【黒子のバスケ】氷室辰也の声優はだれ?能力や紫原敦・火神大我との関係は?

『黒子のバスケ』に登場するキャラクター、氷室辰也。彼はメインキャラクターではありませんが、『黒子のバスケ』という作品の中でもかなりの人気を誇っています。氷室辰也はどのような人物なのでしょうか?ここでは、『黒子のバスケ』の氷室辰也について紹介。アニメで彼の声を担当した声優についてや、声優が歌っているキャラソン。主人公の1人である火神大我との関係や、キセキの世代の1人である紫原敦との関係についても見ていきます。氷室辰也の魅力を知り、『黒子のバスケ』をより深く楽しみましょう。

【黒子のバスケ】氷室辰也の声優はだれ?能力や紫原敦・火神大我との関係は?のイメージ

目次

  1. 氷室辰也とは?
  2. 氷室辰也のアニメ声優はだれ?
  3. 氷室辰也の能力や強さ
  4. 氷室辰也と紫原敦・火神大我との関係
  5. 氷室辰也のコスプレグッズやキャラソン
  6. 氷室辰也の声優に関する感想や評価
  7. 氷室辰也の声優まとめ

氷室辰也とは?

氷室辰也は『黒子のバスケ』に登場するキャラクターの1人。ここでは氷室辰也の声優やキャラソン。紫原敦、火神大我との関係などを紹介していきます。氷室辰也について詳しく見ていく前に、まずは『黒子のバスケ』の基本情報を押さえておきましょう。

黒子のバスケの作品情報

黒子のバスケの概要

『黒子のバスケ』は、2009年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた少年漫画。作者は藤巻忠俊です。話数は全276話、発売されたコミックスは全30巻となっています。高校バスケを題材とした作品で、2012年4月にテレビアニメ化され、第3期までが放送されました。アニメの他にも、劇場版化や舞台化、ゲーム化など様々なメディアミックスが展開されています。

黒子のバスケのあらすじ

黒子テツヤは誠凛高校に入学したばかりの少年。彼は中学時代、全中3連覇を誇るバスケの強豪校・帝光中学校バスケットボール部の一員でした。中学時代の黒子の仲間たちは「キセキの世代」と呼ばれる、10年に1人の天才たち。

彼らは才能の開花と共にバスケに対する真剣さを失っており、そのまま別々の高校に進学していました。黒子はキセキの世代を倒すことを決意。誠凛高校で出逢ったキセキの世代に匹敵する天才・火神大我を新たな相棒とし、仲間たちと共にウィンターカップ優勝を目指します。

氷室辰也のプロフィール

『黒子のバスケ』に登場する氷室辰也は、陽泉高校に通う2年生です。誕生日は10月30日。身長は183センチで、体重は70キロ。血液型はA型です。好きな食べ物はピクルスで、趣味はビリヤード。得意科目は数学で、委員会は生徒会に入っています。陽泉高校バスケ部に所属しており、背番号は12番で、ポジションはシューティングガード。得意プレイはストップ&ジャンプシュートです。

陽泉高校はキセキの世代の1人である紫原敦が通う高校。この学校のバスケ部で、氷室辰也は紫原敦と共にダブルエースとして活躍している実力者です。外見的特徴は、左目を覆う長い前髪と、右の目元にある泣きぼくろ。美男子であるため、女性からかなりモテているようです。性格は温厚で冷静沈着。高校生にしては大人っぽい振る舞いを見せていますが、実は内心に激しさを秘めており、本気で怒るとかなり怖い人です。

バスケットボールプレイヤーとしての実力はかなりのもので、基本をしっかりとこなす美しいプレイスタイルが特徴的。1つ1つの技が洗練されており、キセキの世代にも負けない力を持っています。彼のすごいところは、キセキの世代と違って天才ではないところ。たゆまぬ努力でキセキの世代と遜色ない実力を身に着けた氷室辰也は、多くのファンから尊敬されています。

