2020年08月31日公開
2020年08月31日更新
【黒子のバスケ】赤司征十郎がかっこいい!能力や名言・名シーンも厳選紹介
「黒子のバスケ」は、「週刊少年ジャンプ」で連載されていたスポーツ漫画です。赤司征十郎は、天才プレイヤー5人が集まった帝光中学バスケ部のキセキの世代の1人です。人を惹きつけるカリスマ性を持ち、勝利に絶対的な価値観を見出しています。作中でも随一の名セリフが多いキャラとして知られています。この記事では、「黒子のバスケ」赤司征十郎のかっこいい魅力や能力、かっこいい名言・名シーンなどを紹介していきます。
目次
赤司征十郎がかっこいい
赤司征十郎は、帝光中学キセキの世代キャプテンだった人物です。帝光中学卒業後は、京都府にあるバスケの強豪校・洛山高校に進学しました。文武両道で人当たりもよく周囲からも信頼されていますが、時折冷酷な一面が垣間見えます。誠凛高校が最後に戦うキセキの世代でもあり、ウィンターカップ決勝戦で対戦しました。
黒子のバスケの作品情報
黒子のバスケの概要
「黒子のバスケ」は、集英社の漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されていた作品です。コミックスは全30巻、話数は全部で276話になります。作者は、ゴルフ漫画「ROBOT×LASERBEAM」を手がけたことでも知られる藤巻忠俊です。映画「劇場版 黒子のバスケ LAST GAME」は、2017年3月に公開され大ヒットを記録しました。
多田俊介が監督を務め、プロダクションI.Gがアニメーション制作に携わったテレビアニメは、第1期から第3期まで放送されました。アニメの放送に合わせてインターネットラジオ「黒子のバスケ放送委員会」も配信されており、パーソナリティは黒子テツヤ役の小野賢章、火神大我役の小野友樹が担当しました。
黒子のバスケのあらすじ
帝光中学校は、名だたるバスケットボール部の強豪校でした。10年に1人とされる天才選手が5人も集結した代は、キセキの世代という異名がつけられます。キセキの世代は、それぞれ別々の高校に進学します。幻の6人目としてキセキの世代たちとコートに立っていた黒子テツヤは、創設されて2年という新しい高校・誠凛に入学し、バスケットボール部に入ります。
赤司征十郎のプロフィール
赤司征十郎は、帝光中学時代キセキの世代のキャプテンを務めていた人物です。カリスマ性があり、進学先の洛山高校でも1年生でありながらバスケットボール部キャプテンと生徒会長の座についています。髪色は名前の通り赤で、さらさらとした髪質を持ちます。血液型はAB型、誕生日は12月20日生まれの射手座です。バスケットボールのポジションはポイントガード、背番号は4番です。
好物は湯豆腐、海藻類全般が苦手らしく嫌いな食べ物にはわかめをあげています。特技は乗馬で、休みの日も馬に乗って過ごしているといいます。頭脳明晰で苦手な教科はなく、趣味にもチェス、将棋、囲碁など知略を尽くすボードゲームをあげています。バスケ部の監督も赤司の頭の良さに一目置いて信頼しており、チームを任せています。
紳士的で穏やかであり、周囲からも信頼されていますが、時折冷酷な表情を見せることもありました。帝光中学時代に紫原との1on1の戦いで冷酷な人格の方が表出し、瞳もオッドアイに変化しました。名家の一人息子で、父親からは多大な期待をかけられています。勝利が絶対であるという価値観が根付いたのも、父親からの教育によるものもあります。母親は優しい人物でしたが、物語開始時すでに亡くなっています。
赤司征十郎の身長
赤司征十郎の身長は173cm、体重は64kgです。帝光中学時代の身長は、158cmでした。背が高い選手が有利とされるスポーツのため、赤司は周囲のバスケット選手と比べて小柄です。しかし、自身の特殊技能であるエンペラーアイを駆使して相手チームを圧倒していきます。
赤司征十郎の能力や強さ
能力や強さ①天帝の眼(エンペラーアイ)
赤司征十郎は、天帝の眼(エンペラーアイ)という特殊能力を持ちます。これは、相手の心拍数や呼吸、筋肉などの情報から次の動きを予測する能力です。相手の動作を見切ってボールを奪ったり、自分がボールを持っている時は相手の重心を見極め、どんな体格の相手でもアンクルブレイクを引き起こして転ばせることができます。
