ボルトの作者はだれ?ナルトの岸本斉史ではない?両作品の違い・関係も考察

NARUTO(ナルト)の実質的続編であるBORUTO(ボルト)ですが、作者はNARUTO(ナルト)の作者である岸本斉史先生ではない事が話題になっています。同時に作者が岸本斉史先生ではないなら誰なのかという声もあります。今回はBORUTO(ボルト)について作者の違いから生まれる両作品の違いや関係性なども含めて違うポイントを紹介しつつ、ボルトの作者についてもまとめて紹介していきます。

ボルトの作者はだれ?ナルトの岸本斉史ではない?両作品の違い・関係も考察のイメージ

目次

  1. ボルトとは?
  2. ボルトの作者はだれ?ナルトの岸本斉史ではない?
  3. ボルトとナルトはどう違う?関係も紹介
  4. ボルトの作者に関する感想や評価
  5. ボルトの作者まとめ

ボルトとは?

BORUTO(ボルト)の概要

BORUTO(ボルト)は15年に渡って週刊少年ジャンプで連載され大人気のうちに完結したNARUTO(ナルト)の公式スピンオフ作品として2016年より週刊少年ジャンプにて異例の月1連載で掲載されているスピンオフ漫画です。2019年からはVジャンプに連載の場を移しながらも連載を継続し、NARUTOの最終章である第四次忍界大戦後、最終回で描かれたナルトの子供達世代を主軸に据えた作品です。

BORUTO作中ではナルトの息子であるボルトを中心に据えつつも大人になりそれぞれに立場が変わったナルト世代のキャラクター、さらにはNARUTO作中で活躍した多くのキャラクターが登場する形で物語が展開され、高い人気を獲得、2017年からはアニメ化も開始されるなどしています。

BORUTO(ボルト)のあらすじ

第四次忍界大戦後、開かれた里になった木の葉の里で火影になったナルト、彼にはヒナタとの間に2人の子供が生まれ長男として生まれたのが主人公であるボルトです。ボルトは忍の才能では少年時代のナルトにも勝るものの、火影であり忙しいナルトに構ってもらえない事からイタズラ三昧の日々を送っていました。物語はそんなボルトが忍者アカデミーに入学するところから展開されます。

テレビ東京・あにてれ BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS

ボルトの作者はだれ?ナルトの岸本斉史ではない?

ボルトの作者①漫画担当・池本幹雄

ボルトの作者、主に作画を担当しているのが池本幹雄先生です。池本幹雄先生が誰かと言うと長年岸本斉史先生の元でNARUTOのアシスタントをしていた方です。1997年当時週刊少年ジャンプにて行われていた「天下一漫画賞」の3月期に入選し「COSMOS」という作品を掲載、別の雑誌で2年連載した後、再びジャンプでリメイクした「COSMOS」の読み切りを掲載していました。

その作品が目に止まってNARUTOの作者である岸本斉史先生にアシスタントとしてスカウトされました。NARUTOのアシスタントとしては初期から参加し、その後NARUTO連載中の15年間アシスタントを担当しています。NARUTO連載終了時、岸本斉史先生が集英社から「NARUTOの続編」という打診を受けたのに対し、「自分はもう描ききったからやらないが池本に任せるならいい」と答えた事から作画を担当する事になっています。

ボルトの作者②脚本担当・小太刀右京

岸本斉史先生の言葉で製作が決定したBORUTOでしたが、原作かつ監修を務める岸本斉史先生と作画を担当する池本幹雄の間に入る脚本の担当として小太刀右京先生も参加しています。小太刀右京先生が誰かと言えば、元々はフリーのライター、小説家などマルチに活躍している方です。

小太刀右京先生はNARUTOでは小説版「我愛羅秘伝」を手掛けている他、BORUTOの企画が本格化する前にスタートしていたBORUTOの映画「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」にも脚本として参加していました。アニメBORUTOでも脚本に協力するなどしています。小説家としてはNARUTO関連以外でも「マクロス」シリーズや「コードギアス亡国のアキト」シリーズなどを手掛けています。

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ボルトとナルトはどう違う?関係も紹介

岸本斉史原作のNARUTO(ナルト)とは?

