【マクロス プラス】ガルドの過去の事件とは?ミュンとの関係や最後も考察

マクロスシリーズの1つ「マクロス プラス」に登場するガルド・ゴア・ボーマンは、主人公・イサム・ダイソンとライバル関係にある「YF-21」のテストパイロットです。本文では、アニメ「マクロス プラス」のガルド・ゴア・ボーマンのプロフィールをはじめ、ミュンやイサムとの関係や過去の事件、壮絶な最後、ガルドが操縦する搭乗戦闘機「YF-21」、アニメ声優などを紹介します。

【マクロス プラス】ガルドの過去の事件とは?ミュンとの関係や最後も考察のイメージ

目次

  1. マクロス プラスのガルドとは?
  2. マクロス プラスのガルドの過去やミュンとの関係・最後
  3. マクロス プラスのガルドのアニメ声優
  4. マクロス プラスのガルドが搭乗した機体
  5. マクロス プラスのガルドに関する感想や評価
  6. マクロス プラスのガルドまとめ

マクロス プラスのガルドとは?

「マクロス プラス」のガルドは、主人公イサム・ダイソンと対抗する戦闘機「YF-21」のテストパイロットであり、幼馴染・ミュン・ファン・ローンを巡る恋のライバル関係にあります。以下では、マクロス プラスのガルド・ゴア・ボーマンのプロフィールや、ミュン・イサムとの関係、過去の事件や最後、搭乗戦闘機について紹介します。

マクロス プラスの作品情報

「マクロス プラス」は、1994年~1995年にかけて発売されたOVAシリーズで、第1作「超時空要塞マクロス」から約30年後、西暦2040年を舞台にした物語です。後の1995年に再編集と新作カットを加えた、劇場版「マクロス プラス MOVIE EDITION」として公開されました。

マクロス プラスの概要

「超時空要塞マクロス」の続編に数えられる「マクロス プラス」でも、第1作からのSF・アイドル・ラブコメ要素が盛り込まれています。一方、「マクロス プラス」では、男性2名と女性1名の三角関係や、敵としての「歌」の使用など、これまでのマクロスシリーズにはない、異色の要素も指摘されます。

マクロス プラスのあらすじ

第一次星間大戦が終結した西暦2040年の宇宙では、人類初の太陽系外植民惑星エデンが誕生し、その惑星にあるニューエドワース基地では、統合宇宙軍の次期主力可変戦闘機・YF-19とYF-21のテスト飛行が実施されていました。スーパーノヴァ計画と名付けられた採用コンペティションには、過去の事件から疎遠となっていたイサムとガルドがパイロットに選ばれ、2人は闘志を燃やし始めます。

また、イサムとガルドは、幼馴染であるミュンを巡る恋のライバル関係にあり、2人の対抗心は激しさを増します。一方、ミュンは、人工知能のバーチャルアイドル・シャロン・アップルの秘密に関わっており、後に、自我に目覚めたシャロン・アップルの脅威が人類を襲い、新たな戦いが勃発します。

ガルドのプロフィール

マクロス プラスのガルド・ゴア・ボーマンは、異星人のゼントラーディ人の父親と、地球人の母親の間に生まれたハーフの25歳で、主人公・イサムのライバル的存在として登場するマクロス プラスのメインキャラクターです。本業は機械やテクノロジー開発に携わる技術者であるものの、パイロットのイサムと互角の戦いを繰り広げたことから、戦闘機のパイロットとしても活動しています。

また、性格面では基本的は穏やかであるものの、父方のゼントラーディ人の遺伝子の影響で、破壊衝動の発作を起こすこともあり、普段は薬を服用することで発作を抑えています。ガルドが受け継いだゼントラーディ人は、筋肉質で大柄の体型を持つ破壊と戦闘を好む種族と言われ、ガルドの発作も、ゼントラーディ人の血が要因となっています。