能力や強さ②他人の才能を見つける
赤司征十郎は、他人の能力を見て才能を引き出す能力も持っています。帝光中学で黒子テツヤは、バスケ部の二軍にも選ばれず、放課後自主練する日々を送っていました。しかし、顧問から能力を見限られ、帝光中学のバスケ部で続けていくのは難しいと言われてしまい、部活をやめようか迷っていました。
そんな中、赤司征十郎は黒子に出会い、その影の薄さと努力しているにも関わらず成果かでないところに着目し、アドバイスを送ります。赤司征十郎の言葉から、黒子はパス回しを集中的に行ってチームを支える視線誘導(ミスディレクション)の能力を開花させました。
能力や強さ③仲間をゾーン一歩手前に
ゾーンとは、己の能力を最大限に発揮する集中状態のことで、本来は自分の意思とは関係なしに入るものです。しかし、赤司征十郎はこのゾーンに自在に入ることが可能です。さらに、チームメイト全員が楽しくて気持ちいいと思える絶妙なタイミングでパスを回し、自分だけでなく仲間もゾーン一歩手前の状態に導くことができます。
赤司征十郎のかっこいい名言や名セリフ・名シーン集~2期~
赤司征十郎の名言①「また会えて嬉しいよ…」
アニメ「黒子のバスケ」2期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集1つ目に紹介するのは、ウィンターカップ会場前に帝光中学時代のチームメイトを集めた時のこちらの名言です。キセキの世代は、帝光中学を卒業した後、それぞれ別の高校へと進学しました。
また会えて嬉しいよ。こうやって全員揃うことができたのは実に感慨深いね
彼らが所属する学校は、予選を勝ち抜きウィンターカップへの出場を果たします。赤司征十郎は、黒子、青峰、黄瀬、緑間、紫原をそれぞれ会場の外に呼び出します。自分が呼び出したのも関わらず一番最後にやってきた赤司征十郎は、涼しい表情でこの名言を口にしました。
赤司征十郎の名言②「すべてに勝つ僕は…」
アニメ「黒子のバスケ」2期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集2つ目に紹介するのは、勝利に絶対的な価値観を見出していることがわかるこちらの名言です。一番最初に登場したのは、ウィンターカップが始まる前に赤司征十郎がキセキの世代たちを呼び出した時です。リコに頼まれ、降旗は黒子に付き添って待ち合わせ場所に向かいます。降旗の姿を見た赤司征十郎は、キセキの世代にしか用はないから帰るよう要求します。
すべてに勝つ僕は、すべて正しい
降旗は、足がすくんで動けなくなっていました。そこへ、アメリカへ修行に行っていた火神が遅れて登場し自分も話に混ざろうとします。赤司征十郎は緑間が持っていたラッキーアイテムのハサミを借りて、火神に切り掛かります。火神は既のところで避けたため、ことなきを得ました。赤司征十郎は、勝者は絶対的な存在であるとして、こちらの名言を口にします。こちらの名セリフは、その後も度々登場します。
赤司征十郎の名言③「僕に逆らう奴は…」
アニメ「黒子のバスケ」2期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集3つ目に紹介するのは、初対面の火神に対して言ったこちらの名セリフです。ウィンターカップが開催され会場に出場校が集まります。赤司征十郎は、帝光中学時代一緒に戦ったキセキの世代たちを会場の外に呼び出します。黒子は、降旗付き添いの元、待ち合わせ場所に向かいました。
僕に逆らう奴は親でも許さない
降旗を見た赤司征十郎は、キセキの世代にしか用はないとして、追い返そうとします。そこへアメリカ留学から戻ったばかりの火神がやってきて話に混ざろうとしました。赤司征十郎は、緑間が持っていたラッキーアイテムのハサミを借りて、言うことを聞かなかった火神に切り掛かります。
既のところで避けた火神を褒め、今回は許すとしますが、自分の命令は絶対であるとしてこのセリフを口にします。アニメ版では「許さない」ですが、原作漫画では「殺す」でした。
赤司征十郎のかっこいい名言や名セリフ・名シーン集~3期~
