【マクロスΔ】メッサー・イーレフェルトがイケメン!かっこいいセリフや声優も紹介

マクロスΔでは、生真面目で規律を重んじる性格のメッサー・イーレフェルトが姿を現しています。彼は、無口で冷徹な性格を持っていたため、必要であれば味方を撃つこともできたのです。それゆえに、イケメンでしたが敵はもちろん、味方からも死神と呼ばれ恐れられていました。しかし、イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトは、仲間思いの性格も持っていたため、心に残るかっこいいセリフも残しています。そこで、彼のかっこいい心に響くセリフや声優の内山昂輝さんもご紹介しましょう。

【マクロスΔ】メッサー・イーレフェルトがイケメン!かっこいいセリフや声優も紹介のイメージ

目次

  1. メッサー・イーレフェルトが登場!マクロスΔとは?
  2. メッサー・イーレフェルトがイケメン!
  3. メッサー・イーレフェルトのかっこいいセリフ
  4. メッサー・イーレフェルトの声優
  5. メッサー・イーレフェルトは死亡?
  6. メッサー・イーレフェルトの愛機VF-31Fがかっこいい!
  7. メッサー・イーレフェルトに関する感想や評価
  8. メッサー・イーレフェルトのかっこいい魅力まとめ

メッサー・イーレフェルトが登場!マクロスΔとは?

マクロスΔでは、小隊のエースパイロットとして活躍しているメッサー・イーレフェルトの存在がありました。マクロスΔとは、大人気となった数々のマクロスシリーズの第7作目として誕生した作品です。マクロスシリーズとは、超時空要塞マクロスからスタートした外伝や続編作品から繰り広げられているSFロボットアニメシリーズを意味しています。

この作品では、歴史的事実に基づいた要素が散りばめられた架空の世界が作り上げられていきました。その第7作目となったのがマクロスΔです。マクロスΔでは、見た目はイケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトのパイロットとしての素質や彼の生き方、かっこいいセリフなどもたくさん登場しています。

そこで、時に冷徹な顔を覗かせるメッサー・イーレフェルトの心に響くかっこいいセリフや、生真面目で冷酷な性格、命の恩人であるカナメとの関係、テレビアニメ版や劇場版での最期、声優の内山昂輝さんについてもご紹介しましょう。

マクロスΔの作品情報

日本のアニメ制作会社である株式会社サテライトによって制作され、2016年4月~9月までテレビアニメとしてBS11やTOKYO MXほかから放送されたのが、マクロスΔ(マクロスデルタ)です。こちらの作品は、歴史的な事実に基づいた要素を散りばめながらもオリジナルで架空の世界を見事に描いていきました。アニメとしてのマクロスシリーズでは、第7作目となっています。

テレビアニメとしては、マクロスΔは2008年に制作、放送されて大人気となったマクロスFの次に誕生した第4作目の作品となりました。また、この作品の製作には、毎日放送が関与していないため、それに関しては初のテレビアニメ作品となります。マクロスFが再放送された2014年3月の最終回に、のちにマクロスΔとなる新作テレビシリーズがスタートすることが発表され注目を集めました。

2015年の9月には、「マクロスΔ(デルタ)」が新作テレビシリーズの正式タイトルとして発表されます。そして、ついに2016年4月~9月には、BS11やTOKYO MXほかから全26話が放送され大人気となりました。大人気となったこの作品は、2018年2月9日~は「マクロスΔ 激情のワルキューレ」が劇場版として公開されることになります。こちらの劇場版は、テレビアニメの内容のシナリオを再構築して制作されたものとなりました。

マクロスFの次に描かれたマクロスΔでは、西暦2067年という時代設定となっており、8年後の世界が描かれています。さらに、巨大宇宙船内の市街区からにさらに発展して、銀河系辺境域の移民惑星が舞台となりました。対照的なマクロス7やマクロスプラスを組み合わせて作られた本作は、戦闘、歌、三角関係という3つの要素を大切にしながら制作されていったのです。

マクロスΔのあらすじ

マクロスΔでは、西暦2067年、銀河系のあらゆる地域では、「ヴァールシンドローム」という奇病が大発生して人々を困らせていました。ヴァールシンドロームとは、筋肉の肥大や血管の拡張、自我の喪失によって、自分をコントロールすることができなくなり、衝動のままに行動し凶暴化してしまうという恐ろしい病気でした。この病気は、女性5人による音楽ユニットの歌によって、鎮静化することが可能とわかっていきます。

MACROSS PORTAL SITE マクロスポータルサイト

メッサー・イーレフェルトがイケメン!

