【ナルト】はたけカカシの結婚相手はシズネ？プロフィールや名言・アニメ声優も紹介

はたけカカシについて紹介する前にはたけカカシが活躍するNARUTO（ナルト）についても簡単に紹介しておきます。

NARUTO（ナルト）は1999年から集英社が発行する少年漫画雑誌週刊少年ジャンプにて岸本斉史先生が連載しているバトルアクション漫画です。忍者を筆頭に日本、及びアジア各地の要素をオマージュする形で取り込んだ世界観は日本はもちろん海外でも高い人気を誇り、2019年時点で46以上の国と地域で翻訳版が発売されており、全世界シリーズ累計で2億5000万部を突破する程です。

2002年から放映されているアニメもその人気に大きく貢献しており、海外では「ドラゴンボール」の後継作品として広く認知され、80カ国で放映されており、アニメ人気に乗る形でライセンス商品、グッズは90カ国以上で発売するなどしています。アニメやグッズ以外にもゲームや小説、舞台などでも展開されるなど幅広いメディアで人気を集めている作品です。

木の葉の里の超問題児であるうずまきナルトは忍者アカデミーを3度も落第してしまう程に落ちこぼれでした。しかも彼の身体にはかつて里を襲った九尾が封印されておりその影響で周囲からは常に冷たい目線を送られるような生活を送っています。そんな中恩師イルカ先生に認められ晴れて下忍になったナルト。そんなナルトの担当上忍になったのが今回紹介するはたけカカシです。

はたけカカシは主人公のナルトも所属する事になる第七班を担当する上忍で初登場で当時26歳とまだ若いながらも5歳で下忍、6歳で中忍、12歳で上忍にまで上り詰めたベテラン天才忍者です。うちは一族ではないものの血継限界写輪眼を左目に有しており他国からは「写輪眼のカカシ」「コピー忍者のカカシ」といった異名を着けられており、NARUTO（ナルト）作中でも非常に多彩な技を使用しています。

個人としての戦闘能力が高いのはもちろん、教官として初期のナルト達を導く指導力も持ち合わせており、厳しさと優しさの両面を発揮してナルト達の成長を促しました。NARUTO（ナルト）の物語では綱手の跡を引き継いで六代目火影となり、七代目火影となるナルトへのバトンを繋ぐなどストーリーの中でも大きな活躍も目立つキャラクターです。

NARUTO（ナルト）の作中、第四次忍界大戦が終わり最終回間近の699話、木の葉の里のキャラクターを中心に大人になり結婚した姿、そしてその子供達が登場して読者を驚かせました。と同時にそれぞれのキャラクターの現在が描かれる事になりました。上記でも紹介したようにはたけカカシはこの間に六代目火影となったもののナルトにその立場を譲り自身は相談役的な立ち位置に収まっている事が明らかになっています。

NARUTOの実質的続編であるBORUTOではボルトらの卒業試験の試験官を務めるなどもしていますが、対してその私生活については明らかにされていませんでした。多くのキャラが結婚している為にはたけカカシもまた誰かと結婚したのだろうと考察されましたが、後に作者の岸本斉史先生へのインタビューやコメントなどから独身のままである事が明らかになっています。

はたけカカシの結婚相手については作中では明らかになっていなかった事もあり様々な考察が行われていました。そんな考察の中ではたけカカシの結婚相手として名前が上がったのがシズネです。シズネは五代目火影を務めた綱手の一番弟子であるくノ一で綱手が火影をしている時には実質的に秘書のような役回りを担っていました。ナルトが火影になってからもシカマルと共にその補佐役を務めている姿が描かれています。

では何故シズネの名前がはたけカカシの結婚相手の候補として名前が上がったかといえばいくつかの理由があります。1つ目にNARUTO（ナルト）にははたけカカシ世代で名前までしっかり判明し作中活躍している女性が極端に少ない事です。シズネは第四次忍界大戦時点で31歳とはたけカカシよりは年上であるものの結婚相手としては十分に考えられる年齢差になっています。

2つ目にシズネがナルトの補佐役を務めているという点です。五代目の綱手、七代目のナルトの補佐役をしている事から六代目のはたけカカシが火影を務めている間にも補佐役をしていた可能性が高くそこで友好を深めて結婚したのではないかと考察されたのです。もちろんNARUTO（ナルトが）作中にはそのような描写はない為、補佐役をしていたかどうかから妄想的な要素が含まれています。

とはいえはたけカカシの結婚相手がシズネという事実はなくシズネ自身も結婚しているかは不明になっています。元々はたけカカシとシズネはNARUTO（ナルト）作中で特別に接点があるわけでもなく、火影と補佐役という立場も推測でしかありません。とはいえ他に有力な候補がいないという事が結果としてはたけカカシの結婚相手シズネ説を根付かせるに至っています。

ナルト達第七班を率いていった初めての大きな任務である波の国での護衛任務。その任務中に護衛対象であるタズナを狙って姿を見せたのが元忍刀七人衆の1人である桃地再不斬です。普段は調子のいいナルトも再不斬の殺気にビビってしまいますが、そこで伝えられたのがこの名言です。この名言によってナルト達は安心して戦闘に挑む事ができるようになりました。

はたけカカシはナルト達以前にも担当上忍として試験官を務めていますが、全て不合格にしています。それは仲間を大切にする事や忍としてルールや掟を守る事を教える為で、ナルト達にもこの言葉を送っています。ちなみにこの言葉ははたけカカシの言葉ではなく元々はオビトが言っていた言葉です。はたけカカシはオビトの言葉を胸に刻むようにして伝えていたのかも知れません。