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マクロス プラスのガルドの過去やミュンとの関係・最後

以下では、マクロス プラスのガルドの知られざる過去や事件、ミュン・イサムとの関係や、壮絶な最後を紹介します。

ガルドとミュンの関係

ガルドとミュンは、「マクロス プラス」では、お互いに惹かれ合っている関係にあります。しかし、主人公のイサムも、ミュンのことが好きであることが判明しています。そのため、ガルドとミュンは付き合ってはいないものの、火事で逃げ遅れたミュンをガルドが救出した後の展開から、ミュンはイサムより、ガルドの方が好きではと考えられます。

ガルドの過去の事件やイサムとの関係

ガルドとミュン、イサムの3人は、惑星エデンで共に育った幼馴染の関係でした。そして、3人は同じハイスクールに進学するも、3人の関係を引き裂くある事件が起こります。父親を亡くしたミュンをイサムを慰めているところにガルドが入ってきます。しかし、2人の様子を見て勘違いを起こしたガルドは、怒りに我を忘れ、衝動的にミュンの服を引き裂いてしまいます。

ガルドの過去・イメージ画像

同時に、目の前の鏡で自分を姿を見たガルドは、ようやく正気を取り戻したものの、自分の身勝手な振舞いで、ミュンを傷つけてしまったことを後悔し、罪悪感に苛まれ始めます。そこで、ガルドは、ミュンとの事件は、イサムが原因であると解釈し、この忌々しい過去を忘れようと努めました。そして、この事件をきっかけに、3人の関係は疎遠になったものの、7年後にテストパイロットとして再会を果たします。

ガルドは「YF-21」、イサムは「YF-19」のテストパイロットに選出されるも、過去の事件を忘れきれずにいたガルドは、ことあるごとにイサムと喧嘩をします。ついにはテスト飛行中のアクシデントを装って、イサムを殺害しようとするなど、激しい憎悪を見せつけています。このように、ガルドとイサムの関係は、パイロットとしてではなく、ミュンを巡る恋のライバル関係とも言えるでしょう。

ガルドの最後

過去の忌々しい事件後は、テストパイロットという新たなライバル関係にあったガルドとイサムでしたが、その勝敗は、ガルドの壮絶な最後をもって決着がつけられました。人工知能を搭載したシャロンアップルによる統合軍コンピューターを乗っ取る事件が勃発し、無人戦闘機「ゴーストX-9」が、シャロンアップルの主導で繰り出されました。

YF-21の爆破・イメージ画像

この事件は、後に「シャロンアップル事件」と呼ばれ、ガルドは、「YF-21」に乗りこみ、無人戦闘機「ゴーストX-9」と戦います。両者は激戦を繰り広げ、最後はガルドが戦闘機ごと体当たりしたことで、ゴーストX-9を撃破しました。しかし、ガルドの戦闘機も爆破を免れることができず、ガルドは、シャロンアップル事件で戦死するという壮絶な最後を迎えました。

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マクロス プラスのガルドのアニメ声優

ガルドのアニメ声優・イメージ画像

主人公・イサムに対する並みならぬ対抗心が魅力的な、マクロス プラスのガルドのアニメ声優・石塚運昇さんのプロフィールと、主な出演作品を紹介します。

石塚運昇のプロフィール

人気声優・石塚運昇さんは、1951年生まれ、福井県出身の声優・ナレーター・俳優・演出家であり、2018年8月に逝去されました。1984年から声優活動を開始させ、持ち前の渋い声を生かした壮年の役柄を数多く演じました。また、近年では、声優や舞台俳優としての活躍を元に、自身が主催するリーディング劇の参加者への演出・演技指導など、後進の育成にも携わりました。

石塚運昇の主な出演作品

声優・石塚運昇さんの主な出演作品は、アニメ「ワンピース」の黄猿(ボルサリーノ)役、「NARUTO」の桃地再不斬役、「ジョジョの奇妙な冒険」のジョセフ・ジョースター(老年期)役等が広く知られています。また、ゲーム作品や海外作品の日本語吹き替え、スーパー戦隊シリーズなどの特撮もの、バラエティ番組のバレーションなど、幅広いジャンルの作品に多数出演しました。