身長が高くルックスも良いメッサー・イーレフェルトは、顔もイケメンだったためたちまち大人気のキャラクターとなります。クールで無口でありながら、パイロットの腕前は素晴らしく、Δ小隊ではエースパイロットとして活躍をしていました。何をやらせても能力が高い上に、身長も高く、イケメンの彼は、モテモテのように感じる人も多いでしょう。しかし、マクロスΔでは、彼は周囲を震えさせる冷徹な性格も持っていたのです。

黙っていればクールでかっこいいイケメンの彼ですが、とても生真面目な性格で自分はもちろん、他者に対しても厳しく律する性格を持っていました。規律を第1に考える彼は、必要だと判断すれば味方でさえも容赦なく撃ち殺すこともできたのです。その冷徹な振る舞いに、敵はもちろん、味方からも死神と呼ばれ大いに恐れられていました。イケメンですが付き合いにくい厳しい性格の持ち主でもありました。

しかし、パイロットとしてはとても優秀であったため、口調は厳しいですがそこには戦いの厳しさをしっかりと伝えようとする彼の真摯な姿勢があったのです。彼は曲がったことが大嫌いだったために、いい加減に指導するということができませんでした。そのため、死ぬか生きるかの戦いの厳しさを訓練の時から徹底的にたたき込もうとしていたのです。その誠実さは付き合いが長くなるほど身に染みて分かるようになります。

メッサー・イーレフェルトのプロフィール

マクロスΔでは、お気に入りの機体に死神のパーソナルマークを付けているかっこいいメッサー・イーレフェルトの姿を見ることができます。生真面目で冷徹な彼は、味方であっても必要とあらば殺すことができる人物であったため、敵はもちろん味方にも死神と呼ばれ恐れられていました。無口でクールな性格の彼は、何よりも規律を尊重する生真面目さがあったため、自分はもちろん、人に対してもとても厳しかったのです。

  • 名前:メッサー・イーレフェルト
  • 職業:ケイオスΔ小隊のエースパイロット
  • 階級:中尉
  • 機体名:VF-31Fジークフリード
  • コールサイン:デルタ2
  • 年齢:21歳
  • 誕生日:12月14日
  • CV(声優):内山昂輝
  • 身長:191cm

イケメンでかっこいいと評判のメッサー・イーレフェルトメッサー・は、身長も高くルックスも良かったため、女性をはじめ男性にも人気がありました。マクロスΔでは、小隊のエースパイロットとして活躍していたため、パイロットとしての実力も兼ね備えていたのです。冷静沈着な性格の彼は、常にプロフェッショナルな行動を心掛けていました。

それゆえに、ウィンダミア王国の可変戦闘機部隊である空中騎士団に所属しているキース・エアロ・ウィンダミアとも互角に戦うことができたのです。かつての故郷であった惑星アルブヘイムは、ヴァールシンドロームによって壊滅しました。その際に彼もヴァールに感染してしまったのです。

気を失っていた彼は、「AXIA」を歌う元アイドルのカナメ・バッカニアの歌によって意識を取り戻すことができました。それ以来、度々起こるヴァール化の発作を抑えるために有効な手段となります。彼女の声を聞くことで、発作をやわらげたり、抑えたりすることができたのです。

メッサー・イーレフェルトはエースパイロット

マクロスΔでは、イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトは、中尉を務めるほどの実力の持ち主であり、可変戦闘機部隊であるΔ小隊では、エースパイロットとして活躍していました。可変戦闘機部隊とは、人型ロボットであると共に、移動する時などは飛行機などの人型以外に変形する機能を持っているロボットのことを意味しています。発生すると厄介なヴァールシンドロームと戦うために作られた部隊でもありました。

さらに、危険な要素を含んでいるヴァールシンドロームの鎮静化に貢献するワルキューレという音楽ユニットを護衛する任務もあったのです。彼らは共に協力しながら凶暴なヴァールシンドロームと戦っていたのです。イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトのエースパイロットとしての腕前は確かなものがあり、19歳でバルキリー部隊のエースパイロットを務めるキース・エアロ・ウィンダミアとも互角の腕前でした。

エースパイロットを務めていた彼は、愛機を自分の手足のように見事に操縦することができます。ダイナミックな動きで相手を翻弄して、さらに威圧的なオーラも漂わせることができたのです。彼の教え子たちは、日々の厳しい指導に不平不満を漏らすこともありますが、彼の戦闘を見るとたちまち虜になり、やっぱりかっこいいと感動するのでした。彼は、心身ともにエースパイロットとして立派に任務を果たしています。

最初は怖い上官だった?

