【ナルト】木ノ葉隠れの里の中忍まとめ!各キャラの術・強さや性格を一覧で紹介

『NARUTO(ナルト)』には中忍のキャラクターがたくさん登場します。中忍とは忍の階級のことで、下忍よりも上の階級です。主人公のナルトは中忍にならずに火影になりましたが、通常であれば中忍を経験してから上忍になります。この記事では『NARUTO(ナルト)』や『BORUTO(ボルト)』に登場する木の葉の里の中忍一覧を紹介します。また、中忍試験の内容などもまとめています。

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目次

  1. ナルトの中忍とは?
  2. ナルトの木の葉の里の中忍の術・強さや性格一覧
  3. ナルトの続編・ボルトの木の葉の里の中忍の術・強さや性格一覧
  4. ナルトの中忍試験の内容~第1・第2試験~
  5. ナルトの中忍試験の内容~予選・本戦~
  6. ナルトの中忍に関する感想や評価
  7. ナルトの中忍まとめ

ナルトの中忍とは?

NARUTO(ナルト)の作品情報

『NARUTO(ナルト)』とは忍者のバトル漫画です。登場する忍には中忍といわれる者たちがいます。主人公のナルトの同期ではシカマルが最初に中忍になりました。ここでは中忍とはどのような階級なのか詳しく紹介する前に、『NARUTO(ナルト)』の作品情報についてまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは、岸本斉史によって1999年から「週刊少年ジャンプ」で連載されていた少年漫画です。2014年に完結しました。15年間も連載されていた人気の高い作品で、完結後も続編の『BORUTO(ボルト)』が池本幹雄によって連載されています。アニメは第一部が2002年から2007年まで放送され、第二部は『NARUTO -ナルト-疾風伝』というタイトルで2007年から2017年まで放送されました。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』は落ちこぼれ忍者のナルトが火影を目指すストーリーです。ストーリーは二部構成となっており、第一部では主人公のうずまきナルトの少年時代や中忍試験を描かれており、第二部では青年になったナルトが「暁」という組織に狙われ、ナルトの中に封印されている九尾を巡って第四次忍界大戦が勃発します。

中忍とは?

『NARUTO(ナルト)』の木の葉の里では忍の階級があります。この階級制度は初代柱間が考案しました。木の葉の里では忍を目指す子ども達が専門のアカデミーに入学します。アカデミーを卒業すると下忍となり、担当上忍と下忍三人のフォーマンセルで行動します。そして担当上忍からの推薦をもらうことで中忍試験を受けることができます。

中忍試験を合格すると中忍として認められるのですが、中忍になるには純粋な強さだけでなく小隊を率いる統率力が必要になります。なぜなら任務に成功したとしても、強い自分だけ生き残って後は全滅しては問題があるからです。そのため、中忍試験では個々の強さよりも戦い方やどう考えて動いているかなどを重点的に評価されます。中忍試験は一年に二回開催されます。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ナルトの木の葉の里の中忍の術・強さや性格一覧

中忍一覧①うみのイルカ

うみのイルカとは木の葉の里の中忍で、アカデミーの教師です。アカデミーではナルトの担任の先生でした。誕生日は5月26日で年齢は23歳です。生徒から慕われる先生で「イルカ先生」と呼ばれています。叱るところでは叱りますが、きちんと生徒のことを考えて相談にのることもあります。ファンからも人気のキャラクターでキャラクター人気投票では最高3位、最低でも11位と高順位をキープしていました。

優しい性格をしているので、中忍としての実力はあるものの戦忍には向いていないと指摘されて教師を目指します。その後アカデミーの教員採用試験に合格して教師になりました。教師になったイルカはヒルゼンからナルトのことを頼まれます。しかしイルカは九尾が木の葉の里を襲撃した時に両親を亡くしており、最初は九尾が封印されたナルトと接するのに抵抗がありました。

しかしイルカ以外に担任になりたがる教師もおらず、渋々了承することになりました。最初はナルトともギクシャクした関係でしたが、その後ある出来事がきっかけでナルトに心を開くようになります。それからはナルトに一楽のラーメンをおごって相談にのるなどして良好な関係を築いています。ちなみに『BORUTO(ボルト)』ではアカデミーの校長になっています。

中忍一覧②ミズキ

ミズキとは木の葉の里の中忍です。誕生日は10月21日で年齢は26歳です。イルカと同期でアカデミー教員採用試験に合格しました。とても優しい性格をしており、卒業試験に失敗したナルトをかわいそうに思い、イルカに卒業させてやってはどうかと話を持ちかけたこともありました。しかし優しい性格は表の顔で実はとても野心家で卑劣な性格をしています。劇中ではミズキが卒業できないナルトにある提案をします。

