化物語のコミカライズはなぜ人気?大暮維人の画力やアニメ・原作との違いから考察

『化物語』のコミカライズはなぜ人気なのかという事は多くのファンが注目しています。大暮維人の画力や漫画とアニメ・原作との違いなどもファンに注目されていて、なぜコミカライズされたのかも気にされています。今回は西尾維新のメガヒット作品である『化物語』のコミカライズ版について、基本情報や作画担当の大暮維人について、なぜヒットしたのか、さらに画力やコミカライズされた理由、オリジナルシーン、ネット上の感想などを紹介していきましょう。

化物語のコミカライズはなぜ人気?大暮維人の画力やアニメ・原作との違いから考察のイメージ

目次

  1. 化物語のコミカライズ版とは?
  2. 化物語のコミカライズ版はなぜ人気?理由を考察
  3. 化物語のコミカライズ版の作者・大暮維人の画力
  4. 化物語のコミカライズ版1話のアニメ・原作との違い
  5. 化物語のコミカライズ版・漫画版発売の理由
  6. 化物語のコミカライズ版に関する感想や評価
  7. 化物語のコミカライズ版まとめ

化物語のコミカライズ版とは?

『化物語』のコミカライズ版はいま漫画界でも大ヒットしている作品として注目されています。アニメ界に旋風を巻き起こしたカリスマ的な人気を誇る『化物語』の初のコミカライズ版として期待されていた作品です。『化物語』シリーズがコミカライズされることでアニメ界やラノベ界でも話題となった作品でもあるため、ここでは『化物語』の基本情報をまとめていきましょう。

化物語の原作小説の概要

『化物語』はメガヒットラノベ作家・西尾維新がエンターテインメント小説誌「メフィスト」で連載していたメガヒットシリーズであり、2005年から現在まで様々なメディア展開が行われていることでも知られています。現在もスピンオフやコミカライズなどが続いている空前の大ヒットであり、『〈物語〉シリーズ』という表記でもおなじみの小説となっています。

特にヒットしたのは小説を原作にしたアニメ『化物語』シリーズであり、『化物語』から始まり『傷物語』、『偽物語』、『猫物語』などと続きます。大きく分けて3つのシリーズに分かれており、それぞれ『化物語』から始まるファーストシーズン、『猫物語(白)』から始まるセカンドシーズン、『憑物語』から始まるファイナルシーズンとされています。

化物語のコミカライズ版の概要

『化物語』のコミカライズ版の概要を見ていきましょう。『化物語』はこれまでコミカライズされたことはなく、ファンにとっては待望のコミカライズ作品となりました。作画を担当したのは大暮維人であり、『週刊少年マガジン』で2018年から連載中の作品となっています。2020年までに10巻まで刊行されていて、累計発行部数は240万部以上の大ヒットを記録しています。

化物語 - 西尾維新アニメプロジェクト

化物語のコミカライズ版はなぜ人気?理由を考察

ここからは『化物語』のコミカライズ版はなぜ人気なのかを見ていきましょう。原作がカリスマ的な人気を博していて、アニメ界でも大傑作として知られている作品なだけに、『なぜ今更?』とコミカライズ化には不安視する声が多くありました。しかし、連載が始まると絶賛の声が集まり、『化物語』のコミカライズ版は成功したと言われています。なぜこれほどヒットしているのかを5つの理由から考察していきます。

理由①セクシーなシーン

『化物語』のコミカライズ版が人気の理由①は『セクシーなシーン』です。ヌードシーンやセクシーなシーンを得意とする大暮維人が作画を担当しているので、『化物語』でもセクシーなシーンが多く見られます。『週刊少年ジャンプ』に掲載されているのでヌードシーンでは胸などは髪の毛で隠すなど配慮されていますが、大暮維人が得意とする美しい女性の体も見どころの一つとなっています。

理由②怪異という題材

『化物語』のコミカライズ版が人気の理由②は『怪異という題材』です。妖怪やお化けなどを扱う作品とは一線を画し、『怪異』という現象そのものをテーマにしている点も作品の魅力となっています。『なぜ怪異は起こるのか』という視点で物語は進んでいき、原作の不気味で吸い込まれそうな雰囲気を大暮維人の画力で完全再現していることも魅力となっています。

