【ナルト】両天秤のオオノキは3代目土影!塵遁の能力・強さや最後の死亡シーンも紹介

『NARUTO(ナルト)』には両天秤のオオノキというキャラクターが登場します。両天秤のオオノキは岩隠れの里の忍で3代目土影です。血継限界よりもレアだといわれている血継淘汰の能力の使い手でもあります。『NARUTO(ナルト)』では戦争を生き延びたのですが、『BORUTO(ボルト)』では死亡してしまいます。なぜ死亡してしまったのか、ここでは両天秤のオオノキの活躍シーンやアニメの声優などをまとめています。

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目次

  1. 両天秤のオオノキは3代目土影
  2. 両天秤のオオノキの能力や強さ
  3. 両天秤のオオノキの過去や活躍・最後の死亡シーン
  4. 両天秤のオオノキの名言や名セリフ集
  5. 両天秤のオオノキのアニメ声優
  6. 両天秤のオオノキに関する感想や評価
  7. 両天秤のオオノキまとめ

両天秤のオオノキは3代目土影

NARUTO(ナルト)の作品情報

両天秤のオオノキは『NARUTO(ナルト)』に登場するキャラクターです。第四次忍界大戦前の五影会談で登場しました。両天秤のオオノキは第四次忍界大戦を生き延びたのですが、その後のストーリーが描かれた『BORUTO(ボルト)』ではある事件を起こして死亡してしまいます。ここでは両天秤のオオノキの基本情報を紹介する前に『NARUTO(ナルト)』の概要やあらすじをまとめています。

NARUTO(ナルト)の概要

『NARUTO(ナルト)』とは、岸本斉史による忍者を題材とした少年漫画です。この記事で紹介する両天秤のオオノキも忍者の一人です。「週刊少年ジャンプ」で連載されていましたがすでに完結しており、現在では主人公のナルトの息子のボルトを中心として描いた『BORUTO(ボルト)』が池本幹雄によって連載されています。両天秤のオオノキは続編の『BORUTO(ボルト)』にも登場します。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

『NARUTO(ナルト)』の主人公・うずまきナルトは、九尾を体内に封印されている人柱力です。その人柱力を世界征服を企む「暁」が狙っていました。木ノ葉隠れの里はペインによって壊滅状態になり、やがて「暁」との戦いは第四次忍界大戦へと発展していきます。ナルト達は、火・土・雷・水・風の五大国と力をあわせて「暁」を裏で操っていたマダラと戦います。

両天秤のオオノキのプロフィール

両天秤のオオノキは岩隠れの里の忍で3代目土影です。初登場時で79歳と高齢ですが、第四次忍界大戦でも現役で戦いました。白髪と丸い鼻、そして「じゃぜ」という口調が特徴です。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

両天秤のオオノキの能力や強さ

能力や強さ①土遁系の忍術

両天秤のオオノキは土遁系の忍術を使うことができます。劇中では「岩分身の術」「土遁・加重岩の術」「土遁・軽重岩の術」「土遁・拳岩の術」「土遁・剛隷武の術」「土遁・地動核」などを見せています。土遁は基本的に地面の土などを利用した術が多いのですが、重力を操ることができる術もあります。両天秤のオオノキはマダラが出現させた巨大な岩も重力を操って止めました。

能力や強さ②塵遁

両天秤のオオノキには塵遁という能力があります。塵遁とは血継淘汰という特殊能力です。血継淘汰とは3つの性質変化を同時に融合させる能力で、血継限界の上位能力ともいわれています。とてもレアな能力で、劇中でこの血継淘汰を使うことができるのは両天秤のオオノキと二代目土影の無の2人だけです。

両天秤のオオノキと無が使う血継淘汰の能力は風と土と火の3つのチャクラをあわせて使います。塵遁の能力を使う術には「塵遁・原界剥離の術」と「塵遁・分裂原界剥離の術」の2つがあります。どちらも術によって生み出した物質に触れるだけで対象のものを分解することができます。分子レベルに分解する能力なので、これに触れると相手は消滅してしまいます。

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両天秤のオオノキの過去や活躍・最後の死亡シーン

活躍シーン①過去

両天秤のオオノキはとても実力が高い忍で、第ニ次忍界大戦と第三次忍界大戦を経験しています。里のために戦争に「暁」を利用したこともありました。しかし以前は純粋な心をもつ少年で、初代土影である祖父からも大切な事を学びながら育っていました。そして13歳にして忍界に両天秤のオオノキの名が広がるほどの実力を持つようになります。

