【キングダム】合従軍編で死亡したキャラは？武将の名前や死亡シーンを紹介

キャラクターの最後や死亡シーンを知る前に、まずは「キングダム」の基本情報を紹介していきます！キングダムは2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画が原作で、2012年からはアニメの放送が開始しています。2019年には俳優の山崎賢人主演で実写映画が放映されており、様々な分野で注目を集めている大ヒット作品です。

漫画・アニメ「キングダム」の主人公は信です。信は奴隷出身の少年で、幼馴染の漂と共に「大将軍になる」という夢を抱いていました。ですが漂は瓜二つの姿をしている秦王・嬴政の身代わりになって命を落としてしまったため、信は漂の想いを受け継いで戦う事を決意します。物語序盤には王政内で反乱がクーデターが起こっていましたが、山の民の力を借りて嬴政が秦王に返り咲いています。

ここからはキングダムの合従軍編で死亡したキャラクターを一覧化して紹介していきます！キャラクターの死亡シーンだけでなく、泣ける最後や作中の活躍なども載せていきます。合従軍編では全ての国の将軍が登場しているため、これまでにない激しい戦いが描かれています。

キングダム・合従軍編では秦国将軍・麃公が死亡しています。麃公は見開いた目とギリギリとした歯が特徴的なキャラクターで、自ら先陣を切って戦う戦闘能力を持っています。また秦国が昭王だった時代には六大将軍になれるほどの実力を持っていましたが、前線で戦う事を好んでいたため命令を無視した事が分かっています。

麃公は合従軍編で李牧の策にハマっており、その先で龐煖と対峙しています。龐煖は作中で最強クラスの強さを誇っているキャラクターのため、戦いの最中に麃公は勝てない事に気付きました。そのため麃公は盾を信に託し、龐煖の腕を折って命を落とすという最後を迎えています。

キングダム・合従軍編では秦国将軍・張唐が死亡しています。張唐は15歳で初陣に出てから50年間で戦い続けている猛者ですが、昭王時代には六大将軍の影に隠れていたため、それが理由で六大将軍の事を嫌っていたようです。頑固おやじのような性格をしており、秦国の将軍である事に誇りを持っているため、元野党の首領である桓騎に対して苦言を呈しています。

張唐は函谷関の防衛を行っていましたが、敵将・成恢の毒を受けて重傷を負ってしまいます。そんな中、桓騎が敵兵の鎧を奪って侵入する奇策を思いつき、張唐もその策を使って敵の懐に飛び込んでいます。そして侵入に気付くのが遅れた成恢を倒し、毒で命を落とすという最後を迎えています。前述したように張唐は武人である事に誇りを持っていたため、毒で死ぬ事に対して激しい怒りを見せていました。

キングダム・合従軍編では楚国の将軍・汗明が死亡しています。汗明は楚国最強の将軍で、敵を圧倒する戦いぶりから「楚の巨人」と呼ばれています。また初陣から一度も黒星が付いておらず、元六大将軍の王齕を撃退したと豪語していました。更には自らを「天が気まぐれに生み出した超越者」と言っており、真っ正面から敵を叩き潰す事を信条にしているようです。

合従軍編で汗明は秦国の将軍・蒙武と戦っています。汗明は人間離れした腕力を使って蒙武を攻撃しており、蒙武も「生まれ初めての全力」を使って汗明に応戦しました。ですがだんだんと汗明優勢の展開に進んでしまい、激しい攻撃で蒙武は意識を失いそうになってしまいます。最後には蒙武が更なる力を発揮して汗明を倒し、重傷を負ったまま敵陣の中に飛び込んでいます。

キングダム・合従軍編では楚国の春申君が死亡しています。春申君は戦国四君の1人に数えられているキャラクターで、李牧に匹敵する鋭い観察眼を持っています。直接的な戦いには参加していませんが、中立な立場で合従軍総大将に据えられています。また明確には合従軍編では死亡していませんが、敗戦した事で楚国内の力を失い、後に暗殺された事で命を落としています。

キングダム・合従軍編で録嗚未は死亡していませんが、死亡したと勘違いされるような描写がされているようです。作中では、楚国の将軍・臨武君が秦国の将軍・騰の部下を殺したため、騰自らが臨武君と戦っています。臨武君は自分こそが大将軍の名に相応しいと言っていましたが、騰に力の差を見せつけられ敗北しています。そして騰がいじられキャラの録嗚未が死んだような発言をしていました。

