ボルトの評価は?ナルトの続編として微妙?登場キャラやストーリーを分析

BORUTO(ボルト)は大人気漫画『NARUTO(ナルト)』の続編作品。こちらの記事ではそんなBORUTO(ボルト)に対しての評価・感想をご紹介しています。NARUTO(ナルト)のストーリーやキャラクターとの違い、BORUTO(ボルト)に登場するキャラクターの解説、メインキャラクターの声を演じる声優。またBORUTO(ボルト)のアニメ視聴者・原作読者のネットの評価・感想などの反応を調査しました。

ボルトの評価は?ナルトの続編として微妙?登場キャラやストーリーを分析のイメージ

目次

  1. ボルトとは?
  2. ボルトはナルトの続編として微妙?ストーリーを分析
  3. ボルトの主な登場人物
  4. ボルトのアニメ声優
  5. ボルトに関する感想や評価
  6. ボルトの評価まとめ

ボルトとは?

BORUTO(ボルト)の概要

BORUTOとは集英社が発行している忍者を題材にしたバトル漫画。以前は週刊少年ジャンプにて月1回のサイクルで掲載されていましたが、2019年からはVジャンプに移行し現在連載中です。週刊少年ジャンプで人気連載されていたNARUTOの続編漫画で、NARUTOの主人公だったうずまきナルトの息子の『ボルト』が主人公として活躍しています。

Vジャンプで連載されている本編以外にも、集英社発行の漫画雑誌・最強ジャンプではコメディタッチで描かれたBORUTOのスピンオフ作品『BORUTO-ボルト- -SAIKYO DASH GENERATIONS-』も掲載されています。

原作のBORUTOはNARUTOの作者・岸本斉史(きしもと まさし)先生が監修を務め、脚本は小説版を執筆している小太刀右京(こだち うきょう)先生、作画は岸本先生のアシスタントの池本幹雄(いけもと みきお)先生が担当しています。

BORUTO(ボルト)のあらすじ

第四次忍界大戦から15年後、科学技術が普及し近代化が進んだ木の葉隠れの里は平和な世の中に変わっていました。木の葉隠れの里を納める忍者の長・火影。木の葉隠れの里にそびえ立つ崖にはその火影の顔が彫られ称えられています。しかしその7代目火影・うずまきナルトの顔岩に落書きを施す少年の姿がありました。金髪で両頬に2本の線が入ったその少年はうずまきボルト。7代目火影・うずまきナルトの息子です。

テレビ東京・あにてれ BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

ボルトはナルトの続編として微妙?ストーリーを分析

BORUTOは木の葉隠れの里に住む少年・うずまきナルトが主人公の漫画『NARUTO』の続編作品として連載されている忍者バトル作品。登場人物はNARUTOに登場したキャラクターや、その子世代のキャラクター達です。時代設定はNARUTOの第四次忍界大戦から15年経過しているとアニメ版BORUTO第25話で明かされています。

BORUTOの作品の雰囲気はNARUTOの初期のような感じで、3人1組で構成された下忍達が依頼された任務をこなしていくといった内容。NARUTOではサスケが抜け忍となった後からシリアス展開が続いていたので、緊迫したストーリーが好みのNARUTOファンからはそのクエスト形式のストーリー展開が微妙という意見も出ています。

評価①NARUTO(ナルト)との絵の違い

BORUTOの作画はNARUTOの作者・岸本斉史(きしもと まさし)先生ではなく、その岸本斉史先生がNARUTOを連載していた際のアシスタントとして活躍していた池本幹雄(いけもと みきお)先生が担当。そのためキャラクターの顔やシーンの見せ方などがNARUTOとは若干違い、NARUTO時代から読んでいた一部の原作読者からは違和感があるとの声もあがっています。

漫画版BORUTOの連載開始当初は、その線の細さなどから迫力に欠けるといった意見も出ていましたが、BORUTOの連載が4年近く経った現在では読者側の慣れや絵柄の変化から絵柄についての低評価な感想や意見は少なくなってきています。

評価②敵キャラクターの個性

ネットの評価ではBORUTOの敵キャラの個性はNARUTOの敵キャラに比べて若干弱いとの意見が度々見られています。NARUTOでは我愛羅や白、ペイン、トビ(オビト)など敵キャラにもそれぞれの正義があり、深い背景を持っているキャラクターが多く登場しました。

時には我愛羅のようにその後ナルトの頼もしい仲間になるキャラクターもいました。しかしBORUTOではその話で登場した敵キャラはその回で出演終了することも多く、ボルト達とのその後の絡みが想像しやすいキャラクターが少ない傾向にあります。そのため総合的に見てNARUTOのキャラクターに比べBORUTOの敵キャラは魅力が薄いとファンの間で評価を受けています。

評価③ナルトのキャラクターをもっと尊重すべき?

