【ナルト】はたけカカシの素顔はイケメン？完結後に公表された理由は？

NARUTO（ナルト）に登場するはたけカカシは、常に口元をマスクで覆い素顔を隠しているキャラクター。NARUTO（ナルト）本篇ではその素顔が明かされていませんでしたが、連載完結記念企画『NARUTO（ナルト）展』の特典コミックみてそのイケメンな素顔が公開されました。こちらの記事ではそんなはたけカカシの素顔や声を演じた声優・井上和彦さんについてご紹介します。

NARUTO（ナルト）は集英社が発行している漫画週刊誌『週刊少年ジャンプ』に掲載されていた大人気漫画。忍者の頂点である『火影』に憧れる孤児の少年・うずまきナルトが、抜け忍となり里に追われる身となったチームメイトのうちはサスケを追う物語。その最中に自分の身体に封印された化け物『尾獣』についてや、この世界の始まりの秘密について知っていくことになります。

作者は岸本斉史（きしもと まさし）先生。1999年から2014年の15年に渡り週刊少年ジャンプにて連載され、その人気からワンピースと並び2000年代から2010年代の週刊少年ジャンプの二大巨頭を担いました。国内ではもちろんのこと、国外においてもその人気ぶりは衰えず、世界80カ国以上でアニメが放映されています。

忍びの里に住む少年ナルト。孤児であるナルトの夢は忍の頂点に立つ『火影』になること。忍びの養成所であるアカデミーを無事卒業したナルトは、下忍として3人1組のチームの一員となるのでした。そしてナルトが所属することになった第7班のお目付役として上忍・はたけカカシも加わります。しかしチームワークを大切にしているカカシは、3人で協力してカカシの持つ鈴を奪えなければ下忍としての資格を与えないと言うのでした。

• 誕生日：9月15日（おとめ座）
• 血液型：O型
• 身長：181センチ
• 体重：67.5キロ
• 好きな食べ物：サンマの塩焼き、なすの味噌汁
• 苦手な食べ物：天ぷら、甘いもの
• 趣味：読書（イチャイチャシリーズ）
• 好きな言葉：チームワーク
• アカデミー卒業：5歳
• 中忍試験合格：6歳

NARUTO（ナルト）に登場するはたけカカシは主人公・うずまきナルト達のチームをまとめる担当上忍。白い髪に眠そうな目、素顔を隠す口元のマスクが特徴的な忍びです。「〇〇でしょ」や「どーも」など緩い口調を使い、その口調と同じく時間にルーズだったり任務中にお気に入りの本を読んだり。

そんなマイペースな性格のはたけカカシですが、忍びとしての腕は確かで、戦闘中は論理的に状況を把握し敵を策にはめたり、里の忍びの頂点である火影に就任したりと、能力においても人徳においても優れている人物です。

少年期にチームメイト・うちはオビトの車輪眼を左目に受け継いでおり、うちは一族でなけれども車輪眼を所持している人物です。その車輪眼の能力を使い、一度戦ったことのある相手の能力をコピーできることから『コピー忍者のカカシ』の異名を持っており、天才忍者として名他国にも名前が知られています。

NARUTO（ナルト）のはたけカカシが素顔を公開したのはNARUTO（ナルト）の本編ストーリー中ではなく、原作漫画・NARUTO（ナルト）の連載完結記念に企画された『NARUTO（ナルト）展』の入場者特典コミックのストーリー内にて。アニメではNARUTO疾風伝の第689話「特別任務」の中で公開されています。

内容ははたけカカシの素顔を見ようと企てたナルト達に気付いたはたけカカシが、それを逆手にナルト達をからかおうとカメラマンに変装。影分身の術で本物のはたけカカシを装った彼をナルトと変装したはたけカカシ一行が追います。しかし結局その素顔を暴くことはできず、それぞれ帰宅。そしてはたけカカシが自宅内で変装用のメイクを落とした際のシーンで初めてその素顔が描かれたのでした。

常に顔をマスクで顔を隠しているNARUTO（ナルト）に登場するはたけカカシ。その素顔を隠している理由が気になっている読者やファンは多いものの、その理由がNARUTO（ナルト）のストーリーの中で明かされることはありませんでした。

下忍の時のナルト・サクラ・サスケがそのマスク下の素顔に興味を持ち、どうにかして素顔を見ようと奮闘する回もありましたが、その度に自然現象や人為的要因によってその素顔がギリギリ見えないといった結果で終わっています。そんなはたけカカシの素顔について、NARUTO（ナルト）ファンの間では「素顔にトラウマがある」「イケメンすぎて描写できない」など様々な考察が行われていました。

NARUTO（ナルト）の作中にて常にその素顔を隠していたはたけカカシですが、本編中でははくNARUTO（ナルト）完結後に素顔を公開したのは何故だったのでしょうか？そちらも調査してみたところ『はたけカカシが素顔を長い間見せていなかった理由』と同じく公式からは発表されていませんでした。