それは、初代火影が禁術に指定した術が書かれた封印の書を持ち出すことです。この封印の書に書かれている術を習得して見せれば卒業間違いなしだと言いました。しかしミズキはナルトにこの封印の書を持ち出させ、ナルトを始末して封印の書を奪おうとしていたのです。この事件後ミズキは投獄されていましたが、のちに脱獄して大蛇丸と手を組みます。

中忍一覧③油女シノ

油女シノとは木の葉の里の中忍です。誕生日は1月23日で、年齢は第一部で13歳、第二部で17歳です。油女一族という寄壊蟲を操る一族出身の忍者です。ナルトとは同期ですが登場回数が少なく、劇中でも存在感が薄いとネタにされるキャラクターですが、中忍試験では本戦まで勝ち残りました。第二部では中忍になっており、アニメオリジナルではダンゾウから「根」にスカウトされたこともあります。

第四次忍界大戦では十尾の分身体に一匹の虫を体内に侵入させるだけで、体の内側から巨大化した虫が体を食べるという技を見せました。能力が強すぎるためアニメオリジナルでもなかなか出せないというほど強いのですが、『BORUTO(ボルト)』では戦忍をやめてアカデミーの教師になっています。ボルトの担任の先生でもあり、ボルトからも実力はリスペクトされています。

中忍一覧④日向ヒナタ

日向ヒナタとは木の葉の里の中忍です。誕生日は12月27日で、年齢は第一部で12歳、第二部で16歳です。木の葉の里最強といわれる血継限界「白眼」を持つ日向一族の宗家の生まれです。従兄にはネジがいます。優しく気弱な性格ですが度胸があり、ペイン襲撃時にはナルトをかばってペインと戦ったり、第四次忍界大戦では忍をまとめたりしていました。

第一部の中忍試験には合格しなかったものの、第二部では中忍に昇格していました。幼少期からナルトのことが好きで、映画『THE LAST』で想いが伝わりその後結婚しました。結婚後は主婦・育児に専念しており、ほとんど忍として任務にあたることはないようです。アニメスタッフから人気の高く、アニメのオリジナルストーリーやおまけコーナーには登場回数が多いキャラクターです。

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ナルトの続編・ボルトの木の葉の里の中忍の術・強さや性格一覧

中忍一覧①奈良シカダイ

奈良シカダイとはとは木の葉の里の中忍です。シカダイはシカマルとテマリの子どもで、モモシキの襲撃によって中断した中忍試験に参加していました。中忍試験本戦まで勝ち進み、ボルトとの戦いでは影を自分中心に丸く広げることによって影分身したボルトをすべて捕らえました。しかしボルトは科学忍具でさらに影分身を増やしたので、それを見たシカダイはこれ以上対策ができないと自ら負けを認めました。

中忍試験の合格者については、中忍試験後しばらく経ってからナルトとシカマルで話し合って決めました。当初は中忍試験だけの功績を見てサラダに決めようとしていましたが、任務の報告に来たサスケがミツキ失踪時のサラダの行動について問題があると指摘します。サスケのアドバイスもあり、中忍試験後の任務での功績も鑑みることにしてシカダイに決定しました。

シカダイが中忍に選ばれたのはミツキ失踪時にボルト達を止めて話を聞き、状況に応じて作戦を立て直して行動できたところが評価されたようです。土影が捕まって連絡が途絶えた岩隠れの里の異常をいち早く木の葉の里に伝えたのもシカダイでした。シカマル譲りの頭脳を持っているのですが、中忍に昇格してからの初任務ではトラブルを起こすメンバーで班をあえて組まされたことで頭を抱えることになります。

中忍一覧②猿飛ミライ

猿飛ミライとは木の葉の里の中忍です。猿飛アスマと紅の子どもで、猿飛木ノ葉丸とは従兄妹同士にあたります。下忍時代の担当上忍はシカマルで、シカマルのことを尊敬しているようです。シカダイとは気の知れた仲のようで、シカマルと話している時には「親父の前だからって声色変えんなよ」と言われていました。何事にも全力で取り組む真面目な性格をしているのですが、力が入りすぎてしまうところがあります。