赤司征十郎の名言①「絶対は僕だ…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集1つ目に紹介するのは、ウィンターカップの秀徳高校との試合時に登場したこちらの名セリフです。洛山高校は、ウィンターカップで秀徳高校と試合し、序盤で一気に点をとりリードします。しかし、緑間が空中でパスを受け取りそのまま3Pシュートする技を使うようになってからというもの、秀徳高校も点を重ねていきます。
絶対は僕だ。僕には未来がすべて見えている
見かねた赤司征十郎は、わざとオウンゴールを入れ秀徳高校に点を入れ、チームの気の緩みを指摘しました。これを機に洛山高校の士気が上がります。赤司征十郎は、もう緑間にボールが渡ることはないと宣言し、この名セリフを口にしました。
赤司征十郎の名言②「この世は勝利がすべてだ…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集2つ目に紹介するのは、赤司征十郎の勝利に対する価値観が現れたこちらの名言です。帝光中学編では、紫原との1on1の時に登場しました。虹村は家庭の事情から、中学2年生になった赤司征十郎にキャプテンの座を譲ります。そんな中、キセキの世代はどんどん才能が花開いていき、チームの雰囲気も険悪になっていきます。
この世は勝利がすべてだ勝者はすべてが肯定され敗者はすべて否定される
マイペースで人の言うことを聞きたがらない紫原でしたが、赤司征十郎の言うことにまずっと従ってきました。理由は、赤司征十郎には敵わないと考えていたからでした。しかし、才能が開花していった紫原は、もう自分の方が強いのではないかと考えます。
2人は、どちらが強いか確かめるために1on1で勝負をすることになりました。赤司征十郎は、後一点で負けるという状況に追い込まれます。今まで父親からの厳しい英才教育で、勝つことが全てと教えられてきた赤司征十郎は、精神的に追い詰められます。こちらは、モノローグで登場した名言になります。
赤司征十郎の名言③「僕と目線を変えずに…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集3つ目に紹介するのは、火神に対して言ったこちらの名セリフです。火神は初対面で、赤司征十郎の命令を無視して話に混じろうとしました。赤司征十郎は、制裁としてハサミで火神に切り掛かります。避けたことを褒めた赤司征十郎は、今回限りは許すとしてその場を後にしました。その後、会場で火神は再び赤司征十郎と対峙します。
僕と目線を変えずに話すことを許しているのは僕に従う者だけだ
火神は先ほどの赤司征十郎にハサミで切りつけられそうになったことを怒っており、黄瀬も赤司征十郎も倒すと宣言します。こちらは、それに対して口にした赤司征十郎の名言でした。赤司征十郎は、天帝の眼(エンペラーアイ)を使ってアンクルブレイクを引き起こし火神を転ばせます。
赤司征十郎の名言④「僕がいつ気を…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集4つ目に紹介するのは、チームメイトに対して言ったこちらの名セリフです。洛山高校は、ウィンターカップに出場し、緑間のいる秀徳高校と試合します。当初大差をつけてリードしていた洛山高校でしたが、空中から高尾のパスを受け取った緑間がそのまま3Pシュートを決めどんどん点を取られていきました。
僕がいつ気を抜いていいと言った試合はまだ終わっていない
見かねた赤司征十郎は、オウンゴールを入れ秀徳高校に点を入れます。こちらは、その直後に口にした名言でした。序盤で大差をつけて気が緩んでいることを指摘します。こんな情けない試合をするくらいなら、点差をなくした方がいいと判断しての行動でした。
赤司征十郎の名言⑤「罪を償う証として…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集5つ目に紹介するのは、秀徳高校の試合の時にチームメイトに言ったこちらの名セリフです。ウィンターカップで洛山高校は、緑間のいる秀徳高校と対戦します。洛山高校は、序盤から大きく点差をつけてリードしていました。しかし、高尾からパスを空中でもらい、そのまま緑間が3Pシュートを決め秀徳高校は点差を縮めていきます。
罪を償う証として 両の目をくり抜いてお前達に差し出そう