ファンの間での考察・予想では、NARUTO（ナルト）人気キャラクター投票でも常に上位をキープしていたはたけカカシなので、読者の思い描いている素顔の印象との違いからくるファン離れや、NARUTO（ナルト）初期に構想されていた伏線がボツになったなどの意見が上がっています。

NARUTO（ナルト）の作中ではたけカカシの素顔を見たキャラ達が見惚れるなど、イケメンとして描かれていたその素顔。しかし、その素顔が読者にも公開された際には批判も殺到しました。その理由は「ミステリアスなキャラとして最後まで素顔を隠し通してほしかった」「覆面キャラだからこその良さがあった」「入場者特典という部分に価値があったのにアニメで公になってしまって残念」といったものでした。

キャラクターを構成する要素として大きな個性の一つであったはたけカカシのマスク。その個性が一つ失われてしまった点や、NARUTO（ナルト）展の入場者のみがはたけカカシの素顔を知れる特典だったからこそNARUTO（ナルト）展に赴いたのに、アニメで誰でも知り得る情報になってしまったことに不満を持つNARUTO（ナルト）ファンも多くいたようです。

NARUTO（ナルト）で木の葉隠れの里の上忍として、また6代目火影として活躍したイケメンキャラとしても人気のはたけカカシ。そのはたけカカシの声を演じたのはこちらもイケメンボイスとして有名な声優・井上和彦さんです。

NARUTO（ナルト）のはたけカカシ以外にも夏目友人帳の『にゃんこ先生』や1979年に放映された第2作目のサイボーグ009の主人公『島村ジョー』、2001年に放映された第1作目のフルーツバスケット『草摩はとり』など、多くの主要キャラを演じられています。ここではそんな井上和彦さんのプロフィールと主な出演作品をご紹介していきます。

NARUTO（ナルト）のはたけカカシの声を演じている声優・井上和彦さんは1954年3月26日生まれのO型。身長は174センチで、現在は声優のマネージメントを主に行っている芸能事務所『B-BOX』に所属しています。出身地は神奈川県横浜市で、高校卒業後はプロボウラーを目指していました。

しかしテレビに出演するタレントを養成する『テレビタレントセンター』の試験に合格したことがきっかけで徐々に声優の道へと進みました。趣味はボウリング・ウインドサーフィン・釣り。声優としての初出演は1973年に放映された『マジンガーZ』。その後現在まで様々な作品に出演し、多くの主要キャラの声を演じています。

NARUTO（ナルト）のイケメンキャラ・はたけカカシの声を演じた井上和彦さんは、他の作品でもイケメンといわれるかっこいいキャラの声を当てられることが多く、落ち着いた雰囲気やしっかり者といった性格のキャラの声を担当することが多い声優です。

はたけカカシ以外の主要キャラクターではにゃんこ先生・島村ジョー・草摩はとりなどに加え、遙かなる時空の中で-八葉抄-の『橘友雅』、FAIRY TAILの『ギルダーツ・クライヴ』、ジョジョの奇妙な冒険の『カーズ』、おそ松さんの『松野松造』などの声も担当されています。

アニメNARUTO疾風伝の第689話「特別任務」でもはたけカカシの素顔が登場し、NARUTO（ナルト）視聴者の間で話題になりました。セクシーキャラの特徴で多く使われるホクロが口元にあることを知ったファンの間では、「セクシー」「エロい」と普段の緩いはたけカカシのキャラクターとのギャップに様々な反応が寄せられています。

アニメや特典コミックで素顔が公開されたはたけカカシ。NARUTO（ナルト）本編内では頑なにマスクの下の素顔を見せないはたけカカシに、ナルトたちがその素顔を暴こうとするストーリーも登場しました。はたけカカシの素顔を題材としたアニメ・原作漫画のストーリーは1回のみとなっていますが、その回が人気となりその後の続きが創作漫画で多数投稿されています。

はたけカカシの素顔を見ようと企むナルト達の前に、『スケア』と名乗る青年が登場します。しかしこの人物ははたけカカシが変装した姿。普段のはたけカカシもイケメンキャラとして人気ですが、変装後の姿も普段とは路線が違った爽やか系イケメンでかっこいいと人気になっています。

以上はたけカカシのマスクの下の素顔についてご紹介してきました。これまではたけカカシが素顔を見せなかった理由や、原作漫画が終了した後にその素顔が公開された理由は判明していませんが、マスクの下の素顔ははたけカカシのキャラクター人気に相応しいイケメン顔でした。

現在NARUTO（ナルト）の漫画・アニメは完結して終了を迎えましたが、NARUTO（ナルト）の主人公・うずまきナルトの息子である『ボルト』が主人公の作品『BORUTO-ボルト-』が週刊少年ジャンプにて連載されています。アニメも放映されており、NARUTO（ナルト）に負けない人気作品となっています。この機会に是非チェックしてみてはいかがでしょうか？