忍としてはとても優秀なのですが、忍を続けることに疑問を持って悩んだこともありました。そんな時にカカシとガイの温泉旅行の付き人として指名されます。カカシの事を尊敬しているミライは表向きは温泉旅行だと言っているものの、きっとSランク任務に違いないと思い込んでしまいます。また20日と2日を聞き間違えてしまい、任務期間を2日だと勘違いするなどおっちょこちょいな部分もあるようです。

中忍一覧③スズメ

スズメとは木の葉の里の中忍で、アカデミーではくノ一のクラスを担当していた教師です。黒縁のメガネをかけており、パーマをあてているような髪が特徴的です。サクラやいのがアカデミーに通っていた頃に担当していました。サクラの回想やペイン襲来後などに登場しています。

中忍一覧④奈良ヨシノ

奈良ヨシノとは木の葉の里の中忍です。シカマルの母で、シカクの妻です。恐妻家であり、シカマルは以前シカクになぜ結婚したのかと聞くほど怒ると怖いようです。中忍だといわれていますが、具体的にどんな技を使って戦うのかなどは分かっていません。

中忍一覧⑤犬塚ハナ

犬塚ハナとは木の葉の里の中忍です。キバの姉で第四次忍界大戦にも参戦していました。獣医としても活躍しています。容姿は母やキバとは似ていませんが、後に『BORUTO(ボルト)』に登場する犬塚アキタという科学忍具班のカタスケの助手に似ています。

中忍一覧⑥たたみイワシ

たたみイワシとは木の葉の里の中忍で、劇中では中忍試験の試験官をしていました。第四次忍界大戦では、マダラによって壊滅状態の第四部隊の元に水影を「飛雷神の術」で飛ばしました。扉間やミナトのように一人で「飛雷神の術」は使えませんが、ゲンマとライドウの3人でこの術を使うことができます。特別上忍の班に所属しているので、中忍の中でも相当実力があるといわれています。

中忍一覧⑦はがねコテツ

はがねコテツとは木の葉の里の中忍で、中忍試験・第一の試験で試験官を務めていた人物です。『NARUTO(ナルト)』の劇中では比較的登場回数の多いキャラクターです。外見は鼻の上に包帯を巻いているのが特徴的です。イズモとは幼少期から仲が良く、よく二人で行動しています。飛段と角都が木の葉の里に侵入した時にはアスマ・イズモ・シカマルの三人と共に戦いました。

第四次忍界大戦ではダルイ率いる第一部隊へ増援としてやってきました。そこで再び角都と戦闘しています。主に口寄せした武器を使ったりイズモとの連携技で戦います。綱手が火影になった時には秘書業務もしていました。第一部から第二部まで中忍のままですが、事務作業から戦闘まで実力が高いベテランです。

中忍一覧⑧神月イズモ

神月イズモとは木の葉の里の中忍で、中忍試験・第一の試験ではコテツと共に試験官を務めていました。幼少期の頃から仲が良く、コテツが登場するシーンではよく隣にいます。特別上忍のゲンマと混同されやすいのですが別人です。劇中ではアスマ・コテツ・シカマルと共に「暁」の飛段と角都相手に戦いました。後方支援タイプで、「水遁・水飴拿原」という粘着性のある液体を出す術で敵を動けなくします。

中忍一覧⑨飛竹トンボ

飛竹トンボとは木の葉の里の中忍で、中忍試験・第一の試験で試験官を務めました。外見は頭から目の下まで包帯で覆い隠しており、目の位置に額当てをつけています。探知能力に長けた人物ですが、具体的に描かれていないキャラクターなので目隠ししている状態でどのように探知しているのかは不明です。ただいのいちの部下なので中忍の中でも実力が高い人物だといわれています。

中忍一覧⑩シホ

シホとは木の葉の里の中忍ですが、暗号部に所属しているのでほとんど戦うことはありません。外見は金髪をひとくくりにしており、丸メガネをかけています。身だしなみにはあまり気を使わない方のようで、髪の毛はいつもボサついています。自来也が最後に残した暗号の解読を担当した人物で、その時にシカマルに好意を寄せるようになりました。

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ナルトの中忍試験の内容~第1・第2試験~

中忍試験の内容①第1試験

『NARUTO(ナルト)』の中忍試験・第一の試験では筆記試験が行われました。参加者には10点の持ち点があり、全10問のうち不正解になるごとに1点減点されていくという仕組みでした。この中忍試験には三人のチームで参加するのですが、もし三人うち一人でも0点がいた場合は三人まとめて失格になってしまいます。試験会場では試験官が見張っており、カンニング行為があった場合は2点減点されます。