マクロスΔでは、ルックスも良くイケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトは、ひときわ目立つ存在でした。パイロットとしての腕前も一流の彼は、自分に厳しく、他人にも厳しい規律を何よりも大切にする生真面目な性格だったゆえに、怖い上官としても有名だったのです。パイロットとしての操縦センスはあるものの、あまりにも楽観的な性格のハヤテは、でたらめな行動や操縦が命取りになることを指摘されています。

女性パイロットを務めているミラージュ・ファリーナ・ジーナスに対しては、教科書通りの戦いぶりに、先の行動が全て見抜けるという辛口のセリフで指摘をしていました。パイロットとしては優秀な彼女ですが、あまりにも生真面目で融通が利かない性格が仇となり、応用力に欠けてしまうようです。

パイロットとしての腕前は確かなものを持っているメッサー・イーレフェルトは、洞察力がある上に、自分にも他人にも容赦のない厳しい性格を持っているため、彼を上官に持った生徒はいつもコテンパンにダメ出しのセリフを浴びることになりました。しかし、常に的確な評価をしているため、一見冷酷そうに見えますが、そこには戦いの厳しさを教えるための、教え子を思う深い愛情が込められていたのです。

カナメとの関係

マクロスΔでは、イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトは、かつて故郷の惑星アルヴヘイムに駐留していた際にヴァールシンドロームに感染してしまいました。しかし、ワルキューレのひとりであったカナメ・バッカニアの歌声によって、自我を失い、凶暴化していた彼は、正気を取り戻すことができたのです。

それゆえに、彼女が歌っている「AXIA」を聞くことでヴァールシンドロームによる発作を抑えていました。しかし、その発作は次第に頻繁に起こるようになっていきます。彼が恐ろしく危険なヴァールシンドロームに感染していることは、マクロス・エリシオンの艦長を務めている豪快で気さくな性格のアーネスト・ジョンソンは知っていました。

その他に知っているは、厳しさと包容力が魅力で小隊長を務めているアラド・メルダース、彼らに指令を下しているレディMだけでした。ヴァール化が次第に進行していく彼でしたが、自分の命の恩人であるカナメのことは最後まで命に代えて守り抜きたいという気持ちを抱き、戦い続けていきます。

切ない三角関係

マクロスΔでは、包容力があり小隊長を務めているアラド・メルダースと見た目は地味ですがワルキューレのリーダーを務めているカナメ・バッカニアは、次第にいい雰囲気になり、いつ付き合ってもおかしくない関係になっていました。パイロットとして一流の腕を持ちイケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトは、自分の命の恩人でもあるカナメにいつしか恋愛感情を持つようになっていたのです。

しかし、2人の関係を知っていた彼は、間に割って入り彼女を奪おうというような考えは持ちませんでした。生真面目て規律を重んじる彼は、自分の気持ちを隠して2人を温かく見守っていたのです。次第に自分の命の限界を感じ始めた彼は、クラゲ祭りで彼女に急接近しますが、彼女を奪うまでは考えていませんでした。自分の気持ちに正直に今を精一杯生きようとしたのです。彼の男らしい生き方が垣間見れた場面でもありました。

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メッサー・イーレフェルトのかっこいいセリフ

マクロスΔでは、身長が高くイケメンのメッサー・イーレフェルトのかっこいいセリフを聞くことができます。エースパイロットとして活躍している彼は、パイロットとしての腕前は確かなものがあったため、上官としても的確なセリフで指示を出すことができました。しかし、規律を重んじる生真面目な性格ゆえに、自分はもちろん他人に対してもとても厳しかったため周囲からは恐れられていたのです。

時に厳しく、冷酷に聞こえる彼のセリフですが、そこには表面的でない彼の心の優しさも見え隠れしていました。全てに優秀で万能な彼でしたが、自分をコントロールすることができなくなってしまうヴァールシンドロームと戦っていたのです。そのため、常に冷静沈着に振舞っていましたが内心は穏やかではありませんでした。そんな彼が、心から発しているかっこいいセリフをご紹介しましょう。

