【キングダム】かわいい女性キャラランキング！史実に実在しないのは誰？

『キングダム』とは2006年から連載されている青年漫画です。紀元前3世紀の中国を舞台に描かれており、秦国の大将軍・李信が主人公として描かれています。2012年にはアニメ化されており、2020年までに第3シリーズまで放送されています。また、原作の単行本50巻の発売を記念して2019年に実写映画化されました。そして2020年には続編が発表されている人気作品です。

『キングダム』の主人公・信は下僕生活から脱するために剣を学び、天下の大将軍になることを夢見ていました。しかし幼馴染で同じ夢を持つ漂が王宮へと身請けされた後に殺されてしまいます。漂は秦国王の政の身代わりとなって殺されたのです。信は漂の意志を継いで政に協力し、秦の兵士として他国と戦います。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング14位にランクインしたのは向(こう)です。向は宮廷の宮女で陽と親友です。貧しい家の育ちで地味な顔立ちをしているのですが、素朴でかわいらしい女性です。劇中では、政の元へ夜伽に来る宮女達は一度呼ばれてから再び呼ばれることはなかったのですが、向は政に気に入られて何度も呼ばれていました。

ただ最初は政の話し相手を務めたり、本を読んでいる姿を静かに眺めているだけでほとんど関係は進展していませんでした。ただ向は心から政の事を慕っており、呂不韋と美姫が手を取っているところを偶然見てしまった時は重症を負って死にかけながらもそのことを政に伝えました。後に政と向の娘の麗を出産しました。純粋で健気なところが読者から人気です。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング13位にランクインしたのは幽連(ゆうれん)です。幽連は幽族の代表として「蚩尤」を決める儀式に参加しました。「蚩尤」を決める儀式ではたとえ同じ一族の出身だとしても協力して戦うことは許されていませんでした。しかし参加者の中で飛び抜けて強かった羌象を殺すために掟を破り、他の一族と共謀して現在の「蚩尤」となりました。

羌瘣と再会した時も、わざと情報を流して罠を仕込むなど正々堂々と戦おうとはしませんでした。ただ幽連は羌瘣にとっては姉の仇であり、最期は羌瘣に殺されてしまいます。そんな幽連は読者から一定の人気があり、特に幽連と羌瘣の戦闘シーンは興奮したという声がたくさんありました。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング12位にランクインしたのは黒桜(こくおう)です。黒桜は桓騎軍の副官を務める女性騎士で五千人将でもあります。かなりの弓の使い手で、遠距離から確実に敵を仕留めることができます。

外見はかわいいというよりも綺麗系の顔立ちをしています。イケメン好きなので、劇中ではブサイクには厳しくイケメンをあからさまに優遇するシーンもあります。そして桓騎に顔を触られた時には鼻血を出して照れていました。クールな見た目にも関わらずわかりやすい性格をしているところがファンから人気です。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング11位にランクインしたのは瑠衣(るい)です。瑠衣とは成蟜の第一夫人です。瑠衣はとてもかわいい見た目をしており、しっかりとした芯のある女性です。成蟜を立てたりフォローしたりとまさにできた妻なので、性格に難のある成蟜にはもったいないといわれています。

成蟜が亡くなる前には、二人が初めて会った時のことを思い出していました。良い出会い方ではなかったようですが、成蟜は初めて会った時から瑠衣のことを愛していたようです。瑠衣もまた成蟜が失墜したとしても側で支え続けてきた人物です。かわいい見た目なのにかっこいい性格をしており、良い奥さんであるところが人気のようです。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング10位にランクインしたのはキタリです。キタリは山の民メラ族の長です。美しい見た目をしており、目元にはタトゥーもしくはペイントで描かれた模様があります。壁に対しては辛辣で怒った時には殴りつけたりしていましたが、次第に壁とは戦友となります。山の民を率いているだけあり勇ましい女性です。

読者からは見た目も美しいと人気なのですが、過去のカタリとのやり取りや一族を率いる覚悟を決めた時のシーンがかっこいいと評判でした。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング10位にランクインしたのは媧燐です。媧燐は楚の女将軍ですがドSな性格をしているので味方からも敬遠されています。黒髪の短髪で身長が高く、美しいスタイルをしています。ただ戦場で戦っているだけあり言葉遣いは乱暴です。ガタイの良い強い女性が好きな読者から人気があるようです。