理由③現代でも通用するストーリー

『化物語』のコミカライズ版が人気の理由③は『現代でも通用するストーリー』です。『化物語』が出版されてから15年近く経過しているので、時代設定が古くなっています。しかし、最新のテクノロジーなども登場することがないため、作品を読んでいても古臭さは全く感じません。むしろにノスタルジックな雰囲気があり、学生時代の揺れ動く感情なども深く描かれているので自然と引き込まれてしまう魅力があります。

セリフの応酬が魅力の作品のため、物語の時代性はストーリーに直接関係することがありません。そのためスマホなどが登場しなくても違和感がなく、時代を超えて愛される作品であることが今回のコミカライズで証明された形となっています。

理由④ヒロインのキャラ

『化物語』のコミカライズ版が人気の理由④は『ヒロインのキャラ』です。『大暮維人といえば女性キャラクター』というほど美しく描くことで知られています。『物語』シリーズの人気の要因の一つである数多くのヒロイン達も美しく描かれています。特に絶賛されているのは戦場ヶ原ひたぎであり、その美しさは第1話から最大の魅力とも言われました。

その他にも羽川翼、八九寺真宵(はちくじまよい)、神原駿河(かんばるするが)、健気な美少女・千石撫子なども人気のヒロイン達も登場しており、アニメ版とは違ったキャラクターデザインが好評を博しています。なぜ大暮維人が作画に選ばれたのかが分かるほどに、女性キャラクターが活躍する作品なので大暮維人の描く個性豊かで美しい女性たちは原作ファンからも絶賛されています。

理由⑤コミカライズが受け入れられる条件

『化物語』のコミカライズ版が人気の理由⑤は『コミカライズが受け入れられる条件』です。『なぜいまコミカライズするのか』ということはコミカライズ化が発表された当初から疑問の声も多くありました。すでにアニメ作品として成功を収めているだけにコミカライズが受け入れられるのかどうかが最大の焦点となっていて、なぜこれほどまでに大ヒットしたのかはコミカライズが受け入れられる条件をクリアしたからだとされています。

通常、コミカライズ化の主な目的は『作品の宣伝』と言われています。コミカライズされると原作の本も売れるため、出版社にとっても作者にとっても作品を広く知ってもらえるチャンスとなっています。しかし、『物語』シリーズはすでにメガヒットしているため、今回のコミカライズはそうしたことが目的ではありません。なぜコミカライズ化が成功したのかという疑問の答えはここにあります。

今回のコミカライズについては商業主義的な都合がないため、こうした点が逆に功を奏したと言われています。通常は出版社の都合などでオリジナルシーンが追加されたり、作画が乱れたりと原作ファンを落胆させる要素が多くなってしまいます。しかし、今回の『化物語』はオリジナルシーンも自然に入れ込まれ、小説の内容をゆっくりとしたペースで描いていることが成功の要因とされています。

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化物語のコミカライズ版の作者・大暮維人の画力

ここでは『化物語』のコミカライズ版の作画を担当した大暮維人の画力などを見ていきましょう。大暮維人は漫画界でもトップクラスの画力を持つ漫画家であり、彼が『化物語』のコミカライズ版の作画に起用されたときには多くのファンが歓喜の声を挙げました。特殊な世界観を得意としている漫画家でもあるため、『化物語』のコミカライズにはピッタリだと言われています。

大暮維人のプロフィール

大暮維人(おおぐれいと)は人気の漫画家であり、その高い画力から原画、イラストなどの仕事も多く手がけています。1995年に「SEPTEMBER KISS」でデビューを果たし、1997年には『BURN-UP W』で一般誌デビューをして商業漫画家となりました。大暮維人の代表作は『週刊少年マガジン』で10年間連載されていた『エアギア』であり、累計発行部数は1200万部を突破しています。

その他にも『天上天下』や『バイオーグ・トリニティ』など独特な世界観と壮大なスケールのストーリー、圧倒的な画力などでヒットを連発しており、人気漫画家としての地位を確立しています。現在は『週刊少年マガジン』にて化物語を連載しています。

大暮維人の画力がすごい

大暮維人の画力がすごいというのは『化物語』のコミカライズ化の中でも最も話題になったことの一つとなっています。コミカライズ版で作画を担当している大暮維人の画力は漫画界屈指と言われているので、その美しさや迫力あるシーンなどが絶賛されています。さらに美しい女性キャラでも定評があるので、戦場ヶ原ひたぎや羽川翼、千石撫子など数々のヒロインたちのキャラデザインも絶賛されました。