画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した録嗚未です。録嗚未は騰傘下の筆頭将軍を務めているキャラクターで、元々は王騎将軍の第一軍団長を務めていました。軍内では最強を誇っていますが、臨武君との勝負には敗れており、途中で騰が参戦しています。激情家な性格をしているため、仲間が死んだ事に激しい怒りを示していました。

キングダム・合従軍編では楚国の将軍・臨武君が死亡しています。臨武君は奇抜な髪型をしているキャラクターで、「楚の剛将」という異名で呼ばれています。楚国の南部には「百超」という部族が住んでおり、その部族の将を100人以上討ち取ってきた戦歴を持っています。合従軍編では騰の部下を圧倒する強さを見せていましたが、騰の攻撃に対応する事ができず敗れています。

キングダム・合従軍編では韓国の将軍・成恢が死亡しています。成恢は韓国の筆頭将軍で、血管が浮かんだ異様な風貌をしているキャラクターです。元々は美少年だったようで、毒の実験で見た目が変貌してしまった事が分かっています。合従軍編では函谷関に毒矢を打ち込んで苦しめていましたが、自陣に侵入してきた張唐に斬られて死亡しています。

死亡シーンやキャラクターたちの最後を知った後は、合従軍編のあらすじをネタバレで紹介していきます！合従軍編は激しい戦いが描かれているため、キングダムファンの人気が高いエピソードのようです。

徐は魏・趙・楚の中立に位置する小国ですが、それぞれの国に情報を流す事で庇護を受けていました。そんな徐の存在に気付いた韓は攻撃を行っていましたが、東金城を目指していた秦国の飛信隊が偶然通りかかり徐を救っています。そのため飛信隊は東金城の正式なルートが書かれた地図を貰いましたが、その道中で敵国同士の李牧と春申君が会談を開いているのを目撃してしまいます。

合従軍が結成される前には秦が猛威を振るっていたため、李牧は「このままでは中華が統一される」という事実に気付いていました。そのため李牧は秦の侵攻を止めるために春申君と会談を開き、様々な国が入り混じった合従軍が結成されています。

正式に合従軍が結成され、「魏軍10万」「趙軍12万」「燕軍12万」「韓軍5万」の軍勢が秦に向かいました。残った大国の斉も参戦予定でしたが、まだ軍を起こしていなかったため、昌平君は秦の外交を担当している蔡沢を斉に向かわせて王との会談を行いました。王の性格を熟知している蔡沢は好条件を提示し、王がこの条件を飲んだ事で斉を合従軍から離脱させる事に成功します。

秦が合従軍の存在に気付いた時には窮地に立たされていたため、蔡沢が斉を離脱させた事は後々に大きな影響を与える事になります。また斉は合従軍にとって裏切り者のため、後に他国から報復を受ける事になります。

5つの国から一気に攻められた秦は、バラバラに戦うのではなく、国門である「函谷関」に戦力を集中させて戦う事を決めました。函谷関以外の村や城は簡単に落とされてしまいますが、不眠不休で行われた模擬戦では100戦中20戦の勝利を収める事ができたため、軍の総司令を務めている昌平君は秦の名だたる将軍たちを招集して指令を伝えました。

秦の函谷関は「これまでに一度も落とされた事がない」という巨大な国門で、「中心に蒙驁」「右に桓騎」「左に張唐」という配置で守りが固められました。更には函谷関の横を敵に抜かれないために、王翦・蒙・武騰・麃公という将軍たちが配置され、飛信隊は麃公の軍に配属されています。そして臨武君の口上で戦闘が始まる予定でしたが、それを無視した麃公の突撃で戦いの幕が開けています。

いち早く突撃した麃公軍は趙軍とぶつかりました。本来の趙軍は李牧が大将を務めていますが、今回は「沈黙の狩人」と呼ばれている慶舎が大将を務めています。慶舎は「本能型の将軍」のため、同じ型で戦っている麃公の考えを見抜き、あえて隙を作って万極軍が待つ場所へと誘い込みました。

慶舎に誘い込まれた麃公軍は背後から現れた万極軍に襲撃されてしまい、勢いが付き過ぎた事で後退する事ができなくなってしまいます。そんな中、「このままでは初日で麃公が壊滅する」と考えた飛信隊が独断で後退し、信と万極の一騎打ちが始まります。そして信は危険視されていた万極を討ち取る功績を上げ、同時に麃公軍を窮地から救い出しています。

