【黒子のバスケ】陽泉高校メンバーまとめ！能力やキャラクターのプロフィールを紹介

今回紹介していく陽泉高校は「黒子のバスケ」に登場したバスケの強豪校です。「黒子のバスケ」には様々なバスケの強豪校が登場しますが、キセキの世代をメンバーとして迎えた陽泉高校は「黒子のバスケ」に登場する強豪校の中でもトップクラスを誇る強さでした。個性的なメンバーも読者の間では話題となっています。今回は、そんな陽泉高校のキャラクターのプロフィールや能力について紹介し陽泉高校の強さに迫っていきます。

「黒子のバスケ」で活躍していたバスケの強豪・陽泉高校のメンバーを紹介していく前に、ここからは「陽泉高校」も活躍した「黒子のバスケ」の作品概要とあらすじを詳しく解説していきます。

「黒子のバスケ」の作者は、藤巻忠俊でした。2009年から週刊少年ジャンプ本誌での連載がスタートし、2014年に終了を迎えています。単行本は全30巻が発売され、現在までに累計発行部数3100万部を突破していると明らかになっていました。そんな「黒子のバスケ」では、高校バスケットボールの世界が描かれています。作者である藤巻忠俊にとっては初めての連載作品だったようです。

「黒子のバスケ」の元となった読み切り版は第44回ジャンプ十二傑新人漫画賞を受賞しています。その後「赤マルジャンプ」で2007年に読み切り版が掲載されていました。また、2014年に本編の連載が終了した後も「少年ジャンプ+」にて後日談が連載されています。さらに「少年ジャンプNEXT!!」では、学校を超えたチームで挑む「黒子のバスケEXTRA GAME」が2016年まで連載されていました。

中学バスケットボール界では帝光中が最強として君臨していました。部員数は100名を超え、全中でも三連覇を達成しています。そんな帝光中の中でも10年に1人の天才と呼ばれた5人が集まっている世代がありました。彼らは「キセキの世代」と呼ばれ、試合でも圧倒的な実力を見せ無敗を誇っていました。そんな彼らには試合記録には残っていない、天才5人が実力を認めたという六人目のメンバーがいるという奇妙な噂がありました。

時は流れ、キセキの世代はそれぞれ別の高校に進学します。その行方が注目される中、創部2年目の新設バスケ部・誠凛高校バスケ部も新入部員の勧誘をしていました。そこへ影が非常に薄い黒子テツヤという少年が入部届けを出します。入部届けを出したことにすら気づかれない黒子でしたが、彼こそがキセキの世代5人に実力を認められた幻の六人目だったのです。バスケの能力にはあまり秀でていませんが、存在の薄さは一級品でした。

陽泉高校は、「黒子のバスケ」に登場するバスケの強豪校です。主人公・黒子の所属している誠凛高校のライバル校の一つとして登場しました。秋田にある学校で、10年に1人の天才が集まったキセキの世代から紫原敦を獲得していました。さらに、アメリカ帰りの氷室辰也も所属しWエース体制でチームが組まれています。インターハイでは、氷室を出場させず紫原を準決勝まで温存させながらも3位という好成績を残していました。

陽泉高校の特徴として、草試合禁止というルールがあります。作中でもルールについて言及されている場面がありました。そんな陽泉高校のメンバーとして登場するキャラクターの中には身長200cmを超える者が3人もいました。ディフェンス能力に特化したチームなようで、「鉄壁という比喩すら生温い絶対防御(イージスの盾)」と評されていました。ウインターカップ二回戦・三回戦合わせて無失点という驚異のスコアを出しています。

陽泉高校は秋田県にる強豪校として「黒子のバスケ」に登場しました。ウインターカップでは優勝を目指す誠凛と激突し、好勝負を繰り広げます。そんな陽泉高校はキセキの世代・紫原や火神の幼馴染である氷室辰也など魅力的なキャラクターがメンバーとして所属していました。ここからはそんな陽泉高校のメンバーとして作中に登場したキャラクターのプロフィールや能力を紹介していきます。

陽泉高校バスケ部のメンバーであり、エースとして登場したキャラクター・紫原敦は中学時代キセキの世代と呼ばれていた内の1人でした。中学入学時には186cmだった身長も、208cmまで伸びています。チーム内のポジションではセンターを担当していました。帝光中時代の背番号は5番で、陽泉高校では9番を貰っています。非常にお菓子が好きなキャラクターであり、常にお菓子を抱えている姿が作中では描かれていました。

そんな紫原は「ヒネリつぶす」とよく口にしています。紫色の挑発が特徴的で、身長だけではなく手足も長いキャラクターでした。気に入った相手を呼ぶときは、名前の一部に「ちん」をつけるのが法則なようで「黒子のバスケ」主人公の黒子テツヤも「黒ちん」と呼ばれていました。また、かつてチームメイトだった赤司を恐れていて、赤司との対戦だけは避けたいようです。インターハイも赤司の指示により準決勝を欠場しました。

陽泉高校のメンバーとして登場した氷室辰也は、同じく陽泉高校のメンバーである紫原よりも一つ上の学年であり高校二年生という設定でした。キセキの世代である紫原と並んでエース扱いされるほどの実力者であり、火神の兄貴分でもありました。おとなしい見た目をしていますが、非常に熱い思いを抱いているキャラクターでエレガントヤンキーというあだ名がつけられるなど、喧嘩慣れしているという設定も明かされています。

陽泉高校では、シューティングガードというポジションを務めていました。アメリカ時代火神と兄弟の証として購入したリングを首から下げていることが特徴的です。紫原に甘く、紫原のマイペースな言動や行動にも「次は気をつけような」と優しく言い聞かせている様子が描かれていました。また、黄瀬涼太同様に女性にモテるタイプなようで虹村からは「量なら黄瀬、室なら氷室」と言われていました。

