【ナルト】歴代土影の人物や強さ・技を考察！四代目はかわいい女性？

忍者をモチーフとしたバルトアクション漫画・ナルトでは、様々な形で「影」と呼ばれる人物が重要な役割を果たしています。その中でも年長者でありながら最前線で戦うことが多い土影についてここではまとめていきます。代替えが最も少ない影ともいわれている土影ですが、歴代土影の人物像や戦闘に関する強さなども合わせてまとめます。

週間少年ジャンプにて連載されていた「ナルト」はその人気の高さから最終回を迎えたのちに「ボルト」という続編が連載されました。また、その注目は日本国内だけでなく海外のファンにも及んでおり、多くの海外ファンも続編の連載を喜んだとされています。そんなナルトの概要やあらすじをここでまとめます。

週間少年ジャンプにて連載されていた忍者漫画「ナルト」は、主人公の少年・ナルトが多くの逆境の中、様々な問題や仲間との絆を経て成長していくストーリーです。バトルアクション漫画として描かれている作品ですが、現実世界でもありえるであろう人情劇が心に刺さる作品となっています。

忍に憧れる少年・ナルトは、孤児という身の上で里の人間から嫌われているのを幼心に気付いている少年でした。そんなナルトを可愛がる唯一の大人・イルカのおかげで反抗期を迎えてはいるものの、素直な子供に育っていたある日、忍のスタートラインといえるスクール卒業試験でナルトは壁に当たってしまいます。そんな時にとある事件が発生してしまい、ナルトは大人でも練習が必要とされる「多重影分身の術」を身に付けます。

その努力と忍の最高峰といえる「灯影」になりたいというナルトの想いを目の当たりにしたイルカは、不合格としていたナルトの卒業試験を合格とし、ナルトは忍としての最初の一歩を踏み出していくことになります。

ナルトの世界には忍が中心ということもあり、国という概念よりも里と呼ばれる集落の概念が強くあります。その里を納めているのが日本でいう「総理大臣」に似た存在です。それが「影」と呼ばれる存在で、ナルトの出身である火の国の木ノ葉隠れの里では「火影」と呼ばれる存在がいます。このように忍の里を納める影は忍の象徴として崇められる存在になります。

土影もその一柱で、岩隠れと呼ばれる忍の里の長を務めています。土影は平均年齢が高いこともあり、他の影に比べると歴代数が少ないともいえます。しかし、長年その席に座っているという経歴を持ち合わせている忍の力は他の若い影よりも策略家であったり、戦術に優れていたりと素晴らしいものになります。

忍の頂点といえる五影の中でも歴代数が少ないといわれている土影ですが、決してその実力は弱いものではありません。長期にわたって影という最強の称号を護っているという歴代土影の人物像をそれぞれにまとめています。

岩隠れの里で最初に土影の席についたのが「イシカワ」になります。本作では大きく登場することはありませんが、初代五影会議に参加していた描写が描かれています。また、三代目土影であるオオノキの祖父としての説明も書かれています。土影が得意とする空中浮遊の術を使用している描写が描かれていることから、その術の立案者ではないかとも噂されています。

二代目土影は、作中では敵として登場することになります。元々二代目水影との戦闘により命を落としているのですが、ナルト達の世代にて巻き起こった第四次忍界大戦にて「穢土転生」と呼ばれる死者を蘇生してしまう禁術で敵として登場します。その強さは本物で、オオノキ&我愛羅のコンビによって倒されたかのように見受けられましたが、のちにうちはマダラを穢土転生するカギとなります。

生前は三代目土影・オオノキの師として血継限界の上位忍術といわれている「血継淘汰」を教えていたとされています。また、無（ムウ）自身も内側に蓄えているチャクラの種類が複数種類存在している珍しい人種なため、岩隠れでも基本となる土遁系の術以外にも風・火の力を使った忍術も利用することができます。忍術・戦術共にバランスのとれた忍といわれ、歴代土影最強ともいわれています。

ナルト本編にてとても重要なキャラとなるのが三代目土影であるオオノキになります。第四次忍界大戦にて活躍を見せた土影で複数のチャクラを使いこなすことができる天才ともいえる存在でもあります。年齢のせいもあり腰痛に悩まされているシーンが多く描かれていますが、戦闘中はそんな姿を見せないのも土影と呼ばれる理由となっています。

また、オオノキは類まれなる忍術の才能があったとされており、自分自身の体を宙に浮かせる飛行能力だけでなく、有機物・無機物関係なしに物体の重力を操る力や物質の形を変形させる能力が作中で描かれています。この能力の高さも影として長年勤められる人間の才能だとされています。その他にも頑固な性格をしているがその枷を外した戦いになると若い衆にも負けないほどの戦いを見せる人物です。

四代目土影は、三代目土影であるオオノキの孫にあたる存在になります。屈強な男性が多くなる影に女性として在籍できるうるほどの強さを持っているが、まだまだ若気の至りともいえる子供っぽい性格が残っているのがたまに傷ともいえます。しかし、その戦闘力は他の影に劣らないものとなります。

また、その戦闘能力の高さは里でも認められているおり、三代目が土影の任についている際には会議などの護衛にも選ばれるほどの腕を持っている女性です。当初は三代目の孫という七光りがあるからだと考えられていましたが、第四次忍界大戦には分裂したゼツの分身10万体を倒した実力が描かれていることから文句なしで四代目に選ばれたと考えられます。

土遁系の術を得意とする土影ですが、実は歴代の土影それぞれに強さや技の特徴が異なっています。ここではそんな歴代土影の強さ・技、戦闘能力などを個別にまとめていきます。