かっこいいセリフ①「今がいっぱい…」

マクロスΔでは、無口で生真面目な性格のメッサー・イーレフェルトが、ヴァールシンドロームに感染しながらも気丈に振る舞う姿を見ることができます。しかし、死と隣り合わせの生活は心が強い彼にも苦しいものがありました。そんな彼は、短命でありながらも無邪気に過ごしているフレイアに、自分の未来が不安ではないかと何気に質問しています。その言葉は彼自身の思いが反映されているようでした。

「今がいっぱいいっぱいか…。それでいいのかもしれないな。」

それに対して、ワルキューレとして早く一人前になりたい彼女は、今がいっぱいいっぱいでそれどころではないというようなセリフを返しています。そのセリフに心から感銘した彼は、上記のようなセリフを残していました。上官と部下という関係でも、時に部下から人生を教わることがあります。生きる原点を突き付けられた彼は、とても穏やかにそのセリフを受け止めていたのです。

かっこいいセリフ②「歌ってくれ…」

マクロスΔでは、イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトの最期のシーンは心に残る感動的な名シーンとして話題となりました。ワルキューレの中ではそれほど目立つ存在ではなかったカナメでしたが、彼女の歌声は、ヴァールシンドロームに苦しむ彼の発作を鎮め、暴走しかけた彼を正気に戻すなどの大きな効果をもたらしています。それゆえに命の恩人である彼女がピンチの時には、自分の病気を押してでも駆けつけていました。

「歌ってくれカナメさん。歌ってくれ、俺がヴァールになりきる前に!カナメさん」

その際に彼から発せられたセリフが上記のものです。心から愛する彼女の声を聞きながら、彼は最後を迎えたかったのでしょう。ワルキューレのピンチを何とかしようと白騎士と呼ばれているキースとイケメンでエースパイロットであるメッサーは、自分の命を懸けた死闘を繰り広げていきます。彼が自分の命を懸けて守りたかったカナメは、その後もワルキューレのリーダーとして最期まで大活躍していくことになりました。

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メッサー・イーレフェルトの声優

マクロスΔでは、イケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトの声を担当している声優の存在が欠かせません。容姿はイケメンでかっこいいのですが、生真面目すぎる性格ゆえに自分はもちろん、他人にも非常に厳しい彼の声を担当しているは、声優の内山昂輝さんです。

声優の内山昂輝さんは、声優はもちろん、俳優としても大活躍されています。また、声優として素晴らしい活躍をしてきた彼は、数々の賞も受賞していました。そんな声優としても人気のある内山昂輝さんのプロフィールや出演作品についてもご紹介します。

声優・内山昂輝のプロフィール

エースパイロットとして活躍しているイケメンでかっこいいメッサー・イーレフェルトの声を担当しているのは、声優の内山昂輝さんです。彼は、声優以外に俳優としても活躍されていますが、声優よりもはるか前に俳優としてデビューされていました。劇団ひまわりへは1993年の3歳の時に入っています。デビュー後はテレビドラマに子役として出演したり、海外映画では少年の吹き替えを行っていたのです。

  • 名前:内山昂輝(うちやまこうき)
  • 血液型:A型
  • 生年月日:1990年8月16日
  • 出身地:埼玉県
  • 所属事務所:劇団ひまわり
  • 職業:声優、俳優
  • 声優デビュー:2001年
  • 身長:177cm

声優の内山昂輝さんは俳優としての舞台経験はありませんが、2005年に出演したキングダム ハーツIIのロクサス役で大ブレイクをします。それ以降は、人気が集まり声優として大活躍されるようになりました。明るく元気いっぱいの少年役も演じますが、どこか影のある暗い過去を背負っているような少年役に定評があります。それらの実績が認められ、2011年には第5回声優アワード新人男優賞を受賞しました。

声優・内山昂輝の出演作品

声優として大活躍されている内山昂輝さんは、その努力が認められ、2015年には東京アニメアワード2015でアニメ オブ ザ イヤー声優賞を受賞されました。そんな声優の内山昂輝さんの出演した作品には、ソウルイーターのソウル=イーター役、IS (インフィニット・ストラトス)の織斑一夏役、遊☆戯☆王ZEXALの天城カイト役、絶園のテンペストの滝川吉野役、甘城ブリリアントパークの可児江西也役などがあります。

その他には、デュエル・マスターズ VSの切札勝舞(青年期)役やミスターマッチ役、バディ・コンプレックスの隼鷹・ディオ・ウェインバーグ役、僕のヒーローアカデミアの死柄木弔役、Fate/Apocryphaのシロウ・コトミネ・天草四郎時貞役、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのべネディクト・ブルー役、彼方のアストラのウルガー・ツヴァイク役、revisions リヴィジョンズの堂嶋大介役などもありました。

メッサー・イーレフェルトは死亡?

