【名探偵コナン】沈黙の15分（クォーター）のあらすじ・犯人をネタバレ！感想や声優は？

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は劇場版『名探偵コナン』シリーズの第15作目であり、映画15周年を記念した作品となっています。シリーズの中でもトップクラスの本格ミステリーとなっていて、雪原で巻き起こる殺人事件と美しい雪景色も印象的な劇場版作品となっています。ここからは『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の基本情報をまとめていきましょう。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は2011年4月16日に公開された劇場版第15弾であり、劇場版『名探偵コナン』シリーズの15周年記念作品と銘打たれました。興行収入は31億5000万円を記録し、『第35回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞』を受賞するなど高い評価を受けました。主題歌は『名探偵コナン』の主題歌を数多くの担当したB'zの 「Don't Wanna Lie」が起用されました。

本作の舞台は作中では新潟県とされていますが、実際のダムのモデルとなっているのは日本で最も有名と言われる黒部ダムです。黒部ダムは富山県にありますが、雪深いイメージの強い新潟県に舞台を移しています。劇場公開当時の公式サイトと実写エンディングには黒部ダムが使用されていて、映画「名探偵コナン 沈黙の15分」の聖地としてもファンに好評を博しています。

映画『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の制作スタッフを見ていきましょう。15周年記念作品のため、制作スタッフにも力を入れています。監督は二人体制を取っており、多くの劇場版作品で監督を務めた山本泰一郎が総監督を担当し、世界的にも評価の高い静野孔文が監督を担当しています。脚本はコナンの映画ではおなじみの古内一成が担当しています。

本作から山本泰一郎が総監督に就任するという事で、コナンの体制にも変化が訪れています。3代目の監督に選ばれたのは静野孔文であり、本作と次作『11人目のストライカー』は二人体制で政策が行われました。静野は第17作『絶海の探偵』で本格的な監督デビューを果たし、いまではコナンの劇場版の監督としてなじみの人物となっています。

ここからは『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじをネタバレ紹介していきましょう。劇場版は毎回スケールの大きい話が多いですが、『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は地下鉄爆破から始まり、雪原での殺人事件、雪原での犯人との遭遇など見所が詰まった作品となっています。ラストでは過去と現在を結ぶ謎明かされる本格ミステリーとしても評価が高くなっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ①は『8年前』です。8年前、雪深い森の中にある新潟の北ノ沢村で立原冬馬という少年が何者かに追いかけられていました。追いかけられた7歳の立原冬馬はがけから転落してしまいます。そして、犯人はそんな冬馬を見下ろしていました。そして、物語は現代へと移っていきます。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ②は『都知事への脅迫状』です。東京都に新たな路線である東都線が開通することになりました。開通式典には東京都知事の朝倉優一郎が参加しており、その式典には警察官の護衛が多数いて厳戒態勢が行われていました。それは前の日の午後に、朝倉都知事の自宅に脅迫文が送られてきたからでした。

そこには都知事を批判する内容とともに『都知事の生殺与奪の権は我が掌中にあり』という一文があったため、警察は厳重な警護をしていました。そんな中で電車は走り始め、都知事も乗車していました。コナンたちは開通する電車の下を偶然車で通りかかり、トンネルの上を通る東都線について話していました。そんなコナンたちがトンネルを通ると、トンネルに爆弾が仕掛けられていることに気が付きます。

そのトンネルが崩れてしまえば東都線も落下してしまいます。コナンは新一の声で警察に電話し、緊急停止させてなんとか死人が出ることは防ぎました。都知事を守ることに成功したものの、コナンは犯人の影を見ていて、都知事の過去の経歴に関りがあると考えます。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ③は『北ノ沢村へ』です。朝倉都知事が知名度を上げた功績に、国土交通省の大臣時代のダム建設がありました。5年の早さで新潟県の北ノ沢村へダムを作り、村民を説得して村を移すことに成功したことで政治手腕を高く評価されていました。コナンはそのことが今回の爆破事件と関連していると考えられたため、『北ノ沢村』へ向かうことになりました。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ④は『北ノ沢村出身の5人』です。そこにはダム建設によって村が移設した5周年記念行事があり、都知事が参加する予定であったことを突き止め小五郎、蘭、園子、阿笠博士、歩美、元太、光彦、灰原と共に北ノ沢村に向かいます。そこで北ノ沢村出身の5人の若者に出会い、村ではダム建設の際に様々な意見で村人同士の対立が起こっていたことを知ります。

