileiが担当しています。オリコンでは、25位にランクインしています。Galileo Galileiは、2007年から2016年まで活動していたロックバンドでした。
小泉紅子のプロフィール
小泉紅子は、「まじっく快斗」と「名探偵コナン」に登場する女子高生キャラクターです。「まじっく快斗」の主人公・怪盗キッドこと黒羽快斗と、ヒロインの青森青子が通う江古田高校に転校してきました。ストレートロングの髪を持つ自他共に認める美少女であり、男子生徒からもモテます。プライドが高く自分に自信持っており、立ち振る舞いも上品で堂々としています。
正体は赤魔術を使う魔女であり、魔法陣や召喚魔法を使ったり、ホウキに乗って空を飛ぶこともできます。怪盗キッドの正体が黒羽快斗であることに気づいています。黒羽快斗と交流を通すうちに思いを寄せるようになります。中森青子とは恋のライバルではありますが、良き友人関係を築いていました。
小泉紅子の家族
小泉紅子は、赤魔術を使う本物の魔女です。住んでいる家も木々が生い茂った西洋風の館で、魔女を想起させるものとなっています。家族構成は、現段階ではっきりとしたことは不明ですが、小泉紅子の身の回りの世話をしている執事が1人登場しています。
小泉紅子は女王様キャラ
小泉紅子は、2月14日のバレンタインデーが近づいた時期に、江古田高校の黒羽快斗たちのクラスに転校してきました。自他共に認める美少女で、全ての男性は自分の虜であると発言しています。その言葉通り、度々男子生徒に囲まれては貢物をもらっています。美人に弱い中森青子も、彼女の大人っぽい魅力に惹かれ尊敬している様子があります。
小泉紅子の正体や能力・強さ
小泉紅子の正体は魔女
小泉紅子は、2月14日のバレンタインデーが近づいてきた時に江古田高校に転校してきました。ミステリアスでセクシーな雰囲気の美少女でしたが、その正体は赤魔術を使いこなす魔女でした。自分の魅力に惹かれない怪盗キッドを落とすため、赤魔術を使用していました。魔女の衣装は露出が高いもので、蛇のモチーフのアクセサリーをつけ、マントを羽織っています。
小泉紅子の使う魔法や能力
小泉紅子は、赤魔術と呼ばれる魔法を使う本物の魔女です。魔女の定番ともいわれるホウキで空を浮遊すること、呪いの魔法、召喚魔法、魔法陣を作ったりなど、使用できる魔法の種類は様々です。なんでもできる最強キャラクターであるとされていますが、涙を流すと魔力がなくなるという大きな欠点も存在します。
小泉紅子の名探偵コナン世界での存在
「まじっく快斗」と「名探偵コナン」は、世界線が同じです。しかし、「まじっく快斗」の小泉紅子は、魔女というファンタジー要素の強いキャラクターです。ミステリー作品である「名探偵コナン」の世界では浮いてしまいます。そのため、「名探偵コナン」の作中では、小泉紅子が魔女であるという設定はないようです。
小泉紅子のアニメ声優
小泉紅子の声優①林原めぐみ
歴代で、小泉紅子の声を演じてきたアニメの声優を紹介していきます。1人目は、林原めぐみです。アニメ「名探偵コナン」や、OVAなどで小泉紅子役を演じました。林原めぐみは、東京都出身1967年3月30日生まれです。声優としてのデビュー作は、1986年3月から1988年3月に放送された高橋留美子原作のアニメ「めぞん一刻」でした。1989年からは、歌手としても活動しています。
1988年4月から1989年3月にかけて放送されたアニメロボットアニメ「魔神英雄伝ワタル」にて、初めて主要キャラクター役を演じます。その後、高橋留美子原作の格闘アニメ「らんま1/2」で女らんま役と幼少期のらんま役に抜擢され注目を集めます。代表的な出演作に、「新世紀エヴァンゲリオン」綾波レイ役、「大好き!ハローキティ」キティ役、「天使な小生意気」天使恵役、「龍の歯医者」夏目柴名役などがあります。
小泉紅子の声優②沢城みゆき
沢城みゆきは、1作目のアニメ「まじっく快斗」にて小泉紅子役を演じました。沢城みゆきは、1985年6月2日長野県で生まれ東京都で育ち、声優事務所は青二プロダクションに所属しています。弟に、同じく声優として活躍する沢城千春がいます。声優としてのデビュー作は、キャラクターデザインをこげどんぼ*が手がけたことで知られる「デ・ジ・キャラット」です。
16歳の時に、宇野亜由美原作のコメディアニメ「しあわせソウのオコジョさん」の主人公・コジョピー役を演じ、注目を集めます。第3回声優アワード助演女優賞、第4回声優アワード主演女優賞などの受賞歴があります。モンキー・パンチ原作のアニメ「ルパン三世」の三代目・峰不二子に抜擢されたことでも話題となりました。代表的な出演作に、「おねがいマイメロディ」小暮駆役、「CANAAN」カナン役などがあります。
小泉紅子の声優③喜多村英梨
喜多村英梨は、テレビアニメ「まじっく快斗1412」にて小泉紅子役を演じました。喜多村英梨は、東京都出身1987年8月16日生まれです。子役から活動しており、声優としてのデビュー作は、2003年4月から9月にかけて放送されたGONZOが制作したアニメ「LAST EXILE」でした。歌手としても活動しており、2004年4月21日にファーストシングルの「Before the Moment」をリリースしています。
2005年10月から2006年9月に放送されたアクションアニメ「BLOOD+」で主人公の音無小夜役を演じ、注目を集めます。代表的な出演作に、2006年4月から9月にかけて放送されたファンタジーアニメ「シムーン」アムリア役、2007年4月から9月にかけて放送された木村太彦原作のラブコメディアニメ「瀬戸の花嫁」不知火明乃役、西尾維新原作のアニメ「物語」シリーズの阿良々木火憐役、「かなめも」東ひなた役などがあります。
小泉紅子と怪盗キッド(黒羽快斗)の関係
関係①小泉紅子は怪盗キッドの正体を知っている
小泉紅子は、早い段階で怪盗キッドの正体が黒羽快斗であると見抜いています。マジシャンと魔女は、古くから相容れない存在同士であるとして対立してきたといいます。唯一自分の虜にならない悔しさもあり、小泉紅子は怪盗キッドを落とそうと執念を燃やします。
関係②小泉紅子は快斗に惚れている?
