2020年10月07日公開
2020年10月07日更新
【キングダム】田里弥(でんりみ) は王翦軍の第三将!第四将・倉央と比較紹介
田里弥(でんりみ)とは漫画キングダムに登場するキャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)は秦の王翦群で第三将を務める将軍であり、臨機応変に戦うなど知能に優れた人物として描かれています。作中で田里弥(でんりみ)は王翦軍の第四将である倉央の対比的な立場として鄴編から本格的に登場するようになりました。ではそんな田里弥(でんりみ)とはどのようなキャラなのでしょうか。本記事では田里弥(でんりみ)とはどのようなキャラなのかについて強さや倉央との比較などを交えながらご紹介します。
目次
キングダムの田里弥(でんりみ)とは王翦軍の第三将
キングダムの作品情報
漫画キングダムの鄴攻略編で初登場を飾った田里弥(でんりみ)将軍。漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)将軍とは王翦の補佐を務める王翦軍の第三将であり、第四将を務める倉央と共に鄴攻略戦で趙軍と死闘を繰り広げました。基本的に軍師的な立場におり、王翦軍で最も賢い将軍と評されています。本記事ではそんな田里弥(でんりみ)とはどのようなキャラなのかについて強さや倉央との比較などを交えながらご紹介します。
キングダムの概要
では田里弥(でんりみ)将軍の強さや倉央将軍との比較などをご紹介する前に、田里弥(でんりみ)が登場する漫画キングダムとはどういった作品なのかについて簡単なあらすじを交えながらご紹介していきます。田里弥(でんりみ)が登場するキングダムとは中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を夢見る主人公の信と中華を統一した後に秦の始皇帝となる嬴政の成長と活躍を描いた原泰久の長編歴史漫画作品です。
春秋戦国時代を舞台にした漫画キングダムは2006年から2020年10月現在まで漫画雑誌の「週刊ヤングジャンプ」で連載されており、合計59巻の単行本が刊行されています。そんな漫画キングダムは6800万部を越える累計発行部数を記録するほど非常に高い人気を博しています。この人気から漫画キングダムは2012年から合計3期に渡ってアニメ化されており、その他にも実写映画やゲームといった数多くのメディア展開が行われています。
キングダムのあらすじ
上述でご紹介した通り漫画キングダムとは主人公の信が天下の大将軍になるまでの姿を描いた歴史漫画作品です。漫画キングダムは中国の春秋戦国時代をモデルにした作品であるため、秦の始皇帝である嬴政や王翦、李牧といった実在した人物が多数登場しています。さらに漫画キングダムは鄴の戦いや合従軍の秦侵攻など実際に起こった戦いもオリジナル要素を加えて描かれているため、歴史好きの方におすすめ出来る作品となっています。
田里弥(でんりみ)将軍のプロフィール
本記事で強さや倉央との比較などをご紹介する田里弥(でんりみ)とは漫画キングダムに登場するキャラクターの1人です。田里弥(でんりみ)は塩系の容姿に細長い目、細長い顎髭が特徴のキャラクターであり、鄴攻略編で王翦軍の第三将として登場しました。王翦とは物語本編の秦国において最強の強さを持った名将であり、史実でも趙や燕を滅ぼした功績を挙げています。そんな王翦の下で田里弥(でんりみ)は軍師的な立場にあります。
そのため田里弥(でんりみ)は武勇よりも知略を駆使した将軍であり、臨機応変な戦い方を得意としています。その頭脳の高さから田里弥(でんりみ)は王翦軍の中で「最賢」と評されています。漫画キングダムの作中で田里弥(でんりみ)は第四将の倉央と共に朱海平原の戦いに参戦し、共伯軍と戦いました。この朱海平原の戦いで田里弥(でんりみ)は先鋒を務め、右翼と左翼を展開させる「蛇陣」という陣形で決着を付けようとします。
しかし李牧が率いる趙軍の精鋭は田里弥(でんりみ)の策をいとも簡単に見破ってしまいます。そのためさすがの田里弥(でんりみ)も驚愕しました。それでも信の活躍や王翦の策謀によって秦軍は趙軍率いる李牧に勝利を飾ります。その後王翦は精鋭部隊のみを率い、鄴攻略戦に乗り出します。一方田里弥(でんりみ)は精鋭以外の残存兵を率い、逃げた李牧を追討します。そして最終的に田里弥(でんりみ)は陥落した鄴に入場しました。
これらのように、田里弥(でんりみ)は漫画キングダムの作中で王翦に篤く信頼される人物として描かれています。王翦は勝つこと以外に興味が無い人間なので、彼に信頼される田里弥(でんりみ)は数少ないキャラクターの1人といっていいでしょう。しかし残念ながら田里弥(でんりみ)は史実の歴史に実在していません。なので王翦の副将である田里弥(でんりみ)将軍は漫画キングダムの完全オリジナルキャラクターとなっています。
キングダムの田里弥(でんりみ)と倉央を比較
倉央(そうおう)とは?