ボルトとナルトの違う点に関して紹介する前にナルトについてもざっくりと紹介していきます。

ナルトの特徴①あらすじ

ナルトのあらすじを簡潔に説明するのであれば落ちこぼれと言われる忍者のナルトが木の葉の里の頂点である火影を目指すというものです。赤ん坊の頃に九尾を封印されてしまった事で蔑まれた人生を歩んできたナルトはそんな大人達を見返す為に火影を目指していたのです。様々な経験や出会いによってどんどん成長していくナルトの姿を描くのがNARUTOの物語と言えます。

ナルトの特徴②ナルトとサスケとの因縁

そんなナルトの成長物語において一番重要な出会いと言えるのがサスケとの出会いです。サスケはナルトとは原因は違えど天涯孤独になったという共通点がありながらもナルトとは対称的に天才と言われています。当初はナルトが一方的にライバル視するだけでしたが、数々の経験で想像以上のスピードで成長するナルトにやがてサスケもナルトをライバル視する事になります。

ナルトの特徴③サスケの嫉妬と里抜け

しかし周囲の環境がナルトとサスケをただのライバルで終わらせませんでした。サスケは天涯孤独になった要因であるイタチとの再会などを受けてやがてナルトに対して歪んだ嫉妬を抱える事になります。やがてサスケは大蛇丸の元にくだり抜け忍となりナルトとは違う道を進むようになりますが、彼らの因縁はNARUTOの最後の最後まで続く事になります。

「ボルト」の魅力はナルトとボルトの親子関係?

BORUTO最大の魅力と言えるのはボルトとナルトの親子関係にあります。火影になったナルトは影分身を駆使してようやく仕事を回している状態でなかなか家に変える事ができず、加えて自身が親という者を知らない事からボルトとどう接していいかわからずに苦悩します。一方でボルトはナルトとは違い両親には恵まれていますがそれが却ってボルトを抑圧する事になるのです。

ナルトとボルトの作品補完には映画も必見?

NARUTOの最終回からBORUTOの1話に至るまでの間には実は映画が2本製作されています。ナルトとヒナタの結婚前のエピソードを描く「THE LAST -NARUTO THE MOVIE-」と「BORUTO -NARUTO THE MOVIE-」の2つです。BORUTOの漫画はこの映画が先にあって作られているので映画の内容を補完する形で製作されていますが、スピンオフという立ち位置という事もあり映画も抑えておくのが必須だと言われています。

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ボルトの作者に関する感想や評価

ここからは既にボルトを視聴している人の作者に関しての感想を紹介していきます。連載からしばらくの間ファンの間では作者が岸本斉史先生ではない事などが常に話題に上がっており、同時に代わりを務めるのが誰なのかという声も多くなっていました。特に作画を担当する池本幹雄先生に関しては長らく自身の作品を発表していなかっただけに名前だけ聞いても「誰?」となる人が多い状況が続いていました。

賛否ある体制での製作になっているBORUTOですが、連載前は「誰?」と言われていた作者の池本幹雄先生も実際に連載が始まってみると絵に関してはかなり評価が高く、下手に有名な漫画家を作者に迎えてやるのではなく長年NARUTOのアシスタントを務めた池本幹雄先生だからこそ違和感なくBORUTOの世界を描けているという声も非常に多くなっています。

また脚本を担当する小太刀右京先生に関しても元の世界観を活かしつつ展開するストーリー性やファンが見たいであろう、ナルト世代のキャラを積極的に描いているのが良いとする声も多いです。新キャラとのバランスも良く、完璧な続編とはいえずスピンオフという立ち位置のBORUTOの良い点を引き出しているとする声も多くなっています。

特にNARUTO時代から誰もがカップルになるのだろうと考えていたキャラがしっかりとくっついている姿が良いとする声も多く、子供達が両親それぞれの特徴をしっかりと持ちながらも両親どちらとも違う独自のキャラクター性を確立している事を評価する声も多いです。

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ボルトの作者まとめ

ボルトの作者は誰?という声も多いですが、岸本斉史先生が監修しつつ、脚本を小太刀右京先生が、作画を池本幹雄先生が務める形で連載されている作品です。作者が違うとはいえ、両者共にBORUTO連載前から長くNARUTOに関わってきた事も相まって上手くNARUTOの世界観を踏襲しつつ違う点も上手く作り出していると言われています。

むしろ作者が違うからこそできる事も多いとして賛否両論あったボルトの作者構成を好意的に受け止めているファンも多くなっています。ボルトは世界観のベースにナルトが深く入っているのでボルトから入ったという人もナルトを抑えてみてはいかがでしょうか?

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