怪盗キッドこと黒羽快斗は、唯一小泉紅子の虜になりませんでした。小泉紅子は悔しさから、自分の虜にしようと躍起になります。最終的に落とすことはできませんでしたが、いつしか逆に自分が怪盗キッドに好意を抱くようになります。それからというもの、黒羽快斗の幼なじみで恋のライバルでもある中森青子には宣戦布告をしています。
小泉紅子の名シーン
名シーン①「世界中の男は全員わたしの虜」と言うシーン
小泉紅子は、バレンタインデーが迫る季節に黒羽快斗や中森青子たちのクラスに転校してきました。誰もが見惚れる美少女であり、周囲の男子生徒からは度々貢物をもらっています。本人も自分の魅力に自信を持っており、世界中の男は全員わたしの虜であると発言しています。
名シーン②怪盗キッドを虜にしようとするシーン
男性を虜にする小泉紅子ですが、マジシャンである黒羽快斗だけは興味を示しませんでした。マジシャンと魔女は相容れない存在として、古くから対立関係にあったといいます。小泉紅子は、黒羽快斗も自分の虜にさせようと躍起になります。しかし、いつしか自信が彼に好意を抱くようになるのでした。
名シーン③赤魔術を使うシーン
小泉紅子は、赤魔術を扱う魔女です。「まじっく快斗」の作中でも、度々赤魔術を使っています。人形の涙や龍のひげなどを用いて何かを作っていたり、怪盗キッドの形を模した藁人形に釘を打って使って苦痛を与えたり、邪神ルシュファーから預言を聞いてアドバイスを送るなどのシーンも登場しました。
小泉紅子に関する感想や評価
まじっく快斗最新話のキタエリ赤子可愛すぎだから〜〜〜乙女かわゆす。
— 中途半端 (@410dgs) November 24, 2014
2014年10月から2015年3月に放送されたテレビアニメ「まじっく快斗1412」で小泉紅子薬を演じた声優は、喜多村英梨でした。喜多村英梨が演じた小泉紅子が可愛かったといった感想も多くありました。
まじっく快斗の紅子ちゃんが、魔女が涙を落としたら力を失ってしまうという理由で泣かない設定なのがすごく好きなんですけど、アポクリの天草くんも泣かなさそうなんだよね、同じ理由でね
— かわたり (@qawatari) October 3, 2017
小泉紅子は、赤魔術を使う本物の魔女です。赤魔術を使いこなす魔女の小泉紅子ですが、涙を流すことで魔力を失うという大きな欠点があります。そのため、小泉紅子は泣くことができません。この設定が好きだという感想もありました。
まじっく快斗、紅子ちゃんだけ世界観違うとか言われてるけど、ぶっちゃけ大人が子供になることに比べたらどっちもどっちだと思う。
— 藍果 (@aikarinks) November 9, 2014
「まじっく快斗」と「名探偵コナン」は同じ世界線の話とされています。「まじっく快斗」がファンタジー的な要素があるのの対し、「名探偵コナン」は現実的なミステリー作品となっています。「名探偵コナン」に登場する小泉紅子は、魔女という設定はありません。「名探偵コナン」も少し非現実的な部分があるから魔女という設定のままでもいいのではないかといった感想も多くあります。
快斗と青子ちゃんと紅子ちゃんの関係めちゃんこ好き
— ❤️💚🦍まちむらちむ🦍❤️💚 (@_chimoon) August 31, 2015
青山先生のそういうかわいいのすき
「まじっく快斗」で小泉紅子は、自分の虜にならない黒羽快斗を落とそうと躍起になります。しかし、いつしか自分が彼に好意を抱くようになりました。小泉紅子は、恋のライバルでもある黒羽快斗の幼なじみ・中森青子と良き友人関係を築いています。小泉紅子は中森青子の純粋さを好いている様子があり、中森青子は小泉紅子を尊敬している様子があります。2人の関係が好きといった感想もありました。
紅子ちゃんの魔女衣装かわいすぎいいい
— ゆーん (@2424yu) November 1, 2014
小泉紅子の魔女の衣装は、露出の高く、蛇のモチーフがあしらわれ、マントを羽織ったエジプトを思わせる大人っぽいデザインとなっています。小泉紅子の魔女の衣装がかわいいといった感想も多くありました。
小泉紅子まとめ
「まじっく快斗」と「名探偵コナン」に登場するキャラクター・小泉紅子のかわいい魅力や、アニメの声優、怪盗キッドとの関係などを紹介してきました。歴代で小泉紅子役を演じた声優は、林原めぐみ、沢城みゆき、喜多村英梨の3人でした。赤魔術を使いこなす魔女であり、怪盗キッドに好意を抱く美少女キャラクターでした。