【ナルト】カカシはなぜ火影になった？ナルトに7代目の座を譲った理由は？

カカシがいつ火影になったのか？またなぜ火影になったのか？そして火影を辞めた理由やナルトに火影の座を譲った理由を紹介してく前に、まずは『ナルト』の作品情報を紹介していきます！

『ナルト』は週刊少年ジャンプにて1999年から2014年まで連載されていた岸本斉史原作の少年マンガです。忍者を題材にしたため日本のみならず海外でも圧倒的な人気を誇り、『ワンピース』と並びジャンプの看板マンガとなりました。2002年から2007年まで『NARUTO -ナルト-』が放送され、2007年から2017年まで『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のタイトルでアニメが放送され、どちらも大好評を博しています。

『ナルト』の連載が終了してもその人気の高さから続編を望む声が多く上がりましたが、岸本斉史は「これ以上書く気はない」とし、長年アシスタントを務めた池本幹雄が『ナルト』の続編の『ボルト』を手掛け、こちらもヒットを博しています。

イタズラ三昧で問題児のうずまきナルトは、忍者を目指してアカデミーに通っていましたが卒業試験に3回落第。しかしうみのイルカに認められ晴れて下忍となったナルトは、サスケ、サクラとともにカカシのいる第七班の一員となり任務をこなしていきます。敵と戦いながら火影を目指していくストーリーです。

はたけカカシは白髪を立てた髪形をしており、181cmの長身に67.5kgという細身の体系です。9月15日生まれのおとめ座、27歳で血液型はO型。遅刻癖があり、遅刻をした時には無茶な言い訳をしていますが、それは親友・オビトの死を偲むために慰霊碑に立ち寄っているからということが判明しています。

父は他国から恐れられ「木ノ葉の白い牙」との異名を持つはたけサクモで、カカシはサクモの血を受け継ぎ5歳で下忍に、6歳で中忍に、そして12歳で上忍になります。カカシはうちは一族ではないものの写輪眼の使い手で、額当てをずらして片目を隠すという特徴もあります。この写輪眼はうちはオビトから受け継ぎました。

カカシは当初、下忍になったばかりのナルトたちの担当上忍として第七班に所属していました。九尾憑きのナルトやうちは一族の生き残りであるサスケの見張り役だったともいわれています。物語序盤の下忍時代だけでなく、中忍試験編も含め最後まで主要キャラクターとして登場したカカシはいったいいつ火影になったのでしょうか？

それは第四次忍界大戦が終わった後のことです。カカシの前、五代目火影を務めた綱手の判断で木の葉の里は壊滅的なダメージを受けることとなりますが、それが問題視され責任を取って綱手は火影の座を降りることになります。そして声をかけられたのがカカシです。前述したとおり、カカシは5歳で下忍になり12歳では上忍として活躍した木の葉の里きっての天才児で、幼いころから火影になることを期待された人物でもありました。

いつ火影になったか？はわかりましたが、それではなぜカカシは火影になったのでしょうか？カカシは第四次忍界大戦で写輪眼が使えなくなっていたため、里のトップとして戦いの前線に立つことはできないと考えて当初は火影になることを保留にしていました。しかし波の国でテロ事件が発生します。この事件を受けて木の葉の里の安全を考え、また里を守らなければという思いでカカシは六代目火影の座に就くことを決意したのです。

幼いころから火影になることを期待されつつもカカシ本人にはその気はなく過ごしてきましたが、綱手の引退と里を守りたい気持ちからカカシは六代目火影になりました。第四次忍界大戦が終わってからは平和が続き、六代目火影の責任の重さに苦労しつつも火影として奮闘してきたカカシ。六代目火影となると「カカシ様」と呼ばれるようになりますが、柄ではないようで「カカシ様はやめて」と注意していたようです。

カカシが六代目火影の座にいつ、なぜ就いたのかはわかりましたが、『ナルト』終盤ではナルトに火影の座を譲っています。具体的にいつ火影の座を譲ったのかはわかっていませんが、なぜ火影の座を譲ったかについては「老い」ではないか？と考察されています。

カカシは前述したとおり第四次忍界大戦で写輪眼の能力を失っているため、今後大きな大戦が起きた際に前線で里を守るために戦うことはできないと考えているようです。更に『ナルト』序盤では問題児だったナルトが成長し、里一番の実力者となりました。

火影を決めるのは先代の火影ではなく里の上層部です。その上層部が若くて実力もあるナルトを七代目火影として推薦したため、カカシは六代目火影を辞めてナルトに火影の座を譲ったと言われています。

歳も若く火影としての実力を持ち、里のみんなからも支持されているナルトではありますが、火影としてはまだ未熟です。そのため火影を辞めたカカシが七代目火影になったナルトのサポートをすることになりました。これに対し、ネット上では「火影を辞めたあとも火影のサポートするくらいなら、まだカカシが火影をやればいいのでは？」といったような意見が出たようです。

これについては、若いナルトが火影になることにより他の忍びの刺激となり、里全体のレベルが上がることを見越したのではないか？と考えられています。木の葉の里きっての天才と言われたカカシですので、これから先、未来の木の葉の里のことを考えてのことだと推測されています。

ここからはカカシに関するSNS上での感想や評価を見ていきましょう。まずは「カカシ先生の素顔めちゃイケメンでときめいた」という感想です。カカシは初登場時から口元はマスクをつけ、額当を斜めにつけ目が片方見えないという、素顔がわかり辛い恰好をしていました。ですが素顔は非常にイケメンなため、「強くて優しくて仲間思いでイケメンなんて最強！」という感想も多く寄せられていました。

こちらの方は「理想の男性はカカシだ」とつぶやいています。上の方の感想にもあったように、カカシは長身のイケメンで写輪眼の使い手、さらには5歳で下忍、12歳で上忍になるという天才的な才能の持ち主です。そして過去に仲間を亡くしている経験から、仲間を非常に大切にする人物でもあります。そんなカカシが理想的というファンは非常に多く見られました。

カカシはうちは一族ではありませんが、うちは一族に伝わる写輪眼の使い手です。これはミナト班で一緒に任務に就いていたうちはオビトの死の間際、「カカシの中忍祝いに」と授けられたという経緯があります。このカカシの過去回は涙なしでは見られないと、ファンから人気の高い話となっています。

うちはオビトとカカシは性格の違いから、当初はいがみ合う関係でした。それはまるで『ナルト』序盤のナルトとサスケの関係のようであったといいます。オビトとカカシが和解したのはオビトが亡くなる少し前の出来事だったため、「和解した今のナルトとサスケを見ていると生きて隠居生活を送るオビトとカカシが見たかった」という感想を持たれる方もいました。

ここまでカカシがいつ火影になったのか？なぜ火影になったのか？その理由や辞めた理由について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？カカシは五代目火影の綱手が戦争の責任を取って引退したことを機に六代目火影に就任しましたが、ナルトに火影の座を譲って辞めたのです。

カカシが火影を務めた期間は短いものでしたが、火影を辞めたあとも未熟なナルトをサポートするために相談役として奮闘する姿が描かれています。アニメや漫画で、そんなカカシの火影姿やナルトに火影を譲ってからの活躍をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか？