【ナルト】干柿鬼鮫は霧隠れの怪人！イタチとの関係は？能力・忍術や声優も紹介

干柿鬼鮫は『霧隠れの怪人』と呼ばれた暁のメンバーであり、作中でも強い印象を残した人気キャラクターとなっています。圧倒的な人気を誇る暁の中でも、イタチとともに最も早く登場したメンバーとして多くのファンを獲得しています。ここからは干柿鬼鮫と『NARUTO（ナルト）』の基本情報を紹介していきましょう。

『NARUTO（ナルト）』は日本を代表する漫画作品であり、世界中に多くのファンがいるメガヒットコンテンツです。数あるジャンプ作品の中でも、『ドラゴンボール』や『ワンピース』と並び称されるほど人気があり、アニメやゲームはもちろん、歌舞伎などでも扱われた作品です。ここからは『NARUTO（ナルト）』の概要や簡単なあらすじをまとめていきます。

『NARUTO（ナルト）』は岸本斉史が描いた忍者をテーマにした王道漫画であり、 『週刊少年ジャンプ』で2014年から15年間連載を続け、第700話をもって完結しました。主人公うずまきナルトが火影になるまでの物語を描いており、コミックスは全72巻と外伝1巻が刊行されています。アニメ『ナルト』も好評を博し途中シリーズを変えて、第二期まで制作されました。

うずまきナルトは忍者アカデミーを何とか卒業し、『下忍』として火影を目指していました。ライバル『猿飛サスケ』や想い人『春野サクラ』と共に、上忍はたけカカシの元で修行の日々を送り、里の長である『火影』になるために奮闘していました。しかし、ナルトにはある秘密が隠されており、その秘密ゆえにナルトは孤独で虐げられた日々を送っていました。

干柿鬼鮫は霧隠れの抜け忍であり、「霧の忍刀七人衆」の1人に数えられています。「大刀・鮫肌」の使い手であり、そのチャクラの量はナルトに匹敵するとされ『尾のない尾獣』と呼ばれています。身長は195センチ、体重は83.1キロ、誕生日は3月18日、星座はうお座、血液型はAB型と公表されています。『水の国』の大名を殺害したり、国家破壊工作をしたりと凶悪事件をいくつも起こし『霧隠れの怪人』と恐れられています。

ここからは干柿鬼鮫とイタチやオビトとの関係を見ていきましょう。干柿鬼鮫は暁の中でも重要なメンバーであり、オビトとの関係は深く、暁の本当の目的を知らされていた数少ない人物でした。さらに、『暁』で二人一組(ツーマンセル)を組んでいたうちはイタチとの関係性は注目されており、何とも言えない距離感の関係性がファンにも称賛されました。

干柿鬼鮫とイタチとの関係は暁もペアの中でも特殊なモノです。暁の二人一組(ツーマンセル)としては初めて登場したペアであり、その関係性はイタチが鬼鮫に指示しているような上下関係に見えていました。イタチとのペアで、九尾などの捕獲を命じられています。基本的にはイタチに従順な様子を見せていましたが、出会った当初はイタチに対しても好戦的な様子を見せていました。

しかし、イタチも同胞殺しであることを知ると、イタチに親近感を持つようになります。そしてイタチが語る言葉に耳を貸すようになると、様々な影響を受けるようになっていました。最後に鬼鮫が思い出したのもイタチとの会話であり、鬼鮫の中では自分のつらさを分かち合える重要な存在であったと考えられています。

干柿鬼鮫とオビトとの関係は暁の活動的にも重要なポイントとなっていました。うちはオビトは自らをマダラと偽り、鬼鮫を暁にスカウトしました。鬼鮫のどんな任務にも感情を殺して全うする性格にオビトは目をつけました。その絶望と孤独感が鬼鮫を暁の計画に協力させることになります。そして鬼鮫はオビトの計画を知っている数少ない信頼できる部下となりました。

鬼鮫がオビトのことをどの程度まで知っていたかは明かされていません。鬼鮫はオビトの忠実な部下でしたが、鬼鮫は本物のマダラと思って接していた可能性もかなり高いと言われています。オビトは一時は幻術で水影を操っていたことがあるため、鬼鮫はオビトのことを『元水影様』と呼ぶこともあるなど二人の本当の関係性は不透明な部分も多くありました。