赤司征十郎は、オウンゴールをし秀徳高校に点を入れます。序盤で大差をつけたことで安心しきっていたから、立て続けに点を取られたのだと、チームメイトの気の緩みを指摘しました。しかし、もし負けた場合は自分がオウンゴールを入れたことに責任があるとして退部し、両目を差し出すと発言します。こちらは、その時の名言でした。
赤司征十郎の名言⑥「宣言しよう…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集6つ目に紹介するのは、秀徳高校の試合中、緑間に対して言ったこちらの名言です。赤司征十郎は、ウィンターカップの秀徳高校との試合で、わざとオウンゴールをし、チームメイトの気の緩みを指摘して士気を高めます。緑間は、空中からのパスを受けそのまま3Pシュートを入れて点をとってきました。
宣言しよう。お前はもうボールに触れることすらできない
赤司征十郎でさえ緑間のこのシュートを止めることは難しいと思われていました。しかし、すでに勝利を確信していた赤司征十郎は、対峙する緑間に対しこの名セリフを口にしました。赤司征十郎の名セリフ通り、緑間はボールをとることができず、試合は秀徳高校の敗北に終わります。
赤司征十郎の名言⑦「眠れ…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集7つ目は、秀徳高校の試合で登場したこちらの名言です。ウィンターカップで赤司征十郎のいる洛山高校は、秀徳高校と対戦することになります。序盤から洛山高校は、秀徳高校に大差をつけてリードしていました。高尾がシュートの体制をとる緑間にパスをし、空中から3Pシュートを決めるという技を出すようになってからは、秀徳高校が点を縮めていきます。
眠れ歴戦の王よ
赤司征十郎は、オウンゴールをわざと入れた後、チームメイトの気の緩みを指摘し、士気をあげました。そして、天帝の眼(エンペラーアイ)を駆使してチームを勝利へと導きます。赤司征十郎は、最後まで諦めず戦い抜いた秀徳高校に敬意を示し、試合終了直後にこの名言を口にします。
赤司征十郎の名言⑧「いつもありがとう…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集8つ目に紹介するのは、帝光中学編で登場する名言です。赤司征十郎は、帝光中学に入学してすぐ一軍入りを果たし、カリスマ性や統率力を兼ね備えていたことから副キャプテンを任せられるようになります。一部の女子生徒の間では、赤司様と呼ばれていました。
いつもありがとう 日々チームを支えてくれていることに感謝しているよ
ある日、バスケ部女子マネージャーたちがタオルを運んでいました。後ろから緑間と歩いてきていた赤司征十郎は、女子マネージャーが落としそうになった荷物を支え、日々の感謝を口にしました。こちらは、その時の名言になります。入部してすぐに副キャプテンになり、紳士的で温厚なため一部の女子生徒からは赤司様と呼ばれていました。
赤司征十郎の名言⑨「今この瞬間から…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集9つ目は、帝光中学編で黒子に対して言ったこちらの名言です。帝光中学に入学した黒子はバスケ部に入りますが、二軍に入ることもできず、放課後自主練を重ねてきました。しかし、顧問から帝光中学のバスケ部でやっていくには、黒子の能力では厳しいと言われてしまいます。
今この瞬間からお前の使命はただ一つ、勝つことだ
長く自主練を続けてきた黒子でしたが、顧問の言葉によってバスケ部をやめようか悩んでいました。そんな中、赤司征十郎と出会います。赤司征十郎は、黒子の影の薄さや、努力しているにも関わらず成果が伴わない今までにないタイプであるところに注目し、アドバイスを送ります。
赤司征十郎のアドバイスを受けた黒子は、自分にできることを探し、視線誘導(ミスディレクション)という能力を身につけます。視線誘導(ミスディレクション)の能力を身につけた黒子は、一軍入りを果たすのでした。こちらは、一軍に上がってきた黒子に対して赤司征十郎が口にした名言でした。