氷室辰也の身長を他キャラと比較

氷室辰也の身長は183センチ。バスケをする登場人物たちの中では、特別背が高いほうではありませんが、だからと言って低いほうでもありません。ただし、同じチームに身長208センチという紫原敦がいるため、小柄な印象を受けがちです。しかし168センチの黒子テツヤや、173センチの赤司征十郎のような選手と比較すると、大きく見えるでしょう。

氷室辰也の人気投票の結果

『黒子のバスケ』は、『週刊少年ジャンプ』誌上で過去4回に渡って人気投票を行っています。魅力的なキャラクターが多く、中でも主人公の黒子テツヤと火神大我、キセキの世代に票が集まりがちなため、氷室辰也は第1回から第3回まではトップ10入りすることができませんでした。しかし4回目の人気投票「黒バス大賞」にて、ついにランキング10位という結果を出しています。

黒子のバスケ アニメ公式サイト

氷室辰也のアニメ声優はだれ?

谷山紀章のプロフィール

アニメ『黒子のバスケ』で氷室辰也を演じたのは、声優・歌手の谷山紀章です。谷山紀章は1975年8月11日生まれ。山口県出身で、所属事務所は賢プロダクションです。声優活動を始めたのは、1995年のこと。声優としてのデビュー作は『銀河英雄伝説』(帝国軍兵士)でした。

アニメだけでなくゲーム、洋画吹き替え、ラジオなど様々な仕事をこなす実力派声優。2005年からは音楽活動も始めており、音楽ユニット「GRANRODEO」のボーカルとして活躍しています。アニメ『黒子のバスケ』のOP主題歌は、6代目OPを除いて全てGRANRODEOが担当しました。またその歌唱力を活かし、数々のアニメでキャラソンにも積極的に関わっています。

谷山紀章の主な出演作品

アニメ『黒子のバスケ』で氷室辰也を演じた声優・谷山紀章の主な出演作品その1は『うたの☆プリンスさまっ♪』です。声優・谷山紀章はこの作品で、主要キャラクターの1人である四ノ宮那月の声を担当しました。声優・谷山紀章は四ノ宮那月として数々のキャラソンを発表しています。

また声優の谷山紀章はその他にも、『天元突破グレンラガン』のキタン役、『S・A〜スペシャル・エー〜』の雑賀八尋役、『とある魔術の禁書目録』のステイル=マグヌス役などの声優も務めています。

Thumb黒子のバスケの声優一覧!豪華すぎるキャスト陣の顔写真・キャラ紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

氷室辰也の能力や強さ

能力や強さ①プレイスタイル

プロフィールでも少し触れましたが、氷室辰也は基本に忠実なプレイスタイルを好みます。基本ができているからこそ1つ1つの技が極限まで洗練されており、その様子は「流麗なダンス」と形容されるほど美しいもの。ドリブル、ストップ、シュートなどバスケの基本をあまりにもよどみなくこなすため、相手は氷室辰也がシュートモーションに入ったことにすら気づけないことがあります。

キセキの世代の中でも飛び抜けたバスケセンスを持つ青峰大輝が惑わされるのですから、氷室辰也の技量は相当なものなのでしょう。野性的な火神大我や青峰大輝とは真逆のプレイスタイルです。特別な才能がないからこそ基本を徹底的に磨き抜いたことで、氷室辰也はキセキの世代に匹敵する力を手に入れることができました。

能力や強さ②陽炎のシュート(ミラージュシュート)

氷室辰也の必殺技は、ブロックをすり抜ける「陽炎のシュート(ミラージュシュート)」です。もちろん物理的にボールが相手の手をすり抜けることは不可能なので、正確に言えば「すり抜けているように見える」シュート。原理自体は単純で、氷室辰也は1度ボールを放ち、それを自分でキャッチして改めてシュートをすることで相手のブロックのタイミングを外しています。