さらに刑務所帰りの男たちが村を嗅ぎまわっていて、コナンはこの村で何らかの犯罪計画が進行しているのではないかと疑い始めていました。そして8年前に何らかの事件があったことが分かります。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ⑤は『記憶のない立原冬馬』です。少年探偵団たちがユキの中で遊んでいると、一人の男の子が窓越しに話しかけてきます。パジャマ姿で元気のなさそな男の子でしたが、その子は何と8年間の昏睡状態から目覚めた立原冬馬でした。立原冬美は喜びますが、冬馬は8年という時の流れについていけずに戸惑う様子を見せていました。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のあらすじネタバレ⑥は『殺人事件の発生』です。翌日、スノーシュートレッキングをして雪道を進んでいたコナンや小五郎たちは殺されている氷川を発見します。氷川を殺した犯人も不明でしたが、雪深い雪原で氷川が何をしていたのかも謎でした。コナンは8年前のことを調べて、氷川や山尾が8年前の強盗事件に関わっていると推理します。

氷川はそのことが原因で殺され、8年前の冬馬の転落事件にも関わっていると考えます。そんな中で、冬馬と共に探検をしていた少年探偵団たちは謎の人物から銃撃を受けます。雪原の中を逃げ続ける探偵団たちでしたが、捕まる寸前のところでコナンと灰原が駆け付けます。そして犯人の狙いがダムの破壊であるという推理に従って、犯人のたくらみを止めるためにダムに向かいます。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の犯人やラストまでのネタバレ紹介に入りましょう。数多くの陰謀が渦巻く雪原でコナンたちは犯人に追われることになります。そして過去に起こった事件が明るみになるにつれて複雑に絡み合った人間関係が明らかになっていきます。ラストでは犯人の動機なども明かされ、雪崩に巻き込まれるラストシーンなどへと繋がっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の結末ネタバレ①は『犯人の正体』です。強盗犯である山尾は8年前に宝石を隠しましたが、出所後には村はダムに沈んでしまいました。それを取り出すためにダムを爆破する計画を立てていましたが、そのことを氷川に気づかれて脅されていたことが明らかになります。爆破ボタンを押そうとする山尾と対峙したコナンと冬馬でしたが、逆に山尾に追い詰められてしまいます。

追い詰められたコナンたちを助けたのは猟銃を持って駆け付けた遠野みずきでした。彼女の助けで山尾を取り押さえることに成功しましたが、その瞬間冬馬の記憶が戻り、8年前に彼を追いかけたのは遠野みずきであることが判明します。さらに猟銃で狙っていたのも遠野みずきであり、彼女の妹が車に轢かれてしまったのは遠野みずきのせいであったことを告白します。そこを冬馬に見られ、口封じをしようとしていたのでした。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の結末ネタバレ②は『雪崩に巻き込まれたコナン』です。8年前の真相が明らかになり、事件が無事解決したと思われていました。しかし、山尾が仕掛けていた爆弾が爆発してしまい、ダムが決壊してしまいます。コナンはスノボーで追いかけますが、村を助けるためには雪崩を起こして水をせき止めるしかないと考え、人為的に雪崩を起こします。