全身を包帯で包んでいる謎の人物として登場したのが二代目土影・無（ムウ）です。三代目土影であるオオノキの師匠をしていた人物ということもあり、その戦闘能力は折り紙つきの存在です。体内に潜在しているチャクラの属性も3種類と多く、それらを組み合わせた血継淘汰を戦闘で繰り広げる程の実力者でもあります。また、生前は二代目水影と戦ったとされているので現役の影でも複数人でなければやりあえないです。

初代土影・イシカワの戦闘能力ですが、ナルト原作中では会議のみの登場で戦闘シーンが描かれていません。そのことから明確な戦闘能力や戦闘スタイルなどは不明となっている存在です。しかし、歴代土影に共通する「飛行能力」を使用できることから、ファンの間では飛行能力の生みの親なのではないかと考察されています。

登場時の年齢や背格好から弱いと思われていた三代目土影であるオオノキですが、初代土影の孫にして二代目土影の弟子という恵まれた環境で忍術を学んでいた人物であることが作中で描かれています。頑固な部分があるため、軍師には向いていないのかと考えられていましたが、戦闘能力と経済力の両方を巧みに使いこなし戦に勝つ姿は各国で「両天秤のオオノキ」と異名がつけられるほどです。

初代土影の孫ということもあり、土遁系の術を得意とする一方で二代目土影のように複数種類のチャクラを内に秘めている存在のため、二代目土影同様に血継淘汰である塵遁忍術を使える類まれなる実力を持っている人物でもあります。また、土遁系の応用により重力を操り、重さを変えたり形を変えたりすることができるため、高齢といわれているにもかかわらず若い衆に負けない戦闘能力を秘めています。

見た目がかわいい四代目土影の黒ツチは、三代目土影の孫ということもあり、その内側にあるチャクラには土だけでなく水も含まれている岩隠れの里には珍しいチャクラ属性の忍になります。また、その力をきちんと使いこなしており、血継限界の一つ・熔遁の使い手という女性でありながらも強い戦闘能力を持っている人物です。その実力は影に選ばれる前から見込まれており、三代目が参加した五影会談には護衛としてついていたほどです。

血縁が多いのが特徴な土影ですが、四代目土影もまた三代目の孫という立ち位置にいます。そんな四代目ですが、実はかわいい女性だということで注目されています。ここではそんな四代目土影である「黒ツチ」についてまとめます。

黒ツチはナルトの中でも第四次忍界大戦編の前後から登場している重要な女性となっています。見た目はとてもかわいい姿をしている女性ですが、三代目土影の孫という立ち位置からとてもはっきりとした性格をしています。ファンの間からも「黙っていればかわいい女性」といわれていますが、そんな勝気な性格と見た目のギャップがいいとされています。

四代目土影・黒ツチはかわいい容姿からナルトでも登場数が少ないキャラであるにもかかわらず、コスプレする人が多くいるのも事実です。また、着ただけの初心者さんだけでなくきちんと撮影するロケ地までこだわった人たちにもコスプレされる女性キャラともいえます。

また、黒ツチは四代目土影になってからチャイナ服を加工したような衣装を身にまとっていることから、本格的なコスプレイヤーだけでなくコスプレ初心者にもやさしいキャラといわれています。コスプレをする際に集める小道具などもそろえやすいものが多いことからそういわれているとされていますが、簡単に集められる道具で完成度の高いコスプレができるのも魅力の一つだと考察できます。

ナルトで登場する影はそれぞれの里に認められた力を持っている忍ということもあり、土影もまた岩隠れの里で認められた人物となります。作中では三代目土影が中心となって登場していますが、回想シーンなどで初代土影、敵として二代目土影も登場することで、歴代数が少ない土影の強さを知ることができます。

第四次忍界大戦編にて影を務める忍の中でも綱手よりも年齢が高いとされているのがオオノキです。そのこともあり、五影全員が並んだ際もその貫録は負けず劣らずな上に、戦場での戦闘能力も年齢のせいということもありますが、遅れを取っていない部分がファンの間では注目されるポイントになっています。

作中でも実力を認められている三代目土影・オオノキはナルトのゲームでも注目されるキャラとなっています。そのため、イベントにて実装された際にはファンの手によってコラ動画という自作PVを作成されるほどなのでその人気の高さは健全のようです。

ナルトでは三代目土影が注目されがちですが、第四次忍界大戦編にて大活躍したのち四代目土影となっている黒ツチは日本のみならず、海外のナルトファンにも人気の高いキャラとなっています。特にコスプレをする人たちの人気は高く、日本のコスプレイヤーだけでなく海外のコスプレイヤーもコスプレしているキャラになります。

バトルアクション漫画・ナルトに登場する土影についてまとめました。歴代の土影の強さに注目しながら、新しい四代目土影が女性であるという点も合わせてまとめてみることで、影に選ばれる忍の強さを知ることができます。土影は歴代数が少ない分、長い年月その席に同じ影が座っているのが特徴であることがわかります。そのため、かわいい女性だからと四代目を侮ることもできないのが面白いポイントになります。

その他にも歴代の影の関係性も他の影より深く、肉親であったり師弟であったりと血縁で固めているようにも感じられる里になっています。だからこそ受け継がれる能力ということもあるため、高齢者であっても戦闘で若い衆に負けない強さを持っているのだと考察できます。ナルトは最終回を迎えていますが、続編のボルトにてそういった影の秘密も確認してみると面白い視点で楽しめるはずです。