また、声優・石塚運昇さんと言えば、国民的アニメ「ポケットモンスター」の初代オーキド博士の担当声優として広く知られています。オーキド博士は、アニメ第1作目から登場し、2作目以降も本編終了後のミニコーナーにて、ポケモン解説と川柳を披露しています。そして、サン&ムーン編からは、声優・堀内賢雄さんが石塚さんの後任に選ばれ、2代目オーキド博士を演じています。

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マクロス プラスのガルドが搭乗した機体

以下では、マクロスファンからの人気が高い、マクロス プラスのガルドの搭乗戦闘機「YF-21」を紹介します。

ガルドが搭乗した機体は「YF-21」

マクロス プラスでは、主人公・イサムの搭乗する可変戦闘機「YF-19」と、ガルドが搭乗する「YF-21」の2機が登場し、どちらの機体が優れているのかを競わせることも、マクロス プラスのテーマの1つに掲げられています。作中では、「YF-19」「YF-21」のどちらもテスト段階の新型戦闘機であり、イサムの「YF-19」は、手動で操縦するタイプとなっています。

一方、ガルドが搭乗する「YF-21」は、パイロットの脳波を用いて操縦する特殊な造りとなっており、操縦室内で座禅を組みながら機体を動かします。そのため、「YF-21」のパイロットには、並みならぬ精神統一が求められ、技術だけでなく、精神面の鍛錬も必要なことから、マクロスシリーズで最も操縦の難しい機体でしょう。

「YF-21」のプラモデルは販売されている?

深みのある青に黄色のラインが入ったガルドの戦闘機「YF-21」は、マクロス プラスで高い人気を誇っています。そして、ネット通販などでは、マクロス プラス「YF-21」のプラモデルが販売されており、戦闘機タイプは勿論、可変戦闘機タイプを入手することが可能です。

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マクロス プラスのガルドに関する感想や評価

ガルドに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、その壮絶な最後が惜しまれた、マクロス プラスのガルドに関する感想や評価を紹介します。

感想1:ガルドの最期が辛い

「マクロス プラス」のガルドは、主人公・イサムに対する並みならぬライバル心や、ゼントラーディ人の血を引いた性格などから、一部のファンからはあまり良い印象を持たれていませんでした。しかし、「マクロス プラス」の終盤では、ガルドの知られざる過去が判明し、ガルドに対する見方にも変化が生じました。そして、シャロンアップル事件での壮絶な最期は、多くのファンに衝撃を与えました。

感想2:マクロス プラスの機体をもっと出してほしい

1982年の第1作目の放送を皮切りに、SF・アイドル・ラブコメの3大要素を盛り込んだマクロスシリーズは、2020年現在も、多彩なシリーズ展開でファンを虜にしています。そして、マクロス プラスに登場した「YF-19」「YF-21」は、これまでの戦闘機の中でも高い人気を誇っています。また、マクロスファンからは、マクロスプラスの戦闘機の再登場を期待する声が寄せられています。

感想3:ガルドの担当声優・石塚運昇さんの誕生日を祝福

マクロス プラスのガルドの担当声優・石塚運昇さんは、オーキド博士の声優としても知られています。2018年に発表された悲報では、人気キャラの声優ということで、幅広い世代からその死を惜しまれました。しかし、2020年現在も、SNS上では、石塚運昇さんの誕生日を祝福するメッセージが投稿され、マクロス声優として根強いファンに支持されています。

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マクロス プラスのガルドまとめ

マクロス プラスのガルドのプロフィールと、過去の事件、小名馴染のミュンやイサムとの関係、壮絶な最後、ガルドの搭乗機体、アニメ声優などを紹介しました。「マクロス プラス」では、その激しい性格からファンによって評価が分かれやすいガルドですが、自らの命をかけて戦場に散っていった姿は、見る者を圧倒させました。

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