BORUTOの評価が低く言われてしまう理由の一つは、ナルトやサスケなど、前作・NARUTOで強キャラであったはずのキャラクターの能力が過小に描かれているという部分です。ナルトとサスケは長年力を蓄えていたラスボス・大筒木カグヤを打ち破った程の能力の持ち主。

人外であるカグヤが持つその桁外れの力に勝った二人は人類最強といっても過言では無いでしょう。しかし、BORUTOでのナルトやサスケは年齢を重ねたということや腕が義手であるというハンデを踏まえても能力の劣化が目につきます。

カグヤほどでない戦闘力の相手に一歩遅れをとる様子は、NARUTOファンからは少し違和感を感じるとの評価を受けることも。またサクラやヒナタなど前作の登場キャラ達も出演しているとはいえ、キャラクターの個性が薄くモブキャラ程度の活躍しか見られていないこともNARUTOファンからの低評価の理由となっています。

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ボルトの主な登場人物

ストーリーや前作・NARUTOの登場キャラに関しては低い評価を受けている部分もあるBORUTOですが、その分BORUTOでメインとして登場しているキャラクターに関しては存在感があると高評価を受けている傾向もあります。ここからはBORUTOのメインキャラクターである『うずまきボルト』『うちはサラダ』そしてNARUTOの主人公であった『うずまきナルト』についてご紹介していきます。

登場人物①うずまきボルト

BORUTOの主人公・うずまきボルトは前作・NARUTOの主人公だったうずまきナルトの実の息子です。少年期のナルトに似ており、明朗快活で仲間思いの「ザ・主人公」といった性格。しかしナルトとは違い両親も顕在し仲の良い妹もいるため、幼少期のナルトのように周囲に反発するような部分はありません。

またナルトは勉強が苦手でしたが、ボルトのアカデミーでの成績は優秀です。父親がチャクラ底知らずのナルト、母親が白眼を持つ家系・日向一族のヒナタなので、伸びしろの期待値はとても高く次世代の火影になれる可能性も大いにあるキャラクター。しかし父親が火影でなかなか家に帰って来ないことに気を揉んでいることから、本人は火影という肩書きには興味がありません。

ちなみに『ボルト』という名前は父親・ナルトの名前の韻と、叔父にあたるNARUTOの登場キャラクター・日向ネジの名前の対としてつけたのではないかと読者から考察されています。父親と似た口癖「~なんだってばさ」という台詞をよく使います。

登場人物②うちはサラダ

うちはサラダは前作・NARUTOのメインキャラクターであったうちはサスケと春野サクラの一人娘。その黒髪でつり目の容姿はサスケに似ていますが、「しゃーんなろー」という台詞や周囲のキャラのお目付役な立場や性格はサクラに似ています。

サラダのトレードマークにもなっている眼鏡は母親・サクラの恋敵だった香燐(かりん)からのプレゼント。サクラがサラダを出産する際に産婆として取り上げサクラと友人関係となっていた香燐が、サラダのために贈った物です。サラダはサクラの実の娘ですが、その眼鏡姿や顔立ちがサクラよりも香燐の容姿に似ていたことから、サクラとケンカをして家を飛び出したサラダは自分の実の母親は香燐ではないかと疑いました。

登場人物③うずまきナルト

うずまきナルトはうずまきボルトの父親で、BORUTOの前作・NARUTOの主人公です。NARUTO時代はボルトと同じく直情型で「~なんだってばよ」という口癖のキャラクターでしたが、15年という歳月と父親になったことからか、NARUTO時代よりも落ち着いて物事をしっかり考えられるキャラクターへと成長しました。

子供の頃からの夢であった火影になることはできましたが、里のトップということもあり日々書類仕事に追われています。そのためなかなか家に帰ることができず、娘・ヒマワリの誕生日など家族の記念日や行事に顔を出せなかった事からボルトとの間に確執が生まれてしまったこともありました。

しかし妻であるヒナタや息子のボルト、娘・ヒマワリへの愛情は確かで、やんちゃをするボルトを気にかけたりする姿も見られています。NARUTOの物語の最期に失った右腕には、柱間細胞を使用して作った義手を装着しています。

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ボルトのアニメ声優

うずまきボルト役/三瓶由布子

うずまきボルトの声を担当するのは三瓶由布子(さんぺい ゆうこ)さん。少年の声を担当することが多く、ボルトの他には第2作目の鋼の錬金術師の『セリム・ブイラッドレイ(プライド)』やデジモンアドベンチャー:の『八神太一』などの声を演じています。

少年以外にもYes!プリキュアの『夢原のぞみ(キュアドリーム)』も代表作として有名です。誕生日は1986年2月28日で所属事務所はアクセルワン。身長156センチのB型です。出身地は東京都で『ゆうゆう』の愛称で親しまれています。