しかしある時マダラが岩隠れの里を裏切ります。マダラはスサノオで圧倒的な力を見せつけ、両天秤のオオノキは一瞬で倒されてしまいます。この時マダラに負けてしまったことをきっかけに、自分を捨てて里のためなら手段を選ばないような性格になってしまいました。

活躍シーン②第2部

第2部ではエーによって五影会談に招集された時に登場します。エーはキラービーが襲われたことに対して怒って五影を招集していました。両天秤のオオノキは、一番若い我愛羅のことをみくびっていましたが、我愛羅は毅然とした態度を取ります。そして我愛羅は、元々人柱力だった自分が狙われた時点で他里に助けを求めたものの、木ノ葉隠れの里以外は応じてくれなかったと言います。

問題はそれだけではありませんでした。エーはかつて砂と岩が「暁」を利用してきたことを指摘します。それに対し両天秤のオオノキは、そもそもあらゆる忍術を集めて強さを求める雲に対抗するためには仕方なかったと終わらない言い争いをしていました。そこで鉄の国は「暁」に対抗すべく互いに協力して忍連合を作り、火影にその指揮を取らせることを提案します。

しかし鉄の国のミフネをダンゾウがシスイの写輪眼で操っていることが判明し、そこにゼツとサスケが乱入したことで五影会談は中断されてしまいます。エーはすぐに戦闘に参加しましたが、両天秤のオオノキは腰が悪いからと戦いには積極的に参加しませんでした。しかし最終的にはメイが手こずっていたので塵遁で加勢します。しかしサスケはオビトに助けられ、オビトは五影に宣戦布告をします。

活躍シーン③第四次忍界大戦

第四次忍界大戦では我愛羅に一目を置くようになります。そして我愛羅と共に穢土転生で復活した元影達やマダラと戦うことになります。特に無とマダラとの戦いには苦戦を強いられます。マダラはカブトによって全盛期以上の力を持たされていました。マダラとの戦いではすべてを潰すほどの大岩を出現させ、みんなは戦意喪失してしまいます。

しかし両天秤のオオノキは何もしないうちから諦めるなと言い、「土遁・軽重岩の術」と我愛羅の砂でなんとか岩の落下を食い止めました。しかしマダラはその上から更に2つ目の岩を落とします。両天秤のオオノキのおかげで逃げ延びた忍もいましたが、ほぼ壊滅状態になりました。それでも真正面から岩を受けた両天秤のオオノキは生きていました。

活躍シーン④隠居後

両天秤のオオノキは第四次忍界大戦後引退し、土影には黒ツチが就任しました。隠居後は腰を本格的に痛めてしまったようで、歩くのに電動椅子のような乗り物に乗って移動するようになりました。

活躍シーン⑤裏での暗躍

『BORUTO(ボルト)』ではミツキが無断で里の外へ出てしまい、里抜けを疑われてしまいます。ミツキは自分と同じ人造人間である岩隠れのツクラレ達に自らついていったのです。ツクラレはミツキのように心臓がなく、寿命が早いのが欠点でした。そこでミツキに研究の協力を求めたのです。このツクラレを作ったのが両天秤のオオノキでした。

活躍シーン⑥BORUTO(ボルト)で登場?最後は?

『BORUTO(ボルト)』では両天秤のオオノキが死亡してしまいます。なぜ死亡することになったのかというと、ツクラレの暴走を止めるために無茶をしたからです。ツクラレは元々、人間の子ども達をこれ以上戦争などで死なせないように作った人造人間です。しかしツクラレの空は私欲にかられてしまい、心臓を手に入れて里の人々を襲い始めました。

ボルトやミツキ、サラダの活躍によって心臓を破壊することはできましたが、元々心臓なしでも動いていた空は最後の力で塵遁を使ってすべてを塵にしようとしました。ボルト達はチャクラが切れてしまい、もう戦うことはできません。そこに両天秤のオオノキが現れ、最後の力を使って死亡しました。ただ両天秤のオオノキが死亡するのはアニメオリジナルなので、原作で今後同じように死亡するのかは不明です。

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両天秤のオオノキの名言や名セリフ集

オオノキの名言①「立て影共、生死を分けるときに…」

両天秤のオオノキには「立て影共、生死を分けるときに…」という名言があります。この名言は第四次忍界大戦でマダラと五影が戦っている時のセリフです。戦況は五影が力を合わせてもマダラ一人に押されている状態でした。戦い方も雑になってきており、それを綱手に指摘したエーがマダラの幻術にかかってしまいました。動けなくなったエーを助けたのが両天秤のオオノキです。

