【キングダム】信のモデルとなった李信とは?大将軍になった?史実から今後を考察

キングダムで下僕から五千人将まで出世した信のモデルとなった人物は李信ではないかといわれています。王宮に上がった親友であり幼馴染みの漂は秦の王である政の影武者として死亡しました。彼は幼少期に語り合った二人の夢を胸に抱き、本格的に天下の大将軍になるために行動することになったのです。そこで、キングダムで心優しい信のモデルとなった李信について史実と照らし合わせながら分析し、彼の嫁となった人物やかわいい子孫についても紹介します。

【キングダム】信のモデルとなった李信とは?大将軍になった?史実から今後を考察のイメージ

目次

  1. キングダムの信とは?
  2. キングダムの信のモデルとなった李信とは?
  3. キングダムの信のモデルとなった李信は大将軍になった?
  4. キングダムの信の史実から今後を考察
  5. キングダムの信のモデルとなった李信の嫁や子孫
  6. キングダムの信の声優
  7. キングダムの信に関する感想や評価
  8. キングダムの信のモデルまとめ

キングダムの信とは?

キングダムで仲間を思いやることができる信念を持った信のモデルとなった人物に注目が集まっています。彼は作中では「信」という名前で初めは下僕として登場していました。しかし、同じ下僕で親友である漂と剣術を磨いていった彼はいつしか幼少期に見た輝くばかりの大将軍の姿を何度も思い出しては二人で語り合うようになります。二人は天下の大将軍になるために剣術を磨いていきました。

キングダムで仲間思いの彼のモデルとなった李信が史実ではどのように成長し、どのような結末になったのかが気になるところでしょう。そこで、五千人将にまで出世している信のモデルとなった史実に登場している李信の人物像や最後は天下の大将軍になったのか?彼の嫁候補とされている人物や彼のモデルとなっている李信の子孫についても紹介します。

キングダムの作品情報

キングダムの概要

佐賀県三養基郡出身の漫画家である原泰久さんによって描かれた「キングダム」は、2006年9号から週刊ヤングジャンプによって連載されている現在も連載中の漫画となっています。2013年において第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞したキングダムは、第58巻(2020年6月の時点)まで単行本で刊行されました。アニメや漫画、劇場版などで展開されているキングダムは、アニメにおいては第3シリーズまで放送されています。

6600万部(58巻の時点)の累計発行部数を記録しているキングダムは、BSプレミアムやNHKによって第1シリーズ(全38話)のアニメとして2012年6月~2013年2月に渡って放送されました。その後も2013年6月~2014年3月に渡って第2シリーズ(全39話)が放送されています。2020年4月からは第3シリーズのテレビアニメも放送されていきました。第50巻達成を記念して2018年4月からは実写映画化もされています。

キングダムのあらすじ

500年もの長きに渡って古代中国では戦いが繰り広げられ、春秋戦国時代の世が続いていました。中国の最西の秦という国では戦災孤児が下僕として働かされていたのです。幼くして戦災孤児となった漂(ひょう)は下僕として働ていると同じく戦災孤児となった信(しん)が下僕としてやってきました。賢かった漂は剣をマスターすることで下僕の座から這い上がろうと一緒に「天下の大将軍」になろうと幼い信を誘ったのです。

信のプロフィール

キングダムで武の天稟の持ち主である信は、幼少期は戦争孤児として下僕として働かされていました。下僕として売られていった先にはすでに漂が下僕の先輩として働いていたのです。頭脳明晰だった漂は、下僕から這い上がるには剣しかないといい放ち、将来は天下の大将軍になるという夢を語ります。無知で短気な信は、純真でもあったためにすぐに剣に夢中になり、働きながら幼馴染みで親友の漂と切磋琢磨することになりました。

  • 名前:信(しん)
  • CV(声優):森田成一
  • 異名:李信(りしん)
  • 幼少期:戦争孤児・下僕
  • 親友:漂
  • 将来の夢:天下の大将軍
  • 性格:直情径行、短気、義に熱い、優しい、純真
  • 出世:平民、一兵卒、百人将、三百人将、千人将、三千人将、四千人将、五千人将

剣術において互角の戦いをしていた二人でしたが、親友の漂のみが王宮へ上がることになります。二人は別々の場所で天下の大将軍を目指すことになりました。しかし、血まみれになった漂が突然姿を現します。瀕死の状態の彼は、王から授かったという剣と地図を渡してある場所へ行ってほしいと親友の信に頼んだのです。天下の大将軍の夢を親友の信に託した漂は安心して力尽きてしまいました。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

キングダムの信のモデルとなった李信とは?