秦は鉄壁を誇る函谷関は簡単に抜かれないと考えていましたが、魏の呉鳳明が開発した超巨大井闌車で左翼から敵の侵入を許してしまいます。更には右翼も超巨大井闌車で抜かれそうになありますが、機転を利かせた桓騎が井蘭車に油を投げつけ火矢で破壊に成功しています。ですが兵器開発の天才・呉鳳明は「巨大床弩」という巨大な弩も開発しており、再び函谷関は窮地に立たされてしまいます。

韓国の将軍・成恢は毒矢を函谷関に打ち込み、毒で張唐軍の参謀たちが次々と命を落としてしまいます。大将である張唐も毒で重傷を負ってしまったため左翼が抜かれそうになってしまいますが、仲間を引き連れた桓騎が左翼を救っています。そして桓騎は敵兵の鎧と旗を奪って敵陣に潜り込み、毒攻撃に怒る張唐が成恢を倒しています。

合従軍の最大戦力は大国・楚で、楚の大将は将軍・汗明が務めていました。合従軍との戦いに勝利するためには汗明を討ち取る必要があったため、秦は蒙武軍をぶつける事を決めます。更には汗明の前には臨武君が立ちふさがっていたため、騰軍は軍団長を臨武君にぶつけましたが歯が立ちませんでした。そのため大将である騰自らが前線に降り立ち、格の違いを見せつけて臨武君を倒しています。

合従軍との戦いが始まってから蒙武は愚直な前進を続けていたため、汗明軍に歯が立たないと思われていました。ですが15日目に入ると小細工を嫌っている蒙武が「斜陣がけ」という策を使い、敵陣の薄くなった場所へと突撃しました。そして蒙武は限界を超えた力で汗明を討ち取り、重傷を負ったまま敵陣に突撃する活躍を見せています。

秦の将軍・王翦は燕軍のオルドという将軍と戦っていました。オルドは「山読み」に長けている将軍のため、特異な能力を持っている部族を操って王翦を後退させます。そしてオルドは函谷関を抜ける場所へとたどり着きましたが、姿を消していた王翦軍に襲撃されて後退しています。

それぞれの将軍が討ち取られた事で、合従軍は戦果を上げる事ができずにいました。優勢に立っている秦の兵士たちはこのような状況を喜んでいましたが、合従軍から李牧が姿を消した事に気付きました。そして李牧は敵にも味方にも気づかれないように別ルートに趙兵を送り込んでいた事が明らかになっています。

李牧は誰にも悟られないように別ルートからの侵攻を開始しましたが、本能型の将軍である麃公だけが李牧の真意に気付きました。そのため麃公は李牧を追いかけましたが、途中で李牧の策にハマり、最強の男・龐煖と対峙してしまいます。そして麃公は龐煖との戦いに敗れて命を落としていますが、死の間際に龐煖の腕を折るという置き土産を残しています。

目の前で麃公の死を目撃した飛信隊はボロボロになりながら「蕞」という城にたどり着きました。飛信隊と生き残った麃公軍は頼みの綱である麃公を失った事で失意のどん底に落ちていましたが、蕞には秦にいるはずの政の姿がありました。そして信は友との意外な再会で心を撫でおろしています。

蕞は「城門が高い」という特徴を持っていましたが、同時に城壁が低いという弱点を抱えていました。また李牧が追撃を恐れて秦を落とす前に「蕞」を落とす事は明白だったため、蕞は最後の拠点になってしまいます。そして「蕞」には戦えるような兵士がいませんでしたが、政の呼びかけで一般人が心を奮い立たせ、祖国のために命を懸けて戦う事を決意しています。

ここからはキングダムの合従軍編の結末をネタバレで紹介していきます！全ての国を敵に回した秦国は滅亡寸前まで追い込まれてしまいますが、最後には意外な結末を迎えているようです。

政は一般人を奮い立たせて兵士にしましたが、このまま籠城戦を続けても勝機はない事が分かっていました。また政はとある策を事前に用意していましたが、「確証がないから教えられない」と言っていました。そして「蕞」が落とされたと思った瞬間に「援軍を頼んでいた山の民」が姿を現し、李牧の軍は立ち直れないほどの攻撃を受けています。