赤司征十郎の名言⑩「もう用済みだ…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集10個目に紹介するのは、帝光中学編に登場するこちらの名言です。赤司征十郎は1年生にして帝光中学バスケ部の副キャプテンを任されます。キセキの世代は中学2年生になり、虹村は父親の体調が思わしくないこともあり、キャプテンの座を赤司征十郎に譲りました。さらに、一歩遅れて完全無欠の模倣(パーフェクトコピー)を得意とする黄瀬が入部してきます。
もう用済みだ。退部を勧めよう
スタメンの灰崎は、部活動にも真面目に参加しない上、素行が悪いことでも知られていました。赤司征十郎は、黄瀬の成長スピードはすぐに灰崎を追い抜くと予想します。普段の素行の悪さもあり、もうバスケ部に利益はないとして灰崎を部活動から追い出すことにします。灰崎を退部させようとする赤司征十郎を見た緑間は、普段の穏やかな様子とはまるで違う赤司征十郎の冷酷な面に驚いていました。
赤司征十郎の名言⑪「僕らはもう…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集11個目に紹介するのは、帝光中学編で登場したこちらの名言です。赤司征十郎は中学2年生でバスケ部キャプテンを任されるようになります。キセキの世代たちは、能力を開花させていきどんどん力をつけていきました。学校側は勝利至上主義の考えになり、監督に試合で勝てば練習しなくていいと言われた青峰は、とうとう部活に顔を出さなくなりました。
僕らはもう力を合わせるべきではないんだよ
能力が開花しはじめた紫原も試合で勝てばいいなら、青峰と同様練習はしたくないといい出します。赤司征十郎と紫原はどちらが強いか確かめるため、1on1で勝負することになりました。この勝負をきっかけに内に眠っていた赤司征十郎の冷酷な一面が表出します。
赤司征十郎も学校の方針通り、試合に勝てるなら練習には参加しなくていいといい出しました。才能が開花したキセキの世代の周囲に敵はいなくなりました。しかし、その力の強さゆえに内部崩壊を起こす危険もあるとし、この名言の考えに至ります。
赤司征十郎の名言⑫「つまり僕が己の力で…」
これは忠告だ。この状態になるトリガーは勝利、人を動かすことによってではなく、自分が動くことによって必ずもぎ取るという意志だ。つまり、僕が己の力のみで戦うと決めた時。お前達に失望し、見限った時だ
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集12個目に紹介するのは、ウィンターカップ誠凛高校との試合で登場したこちらの名言です。赤司征十郎は、自分の意思でゾーンに入ることができます。過去にチームメイト全員を相手に、1人でゾーンに入った状態で戦ったことがありました。赤司征十郎は、チームメートに圧勝しこのセリフを口にします。
赤司征十郎の名言⑬「そのまま…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集13個目は、ウィンターカップで誠凛高校と試合した時に口にしたこちらの名言です。赤司征十郎は、チームメイト全員を攻めに向かわせ、自分は洛山高校側のコートから動こうとしませんでした。
そのまま讃える姿で思いしれ お前達の敗北は絶対だ
ゾーンに入った赤司征十郎は、火神がシュートしようとしたボールをいとも簡単に奪います。天帝の眼(エンペラーアイ)を使ってアンクルブレイクを引き起こし、ディフェンスを難なく抜けてシュートを入れます。こちらは、その時の名言です。
赤司征十郎の名言⑭「誰とは心外だな…」
アニメ「黒子のバスケ」3期に登場する赤司征十郎の名セリフ・名シーン集14個目は、己の弱さと向き合った時のこちらの名言です。赤司征十郎は、ウィンターカップ誠凛高校との試合でゾーンに入ります。しかし、火神と黒子に動きを予測されターンオーバーしてしまいます。はじめて敗北を味わった赤司征十郎は、精神的に酷くショックを受け、その後ミスを連発しました。
誰とは心外だな。俺は赤司征十郎に決まっているだろう
赤司征十郎が交代させられそうになる中、黛の言葉から自分が何者なのか自問自答し、現在表出している人格は自分の弱さであると自覚します。己の弱さと向き合ったことで、冷酷な赤司征十郎は消え、以前の穏やかな人格が戻ってきます。
赤司征十郎のかっこいい魅力
かっこいい魅力①高慢な性格?自分が王者である事が当然?