ではここからは漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)将軍と倉央将軍との比較についてご紹介していきます。田里弥(でんりみ)との比較でご紹介する倉央(そうおう)とは漫画キングダムの作中で王翦軍の第四将を務める将軍です。倉央は中国人よりもトルコ人に近い濃い容姿が特徴のキャラクターであり、いつも軽口を叩くなどふざけた態度を見せています。しかしその実力は高く、優れた武勇と知略の両方を兼ね備えています。
特に武勇は王翦軍の将軍の中で突出しており、矛を武器に敵と戦います。そんな倉央は漫画キングダムの作中で田里弥(でんりみ)と同じく鄴攻略編より本格的に登場するようになりました。鄴攻略編で倉央は田里弥(でんりみ)と共に王翦軍の将軍として出陣し、朱海平原の戦いに参戦します。その後倉央は田里弥(でんりみ)と違って王翦軍の精鋭部隊に選ばれることとなり、趙の重要拠点である鄴へと進軍を開始しました。
田里弥と倉央の性格の対比
漫画キングダムの鄴攻略編で本格的に登場するようになった田里弥(でんりみ)と倉央。そんな田里弥(でんりみ)と倉央は同じ王翦軍の将軍として見分けを付けるためか、度々比較するような場面が描かれています。上述でもご紹介した通り、王翦軍の第四将を務める倉央将軍は武勇と知略を兼ね備える知勇兼備の名将です。しかしお調子者な性格をしたキャラクターとなっているため、作中で何度も軽口を叩いてしまっています。
一方本記事の主役である王翦軍の第三将・田里弥(でんりみ)は冷静で真面目な性格をしたキャラクターです。そのため田里弥(でんりみ)は軽口を叩く倉央と陣中で対立しています。また真面目な性格からか倉央が冗談を言っても田里弥(でんりみ)は真剣に受け取ってしまっています。このように2人は全く正反対の将軍として描かれているものの、2人共王翦軍の副将に恥じない将軍であるため、本当は認め合っているに違いありません。
田里弥と倉央の強さ比較
では漫画キングダムの作中で度々対比として描かれている田里弥(でんりみ)と倉央ですが、お互いどれほどの強さを持った将軍なのでしょうか。作中で王翦に従う将軍は田里弥(でんりみ)と倉央の他に亜光と麻鉱という2人の将軍がいます。これらの4将軍にはそれぞれに特化した特技があります。まず王翦軍で筆頭将軍を務める亜鉱は最強の突撃力を持っており、第二将である麻鉱は最強の武勇を持った将軍となっています。
そして上述でご紹介した通り、田里弥(でんりみ)と倉央は武勇と知力を兼ね備えた将軍です。特化した特技を見ると分かる通り、亜光と麻鉱は攻撃に特化した将軍です。となれば田里弥(でんりみ)と倉央は防御に特化した将軍ということになります。朱海平原の戦いを見れば、2人が王翦の意思を汲み取って最良の戦いが出来る優れた将軍であることが分かります。なので強さはほぼ同じであり、王翦軍の双璧を成す存在なのでしょう。
キングダムの田里弥(でんりみ)の強さ
強さ①武器は矛
ではここからは漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)の強さについてご紹介していきます。田里弥(でんりみ)は漫画キングダムの作中で共に王翦軍の双璧を成している倉央と同じく、矛を武器としている将軍です。矛は中国の歴史でよく使われていたので、特に珍しい武器ではありません。また田里弥(でんりみ)は矛が無い時ようの予備として一本の剣を腰に付けています。しかしこれも特に珍しいケースではありません。
上述でご紹介した通り、田里弥(でんりみ)は武勇では無く、知略で戦う将軍です。そのため漫画キングダムの作中で田里弥(でんりみ)は直接矛を振るう将軍では無いと明記されています。なので特に珍しい武器を使用する必要が一切無いのです。逆に田里弥(でんりみ)が率いる部隊は非常に良く訓練されており、並みの兵士では敵うことがありません。おそらく田里弥(でんりみ)の一番の武器は率いている兵士なのでしょう。
強さ②龐煖に挑もうとする勇敢さ
漫画キングダムの作中で田里弥(でんりみ)は倉央と共に、朱海平原の戦いの先鋒を任されます。先鋒を任された田里弥(でんりみ)は「蛇陣」と呼ばれる策を発動するため、「右孤左孤」という陣形変形の指図を出します。田里弥(でんりみ)率いる兵士は非常に優れており、すぐに隊列を整えて趙軍と戦いました。しかし李牧の配下である趙の共伯将軍は「蛇陣」の策を見抜き、田里弥(でんりみ)と倉央の2将を翻弄します。
すると王翦が趙軍の策を見抜いたことで形勢が逆転し、田里弥(でんりみ)と倉央は本格的に攻勢に転じました。しかし趙軍の本陣に最強の龐煖が姿を現します。田里弥(でんりみ)は直接戦った訳では無いものの、龐煖の武勇に恐れること無く攻撃を行います。その後龐煖が信に討たれたことで朱海平原の戦いは秦軍の勝利に終わりました。もし田里弥(でんりみ)の勇気ある攻撃が無ければ、勝利を掴むことは難しかったことでしょう。
キングダムの田里弥(でんりみ)のかっこいい魅力
かっこいい魅力①初登場
ではここからは漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)のかっこいい魅力について何点かご紹介していきます。まず最初にご紹介する田里弥(でんりみ)のかっこいい魅力はその初登場シーンです。本記事の最初にご紹介した通り、田里弥(でんりみ)は漫画キングダムの鄴攻略編で初登場を飾りました。単行本の巻数で言うと第54巻であり、第二将の麻鉱が討たれた後の王翦軍の隠し球として倉央と共に初登場します。
初登場を飾った田里弥(でんりみ)は常に頭の中で策を巡らせる人物として描かれ、その塩系のかっこいい容姿も相まって読者から注目を集めました。その後田里弥(でんりみ)は策を見抜かれるものの、朱海平原の戦いで見事な陣形展開を行う優れた用兵術を披露しました。田里弥(でんりみ)は王翦の配下の中でも特に珍しい知将です。そのため、田里弥(でんりみ)は今後描かれるであろう趙滅亡編での活躍に期待が集まっています。
かっこいい魅力②真面目な性格?