ちなみに『アメトーーク!』の漫画大好き芸人の有吉は『キングダム』の媧燐のようなドSで背の高い女性が好きだと語っています。このように媧燐は女性よりも男性にファンが多いキャラクターです。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング8位にランクインしたのは羌象です。羌象は羌瘣と共に「蚩尤」の後継者として育てられました。将来互いに戦わなくてはいけないものの、羌瘣は羌象のことを姉のように慕っていました。『キングダム』では登場回数が少ないものの、読者からは「象姉」と呼ばれている人気キャラクターです。

「蚩尤」の儀式当日は羌瘣を薬で眠らせて一人で「蚩尤」の儀式に参加しました。しかし幽連が他の参加者達と共謀し、大人数に狙われて殺されてしまいます。「蚩尤」の儀式に参加する前は、いつか外に出て家庭を持つことを夢見ていました。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング7位にランクインしたのはカイネです。カイネは趙の剣士で李牧の護衛をしています。初登場時だけでなく秦に来た時にも李牧の側に控えていました。馬陽防衛戦を観戦していた蒙毅や河了貂と偶然出会い、敵国の人間でありながらも河了貂とは仲が良くなりました。同じ女性である河了貂に対しては度々気にかけてアドバイスをすることもあります。

『キングダム』で軍に所属している女性キャラはクールな性格であることが多いのですが、カイネは表情豊かな方で焦ったり照れたり泣いたりと様々な表情を見せるところがかわいいと人気です。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング6位にランクインしたのは河了貂です。河了貂は王都奪還戦から信と一緒に住んでいる山の民の女の子です。場陽防衛戦を観戦してから軍師になることを決意し、昌平君の元で勉強をしました。その後、羌瘣が抜けてから千人将剥奪の危機に面していたほど負け続けていた信の元へ行き、軍師として加わって飛信隊を勝利へと導きました。

初登場時はまだ少年のような体型・顔立ちだったのですが、軍師として活躍するようになってから成長してかわいい顔立ちになっていました。信はそれでも女であることに気づきませんでしたが、飛信隊は顔を見ただけで女であると分かるほどかわいらしくなっています。ちなみに実写映画では河了貂役を橋本環奈が演じており、実写版もかわいいと人気です。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング5位にランクインしたのは紫夏です。紫夏は趙を脱する政を手助けした闇商人です。とても美しい女性で、幼い頃の政を変えた人物でもあります。政は趙で虐げられて育ったため、日頃のストレスで五感を失い幻を見るようになっていました。そんな政を心から受け止めて幻から開放してくれたのが紫夏でした。

敵国の趙の国民である紫夏でしたが、父のようにありたいという意志を曲げず最期まで政を守りきって死ぬシーンは泣けるといわれています。紫夏がいなければ今の政はなかったといわれているだけあり、既に故人ですが読者からはとても人気の高いキャラクターです。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング4位にランクインしたのは摎です。摎は昭王の娘です。しかし実母の身分が低く、当時宮廷内の抗争が酷かったことから暗殺される危険性がありました。そこで母と共に自殺したように見せかけて王宮から逃げ出し、王騎の召使いとして育ちました。幼少期から王騎に好意を持っており、王騎とは城を百個とったら妻にするという約束をしていました。

しかしいよいよ百個目というところで龐煖に殺されて死亡してしまいました。王騎の元で育ったこともあり、六大将軍に入るほどの実力を持っていました。すでに故人で昌文君の話の中でしか語られませんでしたが、王騎に一途な摎がかわいいと読者から人気です。王騎との過去も切ないですが人気のエピソードです。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング3位にランクインしたのは羌瘣です。羌瘣は信が初陣した時に出会った女の子です。男の子のフリをしていましたが素顔はとてもかわいく、信は面と向かって何度もかわいいと言っています。羌瘣は羌象を幽連に殺されたことで、仇を取るために情報を得ようとして戦場に出ました。その時に初陣だった信と共に戦います。

軍師としての才能も持ち合わせており、河了貂が飛信隊に来るまでは頭を使うことが苦手な信の代わりに作戦を立てることもありました。実際に羌瘣が一度飛信隊を抜けた時は連敗しすぎて、千人将を剥奪されそうになっていました。剣士として高い実力も持っているので飛信隊にはなくてはならない存在です。飛信隊の副官としても頼りになる人物で、さらに美人なので読者からも高い人気があります。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング2位にランクインしたのは太后・美姫です。美姫は政の実の母親にあたります。容姿はとても美しく、昔は趙で舞妓をしていました。しかし敵対国の荘襄王の后になり、趙の人々から嫌われ者になります。その時期に精神が破綻し、人相も変わってしまいました。それでも美しさは変わらず、昔は可愛らしい顔立ちでしたが太后になってからは妖艶さが増しました。