ここからは干柿鬼鮫の能力や忍術・戦績などを紹介していきましょう。干柿鬼鮫は当初から高い戦闘力がある様子を見せていましたが、いざ本格的な戦闘を披露するとファンの想像をはるかに超える強さを持っていてファンたちを驚かせました。特に愛刀として持っている『大刀・鮫肌』やマイト・ガイとの戦闘は注目されていて、ファンからも高い人気を誇りました。

ここでは干柿鬼鮫の能力や強さをまとめていきます。干柿鬼鮫は悪名高き『霧の忍刀七人衆』の一人として広く知られており、その特殊なチャクラ量は他里にも知られていたほどです。『大刀・鮫肌』や水遁忍術などを駆使して戦う作中屈指の強さを見せていました。『尾のない尾獣』という異名を持ち、『大刀・鮫肌』との相性も抜群の強者としてファンにも強い印象を残しました。

鬼鮫の愛刀は『大刀・鮫肌』であり、その真髄は『斬るのではなくチャクラを削る』ことにあります。刀でありながら自らの意思を持っており、持ち主のチャクラを食べて気に入った相手しか所有者として認めないという特性があります。

元々は鬼鮫の上司であった西瓜山河豚鬼が持っていましたが、殺して奪うと膨大なチャクラ量で持ち主として認められました。戦闘の際には鮫肌で削ったチャクラを自らに還元したり、鮫肌と融合したりと相性抜群の戦いを見せていました。

霧隠れの里出身のため、鬼鮫は水遁忍術を多用します。そのレベルは最高レベルであり、鮫がモチーフになっている技も多く使用します。水牢の術などの基本的な技はもちろん、上忍レベルでも苦戦する『水遁・水鮫弾の術』など殺傷能力の高い技をいくつも持っています。ガイとの戦いでは最大の攻撃力を持つと思われる『水遁・大鮫弾の術』を使用しており、鮫肌のチャクラ吸収と併せて強力な水遁忍術を見せていました。

ここからは干柿鬼鮫の戦績を見ていきましょう。暁のメンバーとしては珍しく多くの敵と戦っている鬼鮫のバトルは多くのファンにも好評を博しました。戦う度に鬼鮫の評価は上がり、キラー・ビーを追い詰めるほどの戦闘力を見せてファンを驚かせました。さらにガイとの戦いは作中屈指の名バトルに挙げられることも多く、最高峰の忍術バトルとして絶賛されています。

鬼鮫はマイト・ガイとの戦いが多くのファンに好評を博しました。二人の出会いは三代目火影が亡くなった後であり、イタチと共に木ノ葉を訪れたときです。このとき一触即発になったガイと鬼鮫ですが、イタチの制止で戦わずして別れます。これがガイと鬼鮫の因縁の始まりとなりました。二年後、暁の潜伏先のそばにいたガイ班の話を鬼鮫は聞き、自分の精巧な分身を作り出す術を使ってガイと接触します。

このときは3割のチャクラしか再現できなかったため、ガイの勝利に終わりました。しかし、鬼鮫が何よりも怒ったのはガイが一度会った自分を覚えていなかったことです。三度目の戦いは鬼鮫にとって最後の戦いになりました。八門遁甲の圧倒的な力の前に鬼鮫は撃沈しますが、鬼鮫はその壮絶な死に様でガイの記憶に残る忍者となりました。

サスケとイタチの戦いを邪魔しないようにサスケの仲間である『蛇』のメンバーの足止めをする鬼鮫ですが、その中に同じ里出身の水月がいました。二人は知り合いであり、鮫肌を巡って戦闘になります。二人の戦闘は描かれなかったものの、鬼鮫の口ぶりではかなり鬼鮫が優勢だったことが伺えます。

水月の存在は鬼鮫にも知られていましたが、元々は水月の兄である天才忍者・鬼灯満月のことを知っていました。水月の目的は『忍刀七人衆』を復活させることであり、そのために7つの刀を全て手に入れようと考えていました。そこで鬼鮫の鮫肌もターゲットとなりましたが、サスケ曰く『まだ勝てない』状態なので、鮫肌の奪取はあきらめました。