岡村建一は、陽泉高校バスケ部のメンバーとして「黒子のバスケ」に登場したキャラクターです。高校三年生であり陽泉高校バスケ部の主将を務めていました。チーム内のポジションはパワーフォワードですが、元々はセンターを担当していたようでした。陽泉高校の200cm超え選手の内の1人で、身長は200cmです。バスケ部にいたらモテるという話を信じていたようですが、アレックスと氷室を見て悔し泣きを披露しています。

同じチームである福井や、後輩にすら容姿を弄られているキャラクターで弄られる度に泣くというパターンを繰り返しています。そんな弄られキャラの岡村ですが、ここぞという大事な場面ではきちんと主将らしい一面を見せています。また、足は速くないという情報が氷室からは明かされていました。非常に体格の良いキャラクターで、ゴリラとも言われていました。「ワシ」という一人称が特徴的なようです。

陽泉高校のメンバーとして登場するキャラクターの中には、福井健介というキャラクターもいました。福井健介は、陽泉高校の三年生として「黒子のバスケ」に登場しています。バスケットボール部では副主将を務めていました。チーム内のポジションは、ポイントガードです。金髪が特徴的で、長身の多い陽泉高校のレギュラーの中でも身長が低いキャラでした。パスワークをコントロールし、攻撃の際は重要な役割を担っています。

福井健介は、ローカルモーションからのレイアップシュートを得意技としているようでした。また、陽泉高校バスケ部の主将である岡村を弄る役割になることが多く、バスケ部には入ればモテると思い込んでいた岡村に対して、「バスケやってようがやってまいがお前はモテねぇよ」という辛辣なツッコミを披露していました。そんな福井ですが、小説版では女子生徒からラブレターを貰っている姿も描かれています。

秋田の強豪校・陽泉高校のバスケットボール部のメンバーとして登場したキャラクターの中には、劉偉というキャラクターもいました。劉偉は中国からの留学生として陽泉高校に通っているメンバーです。チームメイトである氷室辰也と同じ高校二年生という設定でした。口癖として、語尾に「アル」をつけていますが。この口癖はバスケ部の先輩である福井から、日本で流行している口癖だと騙されて教えられたものだったようです。

陽泉高校には身長200cmを超えるメンバーが3人所属していますが、劉偉も200cmを超えているキャラクターの一人でした。劉偉の身長は203cmであるという設定が現在明かされています。チーム内では、スモールフォワードというポジションを担当していました。バスケの他にもブレイクダンスを得意としているようです。そんな劉偉は高い身長を活かせるスポーツだと思ったからバスケを始めたと判明しています。

「黒子のバスケ」では高校バスケ部の世界が描かれているため、個性的なバスケットボール選手が登場していました。しかし、作中で活躍していたのは選手だけではありません。それぞれの高校のバスケ部の監督も読者からは注目されていました。ここからは陽泉高校バスケットボール部の監督を詳しく解説していきます。

秋田の強豪として知られている陽泉高校バスケットボール部の監督をしているのは荒木雅子というキャラクターでした。黒髪が特徴的な女性監督です。特徴として、完璧な分析力が挙げられていました。女性ですが、その口調は荒く男勝りです。陽泉高校には身長が高く大柄な選手が集まっていますが、そんな大柄な部員達にも厳しく指導を行なっています。怒った時に竹刀を振り回している様子が作中では描かれていました。

陽泉高校の監督を務めている荒木雅子は元々、全日本代表選手だったという設定が明かされています。バスケ関係者には知り合いもいるようで、誠凛高校の監督リコの父・景虎やキセキの世代と呼ばれている天才を引き取った高校の監督達とは旧知の仲だということが判明していました。

「黒子のバスケ」には多くの高校が登場しますが、各高校が着用しているユニフォームも話題となっていました。ここからは今回紹介している紫原を獲得した高校・陽泉高校のユニフォームと陽泉高校となったモデル校について詳しく解説をしていきます。

陽泉高校のモデルとなった高校は能代工業という高校なのではないかと言われていました。能代工業は陽泉高校と同じく秋田県にある高校で同じくバスケットボールの世界を描いた「スラムダンク」でもモデルになっていた高校です。そのため、陽泉高校のモデルも能代工業なのではないかと考えられているようです。

陽泉高校のユニフォームは、白地に紫色の縦ストライプが特徴的なユニフォームでした。また、ジャージもユニフォームと同じく紫色を取り入れています。男子学生服はブレザータイプのもので、グレーのチェック柄だということも判明していました。

陽泉高校に関する感想の中には、こちらような感想もありました。こちらの方は、17巻で「絶対防御(イージスの盾)陽泉高校」という紹介とともに陽泉高校のメンバーが登場したシーンが痺れるほどかっこいいと述べられています。

陽泉高校に関する感想の中には、陽泉高校が強すぎるというものもありました。陽泉高校は防御力がずば抜けている高校です。攻撃力の高いキセキの世代・緑間や青峰ともいい勝負をするのではと予想されていました。

陽泉高校は非常に防御力の高いチームでした。それに加えキセキの世代・紫原もいます。作中では様々な高校が黒子を止めるための策を練ってきましたが、陽泉高校には防御に対する自信があったためあまり黒子にリソースを割いていないという点がかっこいいと思われたようです。

今回は「黒子のバスケ」に登場するバスケットボールの強豪校・陽泉高校について紹介をしてきました。陽泉高校は、秋田にある強豪校でキセキの世代の一人・紫原敦を獲得しています。さらに火神の兄貴分である氷室も所属し、大柄の選手を集め完璧な防御を築き上げていました。そんな陽泉高校も登場する大人気少年漫画「黒子のバスケ」一度ご覧になってはいかがでしょうか。