最終的には元恋人である呂不韋に利用されてしまい、愛人だった嫪毐と共に反逆罪が科せられます。劇中ではなにかとトラブルを起こした人物ですが、読者からは『キングダム』の登場人物の中で一番の美女といわれています。

『キングダム』のかわいい人気女性キャラ・登場人物ランキング1位にランクインしたのは楊端和です。楊端和は山の民の王で、政が王都奪還戦で同盟を求めた時に協力しました。普段は仮面をつけていますが、その容姿はとても美しく気高い女性です。壁はひと目見ただけで惚れてしまいました。政とは王都奪還戦の後も良好な関係で、李牧の危険性を伝えに来たりピンチの時には駆けつけて共に戦いました。

楊端和は外見・内面が美しく、また読者の中でも男女関係なく人気が高い人物です。このような強い女性に憧れるという声がたくさんありました。ちなみに実写版では長澤まさみが楊端和役を演じ、その美しさがSNSでは話題となりました。

『キングダム』ではメインキャラクターの一人である河了貂は史実では実在していません。信は史実で実在するのですが、その側には河了貂という名前の人物はおらず、またモデルとなるような似たような女軍師もいませんでした。実在する人物がモデルになっているわけではないので、史実に縛られず自由度が高いキャラクターであるといわれています。

河了貂は他のキャラクターに比べて「オレ」という一人称を使って男装していたり、梟面の蓑をかぶっていたりと個性が強いキャラクターです。メインキャラクターでここまで個性的に描けるのは史実で実在していないからかもしれません。

楚の女性将軍である媧燐は史実では実在しない女性キャラクターだといわれています。『キングダム』では史実に実在する李園の隣によくいるので媧燐も実在しているかのように描かれていますが、巨体で媧燐という名前の女性将軍は実在していません。ちなみに媧燐には弟がいるという設定で、媧偃が弟ということになっていますが実の弟ではないと考えられています。

なぜなら李園がその話題に触れた時に激怒したからです。媧偃が実の弟ならここまで怒るはずはありません。では誰が媧燐の実の弟なのかというと、昌平君なのではないかと考察されています。史実で昌平君は後に滅亡しかけている楚の王となります。しかし、なぜ滅亡しかけている楚の王となったのかその経緯は史実でも明らかになっていません。

もし昌平君が楚の王となるところまで漫画で描かれるのであれば、王となる理由が必要になります。そこで、オリジナルキャラクターである媧燐と昌平君を姉弟という設定にして楚とのつながりを作り、後に楚の王にするための伏線を作ったのではないかといわれています。ただこれは考察の一つにしかすぎず、戦争孤児である信も媧燐の弟の可能性があるといわれています。

『キングダム』では、政の心を救った紫夏でしたが史実では紫夏という闇商人は実在していません。史実では人質として趙で過ごし、冷遇されていたのは政の父でした。そんな政の父を王まで手引したのは呂不韋で、政は呂不韋の子なのではないかという説もあります。ただ政の父が秦に戻る時、美姫と政は趙に置いていかれてしまいます。

この時秦と趙の関係は悪化しており、『キングダム』のように虐げられていたというよりももはや殺されそうになっていました。しかし孝文王が即位した時に、趙は国際信義上仕方なく政と美姫を秦へと返したようです。このように史実では政は闇商人の手引きで秦には戻っていません。

政は史実では暴君といわれていますが、『キングダム』では温厚な性格をしています。政が温厚になったきっかけとなるエピソードを作るために、紫夏というオリジナルキャラクターが描かれたのではないかといわれています。

政の妻である向も史実には実在しないオリジナルキャラクターです。なぜオリジナルキャラクターなのかというと、史実では政の后妃についての記載がまったくないからです。ただ政が死亡した時、後宮では子どもがいない者達が殺され、その数はとても多かったそうです。そのため后妃はたくさんいたといわれています。

しかし『キングダム』では政は向一人だけを夜伽に呼び続け、麗という子を出産しました。史実では記録に残っている子どもの名前に麗という名前はありません。史実では政には子どもが20人以上いたと書かれているので、これからのストーリーの展開で向以外の后妃を取って子どもが増える可能性もあります。