水を止めることには成功したものの、雪崩に巻き込まれて埋まってしまったコナン。雪の中に埋もれてから救出までに15分以上かかると生存率が急激に下がってしまうため、蘭たちは急いで救助に向かいます。なかなか見つからず、15分というタイムリミットが迫っていきます。そこで蘭は最後の頼みの綱である新一に電話をかけると、雪の中で意識を失っていたコナンが目を覚まし、何とか脱出することに成功するのでした。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧を見ていきましょう。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は15周年記念作品なので、ゲストキャラクターには多くの人気声優が起用されています。また10周年を超えたころからゲスト声優として著名人を起用することも多くなっており、『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』でもゲスト声優が起用されています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧①は立原冬美役の飯塚雅弓です。北ノ沢村診療所の看護師であり、冬馬の母親である立原冬美役には高い実力で知られる飯塚雅弓が起用されました。作品のメインキャラクターとして活躍しています。

飯塚雅弓は1977年1月3日生まれの女性声優であり、女優としても活躍しています。『ポケットモンスター』のカスミ役で大ブレイクを果たした人気声優であり、女優もやっているので演技力に定評があります。代表作に『ポケットモンスター』シリーズのカスミや『魔術士オーフェン』のクリーオウなどがあり、幅広い世代に支持されている人気声優となっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧②は山尾渓介役の難波圭一です。無職で元服役囚であり、ひき逃げ事件なども起こしている凶悪な男である山尾渓介役にはベテラン声優の難波圭一が起用されました。本作のきっかけとなる事件を巻き起こす重要キャラクターを好演しています。

難波圭一は1957年8月26日生まれの男性声優であり、ナレーターや俳優としても活躍しています。爽やかな声質で知られていて、『タッチ』の上杉和也役を担当していることでも知られているベテラン声優となっています。近年の出演作に『金田一少年の事件簿』の佐木竜太や『聖闘士星矢 セインティア翔』の魚座のアフロディーテなどがあります。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧③は氷川尚吾役の関俊彦です。保険調査員であり、陰湿な性格でトラブルメーカーとなる氷川尚吾役には低音ボイスで数々の人気キャラクターを演じている関俊彦が起用されています。スタンガンを所持するなど怪しい男を好演しています。

関俊彦は1962年6月11日生まれの男性声優であり、低音ボイスでも知られています。メガヒット作品『最遊記』シリーズで玄奘三蔵の声を担当しており、長年演じている代表作となっています。その他には『機動戦士ガンダムSEED』のラウ・ル・クルーゼや『NARUTO -ナルト-』のうみのイルカなども人気が高く、アニメファンから絶大な支持を獲得しています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧④は遠野みずき役の朴璐美です。ロッジ「KITANOSAWA」の従業員であり、8年前に妹を亡くしている遠野みずき役には超人気声優の朴璐美が起用されています。遠野みずきは本作の犯人であり、序盤から終盤まで終始で重要なキャラクターでした。

朴璐美は1972年1月22日生まれの女性声優であり、圧倒的な人気を誇る声優として知られています。数多くのイケメンキャラの声を担当しており、『鋼の錬金術師』シリーズのエドワード・エルリックや『BLEACH』の日番谷冬獅郎などは絶大な人気を獲得しています。彼らがアニメ界を代表するイケメンキャラになったのは朴璐美が声優をしたことが大きいとも言われています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧➄は武藤岳彦役の江川央生です。木彫り職人であり、山小屋で一人暮らしをする武藤岳彦役には男性キャラクターの低音ボイスで人気の江川央生が起用されています。不器用な職人気質な男を江川央生の低音ボイスでしっかりと表現しています。

江川は央生1962年9月13日生まれの男性声優であり、ナレーターとしても活躍しています。『SLAM DUNK』の牧紳一や『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のキラービーなどの人気キャラクターの声を担当していることでも知られています。低音ボイスでも人気の高い実力派声優です。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧⑥は立原冬馬役の宮田幸季と三瓶由布子です。8年間の眠りから目覚める少年を二人の声優が幼少期と少年時代に分けて演じています。幼少期は少年の声を数多く演じている人気声優・三瓶由布子が、15歳になった立原冬馬には実力派声優の宮田幸季がそれぞれ起用されています。

15歳に成長した立原冬馬役を担当している宮田幸季は1972年10月9日生まれの男性声優であり、『第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門』を受賞するなど高い実力で知られています。『Free!』の似鳥愛一郎や『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』の不二咲千尋などでも人気の声優です。