モデルの李信①功績

短気で勇ましい性格の信のモデルとされている李信の功績は史実においてたくさん記されています。刺客列伝や王翦列伝などの史記によると紀元前229年からは趙を討伐するために王翦軍と一緒に戦っていました。作中でも46巻・498話において全く同じ内容によって展開されています。さらに、王賁と一緒に燕も滅ぼしていると記されていました。キングダムにおいても同じような内容が今後描かれる可能性は十分あるでしょう。

その際にはライバルであり盟友である王賁と一緒に力を合わせて、大将軍であるオルドらが占領している燕を攻め滅ぼすのかもしれません。史実では中華の統一に大いに貢献した李信は、多くの史記にその事実が記されていました。特に燕の討伐に関しては数多く貢献した李信については詳しく記されています。太子丹(燕)が中心になって紀元前226年には秦王である政を暗殺しようと計画を立てていました。

燕においては策略家である太子丹は秦王を務めている政信の暗殺を計画しますが失敗に終わっています。その事実を知った秦王である政は激怒して反撃に出ました。彼は純真で真っすぐな性格の李信や知略や軍略に長けている王賁、勇者である王翦らに燕を倒すように指示を出しています。彼らは燕国に向かうとまずは都を次々に攻略しました。彼らは燕軍を倒すことに成功し、暗殺を計画した太子丹は逃走します。

この時の戦いでは優秀な将軍である李信は、燕軍を追撃するために自ら千の兵を率いて敗走する太子丹らを見事討ち取っています。わずか千の兵で追撃した李信は、秦王である政を暗殺しようと計画した張本人である太子丹を倒すことで後世に語り継がれる将軍の一人となったのです。

モデルの李信②20万人を失う大敗の過去

史実に名を残している李信は、キングダムにおいての信のモデルとされていますが、華々しい歴史ばかりではありませんでした。彼は、過去に20万人を失う大敗もしていたのです。紀元前225年には秦王を務めている政は、「楚」という超大国を占領しようと攻撃を仕掛けます。楚を攻撃する際に総大将に選ばれたのが李信だったのです。数多くの貢献をしてきた彼は総大将に選ばれ楚に進軍しますが大敗してしまいます。

史実において嫁を貰い子孫を残している彼は、楚を攻め滅ぼそうとする政に呼ばれました。秦王である政が楚を討伐するには何人の兵が必要かと王翦と李信の二人に聞いたのです。「60万人は必要」だと答えた王翦に対して、「20万人いれば十分」といい放った李信が選ばれ、大国である楚の討伐に向かうことになりました。楚国に進軍した彼らは蒙恬や20万人の兵と一緒に快進撃を続けていきました。

楚軍を次々と撃破しながら快進撃を続けていった彼らでしたが、項羽の祖先である項燕という武将によって奇襲をされてしまいます。頭脳明晰な項燕からの奇襲によって塁壁を二ヶ所も破られてしまったために武将を七人も失うことになりました。武将を七人も一気に失ってしまった李信らは最終的には大敗することになります。史実においては、頭脳明晰な項燕の策略に大敗した李信は秦に撤退することになりました。

モデルの李信③李信の最後

人情味が厚い信のモデルとされている李信は、史実において20万人の兵と優秀な蒙恬と一緒に楚国を攻め落とそうとしますが最終的には失敗に終わってしまいます。快進撃を続けていた彼らは調子に乗ってしまったのか、少し油断をしてしまったようです。その隙を突くかのように策略家である項燕によって奇襲を受けたことで半分以上の兵をはじめ、優秀な武将を七人も失ってしまいました。

秦王である政は仕方なく、60万人の兵を王翦に託して大国である楚を攻め滅ぼすように命じます。60万人の兵と優秀な蒙武と一緒に楚国に進軍した彼らは、見事楚国を倒しました。この事実は王翦列伝という史記にしっかりと記されています。また、豪快な性格の李信が20万の兵によって大敗してしまった事実も同じく王翦列伝において大きく記されていました。

最終的には大将軍となった李信はこれらの失敗も糧として大きく成長することになったのでしょう。史実においても大きく記されているこれらの事実はキングダムでもしっかりと描かれていきそうです。史実では大敗して終わっていますが、作中では大敗した信は60万人の兵と一緒にリベンジをするために戦うかもしれません。

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キングダムの信のモデルとなった李信は大将軍になった?