八尾の人柱力であるキラービーとの戦いも名勝負として語り継がれています。ビーには守らなければいけない歌の師匠たちがいたとは言え、鬼鮫が互角以上の戦いを見せたことは多くのファンが驚きました。水遁の術は尾獣化したビーを追い詰めるほど強力でしたが、鬼鮫には忍連合の情報を集めるという使命があったため敗北したフリをしてまんまと忍連合の懐に侵入して見せました。

このときに明かされたのは鬼鮫の愛刀である『大刀・鮫肌』の特性であり、鮫肌はただの刀ではなくチャクラを求めて動く生命体のような刀であることが明かされます。鮫肌は鬼鮫のチャクラよりもビーのチャクラの方を好んだために、鬼鮫の思った通りには事が運びませんでした。鬼鮫の計算高さが分かる一戦になっており、好戦的な性格ですが目的のためならば敗北を選択するような狡猾な一面を見せました。

ここからは干柿鬼鮫のアニメ声優について見ていきましょう。干柿鬼鮫のアニメ声優を担当したのは檀臣幸であり、その不気味な存在感で多くのファンを魅了したことでも知られています。檀臣幸は惜しまれつつもこの世を去っており、訃報が届いた際には多くの同業者やファンが悲しみの声を上げました。ここでは檀臣幸のプロフィールと主な出演作品をまとめます。

檀臣幸（だんともゆき)は1963年8月6日生まれの声優であり、大阪府出身、血液型はO型、『劇団青年座』に所属していたことが公表されています。 2013年10月10日に50歳という若さでこの世を去りました。吹き替え声優として幅広い活躍をしており、クリスチャン・ベールやベン・スティラー、ドン・チードルなどの声優を担当していました。

実力派の声優として活躍していましたが、「再発性大動脈解離」で50歳という若さで急死しました。そのため彼が声優を担当していた多くのキャラクターで、多くの声優が代役として起用されています。

檀臣幸の声優としての主な出演作品を見ていきましょう。檀臣幸のテレビアニメデビュー作は1993年『機動戦士Vガンダム』のクロノクル・アシャーであり、2004年『NARUTO -ナルト-』の干柿鬼鮫でアニメファンに広く知られた存在となりました。2015年には『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』でイシカワを演じるなどアニメファンからも高い評価を受けています。

吹き替え声優としては数多くのキャラクターを担当しており、エディ・グリフィンやジェームズ・マースデンなど数多くのハリウッドスターを担当しました。特にクリスチャン・ベールの声は高い評価を獲得し、『ダークナイト トリロジー』ではすべての作品でバットマンを演じました。その他、コメディー俳優のベン・スティラーやオーシャンズシリーズのドン・チードルなどでも高評価を獲得しています。

ここからは干柿鬼鮫の過去と最後を見ていきましょう。干柿鬼鮫は霧隠れの里の抜け忍であり、里を抜けた理由はかなり壮絶なモノだと判明しています。ある意味では里の犠牲者であり、その悲しき過去がマダラやオビトの計画に乗るという愚行につながりました。干柿鬼鮫の最後もかなり壮絶であり、その覚悟は暁の中でもトップクラスの忠誠心を見せました。

干柿鬼鮫の霧隠れの里にいた頃の過去を紹介していきましょう。干柿鬼鮫が担当していたのは暗号部を守る護衛であり、不測の事態の際には情報が他国に漏れないように『仲間殺し』を命令されていた忍でした。仲間同士で殺し合うことも日常茶飯事であった『霧隠れの里』の中でも、かなり汚れた仕事を任されていました。そのことは本人も自覚しており、罪悪感が鬼鮫を蝕んでいました。

鬼鮫の当時の上司であった『西瓜山河豚鬼』が情報漏洩に関わっているという上層部の腐敗を知った鬼鮫は西瓜山河豚鬼を手に掛けました。そこをオビトに見られ、暁にスカウトされます。こうした過去が世界の崩壊を画策していたオビトと行動を共にした理由とされています。

干柿鬼鮫の最後も注目されています。鬼鮫は木ノ葉隠れの里を訪れた時にマイト・ガイの蹴りをモロに食らっており、それ以来ガイのことを目の敵にするようになりました。そして、九尾と八尾を狙ってナルトを襲撃し、ナルトの護衛についたガイとついに激突します。ガイとの戦いは熾烈なものとなり、ガイの八門遁甲第七門の解放と真っ向勝負することになりました。