『物語』シリーズはバトルシーンが多く、そういったバトル描写にも大暮維人の画力が生かされています。『エアギア』や『天上天下』でもスピード感あふれるバトルを描き、絶賛されていた大暮維人のため、『化物語』のバトルシーンも圧倒的な迫力で描かれています。

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化物語のコミカライズ版1話のアニメ・原作との違い

ここからは『化物語』のコミカライズ版1話のアニメ・原作との違いについて見ていきましょう。アニメ史に残る傑作となったアニメ『化物語』ですが、アニメや原作とコミカライズ版1話の違いは多くのファンにとっては注目ポイントとなっています。こうした違いが大きいと人気も下がってしまうため、『化物語』のコミカライズ版が成功するためには必須項目となっています。

コミカライズ版1話のあらすじ

男子高校生の阿良々木暦はひょんなことから学校でも謎めいた存在である戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまいます。彼女には『体重』というモノがなかったのです。その秘密を知られたひたぎは実力行使で秘密を隠そうとしますが、阿良々木暦には彼女の悩みを解決する手段に心当たりがありました。というのも、阿良々木暦にもある秘密があり、その秘密が阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎを強く結びつけることになりました。

阿良々木暦は夏休み中に吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの眷属にされてしまい、その後遺症でケガの治りが非常に早い特異体質になってしまっていました。不死身に近い体になったものの、忍野の協力もあり、怪異とうまく付き合っていく術を知りました。そして、戦場ヶ原ひたぎの怪異を解決するために阿良々木暦も怪異に巻き込まれていきます。

コミカライズ版1話のオリジナルシーン

『化物語』のコミカライズ版1話のオリジナルシーンも見ていきましょう。コミカライズ版の成功のカギはオリジナルシーンにあります。こうしたオリジナルシーンに失敗すると一気に原作ファンが離れていってしまいます。しかし、『化物語』のコミカライズ版1話のオリジナルシーンは成功したとファンに絶賛されました。

まず冒頭では原作ともアニメとも違い、自転車に乗っている阿良々木とひたぎの掛け合いが描かれています。こうしたシーンは原作ファンやアニメファンにとってはこの先の展開を期待できるモノであり、初見のファンにとっても分かりやすい導入となっています。1ページ目からオリジナルシーンですが、好評を博しています。

さらに印象的なオリジナルシーンは、忍野に会いに行く途中のシーンです。建設中の骨組みだらけの工事現場で体重が全くないひたぎが風で飛ばされてしまいます。危うく落下しそうになるひたぎを阿良々木が助けるシーンは漫画オリジナルのシーンです。ひたぎの体質を分かりやすく描くと共に、阿良々木のカッコ良さ表現した名シーンとなっています。

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化物語のコミカライズ版・漫画版発売の理由

ここでは『化物語』のコミカライズ版・漫画版発売の理由を紹介してきましょう。『化物語』はすでにアニメ作品として成功しているため、コミカライズ化はされないというのが多くのファンの共通認識でした。すでに完成された作品であり、今更漫画で連載されるということに疑問を感じていたファンも少なくありません。そのためコミカライズ版としてリブートされた理由などは多くのファンから注目されています。

化物語のコミカライズ化は異例?

『化物語』のコミカライズ化は異例と言われていて、コミカライズの際には多くのファンが驚きの声を挙げました。というのも、ラノベ作品とみなされている『化物語』はアニメ化される際にも漫画家はされませんでした。通常にはアニメ化されるほどのラノベ作品にはほぼ例外なく漫画版が存在します。しかし、『化物語』にはコミカライズ作品は存在しませんでした。

ラノベ作品と漫画は相性がいいために、コミカライズへのハードルはアニメ化よりも低いとされています。そのため『化物語』のコミカライズはあえて制作しない意向だというのがファンの共通認識でした。そのため今回のコミカライズは異例とされていて、コミカライズが発表されたときには多くのファンが驚きました。

これまで化物語のコミカライズがされなかった理由

これまで化物語のコミカライズがされなかった理由を考察していきましょう。その明確な理由は明らかにされていませんが、『物語』シリーズの特性が関わっていると考えられています。原作では会話劇の応酬が続き、バトルシーン以外では動きがかなり少ない作風です。そのためアニメ化される前から『映像化困難』と言われるほどの作品でした。