上述の倉央との比較でご紹介しましたが、漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)は非常に真面目な性格をした堅物キャラクターです。そのため、田里弥(でんりみ)は軽口を叩いて調子に乗る倉央を理解することが出来ません。調子に乗るのを許せない田里弥(でんりみ)は度々漫画キングダムの作中で衝突してしまっています。一方倉央は細かい事を気にしない性格なので、田里弥(でんりみ)と喧嘩になることはありません。
また、田里弥(でんりみ)も同じ王翦軍の副将を務めていることから倉央の高い実力を評価しています。鄴攻略編で倉央がいつも通り軽口を叩くのですが、田里弥(でんりみ)は「武運を祈る」という激励の言葉を送っています。このいつも倉央の軽口に怒る田里弥(でんりみ)が戦場で激励の言葉を送るツンデレ感も大きな魅力となっています。
かっこいい魅力③じっと考えるシーンが多い?
田里弥(でんりみ)は漫画キングダムで初登場した時から静かに考えるシーンが非常に多いキャラクターです。知略で戦う軍師系の将軍であるためか、田里弥(でんりみ)はいつも王翦の考えを心の中で読んでいます。なので漫画キングダムの読者から田里弥(でんりみ)は「…」というセリフが多いキャラクターとして覚えられています。おそらくこれは田里弥(でんりみ)とおしゃべりな倉央を対比するためにそうなったのでしょう。
キングダムの田里弥(でんりみ)に関する感想や評価
何ておしゃかっこいい田里弥さん…🥺✨✨指揮者っぽいポーズがまた様になっておる…好き…🤦♀️RT
— みりん@BOOTHにておばごく本販売中 (@mirin0926) November 30, 2019
漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)に関する感想では田里弥(でんりみ)が好きといった感想が非常に多く寄せられていました。田里弥(でんりみ)は王翦軍の第三将という立場であるため、残念ながら漫画キングダムの作中にあまり登場しません。しかし田里弥(でんりみ)はイケメンな塩系の容姿と優れた用兵術を持ったキャラクターであるため、漫画キングダム読者から高い人気を博しています。
田里弥と倉央のコンビ(コンビではない)めっちゃすき
— mako@桓恬合同誌BOOTHにて販売中 (@itodam52) April 16, 2019
漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)に関する感想では倉央とのコンビが好きといった感想も多く寄せられていました。田里弥(でんりみ)は王翦軍の第四将である倉央と性格の不一致から敵視しているものの、いざ戦いになると篤い信頼を寄せています。また倉央も非常にかっこいい容姿をしており、田里弥(でんりみ)のことを高く評価しています。そんな2人のコンビは女性を中心に高い人気を博していました。
多分王翦軍四将で一番沸点低いのは田里弥(王翦がらみのことになると特に低い)でも感情を戦に出して王翦の策を蔑ろにすることはしない感じかな
— 戦国夢将⚔在原 (@Ariwara_K) September 18, 2020
漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)に関する感想では怒りっぽいけど戦場では感情を出さない武将だといった感想も見受けられました。倉央との会話シーンを見ると分かる通り、田里弥(でんりみ)はすぐ怒るキャラクターとして描かれています。しかし戦場では感情を抑え、見事な知略で戦う知将に変ります。この普段と戦場とのギャップも田里弥(でんりみ)が人気を博す大きな理由となっています。
キングダムの田里弥(でんりみ)まとめ
本記事では漫画キングダムに登場する田里弥(でんりみ)とはどのようなキャラなのかについて強さや倉央との比較などを交えながらご紹介しました。優れた知将である田里弥(でんりみ)は朱海平原の戦いで勝利を飾り、陥落した鄴にて王翦率いる本軍と合流します。おそらく今後も田里弥(でんりみ)は王翦の副将として活躍すると考えられるので、田里弥(でんりみ)ファンは今後の漫画キングダムの展開にご注目下さい。