チャクラを奪う特性を持つ鮫肌との連携で勝利を確信した鬼鮫ですが、体術を主体としたガイの『昼虎』の前に散ってしまいます。ガイに拘束された鬼鮫が恐れたのは情報漏洩です。そして鬼鮫は鮫を口寄せし、自害することを決めました。死に際にイタチとの会話を思い出し、「人間死ぬまで自分が何者かわからない」と語っていたと思い出しました。そして自分も仲間のことを守るために死を選んだことを誇らしく感じ死にました。

ここからは干柿鬼鮫に関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。干柿鬼鮫は圧倒的な人気の高さを誇っており、ネット上には数多くのファンが存在します。暁のメンバーはネット上でも高い人気を誇っているので、その中でも存在感を見せつけた干柿鬼鮫に関する感想や評価は数多く見つけることができます。

干柿鬼鮫は強いというファンが数多くいます。鬼鮫は最も早く登場した暁のメンバーの一人であり、鬼鮫の圧倒的な強さは多くのファンを魅了しました。当初は雑魚キャラと考えられていましたが、シリーズ終盤ではかなりの強さを見せていました。ネット上には『鬼鮫はマジで強かったよな』という声や『ナルトで一番強いのは干柿鬼鮫、異論は認める』という声などが挙がっています。

干柿鬼鮫は暁の中でも人気メンバーとなっています。鬼鮫は数多くの人気キャラクターが所属している暁のメンバーの中でも人気が高く、ネット上でもその不気味さやコミカルなシーンなどで高い人気を獲得しています。ネット上には『鬼鮫の人気がめちゃめちゃエグイんだけど』という声や『鬼鮫、人気過ぎやろ』という声などが挙がっています。

イタチとの関係も人気を獲得していて、通称『動物コンビ』として圧倒的な人気を獲得しています。イタチとの何とも言えない関係性が多くのファンに絶賛されました。ネット上には『私は暁なら動物コンビが好き』という声や『イタチさんと鬼鮫のあの何も言わなくてもわかっている深くもなく浅くもない関係性が大好き』という声などが挙がっています。

干柿鬼鮫の持っている『大刀・鮫肌』は人気が高い武器となっています。武器ではありますが、生物のようにチャクラを求める鮫肌の可愛さに多くの女性ファンがファンになったという感想を挙げています。ネット上には『干柿鬼鮫の鮫肌が結構好きなんだよな』という声や『干柿鬼鮫は好きくなかったけど鮫肌ちゃんかわゆいよな？』という声などが挙がっています。

檀臣幸の不気味な演技も好評を博しました。檀臣幸の鬼鮫は多くのファンを魅了していて、初登場時からその不気味で小気味いい演技は注目されていました。ネット上には『鬼鮫は檀さんの不気味な演技がめちゃめちゃよかったな』という声や『檀臣幸さん、鬼鮫さんの人 最高だぜ？』という声などが挙がっています。

干柿鬼鮫とガイのバトルもスゴイと話題になっています。二人は初登場時から因縁があり、ガイの八門遁甲を使った戦闘は数あるバトルの中でも圧倒的な支持を獲得しています。ネット上には『ガイと鬼鮫の戦いが最高すぎる』という声や『個人的には、鬼鮫対ガイがベストバウト』という声、『ガイと鬼鮫のライバルみたいな因縁がたまらない』という声などが挙がっています。

暗い過去のある暁のメンバーの中でも、鬼鮫の過去には多くのファンが同情の声を挙げていて、こうした過去はネット上でも話題になりました。ネット上には『鬼鮫の過去は結構かわいそうだよね』という声や『鬼鮫の過去可哀想だな』という声などが挙がっています。

今回は『NARUTO(ナルト)』の人気キャラクター『干柿鬼鮫』についてプロフィールやイタチとの関係、能力や強さ、壮絶な過去や最後、アニメ担当声優、ネット上の感想などを紹介してきました。圧倒的な強さを見せる干柿鬼鮫はガイとの名バトルや大刀・鮫肌などでも注目されていて、数多くのファンから絶賛されているキャラクターです。暁の中でも独特の存在感を見せた干柿鬼鮫にも注目して『NARUTO(ナルト)』をお楽しみください。