そのためボールは阻まれることなく、相手の手をすり抜けてゴールに飛んでいくのです。言葉にすると単純明快。しかし普通はボールを2回投げたようにしか見えないため、簡単に阻まれてしまうでしょう。そうならないのは、ひとえに氷室辰也の技術力の高さゆえ。彼の動作が洗練され過ぎているため、2回ボールを投げたようには見えないのです。

この技の強みは、仕組みがわかったからといって阻止できるわけではないということ。2回ボールを投げていることに相手が気づいたとしても、氷室辰也は1回目でシュートするか2回目でシュートするかを選ぶことができます。相手の動きを見て、それから決断することができるのです。陽炎のシュートを破るには、火神大我のような驚異的なジャンプ力・滞空時間を持つ選手が相対する必要があります。

Thumb【黒子のバスケ】陽泉高校メンバーまとめ!能力やキャラクターのプロフィールを紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

氷室辰也と紫原敦・火神大我との関係

氷室辰也と紫原敦の関係

キセキの世代の1人・紫原敦。彼は恵まれた体格と圧倒的なバスケセンスを持った天才です。紫原敦の特徴は、バスケは体格と才能が全てのスポーツであると思っており、それらを持たない凡人が努力してバスケに関わろうとすることを嫌っているということ。努力すればどうにかなると考える熱血な選手が大嫌いなのです。また非常にわがままで、子供っぽい性格をしています。

彼の1つ上の先輩である氷室辰也は、紫原敦のわがままを笑って受け止めることができる存在でした。紫原敦もそんな氷室辰也に懐いており、よく行動を共にしているようです。紫原敦の人柄がわかったところで、もう1度氷室辰也に目を向けてみましょう。氷室辰也はキセキの世代のような天才ではありません。キセキの世代に限りなく近い実力の持ち主だと言われてはいますが、彼とキセキの世代の間には明確な差が存在します。

そして氷室辰也は鍛錬でキセキの世代に近い力を獲得したかなりの努力家であり、一見クールに見えますが実は情熱を胸に秘めた熱血漢。見れば見るほど、紫原敦の嫌いなタイプそのままです。しかし紫原敦は、氷室辰也に対しては嫌悪感を出していません。それは氷室辰也の努力が実を結んでおり、紫原敦も認める実力を有していたからでしょう。

紫原敦は、どれだけ努力しても結果が出ない凡人を嫌っているだけで、結果を出してさえいれば文句はないようです。一方、氷室辰也は紫原敦を可愛がっているものの、心の奥底では自分と違って天賦の才を与えられている彼に思うところがあったようです。それがわかるのが、黒子テツヤ・火神大我たち誠凛高校との戦いでのこと。

紫原敦は火神大我に勝てないと悟り、試合途中でやる気を失くしてしまいました。早々に諦めてしまった紫原敦を、氷室辰也は初めて叱責します。彼の口から出たのは、才能を持っている紫原敦を羨むような言葉。そしてだからこそ簡単に諦めないでほしいというものでした。

持たざる者の真剣な想いに、紫原敦は心を動かされやる気を取り戻します。今まで周囲からの叱責など気にも留めていなかった紫原敦でしたが、氷室辰也の言葉だけは彼に届いたのでした。紫原敦の中で、氷室辰也は少し特別な人間であることがわかります。

氷室辰也と火神大我の関係

『黒子のバスケ』の主人公の1人・火神大我。彼と氷室辰也の出逢いは、アメリカのジュニアスクール時代にまで遡ります。当時、火神大我はアメリカにやってきたばかり。英語もまだ話せず周囲から浮いていて、友達ができないことが悩みでした。そんな彼に声をかけたのが氷室辰也です。氷室辰也は火神大我に、自分をアピールすることの重要性を説き、また彼にバスケを教えました。

氷室辰也との出逢いがなければ、火神大我はバスケにのめり込むことはなかったかもしれません。2人は兄弟のような関係を築き、その証としてお揃いのリングを持っていました。しかし、火神大我が負傷した氷室辰也を気遣ってバスケで手を抜いたことがきっかけで、2人の間に確執が生まれます。結局そのまま喧嘩別れしてしまった氷室辰也と火神大我。やがて2人は日本で再会することになります。