赤司征十郎は、何事も1位であることを父親に求められてきたことから、勝利に強く固執するようになります。勝利は全て肯定されると考え、今まで負けたことがない自分は絶対的な存在であると自信を持って発言しています。見方によっては傲慢に見えますが、結果が伴っている上での発言であり、周囲も赤司征十郎の強さや実力を評価し、当たり前のように従っています。
かっこいい魅力②カリスマ性
赤司征十郎は、カリスマ性溢れる人物であり、洛山高校に進学した後もすぐにバスケ部キャプテンを任され、生徒会長も務めています。秀徳高校との試合では、相手チームが立て続けに点を入れていく展開になります。赤司征十郎は、オウンゴールを決めて相手チームに点を入れました。
チームメイトの気の緩みを指摘し注意した後、もし負けた場合はオウンゴールを入れた自分に責任があるから部をやめて両目を差し出すと宣言します。慌てるチームメイトに赤司征十郎は、このチームで敗北はありえないと口にし仲間の士気をあげます。周囲から支持される理由は、仲間をリスペクトし、自信に満ち溢れ難関を目の前にしても責任を放棄しない強さにあるようです。
かっこいい魅力③二重人格
赤司征十郎は、日本有数の名家の一人息子です。父親は非常に厳格な人物で、赤司家の人間はなんでも完璧にこなさなければならないと厳しい教育を強いてきました。優しい母親とバスケットボールが精神的な支えとなっていました。しかし、小学生の頃に母親は他界し、父親は悲しみに目を向けないようにするためかより一層赤司征十郎に厳しい教育をするようになります。
赤司征十郎は、課せられた勉学や習い事を全てこなしていきますが、精神的には追い込まれており、自分の中に別の人格がいると気づきます。帝光高校バスケ部に入り、学校の意向でチームは勝利至上主義へと考えを変えていきます。キセキの世代は、どんどん才能を開花させていき、紫原は自分の方が強いだろうからもう赤司征十郎の言うことは聞きたくないと発言します。
この発言をきっかけに赤司征十郎と紫原は1on1で勝負することになりました。後一点取られれば負けるという敗北を目前とした中、赤司征十郎は才能を開花させ今まで内に眠っていたもう1人の冷酷な人格が表出します。今までキセキの世代のメンバーのことは苗字で呼んでいましたが、下の名前で呼ぶようになります。さらに一人称も「俺」から「僕」に変化し、瞳の色はオッドアイになりました。
赤司征十郎のアニメ声優
神谷浩史のプロフィール
「黒子のバスケ」赤司征十郎役を演じた声優は、神谷浩史です。1975年1月28日生まれ、血液型はA型です。声優事務所は、青二プロダクションに所属しています。2009年にリリースされたアルバム「ハレノヒ」で歌手としても活動を開始します。ラジオ「DearGirl~Stories~」では、小野大輔と共にパーソナリティを務めています。第6回声優アワード最多得票賞、第14回声優アワードMVSなど数多くの受賞歴を持ちます。
神谷浩史の主な出演作品
代表的な出演作は、「ジバクくん」カイ役、「超GALS!寿蘭」乙幡麗役、「ベイベーばあちゃん」神宮寺英樹役、「SDガンダムフォース」キャプテンガンダム役、「ハチミツとクローバー」竹本祐太役、「プリンセス・プリンセス」有定修也役、「機動戦士ガンダム00」ティエリア・アーデ役、「夏目友人帳」夏目貴志役、「デュラララ!!」折原臨也役、「真剣で私に恋しなさい!!」直江大和役、「電波教師」鑑純一郎役、などがあります。