筆記試験の内容は、優秀なサクラは自力で解けていたものの、普通の下忍レベルでは解けない内容となっています。あえてカンニングで減点方式を取るのは、バレないようにカンニングをさせてチームで協力して試験を解かせるためです。これは情報収集力を見るための試験でした。その後45分まで脱落しなかった者に10問目の問題を出題します。

その問題に回答できなければ失格になるだけでなく今後の受験資格も剥奪されます。10問目は辞退することもでき、辞退した場合は失格にはなるものの次回の中忍試験に再挑戦することができます。この選択で10問目を辞退しなかった者だけ全員合格となりました。これは覚悟を試す問題で、理不尽な状況でも挑むことができるのかを判断しました。

中忍試験の内容②第2試験

第二の試験では「死の森」といわれる第44演習場を使ったサバイバルが行われました。この試験も三人チームで協力し合うもので、チームには「天の書」もしくは「地の書」を渡されます。この「天の書」と「地の書」の両方を揃えた上で、ゴールとなっている演習場中央の塔へ向かわなければなりません。この試験では合格者数が参加人数の半分以下になるように設定されています。

また単純に巻物を奪い合うだけでなく実戦となる場合もあるので死亡する危険性があります。そのため、試験前には同意書にサインしなければなりません。この試験では、どのチームが「天の書」と「地の書」のどちらの巻物を持っているのか判断する情報収集能力や、見てはいけない巻物の中身を見ずにクリアできるか信頼性を確かめる試験です。

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ナルトの中忍試験の内容~予選・本戦~

中忍試験の内容①予選

中忍試験では通常第二の試験後は本戦を行うのですが、『NARUTO(ナルト)』では第ニの試験で合格者が多かったため予選が行われました。予選は今までの試験とは違って個人戦になるので個人の能力が試されます。トーナメントの相手はランダムで選ばれるので、木の葉の里同士の戦いもあります。実際に予選ではナルトVSキバ、サクラVSいの、ヒナタVSネジなどが描かれました。

中忍試験の内容②本戦

本戦は予選の一ヶ月後に行われました。通常だとすぐに行われるのですが、今回は予選で敵に使う術や技がバレているため修行期間が設けられました。試験内容は予選と同じですが、ただ力を見せるだけの戦い方をしたり、敵に勝つことだけが合格の条件ではありません。ここでは小隊を率いることができる能力があるかが重視されます。小隊を率いるだけの強さだけでなく、守るための作戦を立てられるかなども重要です。

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ナルトの中忍に関する感想や評価

『NARUTO(ナルト)』の中忍試験で人気のバトルシーンは我愛羅とリーの戦いです。元々中忍試験の時に初登場した我愛羅はとても人気が高く、やばいキャラクターが登場したとワクワクしながら読んでいた方も多いようです。また、忍術が使えないリーが体を張って我愛羅と戦うシーンは感動できると評判でした。

『NARUTO(ナルト)』では最初の中忍試験でシカマルだけが合格しました。『BORUTO(ボルト)』ではサラダも候補に上がっていましたが、中忍試験後にミツキ失踪編で皆を率いて行動したことが評価されて一人だけ中忍に合格しました。シカダイ合格のストーリーを見て、父であるシカマルの時を思い出したという方も多いようです。

シカマルもシカダイも自ら負けを認めているので、中忍試験のシカダイVSボルトの戦いの結末に思わず笑ったという声もありました。ただシカダイはシカマルとは違ってムキになることもあり、中忍になったあとの初任務では仲間と揉めてしまいました。そんなところはテマリによく似ているといわれています。

『NARUTO(ナルト)』は後半からシリアスな展開になるのですが、中忍試験まではギャグも多くて面白いといわれています。中忍試験編が一番面白いと思う方も多いようです。中忍試験ではギャグもあるのですが、ナルトの成長のきっかけとなるシリアスな戦いもあります。ギャグとシリアスがちょうどいいバランスでなおかつストーリーも面白いと人気です。

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ナルトの中忍まとめ

『NARUTO(ナルト)』には魅力的な中忍がたくさんいました。ナルトと同期のほとんどは上忍になっていますが、ヒナタやシノは現在は戦忍として任務に参加していないので中忍のままのようです。『BORUTO(ボルト)』では早速シカダイが中忍に選ばれていました。ナルト達が参加した中忍試験編はとてもおもしろいと読者からの人気が高いのでぜひ読んでみてください。

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