無口で生真面目な性格のメッサー・イーレフェルトは、最終的には白騎士と呼ばれる敵のエースパイロットのキースとの戦いに敗れ、死亡しています。しかし、テレビアニメ版と劇場版での彼の最期は異なっていました。

自分はもちろん、他人にも非常に厳しい規律を重んじる性格のメッサーですが、愛する人たちを最終的には守り抜いての死となりました。彼のカナメに対する心からのセリフも感動的だったと話題となったのです。そこで、エースパイロットとしてとても優秀でかっこいいと評判だった彼の最期を劇場版、テレビアニメ版それぞれご紹介します。

劇場版の最期

劇場版のマクロスΔでは、恋愛関係においてテレビアニメとは異なった設定になっていました。テレビアニメでは、ワルキューレでリーダーを務めるカナメと、時には厳しいセリフを言いますが、基本的には包容力が抜群のアラドはラブラブな関係でした。その関係を知っていたメッサーは、彼女たちの恋愛を尊重して自分の思いは胸の奥にしまっている状態が描かれていたのです。

しかし、劇場版では、三角関係だった3人の関係はすっかり消えており、仲間思いで優秀なパイロットであるメッサーと彼の命の恩人であるカナメは、いい雰囲気の恋愛関係になっていました。その関係を支持する人も意外と多かったです。また、戦いにおいては、白騎士と呼ばれた敵のエースパイロットであるキースは、ビーム機銃を放ちますが、優秀なパイロットであるメッサーは紙一重でかわしていました。

それによってチャンスが生まれたメッサーは、敵で優秀なパイロットであるキースを撃墜することに成功します。白騎士と呼ばれているキースはこの時に自分の左目を失明するという事態に陥りました。敵を撃墜させて勝利を収めたかに見えましたが、彼も限界を超えていたのです。無事ワルキューレの元に辿り着いたものの、すでに彼は死亡していました。全身血だらけのメッサーは、愛するカナメに抱かれて旅だったのです。

テレビアニメ版の最期

テレビアニメ版では、規律を重んじる生真面目な性格のメッサーは、三角関係に陥っており、思いを寄せるカナメは、包容力抜群のアラドといい関係になっていました。自分の命が残り少ないと自覚した彼は、積極的に思いを寄せるカナメに接近しますが、彼ら2人の関係を壊そうとは思っていなかったのです。死神と呼ばれ恐れられていましたが、その冷酷さは仲間を思ってのことであり、自分勝手なものではありませんでした。

自分はもちろん、他人にも非常に厳しい彼ですが、規律を重んじる生真面目な性格なだけであり、根はとても仲間思いの心の優しい人間だったのです。それゆえに、テレビアニメ版では、発作が繰り返されるようになり一線から退いていたのにも関わらず、ワルキューレのピンチを知り単独で乗り込んでいきました。そこに待ち受けていた白騎士と呼ばれている敵のエースパイロットのキースと戦いを繰り広げます。

ヴァールシンドロームと必死に戦っていた彼は、愛するカナメの歌に励まされながら何とか戦いを繰り広げていました。機体の限界をはるかに超えるような壮絶な戦いの中、一瞬の隙を突かれ、白騎士と恐れられたキースが放ったビーム機銃がコックピットを見事に貫き、彼は死亡します。勝利を収めたキースでしたが、部下が放った彼を侮辱する言葉を戒め、彼の死を悼んでいました。

メッサー・イーレフェルトの愛機VF-31Fがかっこいい!