7歳の時の立原冬馬役を担当している三瓶由布子は1986年2月28日生まれの女性声優であり、若手声優でありながら高い評価を獲得しています。近年数多くの主演作品があり、『エリアの騎士』の逢沢駆や『おしりたんてい』のおしりたんてい、『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のうずまきボルトなどで主演を担当します。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のオリジナルキャラの声優一覧➆は渡部役の渡部陽一です。本作で刑事として登場した渡部役にはゲスト声優として戦場カメラマンの渡部陽一が起用されています。近年ではゲスト声優として著名人が起用されることも少なくないため、本作でもゲスト声優が登場しています。

渡部陽一は1972年9月1日生まれの戦場カメラマンです。ゆっくりとした語り口で人気を獲得しており、バラエティー番組などでも活躍しています。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』への出演は多くのファンが驚きました。

ここでは『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の8年前の罪やタイトルの意味をネタバレ解説していきます。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は本格ミステリーであり、過去に起きたことが時を経て新たな事件につながっていくというストーリー構成となっています。雪深い村でのミステリーが劇場版ならではのスケールで描かれていることも魅力となっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説①は『東都線爆破の目的』です。事件の発端となる東都線爆破の目的は北ノ沢村のスノーフェスティバルへの参加を阻止することにありました。北ノ沢村で事件を起こそうとしていた犯人グループにとっては都知事が出席して、報道陣が殺到することを避けたかったという狙いがあり、大規模な爆破を仕掛けました。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説②は『みずきが山尾を許さない理由や罪の重さ』です。ひき逃げをして8年間の刑期を終えてきた山尾をまだ憎み続けるみずきですが、妹の死の原因はみずきによるものが大きかったことが後に判明します。この山尾への憎しみは自分自身の後悔を表しており、山尾への怒りは自分への怒りを投影していたと考えられています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説③は『みずきの罪責』です。妹の死に対するみずきの罪がどうなるかを考察するファンも多くいます。口論の末に妹を突き飛ばしてしまったみずきですが、殺意はありませんでした。実際この時点で自首していたとすれば、傷害致死罪が適用される可能性が高く、みずきは3年以上の懲役になると考えられています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説④は『山尾の犯した罪と刑期』です。山尾は強盗を犯しましたが、これはバレていなかったためみずきの妹をひき逃げした罪で懲役刑を受けています。これは飲酒運転とスピード違反、免停中という事も鑑みて、懲役8年とかなり重い量刑が課されています。5〜6年の刑期で済む場合もありますが、山尾の場合は飲酒運転というのがかなり量刑を重くしました。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説⑤は『言葉は刃の意味』です。『言葉は刃』は喧嘩する元太と光彦にコナンが忠告するシーンでのセリフですが、これは北ノ沢村で出会った人たちに向けるセリフでもありました。妹との口論で取り返しのつかないことになってしまったみずきや8年ぶりに集まった同級生5人たちのダムを巡る関係性の悪化などに対するセリフであったことがラストでわかる構成になっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説⑥は『冬馬と幼なじみ・少年探偵団との対比』です。冬馬と幼なじみたちの関係性は複雑で悲しいものとなっています。8年という時間で精神と肉体の乖離が起こっているため、同級生たちとは距離感ができていました。しかし、冬馬がこん睡状態になったときと同年代である少年探偵団とは打ち解けている様子が描かれて、時の流れの悲しさが描かれました。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のネタバレ解説⑦は『沈黙の15分の意味』です。15周年記念作品のために15がキーワードとなっています。「沈黙の15分」はラストでコナンが雪崩に巻き込まれて、蘭たちが必死で探す15分を表していました。ラストの救出シーンも好評で、見ている人も固唾を飲んで見守る沈黙の15分間は涙を流すファンもいたほどでした。