赤司征十郎に関する感想や評価
赤司征十郎は、ウィンターカップの秀徳高校の試合で、チームメイトの気の緩みを叱責するため、わざとオウンゴールを入れました。その後、チームメイトのことを信頼していることを伝え、もし負けた場合はオウンゴールを入れた自分に責任があるから好きなだけ責めるようにいいます。この時の赤司征十郎の行動を称賛する感想も多くありました。
灰崎さんの可能性について誰か詳しく…wそして赤司様の権力すごいよねえ…彼はなんだ?理事長の息子とかなのか?
— 兼定 (@sakura5harari) June 26, 2012
赤司征十郎は、帝光中学バスケ部に入部してすぐ1年生にして副キャプテンを務めることになります。その後、虹村は家庭の事情から、中学2年生になった赤司征十郎にキャプテンの座を譲りました。中学2年で入部してきた黄瀬の成長を見た赤司征十郎は、すぐに灰崎を追い抜くと考えます。素行の悪さがあまりにひどいことから、強制退部にしました。赤司征十郎の権力の強さに驚きの声も多く上がりました。
キセキがああなったのは周りの大人のせいだと思うとほんと泣けるよね。25巻。赤司さま含めてキセキのみんなに非はないと思う。事の善悪なんて大人だってなかなか決められないんだもんね。ちゃんと生徒の立場を理解した指導者が必要だったんだなぁ、って。
— あきた🦞🍔🏀💕🔥 (@stuakira) December 15, 2013
赤司征十郎は、帝光中学2年生の時にバスケ部キャプテンの座につきます。その頃、キセキの世代たちはどんどん才能を開花させていきました。赤司征十郎も、紫原との1on1の戦いで冷酷な人格が表出すると共に才能を開花させます。赤司征十郎は、学校の方針通り試合に勝てば練習に参加しなくても構わないとします。キセキの世代に非はなく、大人たちに問題があるのではないかといった意見も多くありました。
紫原覚醒の1on1で赤司が追い詰められるの、その時の心情を想像するだけでつらい。私たち読者はもう次の展開を知ってて赤司が負けることはないって分かってるんだけど、赤司からしたら"負けることは許されない"という重圧がどれ程重いことか...
— ぬぬぬ (@kagam1nn0r1ak0) May 22, 2020
赤司征十郎は、名家の一人息子であり、厳格な父親から勝利が全てとし英才教育を施されて育ちました。中学2年生になり、才能が開花しはじめた紫原は、もう赤司征十郎に従いたくないと口にします。2人はどちらが強いか確かめるため1on1で勝負しました。赤司征十郎は、後1点取られれば負けるというところまで追い込まれ、精神的にも追い詰められます。彼の生い立ちや心情を考えると辛かったといった感想もありました。
赤司征十郎のかっこいい魅力まとめ
「黒子のバスケ」赤司征十郎のかっこいい魅力や、名言・名シーンなどを紹介してきました。帝光中学では1年生で副キャプテン、2年生でキャプテンを任されます。進学先の洛山高校では、1年生でキャプテンになり生徒会長も務めるほどのカリスマ性に溢れた人物でした。