Δ小隊のエースパイロットを務めていたメッサーは、死神のパーソナルマークを持っていました。彼の愛機は、「VF-31Fジークフリード」となっています。こちらの機体は、可変戦闘機となっているため、人型ロボットとしてのバトロイドになったり、航空機として空を飛ぶファイターになったり、ガウォークと呼ばれている両者の中間形態になることもできるため、三形態に変形することができました。

生真面目で無口な性格のメッサーの愛機であるVF-31Fジークフリードは、劇中では、Δ小隊の配備機として姿を現しています。彼の命の恩人であるカナメも所属しているワルキューレという戦術音楽ユニットの護衛やサポートを主な仕事としていました。Δ小隊以外で使用されている一般機は、カイロスと呼ばれています。また、ニーベルンゲンの歌の叙事詩にちなんでジークフリードと付けられました。

VF-31Fの概要

この作品では、まっすぐな性格のハヤテ(主人公)が務めているケイオスという情報やフォールド波通信、軍事、芸能などのベンチャー企業の星間複合企業体と、敵として現れている風の王国と言われているウィンダミア王国との戦いが繰り広げられています。この作品を制作するにあたり、両陣営の機体を新たにデザインし直すのは時間的に難しいと判断したため、ウィンダミア側のみ新しく作り直すことになりました。

ハヤテが所属しているケイオス側の機体は、YF-30の変形機構を使用することで、時間の短縮を目指したのです。それゆえに、すでにあるYF-30のDX超合金を元にしながら制作されていくことになり、変形機構検証用のレゴブロックモデルなども作られませんでした。VF-31Fは、制作された玩具が子供でも変形しやすく、遊びやすいようにというテーマをそのまま受け継いて制作されていきます。

他との機体のシルエットの違いを出すために前進翼をΔ小隊機に採用することになりました。正面から見た時にΔという形に見えるように、垂直尾翼が前進翼の途中に内側に傾けて配置されています。その他にも手や主脚の収納方法や機首の折りたたみ方、足先の分割方法、カナードの大型化、腕部機銃(ミニガンポッド)なども変わりました。カラーリングも初めて使用する青を採用し、大きな変化を遂げることになりました。

VF-31Fのフィギュア

Δ小隊のエースパイロットであるメッサーが愛用しているVF-31Fは、フィギュアでも展開されていきました。劇場版 マクロスΔ 激情のワルキューレでは、愛するカナメの歌を聞きながら最期の時を迎えた機体でもあります。また、まっすぐな性格の主人公を務めるハヤテもこの機体に乗っていました。それゆえに、パイロットフィギュアとしては、生真面目な性格のメッサーと、空を飛ぶのが大好きなハヤテのフィギュアも付いています。

このフィギュアは、テーマであった子供でも変形しやすく、扱いやすい商品として姿を現しました。人型ロボットの形となるバトロイド時では、全高が約260mmとなっており、ABSやダイキャスト、PVC製などの素材を使用して作られています。さらに、リル・ドラケン(別売り)を装備できるように、新規でアタッチメントパーツも付きました。価格は税抜きで、20,000円となっています。

メッサー・イーレフェルトに関する感想や評価

彼の最期の戦いとなった白騎士と呼ばれている敵のエースパイロットであるキースとの戦いは、とてもかっこよかったという感想が非常に多かったです。エースパイロット同士の互角の戦いを繰り広げた末に、仲間思いのメッサーは力尽きてしまいます。しかし、彼はヴァールシンドロームの末期を迎えていたため、その状況での愛するカナメや仲間を思っての戦いぶりに感動する人は多かったのでしょう。

彼が力尽きてこの世を去ってからも、彼の誕生日を祝う人は多くいました。自我を失い凶暴化してしまうヴァールシンドロームの発作に耐えながらの最期の戦いは、壮絶なものがありました。しかし、自分の命を投げ出してまで、愛するカナメや仲間たちを守ろうとした心の優しさに感動している人の中には、いつまでも存在することができるのでしょう。

自分の大切な人や仲間のために最期まで戦い切った彼を称える人は多くいました。愛する人や仲間への思いを残していった彼は、いつまでも多くの人の記憶の中に残り続けるでしょう。また、彼の不器用な優しさが大好きという感想も多くありました。自分の愛を一方的に押し付けない男らしさも魅力だったようです。

メッサー・イーレフェルトのかっこいい魅力まとめ

自分はもちろん、他人にも非常に厳しい彼は、規律を重んじる生真面目な性格をしていました。しかし、その背景には、相手への深い思いやりや愛情が溢れていたのです。口数が少なくぶっきらぼうなセリフを放つ彼でしたが、エースパイロットとして最期まで愛する人や仲間たちのために自分の命を顧みずに戦っていました。その姿はかっこいいと話題となり、多くの人を感動させたのです。

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