向の親友の陽もまた史実には実在しないオリジナルキャラクターです。史実では政の后妃のことについて詳しく記されていないこともあり、どのような宮女がいたのかも分かっていないようです。

山の民メラ族の長のキタリも史実では実在しません。そもそも楊端和が山の民の王という設定自体がオリジナルなので、山の民として登場するキャラクターはオリジナルが多いようです。

『キングダム』の中でもナンバーワンといわれるほどの美女で人気のある楊端和は史実で実在します。しかし史実の楊端和は女ではなく秦の男性将軍です。また、山の民出身ではなく平民出身です。そのため『キングダム』では大きくアレンジされているのです。ただ史実で実在する楊端和もかなりの実力者で、紀元前238年の「衍氏の戦い」、紀元前236年の「鄴の戦い」などで活躍しました。

一方で、当時の山の民といわれる人物達は秦とは敵対していたのではないかといわれています。史実では秦の将軍である楊端和ですが、『キングダム』では異民族の山の民という秦にとっては助っ人的な立ち位置の人物にアレンジされていました。史実に実在するもののモデルになっているのは名前だけのようで、性別や出生などはほぼオリジナルです。

摎は史実に実在する人物です。『キングダム』では王騎の婚約者で昭王の娘、龐煖に討たれて死亡しましたが、これらはオリジナルエピソードです。史実では性別は男性で、政が在位していた頃も秦の将軍として生きていたといわれています。史実で初めて摎が登場したのは紀元前256年です。既にこの頃から秦の将軍として戦場で戦っていた摎は韓や趙との戦争で活躍します。

韓との戦いでは陽城と負黍を取り、趙では20県を奪ったといわれています。そして斬首した者や捕虜の数は万を越えていたといわれています。これだけでも大きな戦で、圧倒的な力を見せていることが分かります。この時韓も対策を取っており、西周は陽城の連絡路を断つために秦に攻撃しました。しかしこれを摎が防ぎ、西周を降伏させました。

『キングダム』では、摎は趙の龐煖に討たれて死んでしまいましたが、史実では趙との戦いで勝利しています。この時の戦いでは趙に負けた将軍もいたようですが、摎はむしろ大戦果を挙げました。このような戦歴からすると、『キングダム』では攻めが得意な六大将軍だったという設定にも納得できます。ただ史実ではどのような最期を送ったのかは分かっていません。

史実で実在する摎の実力は『キングダム』にも反映されていますが、摎の性別や出生、最期はアレンジされています。また史実では王騎と摎の直接的な関係性などは明らかになっていません。ちなみに史実では、摎が王騎よりも先に将軍になっているので、年齢も違うようです。

『キングダム』では、絶世の美女といわれる太后・美姫も史実で実在する人物で趙姫といわれています。ただ『キングダム』では性格などに少しだけアレンジが加えられています。『キングダム』の美姫は元々可憐な舞妓でしたが、趙に人質として残されて冷遇されるようになってから人が変わったようになりました。しかし史実の趙姫は舞妓ではあったものの元々男好きな性格をしていたようです。

呂不韋は趙姫を自分の妾であることを隠して子楚の妃として譲りました。その後子どもを妊娠しますがその子が呂不韋の子であるという説もあります。そしてその子が後の始皇帝となる政です。趙姫は政が生まれてからは趙でしばらく過ごしますが、子楚が秦に向かってから趙から命を狙われるようになりました。その時はうまく潜伏していたので趙から見つかることはなかったようです。

そして孝文王が即位した時に政と共に秦へと向かいました。孝文王の死後すぐに子楚は荘襄王として即位します。この頃は呂不韋は権力を持つようになったのですが、荘襄王の死後再び趙姫と密通するようになりました。これは元々趙姫が男なしでは生きられないような性格をしていたからだといわれています。呂不韋も未練があったため関係を続けましたが、流石に危険だと思い代わりに嫪毐という男を差し出します。

嫪毐は巨根で趙姫も満足したようです。やがて嫪毐と趙姫の間には二人の息子が誕生します。しかし嫪毐が反乱を起こしたことで二人は捕らえられ、嫪毐と二人の息子は殺されてしまいます。そして趙姫は幽閉されました。ちなみに政が幼くして王となった時、実権を握っていたのは呂不韋ではなく趙姫だったようです。また『キングダム』では嫪毐との間に生まれた子は二人とも息子ではなく一男一女でした。