ここからは『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』がひどいといわれる理由を考察していきましょう。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は15周年記念作品として原点回帰となる本格ミステリーに挑戦し、序盤からアクションシーンを入れるなどラストシーンまでスケールの大きな作品となりました。しかし、ファンの間では賛否が分かれる作品となっていて、否定的な意見も多くある劇場版作品となっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のひどいといわれる理由①は『アクション重視になった？』です。雪原の本格的なミステリーと銘打たれていた本作ですが、序盤から派手な爆発シーンがあるなどアクション重視のストーリーとなっていました。15周年記念作品ということでかなり派手な演出があり、推理よりもアクションシーンに目が行ってしまった人が多かったと言われています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』が劇場版作品の中でも人気が低いのはこうしたアクションシーン先行のストーリーのせいと考えられていて、『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は賛否が分かれる作品となってしまっています。否定的な感想が多くあるのも本格ミステリー映画というよりもアクション映画になっていたという点があるからです。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』のひどいといわれる理由②は『犯人の動機』です。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』はラストシーンで明かされる犯人の動機が理解できないと言われてしまうことがある作品です。金銭目当てでダムを破壊しようとする犯人であったり、犯行現場にいた子供に目撃されただけで昏睡状態から目覚めた直後を猟銃で狙ったりと安易な動機付けがコナンっぽくないと批判されています。

ここでは『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は劇場版15周年記念作品として注目されていて、そのラストシーンや主題歌なども注目されています。ファンには賛否の分かれている作品となっているので『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』に関する感想や評価はネット上でも数多く見ることができます。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』は面白くないと言われることも多い作品となっています。アクションシーンも多いものの、中盤ではスピード感があまりないため退屈に感じる人も多くいたと言われています。ネット上には『何年かに一度ハズレあるよねっ、沈黙の15分だかも面白くない』という感想や『沈黙の15分あんま面白くないよね』という感想、『沈黙の15分！あんま面白くない』という感想などが挙がっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』が好きなファンも多くいます。面白くないという声の一方で、ファンの間では見どころも多い作品と言われているので、Twitter上でも称賛する声も少なくありません。ネット上には『やっぱ、コナン最高！沈黙の15分のコナンいいよね！』という感想や『雪山を滑るシーンも最高』という声、『友達はあんまり面白くないって言ってたけど私は沈黙の15分好き』という感想が挙がっています。

灰原とコナンのやり取りもファンには人気です。劇場版ならではの灰原との距離感は毎回話題になりますが、本作の絡み程絶賛されたシーンもないと言われています。ネット上には『灰原がガキのくせに調子乗ってんじゃないの？ってツンデレしてるところが好きです』という感想や『哀ちゃんの頭を銃弾で狙ってくる犯人に対してコナンが哀ちゃんを守るの！！ここ最高』という感想などが挙がっています。

『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』の主題歌も好評を博しています。B'zの「Don't Wanna Lie」は歌詞も『名探偵コナン』の内容にマッチしているので、ファンにも人気が高い主題歌となっています。ネット上には『とにかく歌詞がいい、映画のラストともマッチしている部分があってほんとに好きです』という感想や『主題歌カッコよすぎるしマジで何なんだ!』という感想などが挙がっています。

アクション要素もスゴイと話題になっています。壮大なアクションシーンが劇場版コナンの魅力ですが、本作はその中でもラストまで目が離せないアクションシーンがスゴイとされています。ネット上には『アクションに全精力を傾けた「名探偵コナン 沈黙の15分」は劇場版ならではのお得感』という感想や『アクションエンタメ性は、過去最高レベル！ 初めてコナンで涙腺ゆるみかけるほどシビれたなぁ』という感想などが挙がっています。

今回は『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』について基本情報やネタバレあらすじ、ラストや犯人のネタバレ、ひどいという感想が多い理由、見どころ、ネット上の感想などを紹介してきました。ラストシーンは好評なものの、全体的にはラストまでアクションシーンが多いことで否定的な感想が多い作品です。ラストまでのネタバレも参考にして、『名探偵コナン 沈黙の15分（クォーター）』をお楽しみください。