楚の戦いのその後

楚の戦いにおいて20万人の兵によって攻撃を仕掛けた李信は史実的にも大敗をしてしまいます。しかし、最終的に大将軍となっている彼は、一度負けたからといってくじけるような人物ではありません。紀元前221年においては、蒙恬や王賁、李信ら三人は斉を滅ぼすように秦王である政に命じられます。暗殺未遂を起こした燕の討伐に貢献した彼らは再び大きなチャンスをもらったのです。

史実においてもその事実はしっかりと記されています。20万人の兵で楚を攻撃した李信は大敗をしてしまいますが、その後の斉との戦いにおいてはしっかりとチャンスを活かして倒していました。今後の作中でも知略に長け頭脳明晰な蒙恬や文武両道でどんな時も動じない王賁、本能的で決してあきらめない性格の信らは三人でそれぞれの強みを引き出していく事で勝利を収めて中華を統一していくのかもしれません。

李信はいつ大将軍になった?

豪快で人情味のある信のモデルとされている李信は、キングダムにおいて第一話の1ページにおいて颯爽と登場しています。美しく優雅に戦っていた王騎将軍の矛を受け継いでいる彼は、大軍を率いる大将軍となって駆け抜けている姿が勇ましく描かれていました。作中でもかなり印象的なシーンとなっているため、最終的には彼は天下の大将軍になることが早速ネタバレされています。

史実の存在となっている李信は、どのタイミングで天下の大将軍になることができたのでしょうか?彼は作中とは異なり始めから高貴な生まれの人物だったようです。そのため、作中の信よりも楽々と昇進することができたのは事実でしょう。また、彼は勇ましく最強の武将であったことは事実のようですが、全てが華々しい勝利だけだったわけではありません。

大国である楚を滅ぼす命令を与えられた際には20万の兵によって向かいますが半分以上の兵を失って大敗をしてしまっています。しかし、大敗をしてしまった彼も燕においての戦いは高く評価されていたために、中華統一において要の戦いとなる斉の討伐においてはかつての燕で活躍した蒙恬や王賁、李信ら三人が指揮を執るように選ばれており、気持ちを引き締めて戦いに挑み見事勝利を収めています。

最終戦となった一番重要な戦いにおいて勝利を収めた彼らは高く評価され、その論功行賞として大将軍になることができたとされているようです。しかし、史記などにはそれらの記述が一切残っていないために事実関係ははっきりとはしていません。

李信が大将軍になった記録はない?

中華統一に貢献した李信は、その貢献が認められて最終的には大将軍になったであろうとされていますが、それらの事実を記している史実は一切残っていません。彼が大国である楚を20万の兵によって大敗してしまったことや燕の討伐において暗殺を企てた張本人を殺害するなど活躍したことについては詳細が記されているのですが、中華統一をした後の史記は一切残っていないのです。

中華統一に大きく貢献した彼をはじめこれまで王である政と共に一緒に戦ってきたあらゆる人物の記録も残っていません。中華統一後の歴史に名を残している偉大な人物全ての記録が残っていないのです。史実が残っていない理由としては、紀元前206年に起きた秦の都での火事をあげることができるでしょう。

秦国が中華を統一したのは事実ですが、最終的には滅ぼされてしまいます。秦国を攻めてきた項羽によって秦の都に火が放たれてしまったのです。都が火事にされたことで多くの史記を失うことになりました。その中に、中華を統一した後の史記が含まれていたため統一後の史実が一切残っていないということになっているようです。

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キングダムの信の史実から今後を考察

考察①信はどのような将軍になる?