この戦況の中、まともに戦えるのは両天秤のオオノキだけでした。エーを助けた時、同時にスサノオを「土遁・加重岩の術」で止めるという離れ業を見せたのです。この戦い方を見たマダラは、ここで経験値の差が出始めたと両天秤のオオノキを評価しています。他の影達が跪く中、唯一しっかりと地に足をつけていた両天秤のオオノキはこの名言を言ってみんなを鼓舞しました。

立て影共、生死を分けるときにもう弱音を吐くな五影のはしくれなら最後の言葉はその肩書きに恥じぬものにせい

オオノキの名言②「どんな逆境に於いても…」

両天秤のオオノキには「どんな逆境に於いても…」という名言があります。この名言は『BORUTO(ボルト)』で、ボルトが初めて両天秤のオオノキに会った時の名言です。木ノ葉隠れの里では五影会談が行われていました。ウラシマについて話し合うために、前水影・雷影・火影・土影も集まる予定でしたが、両天秤のオオノキだけが来ていませんでした。

木ノ葉隠れの里の忍総出で探していると、ボルト達はたまたま両天秤のオオノキと出会います。五影会談に行きたがらない両天秤のオオノキを無視することもできず、ボルトは木ノ葉隠れの里の観光に付き合うことにしました。その帰り、ボルトは先日ナルトから出された「世界で一番硬い石」の答えを知っているかと聞きます。両天秤のオオノキは3つの石を出し、どれが硬い石だと思うか選ばせます。

それでもボルト達は答えが分からなかったので、石というのは心に持つ意志のことだと教えました。この名言はその時のセリフです。かつて自分がナルトに教えた言葉だと聞くとボルトも驚いていましたが、ただのダジャレだと拍子抜けしました。しかしこの言葉は自分とは何か悩んでいたミツキには大きな影響をもたらしました。

どんな逆境に於いても、決して砕けない強い意志……それこそが、世界で一番硬い石の答えじゃぜぃ!

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両天秤のオオノキのアニメ声優

西村知道のプロフィール

アニメ『NARUTO(ナルト)』で両天秤のオオノキ役を演じている声優は西村知道です。西村知道とは、1946年6月2日生まれの男性声優です。アーツビジョンという声優事務所に所属しています。元々役者をしており、数々の劇団に所属していましたが現在は声優業を中心として活動しています。

一時期は日本ナレーション演劇研究所で講師をしており、現在声優として人気の鳥海浩輔も教え子の一人です。1974年から声優としてデビューし、アニメ・ゲーム・吹き替え・ナレーション・特撮など幅広く活動されています。演技力が高いので、脇役からメインキャラクターまでこなすベテランの実力派声優です。

西村知道の主な出演作品

声優の西村知道の主な出演作品には、『ゲゲゲの鬼太郎』の悪魔ベリアル役、『THE REFLECTION』のミスターミスティック役、『頭文字D』の立花祐一役、『超魔神英雄伝ワタル』の剣部シバラク役、『SLAM DUNK』の安西先生役、『幽☆遊☆白書』のジョルジュ早乙女役、『あしたへフリーキック』の森田健役、『アイドル伝説えり子』の内田真也役などがあります。

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両天秤のオオノキに関する感想や評価

『BORUTO(ボルト)』では、両天秤のオオノキの言葉がナルトからボルトへと伝えられていることが嬉しいと感じている方がたくさんいました。この言葉は初代土影が両天秤のオオノキに教え、それをナルトへと教えた言葉でした。

両天秤のオオノキが『BORUTO(ボルト)』で死亡してしまい、ショックを受けている方がたくさんいました。なぜ死亡させる必要があったのかと憤慨している方もいるほどで、これをきっかけに『BORUTO(ボルト)』を見なくなったという声までありました。第四次忍界大戦ではたくさん活躍していただけあり、両天秤のオオノキが里を脅かす事件を起こして亡くなったことには賛否両論あるようです。

『NARUTO(ナルト)』の現役忍者の中では、両天秤のオオノキは一番戦争を経験してきた人物でした。まだ生きていたころのマダラとも13歳の時に会ったことがあります。穢土転生で蘇った歴代の五影とも認識があり、歴史を知る重要な人物でもありました。だからこそ『BORUTO(ボルト)』では子ども達を守りたいという気持ちが強くなったのかもしれません。

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両天秤のオオノキまとめ

『NARUTO(ナルト)』に登場する両天秤のオオノキは、存命時のマダラとも戦った事がある人物でした。アニメの声優はベテランの西村知道が担当しています。第四次忍界大戦を生き抜き、『BORUTO(ボルト)』では隠居した姿を見せています。

しかし実はツクラレという人造人間を開発しており、それが岩隠れの里に被害をもたらしてしまいます。両天秤のオオノキは『NARUTO(ナルト)』の五影編から登場しているので、ぜひ活躍を見てみてください。

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