うちはサラダ役/菊池こころ

ボルトと同じ第7班のメンバーであり、第7班の紅一点で頭脳役であるうちはサラダ。アニメの声は菊池こころ(きくち こころ)さんが演じています。BORUTOのアニメが正式始動する前に公開された劇場版NARUTO『THE LAST -NARUTO THE MOVIE -』ではボルト役として出演していました。

菊池こころさんは印象に残るその声質でエア・ギアの『鰐島亜紀人』、ハートキャッチプリキュアの『ポプリ』、デジモンユニバース・アプリモンスターズでは主人公の相棒『ガッチモン』など、多くのキャラクターを演じています。

1982年11月9日生まれのB型で身長は144センチ。出身は東京都で所属事務所はケンユウオフィスです。映画会社・東映が直に俳優や声優を育成していたプロダクション『東映アカデミー』が閉鎖するまでそちらに所属していました。

ミツキ役/木島隆一

大蛇丸の息子でありボルトの親友のミツキの声を演じているのは木島隆一(きじま りゅういち)さん。ゴッドイーターの『空木レンカ』やヒプノシスマイクの『伊弉冉一二三(いざなみ ひふみ)』、ゲーム・地球防衛軍5の主人公などを担当し、アニメだけではなくゲームや映画の吹き替え、ドラマCDなど様々なジャンルの声優として活躍されています。

誕生日は1985年3月29日で出身は北海道。事務所・マウスプロモーションに所属しています。血液型はO型。声優になる前に働いていたバイト先で「洋画の吹き替えやアニメの声優をしたい」と話たことがきっかけとなり、現在の所属事務所の養成所に通うようになります。

木島隆一さんはブタが好きな声優ということでも有名で、直筆のサインを書く際にはブタのイラストを描かれています。そのブタ愛が高じてニコニコ動画のチャンネルでは『木島隆一のこのブタ野郎』のタイトルで番組を受け持っています。

奈良シカダイ役/小野賢章

火影・ナルトの補佐役である奈良シカマルの息子奈・良シカダイの声優を務めるのは小野賢章(おの けんしょう)さん。シカダイの他にはマギの『練白龍(れん はくりゅう)』や文豪ストレイドッグスの『芥川龍之介』、黒子のバスケの主人公『黒子テツヤ』などを演じています。1989年10月5日生まれのA型、身長170センチで所属事務所はアニモプロデュースです。以前は劇団ひまわり系列の砂岡事務所に所属していました。

以前から交際が報じられていた声優の花澤香菜さんとは2020年に入籍されています。以前は俳優業がメインでしたが、12歳の時にハリーポッターシリーズの主人公・ハリー・ポッターの吹き替えを演じたことをきっかけに声優としての活動を始められました。

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ボルトに関する感想や評価

ボルトの感想その1:ストーリーの雰囲気がNARUTOと違う

NARUTOでは主人公・ナルトのライバルのサスケが敵としてナルト達と戦ったり、ナルトの師である自来也(じらいや)が死亡したり、NARUTOの初期にはナルトの敵として登場した我愛羅 (があら)の不遇な生い立ちなど、闇の深いストーリーが多くありました。しかしBORUTOではそういった暗い雰囲気の話が少ないこともあり、物足りなさを感じるといった感想が読者の間で浮上しています。

ボルトの感想その2:ショートストーリーが面白い

NARUTOではサスケが里抜けをした後からは登場人物や伏線が1つのストーリーとして繋がっていましたが、BORUTOにおいては1話ずつ完結するタイプのストーリー編成となっています。そのため短編タイプの内容やアニメオリジナルストーリーのような1話ごとに内容が全く違う脚本が好きなアニメ視聴者・原作読者からは好評な感想を抱かれています。

ボルトの感想その3:NARUTOを見ていなくても楽しめる

NARUTOの続編として書かれているBORUTOですが、前作のキャラクター達はおまけキャラ的な扱いとなっているので、NARUTOの内容を知らなくても楽しめるといった感想を受けています。一方NARUTOで登場したキャラ達がBORUTOでのメインキャラの親であったり、任務の際にお助け役の上忍キャラとして登場するので、NARUTOを見ていたアニメ視聴者・原作読者も楽しめるといった感想も上がっています。

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ボルトの評価まとめ

以上BORUTOについての評価・感想の紹介でした。NARUTOの続編としては物語の雰囲気が違ったりNARUTOで登場していたキャラの設定や存在感がないがしろにされている感じがあり、ネットの評価や感想では微妙な反応を受けている部分もありました。しかしアニメオリジナルストーリーやショートストーリーが多いこともあり、1話完結など短編アニメが好きなアニメ視聴者・原作読者には好評な評価や感想を受けています。

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