本能型の武将の才能があるといわれている彼は、今後どのような大将軍になるかが期待されている人物でもあります。下僕の身でありながら親友の漂との出会によって剣術を共に学びました。本能型の素質を持っている彼は幼少期から戦略を学んだことも一切ないために自分の直観を信じてその状況に応じて戦う戦法を取ってきていました。それによって苦しんでいることもありますが、仲間の軍略によって助けられています。

純真な心意気を持っている彼はそれだけで人を惹きつける魅力を持っていました。将軍にはさまざまなタイプが存在しています。戦略や知略を大いに駆使して戦う後方で指揮を執るというスタイルの頭脳派の将軍をはじめ、自ら最前線に立って兵を率いながら戦う武勇に長けた将軍、優雅で優秀な王騎将軍のように知略、武勇共に優れているオールラウンダーとなっている将軍の3タイプをあげることができるでしょう。

彼はこれまでの戦いを見る限り武勇に長けた本能型の将軍になる可能性が高いと考えることができます。武勇に長けた将軍の全てが本能型とはいい切れません。武勇に長けた上に本能型の素質が備わっているということです。本能型の場合は一般的な戦略は一切通用しないため、軍略家である将軍は悩まされることになります。本能的な将軍であったヒョウ公の元で学んだ彼は本能型にさらに磨きがかかりました。

考察②快進撃を繰り広げる?

武勇に長けた本能型の大将軍になるであろう彼は、今後キングダムにおいて快進撃を繰り広げることができるのでしょうか?彼のモデルとなっている李信の史実を元に考察していきましょう。本能型の武勇に長けた彼の場合は、今まで同様に兵の先頭に立って兵を導いていく将軍になっていく事は間違いないと考えることができます。燕を攻撃した際には史実には見事暗殺を企てた張本人である太子丹を追いかけて殺害していました。

史実にある程度忠実に描かれているキングダムは、燕との戦いにおいても同じように活躍して倒すことは予想できます。暗殺を企てて用意周到に秦を倒そうとする太子丹は、オールラウンダーでも武勇でもなく、知略や策略が得意な将軍として黒幕的に登場してくるのかもしれません。本能型のタイプの将軍は、相手が思いもよらないような奇想天外な行動ができることが多くそれによって混乱して自滅してしまう可能性は高いでしょう。

本能型の力が覚醒した彼は、知略に苦しみながらも最終的には本能によって状況を読み取り直観によって相手を追い詰めていくと考えることができます。史実でも勝利を収めているためキングダムにおいても圧倒的に燕を倒し、知略によって逃げ延びようとする太子丹に対して容赦なく追いかけて最終的には殺害してしまうことになるのかもしれません。本能的に逃してはまた同じ災いが降りかかると考えて瞬時に行動すると考えられます。

考察③楚戦で大敗する?

史実において妻を持ち子孫を残している李信は、燕との戦いにおいての功績が高く評価されその事実が記されています。そのため、立派な天下の大将軍になることが夢である彼は、大きな功績を残したシーンはもちろん彼が大敗をした大国である楚との戦いも描かれると考えることができるでしょう。人間は勝利することによって自信を持つことができるのと同じように失敗によって大きな教訓を得て成長することができます。

史実に大きく取り上げられている20万の兵によって大敗してしまった楚との戦いは、彼の今後の活躍に大きく影響する大事なシーンとして詳しく描かれると考えることができるのです。史実においては20万の兵によって大敗した彼は、半分以上の兵を失い大切な七人の将軍も失ったことで仕方なく、秦に撤退することになりました。しかし、作中ではその後に60万の兵によって楚を倒した王翦と共に戦うことになるかもしれません。

大敗をしてしまった彼は一度は退くという屈辱を味わいながらも、再度挑戦することを王であり友である政に必死に願い出るとも考えられるのです。史実とは異なりますが、主人公である彼が負けたままでは終わらないようにも考えられます。もしかしたら、そこに加わることで大敗を帳消しにしてさらに功績を認められるのだとしたらそこで天下の大将軍になることができるかもしれません。

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キングダムの信のモデルとなった李信の嫁や子孫

信のモデルとなった李信の嫁は不明?

豪快な性格の信のモデルとなった李信の嫁は不明となっています。確かに彼は史実では結婚していて嫁をめとっていました。そのため、漢の大将軍になったとされる「李超」という子孫を残しているのです。史記・王翦列伝においては彼の子孫である「李超」の名前は記されていますが、彼と結婚した嫁については史記が残っていません。彼と結婚した嫁がどのような人物であったのかはいまだ不明となっているのです。

史記・王翦列伝においては、史実において活躍した李信についてや彼の子孫について書いてあると共に高貴な身分であったことも記されていました。作中では下僕から出発している信ですが、史実の李信に関しては身分が相当高かったということで嫁となった女性も同じように身分が高かったと考えることができます。