元々は仲が良かった2人ですが、氷室辰也はずっと火神大我の才能に嫉妬心を抱いていました。バスケを始めたのは氷室辰也が先。しかし火神大我はその圧倒的な才能で氷室辰也を追い越してしまったのです。火神大我は才能がありバスケが好きなためゾーンに入ることができます。氷室辰也はバスケが大好きで実力もありますが天才ではないためゾーンに入ることはできません。

日本で誠凛と戦った際はその事実を突きつけられ、氷室辰也はかなり精神的にダメージを受けました。しかし氷室辰也はその事実を受け止めたうえでチームのために奮闘。結果的に誠凛には破れてしまったものの、火神大我との確執は解消され、再び兄弟のような関係に戻っています。

Thumb黒子のバスケ・紫原敦はキセキの世代最強センター!能力と画像まとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

氷室辰也のコスプレグッズやキャラソン

氷室辰也のコスプレグッズ

氷室辰也はコスプレのモデルとしても大人気。ネットでは氷室辰也になりきるためのグッズが多く販売されています。左目を隠せるウィッグや、火神大我とのお揃いの指輪。陽泉高校の制服や陽泉高校バスケ部のジャージなどが専用のグッズとして販売されています。

氷室辰也のキャラソン

アニメ『黒子のバスケ』のキャラソンシリーズが発売されており、ラインナップには氷室辰也も名を連ねています。氷室辰也の担当声優は歌手としても活動し、また数々の作品でキャラソンを発表してきた谷山紀章。『黒子のバスケ』のキャラソンでも、これまでに培ってきた高い歌唱力を遺憾なく発揮しています。

キャラソンであるため、GRANRODEOのときとは違う爽やかな歌い方で氷室辰也を表現しているところが特徴的。氷室辰也のキャラソンCDはソロのキャラソンと、紫原敦とのデュエット曲が収録されたキャラソン、火神大我とのデュエット曲が収録されたキャラソンが発売されています。

Thumb黒子のバスケのOP・ED一覧!「Can Do」など人気曲ランキング | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

氷室辰也の声優に関する感想や評価

GRANRODEOの活動があるからか、谷山紀章にはワイルドなイメージがついています。そのため爽やかで王子様然とした氷室辰也と谷山紀章が結びつかなかったという人も少なからずいました。有名な声優でありながらアニメファンが咄嗟に気づけないということは、それだけ自分を消して役を演じきっているということ。谷山紀章の声優としての演技力の高さが光ります。

氷室辰也役の声優に谷山紀章を抜擢した人を称賛するファンのコメント。声優・谷山紀章の演技のおかげで、氷室辰也というキャラクターがより魅力的になっていました。氷室辰也の人気が高いのは、谷山紀章の声優としての活躍によるところも大きいです。

声優としてだけでなく、歌手としても活躍している谷山紀章。彼はアニメ『黒子のバスケ』のOP主題歌を担当しています。『黒子のバスケ』といえばGRANRODEOを思い浮かべる人も多いでしょう。声優としても歌手としても、谷山紀章は『黒子のバスケ』に欠かせない人物でした。

Thumb【黒子のバスケ】火神大我は誠凛のエース!アメリカ仕込みの実力と能力を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

氷室辰也の声優まとめ

氷室辰也を演じた声優・谷山紀章についてや、氷室辰也と紫原敦・火神大我との関係などについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?氷室辰也は天才たちとの違いに嫉妬心を抱き、悔しさを抱えながらも、諦めずに努力を続けてキセキの世代に匹敵する実力を手に入れたすごい選手です。彼の姿勢は多くのファンに勇気を与えました。是非、漫画・アニメ『黒子のバスケ』を見て、氷室辰也の努力に触れてみてください。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