上記でも紹介した波の国での再不斬との戦い。この戦いの後、再不斬とその部下であった白は死亡してしまいます。そして第四次忍界大戦にて薬師カブトの穢土転生により復活する事になるのです。この穢土転生した再不斬達とカカシは再び相まみえる事になります。そんな2人に対し彼らとの戦いを経て大きく成長したナルト達への思いから再不斬達に感謝の意を述べる名言となっています。

長期間に渡って放送されるアニメでは度々声優が変わる事があり、話題になりますが、NARUTO（ナルト）でははたけカカシの声優が変わったと噂される事がありました。しかし実際にははたけカカシの声優は初期から最後まで井上和彦さんが務めています。長く放映されるアニメだけに声優である井上和彦さんの声質にも変化があった事が声優が変わった？と疑問を持たれるきっかけになっています。

井上和彦さんは1973年から声優として長きに渡って活躍されている声優さんです。ハイバリトンで男らしくもどこか艶のある独特の声質を持ち、主人公からライバル、コメディリリーフなど幅広いキャラクターを演じています。40年以上を誇る声優生活の中で多数のキャラクターを演じており、あまりの幅の広さに驚く事も多い声優としても知られています。

井上和彦さんの声優としての主な出演作品としては「サイボーグ009」の島村ジョー役、「美味しんぼ」の山岡士郎役、「夏目友人帳」のニャンコ先生役、「銀魂」の朧役、「それいけ！アンパンマン」のかつぶしまん役、「タッチ」の新田明男役、「FAIRYTAIL」のギルダーツ役、「名探偵コナン」の白鳥任三郎役、「フルーツバスケット」の草摩はとり役などがあります。

はたけカカシは元々はその後四代目火影となるうずまきナルトの父、波風ミナトが担当する班の所属でした。同じ班にはうちはオビトとのはらリンがいます。当時のはたけカカシは今と違い父の自害の影響もあって仲間の命よりも任務を優先するような性格でした。一方で仲間の命を優先しようとするオビトとは衝突が絶えずリンが仲裁に入る、そんな関係を構築していました。

しかしミナト不在で望んだとある任務中、リンが拉致されてしまいます。ここでオビトは「仲間を見捨てるやつはクズ」という発言をして単独でもリンを救おうとし、結果としてはたけカカシもその言葉に突き動かされます。しかしなんとかリンを救出する事には成功したものの、はたけカカシは左目を失い、そんなはたけカカシを庇ったオビトは岩の下敷きになった右半身を潰されてしまいます。

そんなオビトからカカシはその戦いの中でオビトが開眼した写輪眼を宿した左目を譲り受ける事になります。こうして「コピー忍者」となったカカシは任務よりも仲間の命を優先する現在のような性格へと変化していきます。

最終回まで生存していたはたけカカシですが実はNARUTO（ナルト）作中で1度死亡しています。それはペインによる木の葉襲撃の際の事です。この襲撃ではカカシはもちろんヒナタやシズネなど主要なキャラが何人も死亡していました。しかしその後の戦いでナルトと話した事で改心したペインの本体である長門によって「外道・輪廻転生」が使用された事ではたけカカシを含むその襲撃で死亡したキャラが生き返る事になるのでした。

NARUTO（ナルト）作中では常にマスクで顔の下半分を覆っており素顔を見る事ができないはたけカカシですが、2015年に完結記念として行われたNARUTO展の来場特典として配布された「新伝・風の書」にてその素顔が描かれています。またアニメでは疾風伝469話にて素顔が描かれていたりします。共にイケメンであり隠しているのがもったいないとする声も多いです。

ここからは既にNARUTO（ナルト）を視聴している人のはたけカカシの結婚についての感想を紹介していきます。明確な答えが判明しなかった事から様々な考察が行われたはたけカカシの結婚相手ですが、結果的に多くのキャラクターが結婚する中で敢えて独身のまま描かれている事がはたけカカシのキャラクター性をより際立たせたとして好意的に見られている場合が多くなっています。

また様々な考察の中で結婚相手の候補として名前の上がったシズネ説が独身であると判明した後も残っているのは組み合わせ的にしっくり来るからという要因も大きくなっています。NARUTO作中では様々な組み合わせが見えただけにそれまで登場していないキャラや関わりが見えないキャラと結婚してるというくらいならシズネと言われた方が納得感があったとする声も多いです。

特にはたけカカシはNARUTO（ナルト）の中でも屈指の人気を誇るキャラクターである事、火影になったという立場も相まって適当に結婚してましたでは納得できなかったという声は多く結果的に結婚していないという描かれ方をしてよかったとする声も多くなっています。

NARUTOでは最終回直前に多くの主要キャラの結婚が書かれる中で敢えて描かれなかったはたけカカシの結婚相手について様々な考察を呼びました。結果的に岸本斉史先生へのインタビューなどで独身である事が分かるまでにタイムラグがあった事もあってシズネ説など多くの結婚相手候補が考えられる事になります。

結果的に結婚こそしていませんが、NARUTOの実質的続編であるBORUTOでも現役で活動するなどしており今後の活躍が期待できます。BORUTOの世界では既に46歳になっている為今後結婚エピソードが描かれる可能性は低いと考えられますがそれでも0ではありません。今後のはたけカカシの活躍、結婚についても注目してみてはいかがでしょうか？