作中の嫁候補の中で身分が一番高いのは秦の宮廷に仕える宮女である陽をあげることができるでしょう。心優しく本能的に動く信のモデルとなっているのが李信だとしてもどこまで史実に基づいて描かれるかはわかりませんが、彼女が嫁候補としてかなり有力なのは事実だと考えることができます。

信のモデルとなった李信の子孫

かつて勇ましい武将であったという記録が残っている李信はある女性と結婚して、子孫となる息子の「李超」を残していることが史記に残されています。最終的に大将軍である隴西侯まで上り詰めることができた彼は、家庭においても妻や子供と一緒に幸せに暮らしていたようです。結婚したという事実はあるもののどのような女性なのかは明らかになっていません。子孫となる息子の名前のみが記されていたのです。

短気な信のモデルとなった李信は史実では念願の将軍になっています。子孫である息子の李超は漁陽太守という大将軍となっていました。子孫である李超の功績などの詳細は記されていないようですが、突然子孫の李超が大将軍である漁陽太守に出世したと書かれています。偉大な人物の子孫であるためあり得ないことではありませんが彼が生きた時代の詳細は全く記されていません。

キングダムの漫画での嫁候補

羌瘣(きょうかい)

キングダムの漫画での嫁候補としては、飛信隊において副長を務めている羌瘣(きょうかい)の存在をあげることができるでしょう。彼女は女性でありながら優秀な剣士であり、飛信隊においては人情味が厚い信の右腕的な存在であり、頭脳役も担っていました。史実においては、秦の王である始皇帝に仕えていた武将となっています。彼女は魏との戦いにおいて勇ましく初登場していました。

強靭な腕力を持っている信とは互角に戦った人物が何人かいましたが、女性でありながら優秀な剣士である羌瘣もその一人だったのです。知略や軍略が全く苦手な信にとっては優秀な軍師となっています。飛信隊において副長を務めている羌瘣は、作中でも心優しい信の子を産むと仲間の前で公言しており、直情径行な信をはじめ周囲の仲間は吹き出していました。

純真な心を持っている信を信用している彼女は彼の嫁になって子孫を残してもいいと思っていたようです。しかし、仲間から子孫の作り方を知っているのかと聞かれた彼女は全く動じずに子孫の作り方を話していますが、それは姉として慕っている羌象からのでたらめな教えだったのです。嫁になって子孫を作ってもいいといい放った彼女の言葉に、気を許している信も意外と嬉しそうにしていました。

河了貂

山民族である梟鳴(きゅうめい)の末裔となっている河了貂(かりょうてん)は、親友である漂から受け取った刀に目を付けた人物となっています。鳥の頭のような蓑を被っている謎の姿をしていますが、彼女は可愛らしい女性だったのです。作中の女性の中では彼と一番長い期間一緒にいる人物となっています。出会った当時から意気投合した彼らは一緒に住んでいたこともありました。

一緒に住み始める前は変な格好をした河了貂のことを女性だとは思っていなかった信ですが、彼女の方は思いを寄せておりゆくゆくは嫁になりたいとも思っていたのです。彼のピンチを幾度となく救っている彼女は、一緒にいることで心が安らいでいくようになります。かつては一人孤独に生きていた彼女ですが彼のまっすぐな熱い思いに次第に影響されるようになりました。

嫁候補の一人である河了貂は、自分自身の気持ちははっきりとしていますが仲間である信にはその気持ちを打ち明けていません。しかし、顔中傷だらけの凱孟将軍に捕まった際には、彼の願いが叶うことを祈り、彼と一緒になりたいという純粋な気持ちを伝えています。彼女自身は嫁になって子孫を産むこともすでに覚悟ができているようです。

秦の宮廷に仕えている宮女の一人である陽は、目がぱっちりとした高貴な生まれの娘となっています。心優しいのちに王である政の妻となる向とは良い友達となっていました。彼女は重傷を負った友達の向を助けようと奮闘したり、彼女の娘である麗を助けようとしたり心優しく仲間思いなところもあります。

樊於期将軍の息子である流期が王である政の妻の向や彼女の娘である麗を襲ってきた際に登場して助けたのが曲がったことが大嫌いな信でした。彼の勇ましい姿に一目惚れしてしまった陽は、彼に心を寄せるようになります。そのため、彼女も立派な嫁候補ということができるでしょう。史実では李信の嫁は高貴な身分の出身であることからも嫁としては有力かもしれません。