元々美姫は本気で呂不韋の事を愛しており、子楚を愛するように言われた時は絶望していました。史実では元から好色で淫乱だったと記されていますが、『キングダム』では愛されないという寂しさから男を求めるようになったという経緯が描かれています。このように若干の違いはあるものの、他のキャラクターに比べると美姫は史実に近い状態で描かれている事がわかります。

『キングダム』のメインキャラクターの一人であり、読者からの人気も高い羌瘣は史実に実在します。しかし史実では女性剣士であったり、「蚩尤」という刺客一族であったことは記載されていません。そのため、羌瘣は男性であった可能性が高いといわれています。史実では秦の武将であり、紀元前229年には楊端和や王翦と共に趙と戦いました。

史実では楊端和は山の民の女性騎士ではなく秦の男性将軍でした。王翦は『キングダム』では王賁の父で自分が王になろうとしている野心家ですが、史実では秦の名将ですが保身的な性格をしています。羌瘣についての記載は少ないのですが、実力主義の政が治める秦で王翦や楊端和と共に将軍をしていたということはそれだけの実力があったのではないかといわれています。

ちなみに趙への攻撃を始めてから1年後の紀元前228年には幽繆王を捕らえ、王翦と共に趙を滅ぼします。しかしそれ以降の羌瘣についての記述はありません。ちなみに『キングダム』のように信のいる飛信隊には所属していません。ただ、史実ではちょうどこの頃に信のモデルとなった李信は活躍しています。李信は紀元前229年から紀元前228年の間は太原や雲中にいたようです。

この時全く別の場所にいたので、史実では一緒に戦ったということすらありませんでした。羌瘣は紀元前228年以降は登場していないので、最期どうなってしまったのか分かっていません。史実ではそこまで詳しく書かれていないので『キングダム』ではアレンジを加えて主要キャラにしたのかもしれません。羌瘣は史実で実在するものの、オリジナル要素が多いので史実からは今後の展開が考察しにくいといわれています。

羌瘣は見た目だけでなく性格もかわいいといわれています。普段はクールな羌瘣ですが、たまに照れるところが人気でした。宮廷の女性キャラの登場人物の中では陽も人気です。親友の向に嫉妬することもなく本気で応援しているところなどが健気でかわいいと人気です。河了貂は軍師としての才能が評価されていました。実際に千人将剥奪といわれるまで弱った飛信隊を立て直したのは河了貂の戦術のおかげでした。

羌瘣は飛信隊で信の副官を務めており、長年一緒に戦ってきた仲です。また劇中で、信は度々羌瘣のことをかわいいと言ったり、羌瘣が女性であるとすぐに見抜いていました。このようなことから、史実とは別として信と羌瘣が結ばれるのではないかと考察されています。他にも羌瘣が格好良くてかわいいから信とのカップリングが好きになったという方もいました。

『キングダム』は実写化され、その後続編制作も発表されました。一作目はほとんど男性キャラしか登場しませんでしたが、続編からは多くの女性キャラが登場するといわれています。特に人気キャラである羌瘣役に誰がキャスティングされるのか気になっている方がたくさんいました。また、絶世の美女である美姫役には女優の菜々緒を希望している声もありました。

『キングダム』は史実で実在する人物をモデルとしており、特に美姫は史実を元に忠実に描かれていました。しかし羌瘣に関しては史実でそこまで深く語られていないので、『キングダム』では名前が同じでほぼ別人のようにアレンジされています。そのため、『キングダム』の読者の多くは今後羌瘣がどうなっていくのか気になっているようです。

羌瘣はいつも最前線で戦っており、何度か死亡フラグが立っていながら生還しているので、そのうち死んでしまうのではないかと心配する声もありました。またこの後史実通りに物語が進むなら、羌瘣はどのような経緯で王翦や楊端和と共闘して趙を落とすのか気になっている方もたくさんいました。

『キングダム』にはかわいい女性がたくさん登場していました。かわいくて特に人気が高いのは楊端和と羌瘣です。この二人は史実で実在する人物ですが、『キングダム』ではアレンジされて魅力的な女性キャラとなっていました。特に羌瘣に関してはメインキャラクターでもあるので、今後どのような展開になるのか気になっている方が多いようです。

読者のファンの中には信と結ばれるのではないかといわれています。しかし史実通りに、趙との戦いの後は死亡または飛信隊を脱退して登場しなくなるという考察もあります。『キングダム』のストーリー自体は史実にある程度沿っているのですが、今後どのような展開で女性キャラが活躍していくのかに注目です。