実際にアニメ化されたときには、度々抽象的な映像を入れて原作にある描写をカバーしていました。結果的にはこうした抽象的なシーンが高い評価を受けて、注目されました。こうした理由からコミカライズは難しいとされていました。しかし、大暮維人のこれまでの作品である『エア・ギア』や『バイオーグ・トリニティ』、『天上天下』などで抽象的で壮大なシーンも得意としているため、コミカライズを実現させました。

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化物語のコミカライズ版に関する感想や評価

ここまではなぜヒットしているのかを詳しく見てきましたが、ここからは『化物語』のコミカライズ版に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。『物語シリーズ』は圧倒的な人気を獲得している作品であり、『化物語』のコミカライズ版には多くのネット上のファンもかなりの注目が集まっています。そのため『化物語』のコミカライズ版に関する感想や評価はネット上で多く見つけることができる話題作となっています。

化物語のコミカライズ版は面白い!

『化物語』のコミカライズ版は面白いと話題になっています。元々は不安視する声もありましたが、コミカライズは大成功したという声が圧倒的に多くなっています。ネット上には『化物語のコミカライズが普通に面白い。流石は大暮先生』という声や『漫画の化物語、天才の原作を天才がコミカライズしたらそりゃ面白いに決まってますよね』という声などが挙がっています。

大暮維人の画力がヤバイ!

大暮維人の画力がヤバイという声は最も多い感想と言っても過言ではありません。元々高い画力で知られる大暮維人の『化物語』での作画は、美しすぎる描写の多さで原作ファンからも称賛されています。ネット上には『コミカライズ版の化物語、画力すんごいね』という声や『化物語のコミカライズ1ページ1ページの画力凄すぎて読むのに覚悟が要る』という声などが挙がっています。

コミカライズには多くのファンが期待!

コミカライズには多くのファンが期待しています。ネット上でもファンの多い作品であり、大暮維人もネット上で人気が高い作家のため、多くのファンが期待の声を上げています。ネット上には『化物語のコミカライズが期待値グングン上昇』という声や『大暮維人の化物語コミカライズに期待大!カットはガハラさんとの出会いのシーンかな。流石だ』という声などが挙がっています。

コミカライズは絶対に売れる!

『化け物』のコミカライズの発表当初にはこのコミカライズ化は絶対に売れると大きな話題になりました。ネット上には『化物語は上手に丁寧にコミカライズしたら確かにクソ売れる』という声や『化物語のコミカライズ、作画大暮かいな そりゃ売れるわ』という声、『化物語のコミカライズが大暮維人って、かなり企画者は切れ者だと思う、売れるわなあ』という声などが挙がっています。

西尾維新と大暮維人は最高の組み合わせ!

西尾維新と大暮維人は最高の組み合わせという声が多くあります。圧倒的な才能を持っていることでも知られる西尾維新と圧倒的な画力で知られる大暮維人の組み合わせは多くの『物語』シリーズのファンにも大好評を博しました。ネット上には『化物語のコミカライズは絵が大暮維人とか最高な組み合わせですね』という声や『このコミカライズはまさに最高の組み合わせですよね』という声などが挙がっています。

コミカライズ版と原作・アニメの違いも好評!

コミカライズ版と原作・アニメの違いも好評を博しています。様々な構成の違いや細かな設定の違いなどもファンにとっては楽しめる要素になっていると話題になっています。ネット上には『アニメとの違いもあるけど、そこも楽しい要素』という声や『アニメ版の演出に引っ張られてないの偉いし、構成の違いやコミカライズオリジナル要素もしっくりくる』という声などが挙がっています。

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化物語のコミカライズ版まとめ

今回はなぜヒットしているものかが気にされている西尾維新のメガヒット作品である『化物語』のコミカライズ版について、基本情報や作画担当の大暮維人について、さらに画力やコミカライズされた理由、オリジナルシーン、ネット上の感想などを紹介してきました。圧倒的な人気を誇る『化物語』はコミカライズされたときには『なぜ今更?』と不安視する声もありましたが、結果的にはコミカライズは大成功を収めています。

圧倒的な画力で知られる大暮維人のコミカライズは好評を博し、原作の世界観を再現しているとファンから好評価を受けています。いまでは『週刊少年マガジン』を代表する作品の一つとなっているので、さらなる大ヒットも期待されています。今回は漫画界やアニメ界、ラノベ界で必見の作品『化物語』のコミカライズ版の作画やコミカライズされた経緯にも注目して、漫画『化物語』をお楽しみください。

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