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キングダムの信の声優

森田成一のプロフィール

本能的な天下の大将軍になることが予想される信の声を担当したのは声優の森田成一さんです。彼は、高校生時代に吹奏楽に所属しています。マーチングバンドの指揮を担当したことで、エンターテイメントの魅力や楽しさを知ることになりました。曲のアレンジをしたり、マーチングのフォーメーションを考えたり、ステージを創るためにディレクターのような仕事をしていくうちに世の中に訴えることができる仕事がしたいと考えます。

  • 名前:森田成一(もりたまさかず)
  • 生年月日:1972年10月21日
  • 血液型:A型
  • 出身地:東京都墨田
  • 職業:俳優、声優、ナレーター
  • 声優デビュー:2001年
  • 俳優デビュー:1997年
  • 所属事務所:青二プロダクション
  • 身長:168㎝

俳優であり声優、ナレーターとして活躍している森田成一さんは、初めは俳優として活動をスタートしますが、演技の幅を広げていくうちに声優やナレーターの仕事もするようになりました。カメラやバイク、釣りなどが趣味の彼は現在も声優や俳優、ナレーターの仕事をしながら制作の仕事にも関わっています。スタッフの人からは裏方の仕事が合っていると裏方の仕事にも高い評価を得ているようです。

森田成一の主な出演作品

声優の森田成一さんの主な出演作品には、学園BASARAの前田慶次役やタイガーマスクWのオカダ・カズチカ役、メジャーセカンドの佐藤寿也役、Rewriteの天王寺瑚太朗役、ドラゴンボール超のウイス役、K RETURN OF KINGSの御芍神紫役、黒子のバスケの灰崎祥吾役、ワールドトリガーの三輪秀次役、神撃のバハムート シリーズのアザゼル役、ドラゴンボールZ 神と神 特別版のウイス役などがありました。

その他のテレビアニメとしては、金色のコルダ Blue♪Skyの火積司郎役や、ダイヤのAの丹波光一郎役、TIGER & BUNNYのバーナビー・ブルックスJr.役、ミラクル☆トレイン〜大江戸線へようこそ〜の両国逸巳役、マージナルプリンス〜月桂樹の王子達〜のアルフレッド・ヴィスコンティ役、金色のコルダ シリーズの火原和樹役、BACCANO! -バッカーノ!-の若い車掌/クレア・スタンフィールド役などがあります。

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キングダムの信に関する感想や評価

本能的に勇敢に戦うことができる信がかっこいい、涙が止まらないと感想を寄せている人は多くいました。戦略や知略においては全くダメな彼ですが、心意気が立派であるため多くの人の心を自然と掴んでしまうという天性の才能を持っています。あまりにも真っすぐな姿に感動してしまう人もいました。親友である漂から受け取った剣を大切にしながら二人の夢を純粋に叶えようとする姿に多くの人が心を震わせていたようです。

マックにおいてキングダムを楽しんでいる人もいるようです。出世するに従って多くの闇を知ることになる彼ですが、さまざまな闇を知った上でも自分の信念を貫こうとする真っすぐな心を持った信がかっこいいと感想を寄せている人もいました。どこまでも純真な彼は、偉くなっても大人になっても決してブレない信念を持っています。彼の精神力の強さに強く惹かれてしまう人も多かったようです。

やっと新刊が読めて嬉しいという感想と共に、毎回毎回登場している主人公の人情味のある信がかっこいいとコメントしている人もいました。彼の姿にかっこいいと感動しながら彼の周りの仲間たちもいいなと感想を寄せている人もいます。純粋な人は多くの人を自然と惹きつけ元気にしてしまうようです。彼の周りに集まってきた人々には多くの使命と辛い過去を背負っている人もいましたが彼と出会えたことでとても幸せそうでした。

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キングダムの信のモデルまとめ

人間を何よりも大切にする信のモデルとなっているのは中華統一に大きく貢献した李信といわれています。史実にも彼の活躍は数多く記されていますが、20万の兵によって大敗してしまった記録もしっかりと書かれていました。本能的な戦いをすることができる彼は今後どのような活躍を見せてくれるのかに期待がかかっていますが、史実にある程度忠実に大敗シーンや貢献したシーンも見事に描かれていくのでしょう。

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