山の民の攻撃で合従軍との戦いは終わったと思われましたが、そこに麃公を殺した龐煖が現れます。それに気付いた信は逃れられない存在である龐煖と戦う事を決めました。そして信はボロボロになりながらも龐煖の顔に深手を負わせ、李牧と龐煖を撤退させて勝利を掴んでいます。

蕞での戦いが終わるのと時を同じくして、函谷関に集結していた合従軍の部隊も撤退を開始しました。こうして秦は滅亡の窮地を脱し、落ち着いた所で「論功行賞」が開催されています。そして信は「危険人物である万極を討ち取った事」「蕞を最後まで守り抜いた事」が評価されて3千人将に昇進しています。

キャラクターの死亡シーンやあらすじネタバレを知った後は、アニメ「キングダム」の合従軍編を紹介していきます！前述したように合従軍編は人気があるエピソードのため、アニメ化を望むファンが多いようです。

アニメ「キングダム」は2014年を最後に放送が止まっていましたが、合従軍編のアニメ放送が決定したようです。ちなみに原作漫画は24巻から33巻まで合従軍編が描かれています。

アニメ「キングダム」の合従軍編は2020年の4月から放送されています。1期と2期のアニメは「3クール/9か月」の期間放送されていたので、3期も3クールならば合従軍編は完結するという予想がされているようです。

キャラクターの死亡シーンや最後を知った後は、キングダムに関する読者・視聴者の感想を紹介していきます！キングダムは長年人気がある大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した合従軍編に関する感想なども載せていきます。

漫画「キングダム」は累計発行部数6000万部を突破した大ヒット作品です。そのため「キングダムは面白い」という感想を挙げている熱狂的なファンが多いようです。また原作漫画だけでなく、アニメや実写映画も面白いという声が挙がっているようです。

漫画・アニメ「キングダム」では、「秦の始皇帝が中華統一を為す」という物語が描かれています。史実通りにいくと最後には「秦国の王が中華統一を成し遂げる事」になりますが、キングダムの作中では史実とは違う描写がされている事も多いようです。そのためキングダムの続きや最後が気になるという感想も挙がっているようです。

本記事で紹介したように秦国の将軍・麃公は合従軍編で命を落としています。そんな麃公の最後が泣けるという感想が挙がっているようです。合従軍編の前には王騎将軍の死が読者に衝撃を与えていますが、麃公の最後はそれに匹敵するという声が挙がっているようです。

キングダムに登場した秦国の将軍・麃公は部下とも気兼ねなく酒を飲むようなキャラクターでした。そのため部下からとても慕われていたようで、合従軍編では麃公を失って怒り狂う部下たちの姿が描かれています。そんな部下たちの主に対する想いも泣けるという声が挙がっているようです。

キングダムの作中で主人公・信は王騎将軍から大矛を託されており、その大矛を使って敵将の撃破に成功しています。合従軍編では麃公から盾を託されているため、信が盾を使う日が気になっているキングダムファンも多いようです。また大矛と盾を同時に使う日が「大将軍になる日」だという予想も浮上しているようです。

昭王の時代の秦国には「六大将軍」という最強の将軍たちが存在していました。本編でも六大将軍が復活する事が決まっているため、新しいメンバーが気になるという声が挙がっているようです。また秦国の「大将軍」になるという事は六大将軍に名を連ねる事と同じため、主人公・信が六大将軍になる日を楽しみにしているファンも多いようです。

本記事で紹介したようにキングダムの合従軍編では蒙武が敵国の将軍・汗明と戦っています。汗明は「最強の武力」を象徴するような存在で、蒙武は苦戦を強いられてしまいますが、最後には力で押し返して勝利を掴んでいます。また蒙武は無口で無愛想なキャラクターですが、息子が傷つけられた事で激怒したシーンがかっこいいと言われているようです。

本記事で紹介したように、キングダムの作中では熱い意志を持つキャラクターたちの戦いが描かれています。そのため「キングダムは名シーンが多い」という感想が挙がっているようです。また武力だけでは最強になる事ができないという点も面白いと言われているようです。

本記事では合従軍編に登場したキャラクターの死亡シーンやあらすじを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？合従軍編では秦国が滅亡寸前まで追い込まれていましたが、山の民が救援に来るという熱い結末を迎えたようです。そんな合従軍編をまだ見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい！